新築一戸建て費用の平均相場について、このページをご覧頂きありがとうございます。
新築一戸建ての費用を考える方は確実に増えています。
- 工務店
- ローコスト住宅
- 耐震等級
- エコハウス
- オール電化
- 輸入住宅
選択肢は増えすぎている日本の住宅市場。
中古住宅を含めたら、選択の幅は留まる事を知りません。
しかし、新築というカテゴリにおける費用相場ということにも誤解が多いのも事実。
例えば、こんな悩みが新築一戸建ての費用相場にも多いんです。
- 新築一戸建て費用相場で安い工務店なら買えるはず。
- 新築一戸建て費用相場で高いハウスメーカーなら安心のはず。
- 新築一戸建て費用相場は口コミを見れば確実。
こうした誤解に満ちた検索方法で勝手に自分本位の安心をしている方が多いのです。
新築一戸建てを建てる計画を立てる際に、ついつい気にしてしまう新築一戸建ての平均相場。
注文住宅をこれから検討していくという方のための情報もご紹介しています。
木造鉄骨メリットデメリット耐久性税金等比較新築一戸建て注文住宅
自分たちの建てる、又は建てようとしている一戸建ては高すぎるのか?安すぎるのか?
体験を通じて、皆様に少しでも解決の糸口になってくれたらと思い、以下の内容を今回ご紹介しています。
新築費用相場坪単価平均が安い住宅事情とは?
新築費用相場坪平均が中間の住宅事情とは?
新築費用相場平均が高額の住宅事情とは?
新築費用相場坪単価平均の見極めポイントまとめ
以上の項目をまとめてみました。
全て私の住宅現場で培った経験や住宅購入をした体験をもとにした内容ですから、貴方の新築戸建購入の情報収集の1つとしてお役立てください。
平均相場が安い住宅事情
新築一戸建ての坪単価平均相場が安い住宅事情という点で、まずはご紹介していこうと思います。
坪単価平均相場が安いとはどの周辺が該当するのか?
坪単価平均相場が安いというのは、坪単価にして20万台~30万台の物件だそうです。
その場合には、どんなリスクがあるのかを教えていただけました。
1.コスト削減の多くは人件費削減になっている
大工さんは、日当で仕事を受ける現場を計算しながら請け負っているそうです。
しかし、ベテランと言われる方は、日当では、ここまで安い物件には多くの方が動かないそうです。
よって、下請けの下請けクラスのほとんどがアルバイトで建てられる現場が多いそうです。
アルバイトでまわる新築一戸建て費用が安い物件のリスク
実際に、私の周りの大工さんが驚いた衝撃の真実を公開していきましょう。
アルバイトの家作り最中に起こっている真実。
- ビスが足りていない
- しっかり打つべき場所に打てていない
- 工期が短すぎて、一日における仕事量がおかしいと思える位の量になってしまう
- よって一つ一つの工程管理がずさんになりやすい
等がリスクになるのです。
やはり住宅は生き物だからね。
建てる時が重要だと考えるなら無理があるよね。
後は、何かリスクってあるんですか? とお聞きしたときに驚きの事実が解りました。
坪単価の安い新築一戸建ての最大のリスク
家は何が一番重要か、皆様ご存知ですか?
- メーカー?
- 建てる部品?
- 土地の強度?
- 建てる手間?
