- ウォークインクローゼットが新築間取りに入りそうだ。
- 実際の間取りを設計する際に布団も入るスペースを用意したい。
- 服もハンガーが必要だしバッグを入れる棚も欲しい。
- 寝室の隣の部屋の収納の広さでは布団もいれるとなるとどのくらいの広さが理想?
新築間取りを設計している方の中には、ウォークインクローゼットの場所と広さで悩みを抱えている方も多い。
置くものと広さにプラスして人の動きも計算して考えるのがポイント。
玄関、キッチン、トイレ、場所は関係ない。
インテリアでソファやテーブルを配置する。
寝室なら、ベッドや布団を使うのは当然の流れ。
それぞれの部屋で子供たちが寝る時の布団も考えなければいけない。
当然、各居室ごとに扉も窓もある。
こうした建具を使いながら人は日常の生活をしている。
出も作る時には、ついつい見たままの景色だけをイメージしてしまう。
これが大きな誤算を生み出すきっかけになっていく。
ハンガーと幅だけを見て、通路の広さや振り返るスペースがなくなってしまうウォークインクローゼット。
子供たちの部屋を4.5畳や6畳以下にしたら布団は家族全員分をウォークインクローゼットに収納するのか?
その布団の量は本当に広さ的に収まるのか?
掛布団に敷布団、枕カバーを1セットにした夏物布団はコンパクトかもしれない。
しかし、冬用は別。
毛布に掛布団,敷きパットに羽毛布団の厚みがスペースを取ることになる。
大量の布団をそのまま積み重ねるだけでは、入り口の扉の開閉すら大変になってしまう。
ウォークインクローゼットの間取りやアイデアについては、以下のような記事でも書いています。
ウォークインクローゼット扉なしでほこりは大丈夫?新築で生活しにくい注意点
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ウォークインクローゼットの欠点|新築間取りメリットデメリット
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ウォークインクローゼットの悩みをまとめてご紹介しています。
我が家も実際に家の広さが建坪総数34坪と平均的な家。
その中に、8.5畳の寝室。
そして、3畳と0.5畳と1畳の納戸とウォークインクローゼットとクローゼットに分けた。
この3つを使って、妻と私と家族の共通の物を入れて収納している。
私のサイトは、新築一戸建て購入後の失敗後悔をしてほしくないという思いから、自分の経験を活かし、運営しています。
家を作るというのは、決して全てが自分たちの理想になるという事はない。
ある意味、妥協を含めて作る事が大切。
子供部屋のコーディネートも子供がまだ小さい時親が見た目に作っておいても使ってみたいと思ってくれるかはわからない。
全体のどこにこだわり、家事と炊事のしやすい水周りをまとめ、生活の中で持って歩くスペースを十分なゆとりを考えて確保する。
この方が住宅を暮らしの中でも壁が近くない分広く感じられる。
今回のウォークインクローゼットの間取りと布団収納確保については、以下の項目でご紹介しています。
ウォークインクローゼット間取りと布団収納のコツ
ウォークインクローゼット間取りと布団収納代替案
ウォークインクローゼット間取りと布団失敗典型例
家族みんなで使う家。
暮らしに便利なハンガーパイプに副収納の活用。
今はこれだけ確保できれば家事も可能で家族が暮らせると思ってしまっている夫婦も多い。
しかし、何か計算上、おかしい、足りないと思うべきことはある。
自分たちが実際に間取りを見ながら、どう動線を考えて、どこに何があるべきか?
こうした想定をしながら、デメリットになる要素を原因として知る為に活用してください。
ウォークインクローゼット間取りと布団
実際に布団をウォークインクローゼットに収納するという考え方について、まずは考えておくべき想定をご紹介していきます。
家族というより、夫婦では布団派でベッドを使わないというご家庭もあると思います。
そうではなく、ベッドを利用するが、掛布団として夏用冬用を収納したいというご家庭もあるはず。
それぞれの家庭に、何を想定した上で、ウォークインクローゼット間取りを考えていけばよいのか?
子供たちとの暮らしの中での注意を含めてご紹介していきます。
敷布団
まずは布団という考え方について、敷布団を要するご家庭の注意点。
実際に私も妻が授乳中に別室の和室で寝て!と配慮してくれた妻。
子供たちもトイレに起きる事を考慮しても1階2階と完全に分かれた形で使っている時がありました。
その時、やはり布団を収納する時は、奥行きにかなり注意が必要ということがはっきりわかった。
押し入れ。
この形の収納の方が今のクローゼットよりも量が入るということを感じた方はいませんか?
