- 子育て中に注文住宅購入を検討する
- これからの暮らしで何が必要なのかを想像する
- 初めてパパママになった時に家を建てる
2人目、3人目が生まれただけでのびのび自由に過ごせる場所を失う家にはしたくない。
子育て期だけの話ではない。
自分たちの老後の住まいとしても使いやすい間取りにしなければいけない。
ではどうすればいいのか?
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今回の記事では、子育てしやすい住まいを手に入れるために必要なポイントと注意点を以下の目次で解説しています。
小学生低学年までの時期に必要なもの
小学生高学年までの時期に必要なもの
思春期の子どもを育てるための環境整備
老後の夫婦二人暮らしを考えるポイント
小学生低学年までの時期に必要なもの
我が家は上の子が2歳、第二子誕生に合わせて注文住宅を購入。
幼稚園に入る前に希望する園に通いやすい場所で家を建てることを決断。
1歳~3歳時期は見守り中心
2歳のイヤイヤ期等を経験する時には、正直賃貸のフルフラットの空間のほうが楽だと思います。
家を建てるとどうしても段差の問題が出てくる。
- 階段
- 小上がり収納
- ベッドの配置
布団でみんなで横になっていた暮らしが変わる。
これだけでも注意をするスペースが増える。
つまり、リビングで子供と一緒に過ごすなら、タタミスペースが必須。
さらに、段差がない環境を用意することが事故防止につながる。
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おもちゃや添い寝グッズの収納
お昼寝や授乳などが中心になる時期。
当然、子どもとの食事を楽しむだけでなく、寝かしつけなども必要になる。
つまり、LDKにおける収納スペース確保が重要になります。
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コミュニケーションは大切。
でもリビング周辺ですべてを完結できるか?
この答えで不安がある間取りは見直す必要があります。
- 一緒にテレビを見る角度は?
- 配膳をしやすい?・
- 授乳をする時に背もたれはある?
- 本の読み聞かせと片付けの動線は?
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小学生高学年までの時期に必要なもの
幼稚園から小学校に進学して徐々に自分で自分のことができるようになった。
- 「危ない」
- 「汚れる」
- 「いる」
- 「いらない」
等全て親がやっていた状態が少しずつ自分たちのやりやすい形に仕上げるようになる。
一方で、身体を動かすことに興味を示すピークタイム。
- 習い事の開始
- 食事の時間の変化
- 送り迎えや洗濯の時間の変化
幼稚園時代とは徐々に生活に必要な環境も変わってきます。
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安易にお絵描きできるホワイトボードなどを用意するのは危険。
他の家の壁での行動により損害賠償請求につながるケースもあります。
徐々に自分の部屋が欲しいとか一人で寝る!といった要望が聞こえてくる時期。
自分の部屋で自分専用の場所を作るべき?
好奇心旺盛なわが子
我が家では、現在週5で習い事に行っています。
- 体育系
- 英語
- 習字
- スイミング
などやりたいことが多い。
さらに、友だちと会えることが何よりも楽しみになっている。
コロナ禍で安易にお友達の家に遊びに行かせてあげられない。
こんな時期だからこそ、どうやってストレスを解消させる?
この答えとして、上手に運動をさせるスペースを作るべきか?
我が家では、任天堂スイッチで、運動をさせるようにしています。
思春期の子どもを育てるための環境整備
親が音楽をやっているなら、防音完備の部屋を考えるのもあり!
親がサイクリングや夏又は冬のスポーツをやっているなら、ガレージや玄関土間を作るのも有効。
活動に必要な収納
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- 広さが必要!
- 収納が足りない!
- 子どもたちの物が大人サイズになって、洗濯が干せない!
小さい時とは大きく変わるのは、すべてのサイズが大人になること。
- 服や靴
- 部活の道具(バッド、ラケット、ボール等)
- 楽器
子どもと思っても家族3人、4人、5人の個人の荷物を処理することを考えなければいけない。
子どもの勉強スペース確保
我が家は、ルールを作っています。
「子どもたちが自発的にすべての片づけを毎日できるまで部屋は与えない」
片付けができるようになるまでは、リビングの隣にある和室に机とカラーボックスで収納を用意しました。
子どもたちは、まだまだベッドで添い寝で十分。
だったら、勉強スペースは、個室にしない。
子どもの代わりにペットが増える
私の親友は、子どもの代わりに犬を2匹飼っています。
彼らは、自分専用のスペースとペット専用ルームを上手に分けています。
リビングは犬にとって滑りやすい空間になる可能性があります。
よって、クッションなどを用意して、犬が遊べる空間にしました。
洗濯物が増えた時の対処も考えておきましょう。
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思春期以降の子どもと暮らす間取り注意点
- 自立する
- 恋人を連れてくるかも!
