- 新築間取りにウォークインクローゼットが欲しい。
- でも間取り的にかなり位置が厳しいかもしれない。
- 寝室の収納スペースに必要な時はどうやって間取りに取り入れるべき?
- リフォームが必要になるような間取りになるのは嫌だ。
- 通路も棚も確保したい。
自分たちの理想の家づくり。
夢のマイホーム。
こんな響きがある中でも間取りはあくまで土地と建物の決められた建蔽率の中で可能な限りのことを作るしかない。
キッチン、リビング、玄関、トイレ等広さが何畳欲しいと思う場所はいくつもある。
しかし、それをすべて叶える方法はいくら便利な家を欲しいと思っても現実の前には妥協を必要とすることも多い。
特に通路の確保をしなければ、実際に家に住むようになってから生活しにくい失敗した家づくりになってしまうリスクもある。
ウォークインクローゼット理想の間取りについてこのページにご訪問いただきありがとうございます。
これまでにもウォークインクローゼットについては以下のような内容をご紹介してきました。
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理想の間取りを4ldkで妻から4年経過しても大満足の声をもらえた結果にたどり着くまでに意識したポイントもご紹介しています。
今回の記事は、理想の間取り。
家の中で部屋を考える時、扉矢加部、窓などを使い、便利で生活しやすい家を作りたいと考える。
しかし、今回のスペースは主に服をハンガーや棚,引き出しを使い収納したいというのが理想のカタチ。
この点を意識した時にどう部屋のスペースを使い、確保するのか?
こんな内容を自分たちがウォークインクローゼットを使った間取りを選び出す時に考えたことをまとめてご紹介していきます。
私のサイトは、新築一戸建て購入後の失敗後悔をしてほしくないという思いから、自分の経験を活かし、運営しています。
我が家は総面積34坪に対して、ウォークインクローゼットを3畳使って用意しました。
家具を使わない収納分スペースの確保。
寝室であり、子供たちと同じ空間で寝るからこそ、いろいろな想定が必要だった。
そのポイントや注意点を含め以下の項目でご紹介しています。
ウォークインクローゼット間取りの理想|生活
ウォークインクローゼット間取りの理想|循環
ウォークインクローゼット間取りの理想|収納
結果的に優先順位の考え方をまとめる事が出来れば、同じ広さも必ず使っていく中で価値を感じる事がある。
こんな視点でまずは広さばかりを気にするのではなく、自分たちの土地のスペースに合わせた考え方をしていきましょう。
生活
結果的にどんな広さのウォークインクローゼットを確保したとしてもその分のスペースをどう使って収納するのか?
個の選び方をしていく時、最も最初に気を使ったのが、寝具という寝るスペースに対する不安の解消でした。
ウォークインクローゼット間取りの理想は睡眠との問題
2018年でも大型の地震が大阪で発生。
九州では局地的な大雨。
関東では観測史上最速の梅雨明け。
こんな異常気象がまとめて同じ年に来たような状況がある。
そんな中で、暮らしをより安心して快適にするためにまず考えてほしい情報は、洋服などを使ったハンガーを含めて同じ寝室にどう影響するか?
- 入口の向き一つで睡眠時間に使い勝手が変わる現実。
- 扉があるないで、寝ている人を起こしやすくする環境配慮。
- 洋服を詰めるハンガーばかりに気を取られ、自分が身動き取れない事で狭いと感じる空間。
- 照明をつける位置で他の部屋に室内の光が漏れる影響。
このような先には、壁にぶつかりやすく、また壁を伝って響く周りへの影響もある。
これらはすべて物を置く以前の問題であり、実際着替えるという形の使い方以外の寝室の一角であるという考え方。
当然、ウォークインクローゼットを間取りの中に入れる時にはついつい広さなどを広く取ろうと必死になる。
しかし、その場所はどこにどういう形にそった配置になるのか?
それはどう睡眠時間の上で、影響を与えるのか?
これがウォークインクローゼット間取りをどこに置くかを考える最初の課題でした。
ウォークインクローゼット間取りの理想は使えるか?
5月6月の梅雨明けの時期
11月12月の冬服への衣替え。
当然服の手入れの問題から使えるアイテムが大きく変わる季節が日本全国どこに住んでいても生活に影響を与える。
この点を住宅の中で衣類の収納という時点で考える。
この時、大きく関わるのが、中の形。
L型、I型、並走型などさまざまな形状にハンガーが配置される事例がある。
家づくりの時にはついつい幅に注意が向いてしまう。
ハンガーが長いと使えると思う人が多いのも現実。
しかし、そのデザインの設置では、当然死角なども生まれるし、使い勝手も同じ幅があっても変わってしまう。当然着替えをする際にも2段にすれば、腰をかがめるスペースもほしくなる。
こうした点から夫婦の使い勝手を共によく相談する事が大切。
幅より自分たちの物の量と取り出す時の行動の経路。
これが、衣替えの大量の荷物が届く時の管理を含めて非常に重要になります。
循環
住まいを考えるなら、全ての部屋のデザインや設置を考える時使い勝手を考える先には循環が必要。
人の動きを含めた生活動線に対する循環
着替えをするのに、どこにハンガーがあったら楽?
