注文住宅相場30坪~40坪台はいくら?費用の概要以外の比較ポイントを解説
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  •  30坪程度の家が欲しい
  • 延べ床面積40坪の家を建てたい
  • 注文住宅っていくらくらいかかるの?
  • オプション費用など何がいくらくらい必要?

家を建てる時、まず気になるのが、平均的な予算。

年収や住宅ローン審査も関係するからこそ、2000万円台、3000万円台、4000万円台など予算ごとに建てられる家を探す人も多い。

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注文住宅平均価格はいくら?

注文住宅平均価格はいくら?
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家を建てるという時にまずは大きく3つに分けて考える事が重要。

  1. 土地なし
  2. 土地あり
  3. 建物解体後の建て直し

家を建てる相場1.土地なし

家を建てる相場1.土地なし

自分名義又は親名義という土地はない。

土地から購入しなければいけない。

このような方の場合は、全国の平均を見ると、3500万円前後が相場。

首都圏では、3700万円を容易に超えることが予想されます。

家を建てる相場2.土地あり

家を建てる相場2.土地あり

土地があるという人のほうがお金がかからないのか?

そんなことはありません。

むしろ、建物のみの人の方がやりたいことや欲しい設備などを盛り込む傾向があります。

よって、全国では、4200万円台となり、首都圏では5000万円弱という数字が出てくるのです。

この時、建て替えというケースについては、狭小住宅地や解体費用等の相場によっても大きく変わってきます。

上記の内容は、住宅金融支援機構におけるフラット35利用者の注文住宅購入相場となっております。

30坪~40坪の注文住宅坪単価相場目安

30坪~40坪の注文住宅坪単価相場目安

注文住宅の本体価格というのは、いったいいくら程度が目安になるのか?

全国平均値では、3500万円程度がおおまかな目安となります。

しかし、この数字はあくまで全国の平均値であることを意識しておくことが大切。

ハウスメーカーの平均価格

ハウスメーカーの平均価格

これまでにも以下のようなハウスメーカーの坪単価についてご紹介してきました。

各地方で価格で引き寄せている会社でみれば、

等も有名です。

他にも日本全国エリアを問わず注目される会社は他にもたくさんあります。

35坪では、本体工事費だけで、ハウスメーカーでは2450万円、ローコスト住宅なら、1570万円が相場と言われていますが確かにその通りだと私も実感しています。

我が家が建てた時は、34坪で、2690万円だったのでほぼ合っていると思います。

私が知る限りの坪単価についてはそれぞれの記事で特徴もふくめてご紹介していますので、参考にしてください。

注文住宅の表現の1つに「うわもの」というキーワードがあります。

うわものとは、建物本体を表す。

本体価格という表現は、ハウスメーカーでも工務店でもよく使われている表記。

でもこの表現にはどこまで含まれているのか?

これが会社によって大きく異なります。

よくあるのが、

  • エアコン付
  • カーテン付
  • 家具、家電付

といった賃貸物件探しでもよく出てくるような対象。

他にも、一戸建てなら、

  • 上下水道などの配管工事
  • 浄化槽設置費用
  • 電気、ガス工事
  • 水道工事
  • アンテナ工事
  • 各種届出書類作成費用
  • 住宅ローン諸手続き費用

こうした項目は、全く含まれていないというケースもあります。

つまりは、相場や平均価格を知りたいと思っていたとしてもそもそも含まれている項目が異なります。

土地の購入にも諸費用がかかる

土地の購入にも諸費用がかかる

忘れてはいけないのは、注文住宅を建てる際にはさまざまな諸費用があります。

届け出関連や地盤調査、地盤改良、工法による差額、建築設計費用など会社によって多くの項目が記載されています。

長期優良住宅とそうではない場合でも費用は異なります。

あくまで、自分の建てたいエリアには、どのような工法や建築条件があるのか?