賃貸でも良く和室から洋室にリフォーム済みの物件ですと案内をされてはいても、単純にドアの外面を買えただけでドアを開けたら、今でも中身は押し入れサイズ。
このような間取りの方が本当に楽なんです。
その時の奥行の想定は、90㎝
このくらいの奥行が無いと、今布団をウォークインクローゼットの中に入りドアを開けたまま自分が楽に出し入れするスペースとは言えない。
もっと言えば、120㎝は想定しておくべきかもしれない。
このくらいあると、スッキリ快適に収納したあとに、除湿剤やまくら等周辺の寝具の収納も兼ね備えてスッキリさせることが出来ると思います。
掛布団
次はベッドタイプにお住まいのご家庭の相談が多い掛布団における収納と間取り設置。
この場合は、便利なアイテムがあるじゃないですか!
それが、圧縮袋。
もう既にご家庭の中で、別の物は全てスッキリ収めるためにどんどん圧縮袋でスッキリさせているという方もいるかもしれない。
この場合はあくまで折りたたんだ時の長い方の寸法を測っておけば、単純にその部分が動線に邪魔にならない広さがあれば、間取りはどこに作っても最低限収納には困らない。
しかし、奥に寄せるというと、他の荷物が遮る結果になって、効率が悪くなる。
よって、基本的には、布団は圧縮しても手前にスグに他の物と干渉しない部分に収納をしておく。
この点が生活の利便性を考えた時には大切になると思います。
ウォークインクローゼット間取り収納代替案
生活感ありますよね!
一見扉までを見たらスッキリ片付いた家。
しかし、扉を開けたら別世界。
ウォークインクローゼットを設けたのに、中の棚も何もとにかく積み重ねた状態になった。
こんなことが実際に起こることは十分考えられる。
こうした状況になってしまっては、効率の悪い状態だけでなく、置くの方でカビが発生してもまずわからない状態になってしまう。
せめて奥の物をスグに取り出せる。
前の物は後ろの物を隠さない。
これが正しいクローゼットを作った後の使い方。
その為には、照明がいかに全体を明るく照らし出せるような環境を作り出せるのか?
こうした少しずつの組み合わせで大きく手入れをする側の考える事が削減出来ていきます。
あくまで収納する対象物が決まっている。
その時に使い方の利便性を考えた代替案をご紹介していきます。
別フロア
絶対に、寝室に予備も入れておかないと!
こんな考え方をしていてもやはり洗濯をしたりする時はどうでしょうか?
小さいお子さんがいる場合は、主寝室に収納しようと思ってもおもらしや嘔吐、下痢などにより汚す可能性も考える必要がある。
そんな時、片付けはどうせなら同じフロアで終わる方が手入れも簡単になりませんか?
洗える毛布や寝具という言葉もとても身近になってきた現代の寝具。
当然、洗う側にとっては、スグに洗った後の片付けに役立つ設備が同じフロアに欲しいもの。
だったら、この片付けの工夫に役立ててほしいのが、和室の押し入れという選択肢。
我が家は、以下のようなアイテムを和室の室内に用意した押し入れに必ず収納しています。
- 子供のおむつの予備
- 敷き用3枚(お客様が使える用)
- 季節ものの装飾雑貨(家の中の飾りつけ用)
- 室内用の予備の着替え用衣類(食べこぼしや寝ぐずり対策)
- 除湿器又は加湿器
このようなアイテムは全て妻が考えて、自分がキッチンから全てすぐに取り出せる使い勝手を考えた収納配置アイデア。
実際に狭い家ほど、キッチンを中心に全て視界の届く範囲に配置して置いてあると、探しやすい。
建てる前でもぜひこの設計のイメージを活用して、せめて2人分くらいは収納できるスペースを設ける。
これだけでもあれ?これどこに入れるんだ?
こんな予備として発生した種類の一時的な逃がし場所としても有効に使えると思います。
クローゼット
ウォークインクローゼットを配置するだけではなく、もう1つ別のクローゼットを配置する。
これは、我が家を建てる時は、私用の衣類を何とか4畳以上は無いと何も置いておけないほどの状態だったことが原因でした。
ハンガーラックだけで収納するなら、12畳分の衣類があった私の私物。
全て衣装ケースに収納して1畳のスペースに6個のケースにそれぞれデニムやアウター、インナー、スラックスなどを種類別に分けていた。
しかし、こんな事をしていたら、色物も含めて怖い。
だからこそ、重要と思ったモノだけを1つ単体のクローゼットに収めるスペースを用意したのです。
その時の寸法が、90㎝程度の幅(内寸は約75㎝幅)
これがあるだけでもかなり違います。
この程度のモノなら、一般的なクローゼットタイプなので、別でつける事があっても工事に別途お金がかかるような負担が多くなる依頼でもない。
位置を決めてしまえば、どこの家でも簡単に内装のイメージも損ねることなく設置が可能。
出来るだけで入口の近くに配置する方が、各収納物をどこに入れるのかを決める上でも位置的に取り出す以外に開けない場所としてもオススメ。
ウォークインクローゼット間取り失敗典型例
せっかく広々としたスペースが確保できる建築面積も持っている家庭。
工事できる中身の選択ももっといろいろ考える事が出来たであろう家の広さ。
なのに、なぜか押し入れ一ヶ所にハンガーを掛けて、一般的な家庭に使うものを全て位置を決めて押し込んだ状態の結果。
こんな状態って、よく祖父母の家に行くとあながちどこにでもあるような光景。
これから私たちが年齢を重ねていく先にこんな収納の景色が実現する可能性があるウォークインクローゼットが間取り次第によって生まれる。
何がそうさせる?
