新築注文住宅間取り図作り方でレイアウト決め方の順番をご紹介していきます。
このページをご覧頂きありがとうございます。 サイト管理人2児パパニッキーと申します。
新築注文住宅一戸建て間取り図を自分で作成するうえで注意点などがあれば教えて下さい。
こんなご質問を頂きました。
ありがとうございます。
子育て(育児)と家事動線でママの理想の間取り図とは何を考えるべきか?
私のサイトは、新築購入後失敗後悔をしてほしくないという思いから、以下の体験や経験を活かして運営しております。
では早速、このページでは、新築の注文住宅で自分で間取り図を作成する手順について、以下の内容でご紹介していきます。
新築注文住宅間取りに多い誤解と打ち合わせで見た悪夢!
新築注文住宅間取り図作り方で優先順位が高い部屋|一階編
新築注文住宅間取り図作り方で気を付けるべき事|二階編
新築注文住宅間取り図を作る際、受け入れるべき現実とは?
以上4点をご紹介していこうと思います。 あなたの新築一戸建て間取り計画のための情報収集の1つとして活用してください。
新築注文住宅間取りに多い誤解と打ち合わせで見た悪夢!
新築を注文住宅で購入する。
注文住宅なんだから、間取りを自分たちで自由に考えられる。
この考え方における誤解をご紹介していきます。
新築注文住宅間取りは工法が重要!
新築注文住宅をハウスメーカーにしても、工務店にしてもこんな言葉を聞いたことがありませんか?
- ボックス工法
- ビッグフレーム工法
- ツーバイフォー
- 在来工法
- ツーバイシックス
初心者の方には何のことだかさっぱりわからない。
とりあえず、自分たちが「こんな家いいなぁ」と思えたモデルルームのある会社と契約したい。
こうした発想の方も多いです。
しかし、それぞれの工法により、制限があるのです。
簡単な例でいえば、軽量鉄骨住宅のボックス工法の場合。
1つの空間を狭くしたボックスをできるだけ小さいものを追加したい。
この考え方は、「出来ません!」と言われます。
「え‼自由設計なんですよね?」
このような回答になるケースも非常に多いのです。
あと少し敷地に対して面積を作れる。
こう思っても、どこかに癖や制限がありできないことも多いのです。
つまり、大切なのは、新築注文住宅の間取りにおける自由設計とは、あくまでも限られた制限の中での自由。
この言葉を知っておく必要があるのです。
新築注文住宅間取りで営業への信頼過信はリスクもあり!
新築の注文住宅での間取りを考える際に、営業との打ち合わせというのも当たり前の会社が多いです。
しかし、営業の知識というのは、驚かされるほど知識がないケースもあります。
建蔽率に対する認識
構造計算が明らかにおかしいと思えるような間取り変更希望への回答
太陽光設置の許容量への誤算</p>
通気、換気、エアコンの空気循環などへの知識不足
我が家はこうした営業への不信が重なり続けた打ち合わせが続いたことをきっかけに一社ハウスメーカーを解約したのです。
ですから、新築注文住宅間取りの確認は契約前の提案は鵜呑みにしてはいけない。
この内容も、我が家の実際の2015年の新築注文住宅購入における経験としてお伝えしたいのです。
新築注文住宅間取りで設計士同席で救われた体験
新築注文住宅の間取り作成時には、私たちは最初のハウスメーカーとの打ち合わせで設計士が立ち会わないまま話が進みました。
結果的には、訂正、できません、ちょっと修正してほしい点がある。
こんな言葉ばかりを繰り返されたのです。
このようなことをこのサイトを見ているあなたには絶対に体験させたくない。
ですから、設計士が立ち会わないような新築注文住宅間取りの打ち合わせはないか?
会社との契約前に間取り図を見ているときに、この点を必ず確認することを強くお勧めします。
このような経験をしたからこそ、私たちは解約しました。
しかし、最初の契約金は満額返金されていません。
どうしようもない事となる事例になってしまうため、あなたには同じ体験をしてほしくないのです。
では続いて、具体的に新築注文受託の間取り図における一階部分の優先順位注意点をご紹介していきます。
新築注文住宅間取り図作成優先順位|一階編
まずは、作り方の基本として部屋を決める優先順位についてご紹介していきます。
新築注文住宅間取り図作り方のコツ 玄関を明確にする
リビングも、ダイニングもキッチンもトイレもあれもこれも考えればきりがありません。
何を起点に置くべきか? と問われるなら、私は迷わず玄関と答えます。
玄関を土地を中心にして、駐車場の位置と入口を明確化する。
最初に決めるべき部屋は、まず玄関です。
新築注文住宅間取り図作り方のコツ 水回りを明確にする
玄関が決まったら、玄関から一番遠い位置にまとめて水廻り関連の部屋を決めます。
各名称のリンク先にそれぞれの部屋の人気記事へリンクしていますので、興味がある部屋がありましたら、ご覧下さい。
以上が優先的に決めるべき水廻り関連の部屋になります。
家事動線を考えるなら、 ママの理想の間取りと言える私がお勧めする家事動線に有効な4LDK間取りプラン を参考にしてみて下さい。
では次の決める部屋をご紹介していきます。
新築注文住宅間取り図作り方のコツ リビングダイニング+客間
残りの余ったスペースで考えるべきスペースがリビング+ダイニング+客間です。
階段の位置は最後に決めるのは、しょうがないと思います。
狭い土地での家作りには、セキュリティ等を考えても無理が生じる可能性もありますからこの際、最終で構いません。
リビングダイニング+客間を考える際のポイント
リビングダイニング+客間については、確認しておくべきポイントは、日差しの入り方。
- 南に面する窓の高さや位置選び
- 東からの日差しを取り入れる窓の配置
- 西日対策
- 合わせて近隣の視線対策
こうしたポイントを意識した間取り図を作り上げてみて下さい。
窓の配置については、 リビング窓の種類や配置のコツ でご紹介しています。
決して、広さを求める事を優先してリビングやダイニングの向きを決めてはいけません。
ほぼ後悔や失敗につながりますから、やめましょう。
以上が、私が優先すべき部屋だと感じた、一階間取り図を作る際の部屋の優先順位となります。
では次に、二階の間取り図を作る優先順位をご紹介していきます。
新築注文住宅間取り図作成注意点|二階編
では、次に二階間取り図配置のコツをご紹介していきます。
新築注文住宅間取り図作り方 二階トイレは一階水廻り近くに配置
二階間取り図作り方の最初のコツは、同じく水廻り関連をまとめる作業から入ります。
その根拠は、生活音が下に響く可能性が十分に高くなるから
生活をしていて気になりませんか?