せめてこの点を把握してからでなければただ単に平均値を知ったから、その付近だと考えるのは軽率です。

諸手続き関連にも差が出る

諸手続き関連にも差が出る

例えば、

住宅ローン審査についても以下のような諸経費が発生します。

  • 司法書士への報酬
  • 印紙代
  • 登録免許税
  • 各種手続き費用

これらだけでなく、引越しや住民票や戸籍謄本等行政に足を運んで手続きが必要な内容もあります。

単に建物や外構工事、カーテン、エアコンなどの家具家電、引越し費用がわかればそれで終わりという事ではありません。

資金計画を立てる際には、基本として、総額をイメージすることが大切です。

2000万円,3000万円,4000万円の予算と理想の家づくり

自分の年収に応じた予算計画の中で、住宅にかけたい金額は人により大きく異なります。

2000万円台の家づくり

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こんな記事を書いています。

2000万円台の注文住宅で家を建てた実例と建築計画の注意点

注文住宅総額2000万で探すならおすすめのハウスメーカー

3000万円台の家づくり

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予算3000万円台で注文住宅の見極めポイント

予算オーバーで返済が厳しいという人も多いので要注意。

住宅ローン3000万がきつい時の対処法|新築マンション,戸建購入体験記

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年収の目安についても書いています。

住宅ローン3000を年収500万で計画は無謀?体験から解説

4000万円台の家づくり

4000万円台の家づくり

北海道、東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、福岡など大都市であれば、普通に見える予算。

でもこだわりやグレードの高い注文住宅に憧れだけで建てると失敗することも多い。

シンプルが一番。

最新とか最先端は時代の流れによって、また変化する。

あくまでオプションを採用するということは本当に自分たちが必要としているのかをじっくり考えることが大事。

住宅ローン4000万の年収目安|返済中の2児パパ体験記

必要なオプションと不要な対象の違いについても解説しています。

注文住宅が高くなるポイントと対策|グレードダウン?オプション節約?

注文住宅の予算を考える時の注意点

注文住宅の予算を考える時の注意点

一生に一回の買い物。

夢のマイホーム購入。

こんな文字に踊らされてしまう人は非常に多いのです。

頭金なしも当たり前の時代

頭金なしも当たり前の時代

自己資金ほとんどないという人でも住宅を購入することは可能な時代になりました。

その背景には、コロナ禍等将来の不安を抱える人が多く、頭金等で大きなお金を出すよりも実質ゼロ金利を活かし、上手に返済をしようとする人が多くなっていることも考えられる。

ライフスタイルの変化に応じて、

  • 車の買い替え
  • 生活必需品の金額増加
  • 食費の金額増加
  • 子どもの教育費増加
  • 交通費や習い事等の増加

こうしたことを考えたら、あまり多くの頭金を出してしまうと、引き渡しから3,4ヶ月であっという間に貯金がなくなってしまったというケースもあります。

返済期間と返済額を考える

返済期間と返済額を考える

家を買ったら、何歳までに払うのか?(完済時年齢)

繰り上げ返済はするべきなのか?

共働きの場合はペアローンにしておくべきなのか?

このような点についてもご紹介しています。

住宅ローン平均年齢より大切な事

新築一戸建て購入年齢は何歳?世代別注意点

75歳や80歳まで住宅ローンはきついからやめておくべき3つの根拠!

ハウスメーカーと工務店の比較ポイント

ハウスメーカーと工務店の比較ポイント

ハウスメーカーで家を建てるべき?

地元の工務店でお願いするほうが安い?

ローコスト住宅でも十分?

予算に応じて、自分たちが契約する会社をどこにするのか悩む人は非常に多い。

ハウスメーカーの選び方注意点!解約経験者が実体験から語る

住宅ローン審査でハウスメーカーが通りやすいは嘘!絶対にやってはいけない事

大手ハウスメーカー坪単価リサーチ結果体験まとめ

あくまで、家づくりは、営業担当者次第によって大きく変わります。

住宅ローンの相談でもむやみに銀行などに足を運んでも真実は教えてくれないのが現実。

よって、まずは自分たちが何を求めているのかをじっくり考えましょう。

  • 保証が優先?
  • 価格が第一?
  • 評判、口コミが良い会社?
  • 知名度、地元で人気の会社?
  • 人気ランキング上位?

何を根拠にするのかによって、会社選びも価値も大きく異なります。

マイホームは住む場所と条件を検討!

マイホームは住む場所と条件を検討!

あくまで、家を買う時には、2000万円,3000万円,4000万円という他の買い物では滅多に登場しない金額が出てくる。

土地ありと土地なしでも大きく異なる建物に求める条件。

さらに、

  • 自分たちの住むエリアがどのような災害や自然災害被害を想定しなければいけないのか?
  • 火災保険や地震保険の相場はどうなっているのか?
  • 本当に一生その場所に住むことを考えるのか?

このようなポイントを考えておくことで、将来の自分たちの人生設計も変わってくると思います。

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