この結果に左右する作り方を失敗注意点としてご紹介していきます。
アイロン台や棚
ウォークインクローゼットをこれから作る時、中に家事室のように考えた一角として、アイロン台を設置する棚を配置しようとしている。
この考え方の方は要注意です。
この選び方そのものは否定しません。
片側に設置するタイプ。
両側に設置するタイプ。
別に営業は簡単にバッグなどの物置き場にも使えるみたいなわけのわからないその場しのぎの説明に得をつながてくる。
それでは全く想定が足りない。
そんな場所を子育て世代が用意したら、子供がわけのわからないおもちゃを置いてくスペースにもなる。
趣味の物を飾るスペース状態になってしまうリスクもある。
しまいに、何もかもを乗せ換えて、布団をしまう場所が失われた原因にもなりかねない。
布団を置くための収納を考えたウォークインクローゼット間取りであるなら、安易に大きめサイズの棚を設置する事はお勧めできません。
ハンガー兼荷物台
ハンガーパイプを高めに設置して、荷物台を衣類がかかるかどうかくらいの位置に配置。
これでは、上記の画像の押し入れとまさに同じ状態になる。
置くものというのは、人は置きやすい場所に置いていく。
これはどこの家に住む人も大抵は、生活をしている中では当たり前の光景になっていく。
だから、リビングにあるテレビ台はいつもソファの間に挟まって埋もれてるなんて光景があるのだ。(我が家はいつも私がテレビ見たい時にリモコン探す)
こんな家になるのは、当然誰もが手軽に簡単に使いやすい使い方をする事も当然考えられる。
やはり寝具と家具と衣類は全て分離しておきたい。
だからこそ、やはり布団収納を作る事を考えているなら、出来るだけ布団専用のスペースを設けよう。
約半年使わない季節寝具。
毎日布団を畳んで片付けるなら、出し入れしやすいスペース確保。
この2つは洋服といくら兼用するスペースになったとしても、必ず区切った型の方が使いやすくなると私は確信しています。
飾り棚
最後の失敗後悔注意は、お子様がいる家庭は、絶対にやってほしくない事故の原因につながりかねない判断を要する内容。
それは、ハンガーパイプより上の棚に布団を収納するという判断は絶対しないということ。
何故か?
よく考えてください。
小さい子供が中に入ります。
布団が地震でもなんでも何かの衝撃やずれで落下します。
たまたま上を向いた子供。
首の角度が悪ければ?
子供からしたら、布団が頭上から落ちてきたら、視角も全て遮られてしまう。
大けがにつながる可能性が十分にありますよね?
私は服を見る為のハンガーはありだと思いますが、無下に家具と混在させることは絶対にやめておいてほしいと妻にお願いしました。
ママの使うアクセサリーや香水などを子供たちはまだ知らない事がたくさんある。
興味本位に簡単に触れられる場所に見せる位置で配置するのは決して理想の家づくりとは言えない。
洋服を掛ける場所的な意味で子供に教えておくくらいがちょうど良いと思います。
これからの子育てを控えるご家庭で、高身長なご夫婦が自分たちなら摂りやすい高さだからと安易に選ばれることだけは十分にご注意ください。
今回の記事でご紹介したかった内容は以上となります。
やっぱりツイッターなどでもこんな声が出てるんだなぁと思いながらこの記事を書きました。
収納無さすぎイライラする!!!
来客用の布団も冬服も邪魔すぎる。謎に寝巻き用のTシャツ多いのもウザい。ウォークイン欲しい— 0❣️7 (@rpc__) 2018年5月5日
3人子供がいる5人家族の間取りの際には、広さの中でどこを優先するべきか?
こんな視点でも記事を書いています。
5人家族間取り新築3人子供ならどこを優先すべき?暮らしやすい家づくり注意点
最後まで読んでくれてありがとうございました。