- 「プライバシー」を口にする
- 親をうざい,邪魔,鬱陶しいと言い始める
親となって、自分も親に迷惑をかけたと反省している人もいる。
でも今から何を用意すれば満足できるのか?
見送るべきオプション注意点
特に注意しなければいけないのがリビングです。
変に親と顔を合わせないための生活動線を用意しなくていい。
むしろ、自分たちが将来使いにくくなります。
子ども部屋の仕切り対策
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兄妹?姉妹?というだけでも価値観が違う。
さらに、仲良しなのかによっても一緒に使ってくれるのかは違う。
- 趣味もあるだろう。
- 好みの違いもあるだろう。
- でも個室を用意する余裕がない。
こんな時の考え方は、過去が大事。
「一緒に過ごせるようにしておく」
「仲良くすることとは、相手を認める事であることを教える」
これが徹底されていれば、巣立つまでの生活は部屋を一緒に使えるようになる。
問題は、生活リズムの違いです。
- 朝練があるような運動部に所属。
- 文化部でパソコン中心の生活。
明らかに生活リズムが違う。
お互いの着替えや朝起きるタイミング等を考える必要がある。
ココは、防音や光が入らない工夫が必要。
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老後の夫婦二人暮らしを考えるポイント
いずれは子育ても終わる。
終わったと一息つく人もいれば、寂しさや孤独を感じる人もいるだろう。
もしかしたら、不慮の事故や病気でひとり親になっているかもしれない。
そんな時にも自分が暮らしやすいつくりにしなければいけない。
老後の苦労を考えるポイント
広い家は憧れる。
でも実際に生活するとどうだろう?
【部屋が多い家の苦労】
- 全ての部屋の換気をするのは大変
- 掃除をするだけで一苦労
- どこに何があるのか把握(管理)できない
とにかくコンパクトにシンプルな間取りのほうが使いやすい。
老後の体力や身体能力低下
体力がなくなるとどうなるのか?
- 階段の昇り降りが大変になる
- つまづきやすくなる
- 転倒によるケガが寝たきりの原因につながる
私も実家で介護を経験。
実際にスキップフロアの家で、老後の祖父母が苦労していたのを目にしていた。
たった3段の階段が80歳を超える頃には、かなり大変そうだった。
90歳、100歳になるまで自宅で過ごした祖母。
階段を1段ずつ上がる様子や転倒をしたこともあった。
このような光景を見て、階段を配置する数は最小化するべきと考えた。
つまり、スキップフロアや段差のある土間スペースは要注意。
スキップフロアのデメリットを実際に20年以上生活した体験者が解説!
工夫やこだわりを求めるポイント
次女が生まれてからもう7年が経過。
家づくりを開始した時に比べて子供たちの服のサイズも大人になってきたと感じている。
この先は、どんな未来が待っているのだろう。
- 音楽をやりたい?
- 運動をしたい?
- 絵を描きたい?
- パソコンでイラストやデザインをしたい?
将来、子どもたちは一緒に住みたいと言ってくる?
家族で一緒にいつまでものびのびと過ごせる家って何?
この答えは、シンプルな間取りにすることが最も重要だと思う。
シンプルのポイントは、角を減らすことも重要。
正方形や長方形でシンプルに角がない外観。
こうすると、リフォームも部屋をまとめやすい。
変形にすればするほど後々の管理が大変になる。
自由な発想を育てる環境
夫婦もそれぞれが自分のやりたいことができる。
この条件を満たすには、モノを減らすことが最優先。
収納は、季節家電と衣類などの必要最小限が収まるスペースを用意。
さらに、自分たちの取り出せる高さにすべてを収めることが可能な配置にしよう。
気持に余裕が生まれる家を作れば、きっと自由な発想が生まれるはず。
私はこう考えています。