- 二階でトイレを流す音が客間、玄関、リビングに響く
来客や生活している場所には出来るだけ水廻り関連の部屋の音が伝わらない工夫が大切。
まずトイレなどの水廻りは徹底していきます。
新築注文住宅間取り図作成注意点|二階主寝室はリビング上に配置
リビングにいて、子供が騒ぐ音が気になってテレビも見れない。
こんな新築一戸建て住宅購入後の失敗後悔は当たり前のように聞こえています。
その原因はリビングの真上に子供部屋を設置したことが原因。
子供が悪いというより、その間取りを作った親の責任だと私は思います。
まずは主寝室をしっかり決めましょう。
新築注文住宅間取り図作成注意点|子供部屋は客間リビング真上以外に設置
主寝室を決めたら次は、子供部屋です。
子供部屋は客間の上も避けましょう。
玄関なら、中に案内すれば済む話でもあるので、子供部屋を上に設置しても大きな後悔にはならないと思います。
子供部屋もしっかり収納を備え付けで配置してあげましょう。
子供部屋の収納配置や窓の配置の工夫は、 子供部屋レイアウトのコツ でご紹介していますので、参考にしてください。
では、最後に決めるべき間取りをご紹介していきます。
新築注文住宅間取り図作成注意点|二階収納設置の注意点
収納設置を考えなければいけないポイントは、奥行き。
- 布団
- 季節もの家電
- 子供の部活道具(弓道や楽器などの大型商品は特に注意)
- 時期物ではないアウターなどの衣類収納
- 小さなお子様の場合は、ひな壇や兜置き場、クリスマスグッズ等
こうした家具の奥行きをしっかり見極めながら間取り図を作りましょう。
あなたが入れたいと思うスペースに収まらない こうした事態は避けなければいけませんので注意が必要です。
では最後に、間取り図を自分で考える中で、どうしても現実との内容であきらめなければいけなくなるケースを私たちの体験からご紹介していきます。
新築注文住宅間取り図を作る際、受け入れるべき現実とは?
私たちも自分たちの理想の間取り図を描いて挑戦してきましたが、特に鉄骨の場合、かなり現実とのギャップがありました。
体験を含めてご紹介していきます。
新築注文住宅間取り作成で軽量鉄骨住宅の注意点
鉄骨住宅の場合は、ブロック形式になっているため、どうしても余分なハリが出やすいのが難点。
ハリという事情により以下の問題が私たちも抱えて難題となりました。
- ドアの自由を選択できない
- 収納を作るにしても幅が足りなくなる
- 収納を作りやすいスペースがあっても奥行きが足りない
- 部屋の四隅以外でハリを妥協する場所が出てくる可能性がある
こうした事情が私たちもありましたので、自分たちが希望する間取りを多数あきらめる必要が出てきたのです。
ですから、軽量鉄骨の場合は、ハリの出る間隔もしっかりリサーチした間取り図設計が必要になります。
次に木造建築における間取り図を考える上での注意点をご紹介していきます。
新築注文住宅間取り作成注意点で木造住宅の注意点
木造住宅を考える際の注意点は、将来性を考えた2つの部屋を1つにする構想案。
子供が将来出て行った時、2つに分けてある部屋を1つの部屋にして広く悠々と使おう
親としては将来の楽しみとなる部分でもあるこの考え方。
しかし、現実的には、 耐震構造などの問題から、壁を壊せない という判断が下されるケースもあるそうですから気を付けて下さい。
もし、こうした将来1つの部屋にしようと考えているなら、壁よりは薄くなってしまいますが、パーテーションで区切る工夫をおすすめします。
パーテーション設置なら、耐震を最初から他でカバーした部屋作りになりますから、将来1つの部屋にしても問題ありません。
こうした内容が、実際私たちが自分たちで間取り図を作り上げる際、体験した内容となります。
あなたが描く間取り図が現実的でありさらに家事動線を十分に考えられた理想の間取りになる事を願っています。
注文住宅をこれから検討していくという方のための情報もご紹介しています。
木造鉄骨メリットデメリット耐久性税金等比較新築一戸建て注文住宅
広さや配置、種類選びなどいろいろ新築間取りには、失敗後悔の原因が潜んでいます。
典型的な例では、以下のような悩みも代表的です。
レイアウトという視点では、以下のようなコンテンツも用意しています。
寝室レイアウト6畳8畳で何をどこに置く?後悔注意点まとめ【実例画像付】
少しでも、新しい事への挑戦をしようとしている方は、慎重に考えて下さい。
坪数による悩みについても記事をご紹介しています。
新築間取り40坪で家事動線や騒音防止失敗後悔注意点実例画像付
オシャレでも使いにくい家になってしまっては、意味がないですから。
こうした視点もご紹介しています。
あなたの新築間取りが生活しやすい、過ごしやすい家になることを願っています。
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。