棚を置きたいと思って配置したのに、腰をぶつけて痛いし邪魔な対象になってしまった。
デザイン的には綺麗だと思い夫婦で納得したスッキリした形。
なのに、いざ自分たちの生活の中で考えたら、いろいろメリットだけでなく、デメリットも出てきた。
こうした事は、当然下の階への物音が響く影響も出てくる。
床がほとんどない状態で使うのは快適な内に入らない。
目で見える量と実際に使用した後に見えた空きスペースの差は必要以上に生活の動線上のストレスを与える。
内装がどうであれ、廃止する時の形次第で人の流れは大きく変更を余儀なくされる。
これが注意点となります。
風の動きを含めた湿気を含む通気循環
寝室で睡眠の為にみんなが寝具を使う(湿気発生)
床が冷える。(天井との温度差発生)
ある程度の快適性をエアコンがカバーする。
しかし、窓を使うし、衣類をまとめて収納する。
あれ?どこに空気が溜まる感じ?
この点をマンションの生活で締め切った環境にした時に痛感した私。
結局空間には最後に何もない所に無駄な空気が溜まる。
結果的私はマンション購入の時、使い方も位置もとても簡単に考えていたせいで、レザーがカビてしまった。
この時には出入り口にドアが設備として入っていなかった。
この関係から、風が効率的に循環する環境を簡単に考えすぎたことが原因だと痛感した。
やはり新築の時、家の位置や風の出入りは予測が出来ない事が多い。
だからこそ、やはり季節に応じた風の向きも考える。
そして、いつでも新鮮な空気の入れ替えが可能な環境を作り出す。
これが、中の物を長持ちさせるためにも小物に多いレザーやファー、アクセサリーの真珠などを長持ちさせることにもつながる。
収納
最後に収納の量の問題。
正直、何畳あればよいということを考えるのは家づくりのなかでは限界がある。
だからこそ、もうそこは考えない。
まずはその中にどれだけの物を入れるべきなのか?
これが重要になるし、簡単に間取りを決める選択肢を理想の配置に近づけられる条件になると私は思う。
ウォークインクローゼット間取りの理想に収納量は最後
確かに物を入れるために設置したいスペースであること。
しかし、パイプの長さや重量。
さらに、季節ごとに変わるハンガー周辺のゆとりの考え方。
こうした事を会社は全て叶える設計を統一して作っているわけではない。
あくまで、おしゃれから選ぶ人もいれば、重量重視という考え方もある。
2017年と2018年の実例では写真を見てもそこまで新築の間取りは大きく実際には変わっていない。
むしろ変わった部分は、和室部分や外壁が大きく変わってきている。
設計上サイズも30坪を中心とした設計が多い。
コの字や欠けのある家も数多く出てくる。
しかし、子供部屋や階段、トイレなどのちょっとした部分は公開されている会社の実例画像でもそう変わっていない。
だからこそ、使用するために取り入れるという考え方にちょっとでも広く作ってという考え方は危険。
少しでも自分たちが住む家の風通しにも生活的にも納まるよい感じの余ったスペースの活用法。
こんな取り入れ方の方が使用する時も生活している間にも価値を体験出来ると私は思ってしまう。
ウォークインクローゼット間取りの理想は安心がある
やっぱり希望が通らない時にはちょっと気持ち的にも一喜一憂だったり、あまりスッキリしない時もあるかもしれない。
しかし、実際にモノを持って入って、利用した時の余裕がある感覚。
片側がフリーに使える空間。
左右を自分の目で簡単に見渡せる空間。
このようなスペースは子供が見ても大人が見ても安心がある。
視覚的な圧迫感。
これはリビングがせまいとか子供部屋が狭いと感じるだけが特徴ではない。
購入する時には欲しいと思ったウォークイン。
しかし、実際住み、生活を始めて家具でも置くでも悪くなかったのではないかと空気の循環を見て感じる。
これでは、結局は満足度の低い仕上がりになってしまう。
やはり、寝室スペースも寝る場所として必要なのは安心感。
子供たちが巣立った後ならリフォームで広げなくても他の部屋を収納に使う人も多い。
だからこそ、今はまずは通路、通気、換気、それに寝室スペースとしての安心。
このような点を最初にポイントにしておけば、便利さを感じて、広さのわりに良かったと感じられる空間になると私は伝えたいのです。
この記事を最後までお読みいただきありがとうございました。