そのどれも違います。
正解は、基礎。
- 基礎がダメなら、どんな立派な家を上に乗せても結果的には歪んでしまう。
- 基礎がダメな家は、経年で斜めになったり、修繕が必要になる理由が坪単価の高い住宅とは異なってくる。
この2点は非常に重要な家づくりにおいて、欠かせない情報だそうです。
この基礎工事における重要なのは、部材もひとつ。
坪単価の安い物件では、安いコンクリートを使うことが多い。
これは、見る人が見ればすぐに分かってしまうそうです。
基礎の部材が安いというのは、
新築一戸建てにとっては致命的な損失
ともいえるくらい重要になるそうです。
家の中の部材よりもお金をかけなければいけないのは基礎。
基礎がしっかりしている住宅はしっかり経年でも耐久性があるそうです。
ですから、坪単価の安い物件に興味を持っている方は、ぜひ基礎工事を見せてもらってください。
基礎工事でのコンクリートの厚み、歪み、水が溜まった後の水の履け方、全て違うそうですよ。
こうした注意が、必要なのが、坪単価20~30万台の新築一戸建て物件の注意だそうです。
では、次に中間どころとしての坪単価40万から50万台の物件についてご紹介していきましょう。
新築一戸建ての平均相場が中間の住宅事情
新築一戸建てにおける坪単価平均相場が中間ランクというのは、40万円台~50万円台。
この価格帯での注意点とはどんなことなのでしょうか?
大工さんが言うには、この坪単価を提示している一戸建て住宅が非常に見極めが難しいそうです。
新築一戸建て坪単価の中間ランクではどんな点に注意したほうがいいのか?
この中間ランクでは、内装にこだわっている売り文句を出している一戸建て住宅を扱う工務店やハウスメーカーもある。
しかし、先ほど伝えたように、基礎が一戸建て住宅には一番大切である。
この坪単価で、ベタ基礎や深基礎工事をオプションでも設けている業者を探すのが有効な見極めポイントだね。 と教えてくださいました。
もう一つ、皆様に知っておいて欲しいことを聞いています。
部材のこだわりを持つなら完成後現地見学会ならどこに注目すべき?
このランクで完成見学会を見に行くなら、何といっても、床材や気密性だそうです。
- 気密性を確認する上では、一番わかりやすいのは、暑いか寒いかではない。
- 道路を走る車の音、新幹線や電車の通る音がどの程度軽減されているのか?
これが非常に重要。
音が入るということは、その分、壁が薄い、気密性が低い、人の声が聞こえるなんて最もダメな場合が多い。
こうした点を完成見学会では見て欲しいんだよね。 と教えてくださいました。
ほとんどの人は、広さやキッチン、お風呂、洗面台等の水回りに目が行くけど、そんなのは選べばいくらでもいい物はできる。
肝心なのは、家の性能を見極める事。
家の中での会話においても、こんな実態が多いんです。
- 隣の部屋の声が聞こえてくる。
- 2階を歩いている人の足音が聞こえる、響いてくる。
- 2階で1人で寝ていた子供が泣いてもすぐにわかる。
こうした生活に密着した点を確認することで、その家の性能や気密性が見えてくるからチェックしてごらん と教えてくださいました。
このランクでは、人件費はまず大幅な削減はしてこないと思うが、工期があまりに短い場合はその点も注意が必要 だそうです。
こうした情報は、私がいくつも工務店やハウスメーカーの中で大工さんの数名にお聞きした貴重な情報です。
最後に、坪単価60万円以上の住宅について、ご紹介していきましょう。
平均相場が高額の住宅事情
新築一戸建ての平均相場が高額な場合は、全て安心なのでしょうか?
