新築一戸建て平屋の間取りや家事動線の考え方をご紹介しています。
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暮らしを楽にするという意味で、1フロアで過ごすのは贅沢の極みとも呼ばれています。
家族が同じフロアで過ごしやすくなる意味でもコミュニケーションの意味でもとても良いと思います。
しかし、一方では、賃貸での生活や一人暮らしでなじみのある生活とのギャップに悩む人も多い。
- 洗濯機や洗濯が終わったらどこに干す?
- 室内干しはあまり好きではない。
たったこれだけの事でも毎日洗濯や掃除をする生活の中では、家事動線に対する不安の種となります。
そもそも家事動線とは、どうすればうまくいくのか?
家事動線を考える上で失敗する原因は何か?
家事動線を考えた時、居室スペースはどう配置するべきか?
こうした考え方をしている方に、私の経験も活かしながらご紹介していきたいと思います。
この他に、平屋については以下のようなコンテンツでもご紹介しています。
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新築一戸建ての建坪では30坪台が最も需要のある大きさ。
そこで、以下のようなコンテンツでもご紹介しています。
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ママの理想の家事動線って何だろう?
一方で狭いと感じるようになると引っ越しや新しい物件を探したくなる後悔につながりやすいので要注意。
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少しでも自分たちの生活しやすい家をコンパクトに仕上げるための考え方として参考にしてください。
イメージがつかない方のための失敗しない間取り配置のコツやマンション住まいを経験した私が体感して思った「あったらいいな!」という考えも含めてご紹介しています。
玄関位置
まず入口となる玄関の向きはこだわりたい部分。
その理由を解説していきます。
新築平屋家事動線で玄関が重要な理由
最も注意しなければいけないのは、玄関から入ってから家事をしやすい経路を考える事。
こうした日常生活の流れの中で、右に左に行かない最初の入口の配置をしっかり軸として決める必要があります。
まずは、しっかり入りやすい玄関配置を土地の形と駐車場配備から考えておきましょう。
では次に、平屋を考えるのに一番難しいと思う壁の設置について解説していきます。
家事動線と平屋間取り工夫おすすめ
効率化におすすめの内壁の配置について解説していきます。
平屋に内壁を採用するメリット
内壁を用意していくことで生まれるメリットは大きく分けて、2つあります。
内壁後ろを家人専用通路として、収納スペースを確保
そのヒントは、「ウォークスルークローゼット」という言葉が近年出てきています。
両サイドの扉から通り過ぎる事のできる廊下兼収納スペースを意味します。
家族以外の人には見せたくないスペースとして、収納を壁の後ろに回すことにより、来客の人の移動では荷物が見えにくいのがメリットになります。
耐震補強における部屋に支障のない壁を作れる
耐震補強のための壁がもう少し必要だと言われた際は、ぜひ活用できるか聞いてみてください。
このウォークスルークローゼットは、場所の考え方によっては、以下の使い方も有効。
- 浴室関連の物を片付けるスペース。
- パントリーとして利用する。
- 土間としての活用法。
場所により、収納をどんどん移動しながら片づけが可能になります。
少しでもコンパクトな移動を目指す方にもオススメです。
横に直線になるように部屋を繋げるのは、移動の無駄を省くという意味があります。
家を建てる時、2階建て、3階建て、狭小住宅、ローコストを問わず最近は増えています。
横につなげるためには、1フロアの坪数が欠かせなくなります。
1フロアなら、こんな配置的なこだわりを実現できるからこそ、価値が高いと言えるのです。
次に、家の水回りとママの生活を考えるコツを解説していきます。
家事動線平屋間取りと効率性
生活の効率化を考えたキッチン、トイレ、洗面所、お風呂などの配置のコツをご紹介していきましょう。
日常の主婦の生活というと、一般的に出てくるのは、キッチン周辺の間取りになりますよね。
玄関を起点にして、キッチン、風呂、洗面、トイレという流れが一列に一周できてこそ綺麗な家事動線と言えます。
具体的な生活リズムを反映する手順に活かすなら、
- 玄関から入って
- ウォークスルークローゼットを抜けて
- トイレを済ませて
- 洗面所にて手洗いや衣類を片付けて
- その先にあるお風呂の掃除を片付けて
- キッチンに向かう
この動線を整えることは、2階建てには相当な広さが必要になります。
しかし、平屋なら土地次第で可能性があります。
かなりスムーズな生活が出来ると思いませんか?
よって、玄関を中心にして、90度壁に沿って移動する家事動線を意識した設計になっているのです。
これが平屋で成功を実感できるキーワードになると私は考えます。
シンプルに買い物をしたものを順に置いていける配置があれば、
家事をしている途中でも、キッチンから、90度移動で玄関にも行けます。 子供が遊んでいても「どいて」という声は必要ありませんよね。
- 衣類をウォークスルークローゼットへ。
- 洗濯をランドリールームへ。
- 調理やお料理に必要な生物や冷凍、冷蔵系は、キッチンへ。
- 趣味はリビングダイニングへ。
とにかく移動を短く、簡単に右左に行かない配置を作ることが簡単になる条件。
自分たちの理想の家を作るのがマイホーム。
当然実現したい内容はいろいろあると思います。
室内はまずはこのような形で、1か所ずつの部分的な役割を前提として作り上げることが大切です。
平屋とプライベート空間
寝室、リビングダイニング、二階建てにしない分、すべてを1フロアでまとめる。
マンションの一室のような作りを考えている人も多いです。
縦長の家づくりを目指すなら、自分が賃貸で住んでいた経験や親がマンションを購入しているご家庭なら知っていることも多いはず。
家事に使う時の部屋配置。
この考え方は、リビングを中心に円を書くように考えるのが簡単です。
- 事務所は東。
- 寝室は南。
- 子供部屋は北。
- 納戸や土間など収納スペースは西。
方位は適当ですが、このように、自分たちの家の方位ごとで割り振ることで一方通行がどの順番で存在していれば使いやすいのかを考えやすいのです。
あなたにとって、新しい情報があったり、気付きがあってくれたら嬉しいです。
あなたの新築一戸建てがより満足できる使い易い家つくりになるように心から願っています。
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最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。