最後に、坪単価が60万円以上の住宅事情についてご紹介していきましょう。
坪単価60万円以上の新築一戸建てのメリット
この坪単価を出している工務店やハウスメーカーは非常に多い。
しかし、このランクで、デザイナーが入っている場合は、手数料等でも取られることが多いから現場とのバランスは非常に重要。
ハウスメーカーや工務店であるなら、部材の意識が細部になってくるそうです。
- 窓の質
- 床材や梁の木材仕様の種類
- 最近の流れなら太陽光発電
- 外壁の工夫(メンテナンスフリーの素材)
- 鉄骨にするのか木造にするのかの選択
等がこだわりとして出てくると思います。
こういうジャンルなら、自分のこだわりが出せるだけで安心ばかりが出ているように見えますよね。
でも、こうした高い金額を出しておけば、安心が高いかというと、見極めポイントもあるそうです。
坪単価60万円以上の新築一戸建てで注意する事
この坪単価があれば、必ず安心かというとそれは違う。
高い金額を提示されるとなんでも「これだけお金を出すなら安心なはず」と思う人は非常に多い。
しかし、この高額の影には、下請けや外注を使うことで、ほかよりもコストが余分に掛かってるハウスメーカーや工務店もある。
高いだけでの安心ではなく、こうした金額を出せるなら、出す場面と出さない場面を見極める目が必要だね。
なんでも、お金を出せばいいものでもない。でも投資すべき事と投資を見送るべきモノのバランスを見極めるのは重要だよ。
こんな話を数十分の間にしてくださったのは、50代以降になるもうこの道30年のベテランさん。
話をしてくれた内容にも非常に説得力がありました。
では最後に、皆様に坪単価平均相場からの新築一戸建て住宅の会社選びについて、まとめをご紹介していきましょう。
坪単価平均相場の見極めポイントまとめ
新築一戸建てを計画する際に、坪単価の見極めに重要なポイントをまとめていきましょう。
坪単価を確認する上でハウスメーカーや工務店に確認すべき事項の優先順位
- 基礎工事は、どの種類やコンクリートの種類もできるだけ明確にコストがかかってるのかを確認。
- 住宅における気密性やサッシ、建材における気密性の性能を確認(C値・Q値の確認でも良い)
- 住宅における床材や梁に用いる部材の仕入れ元やどんな部材を中心に扱っているのかを確認。
- 誰が担当してくれるのか?大工さんの顔写真や年代がわかるデータがあれば提示してもらう
- アフターの保証についての確認。
こうした内容を順に説明を求めることで、「この人はうかつに何か伝えられない!」と相手を慎重にさせることは重要です。
流されるのではなく、あくまでも新築一戸建てを建てるのは、あなた。
満足できる物件となることを願うなら、やはりこちらも知識を付けることも大切です。
私も一度途中解約という手痛い授業料を払ったことがあったため、かなり勉強しました。
皆様にとって、一戸建て住宅の坪単価平均相場を知るきっかけになれたらと思います。
しかし、坪単価というのは、表記のされ方も会社により大きく異なります。
坪単価の表記については、 新築一戸建ての坪単価表記に注意 の記事でご紹介していますので、併せて参考にしてください。
坪単価を適正か判断するには、家つくりの基本を知ることがとにかく大切。
私はこの内容があったからこそ、適正な価格であることや満足できる家つくりが出来たと確信しています。
家つくりに不安を感じない人はいないと思います。
ですから、ぜひ自分の手元に教科書を用意するくらいの気持ちで読んでみてください。
私はこの資料請求で、書籍を買う必要がないほどの知識をもらえたと確信しています。
まずは建物を知ることが、新築一戸建て住宅購入を失敗後悔しないためには最も重要です。
この考え方を最優先に意識して頂く事を強くおすすめします。
- これから新築一戸建てをどこの会社で建てようか?
- ハウスメーカーと工務店って何が違うの?
このような悩みをお持ちの方向けには以下のようなコンテンツも用意しています。
新築一戸建て間取りプランを工務店1社でも多く簡単に集める方法
実際に我が家が建てた一条工務店の坪単価についてもご紹介しています。
一条工務店30坪単価や価格例|i-smart購入体験者が値上げが続く実態を調査!間取り実例画像
我が家が購入後にもいろいろな会社を巡った中で検討する価値がありそうな会社についてもご紹介しています。
幸和ハウジング評判藤枝モデルルームClover SE見学感想
幸和ハウジングは、静岡県浜松市を拠点にする会社ですが、非常に気密性に優れていました。
しかし、ランク別があることが典型的な工務店の一例になる。
こうした住宅会社の見学をして比較するのも面白いですよ。
ローコスト住宅後悔原因についてもご紹介しています。
新築一戸建ての計画で全体像を把握するなら、諸費用的分野も重要。
火災保険新築一戸建て失敗後悔しない選び方|元保険営業の妻が納得した会社
このような情報も有効活用してみてください。
最後まで記事をご覧頂きありがとうございました。