- タマホームで新築注文住宅を検討している
- 間取りを考える上で、吹き抜けのあるリビングや玄関を考えている
- 夏が暑い、冬に寒い家は作りたくない
こんな人にお伝えしたい!
タマホームの吹抜けは寒いからやめておくべきです!
そう言える根拠をご紹介していきます。
他のハウスメーカーでの最高グレードモデルの家でも寒いという口コミが多い。
イズロイエは積水ハウスでも寒い?家を建てた人の感想と営業の差
セキスイハイムの吹き抜けが寒いという記事も書いています。
セキスイハイムの吹き抜けは寒い!価格以上のメリットなし?失敗後悔注意点
タマホームについては、以下のような記事も書いてきました。
タマホームシフクノいえ評判,口コミ|特徴やおすすめのポイント
タマホーム太陽光発電売電と電気代のバランス【メーカーや価格の実態】
タマホームカーポート見積り額は安い?【依頼先の選び方と注意点】
今回の記事では、タマホーム吹抜けが寒いという口コミを含めて、以下の目次でご紹介しています。
タマホーム吹き抜けの費用目安
タマホーム吹き抜け間取りの注意点
タマホーム吹き抜けの広さについて
タマホーム吹き抜けとリフォーム対応
タマホーム吹き抜けの長所と短所
まずは、自分たちの家は、どうすれば住みやすい、使いやすい家になるのかを考える上で参考にしてください。
タマホーム吹き抜け間取り失敗後悔口コミ
実際にネット上にも出てくる情報を見ていきましょう。
吹き抜けなしでもやばい!口コミ
タマホームで家を建てました 新築なのにすげー寒いです エアコンつけても全然です 欠陥住宅でしょうか? 35坪2000万もしたのに
そんなものですよ! そもそもの「断熱性能」が不足していますので、寒いのは当たり前の事ですよ。 使われている断熱材の問題ではありません。 ②エアコンの位置も関係ありませんね。 家から逃げて行く熱の量が多過ぎるのが、全ての原因なので、今からではどうにもなりませんね。 ③「新築後」10年もすれば、1回目の「修繕工事」の時期になりますから、これに併せて「断熱改修工事」を行ってください。
これが2019年度の書込みの様子。
実際に建てた人が35坪を2000万円で依頼して、寒い家になった。
この断熱性能の家に吹抜けを使えばさらに寒さが増す。
これは考えたくないレベルだと思います。
家族のつながりよりも健康を守る
タマホームの家でなくても、吹き抜けを採用して多くの人が失敗後悔を口にしている時代です。
別に北海道のような寒冷地仕様を検討する人ばかりではありません。
全国で注文住宅を購入した人たちが、会社を問わず寒いと口にする。
もしそうなら、リビングを吹き抜けにすることよりもいろいろやるべきことがあります。
空間 | 吹き抜け検討以外のポイント |
玄関 | 土間やシューズクローゼットの増設 |
リビング | 配線工事の追加(コンセント増加) |
ダイニング | テーブル周辺の収納量増加 |
キッチン | システムキッチングレードアップ |
廊下、階段 | 通路の幅を広くする |
子供部屋 | 配線工事やクローゼットの設備を充実させる |
こうしてみると、かなりやることが多いと思いませんか?
やはりオシャレは大事なポイントになります。
でもそのアイデアを採用して結局何が生活に関係するのか?
この答えとして、吹き抜けは苦労が多いと思うのです。
吹き抜けが寒い原因
玄関やリビング階段を採用する間取りに多いですが、吹抜けを作るということは、接合部の影響がかなり大きくなります。
- 冷えた空気は下に降りてくる
この空気の循環の特徴からも吹き抜けを安易に採用すると冬は寒い家になりやすいのです。
これは、タマホームだけでなく、どんな会社でも同じことです。
光熱費が高くなった
吹き抜けを採用するということは、エアコンの出力に求められる面積もその分多くなります。
床面積だけでエアコンを設定しても天井高が2.1m又は2.4m以上に設計された基準で案内をしていません。
つまりは、光熱費がかかりやすい家になっていることに気付かされることも多いのです。
タマホーム吹き抜けの広さについて
- 土地が広くないならやるべきではありません。
- 予算を削るためにはなりませんので意味がありません。
- 2階の水回りの近くになるなら、配管の選択肢を増やすためにも採用する価値はありません。
こうして考えたら、正直、庭先を眺めるためのちょっとした空間くらいしか私の中には思いつくスペースはありません。
それ以外には、居室で寒い思いをさせることを考えたら、どこにも採用したくありません。
吹き抜けとは?間取りの意味
吹き抜けとは、上記の画像のように、1階天井部分が無く、上層階の屋根まで突き抜けた空間を作ることを意味します。
工法としては、マンションやビルの建設でロビーやラウンジ等に用いられる工法。
メリットは、
- 開放的な空間
- 上部の窓から十分な日差しを確保できる
- オシャレな外観デザインになる
吹き抜けがおすすめの間取りについては、
吹き抜けのある家の間取り調べ方注意点やお勧めの設備|現場経験者が解説
しかし、デメリットとして、冷えるという声が多いのが注意点です。
タマホーム吹き抜けの費用目安
タマホームでは、標準工事の範囲内に吹抜けは含まれておりません。
希望により、オプションで別途費用を支払って依頼をする必要があります。
タマホーム吹き抜けオプション価格
価格目安は、坪単価としてご案内しています。
35万円から50万円というのが一般的です。
この価格は決して高いと言えないです。
なぜか?
吹き抜けは、意外と天井を作らないだけ考えている人も多いですが、実はそういう事ではありません。
- 構造計算のやり直し
- 耐震補強に必要な部材確保
- 依頼する大工の選定
このようにいろいろな手間や専門の仕事を依頼する必要があります。
よって、この工賃で依頼が出来るのは安いと思ったほうが良いでしょう。
しかし、安い価格で何を買うのか?
この答えとしては、良い買い物をしたとは言えない部分もあります。
天井の有無による暮らしの差
タマホームに限らず、暮らしの上で、吹き抜けがあると何が良いのか?
この答えは、先ほどご紹介した日照条件というのが大半です。
では日当たりが問題ない土地に家を建てる場合はどうでしょうか?
短所
- 上の窓から冷気が伝わりやすい構造になる。
- 暖房や暖かい空気が上部に逃げやすい作りになる。
- 上部の窓の手入れ等は大変になる。
- 照明器具の交換等も手間が増える
たったこれだけのことを考えても40代50代の元気な時なら良いかもしれません。
しかし、老後の生活を考えたら、手つかずになって誰も掃除も電球交換もできない状態になりませんか?
決して、家は引き渡しの時のイメージがすべてではありません。
住み続けることを考えなければ将来に課題が多い家になってしまうのです。
タマホーム吹き抜けとリフォーム対応
タマホームでもし総2階建てを建築して、その後に吹き抜けを作ったらどうなるのか?
この考え方は、決して効率の良い方法とは言えません。
なぜか?
- 構造計算がかなり面倒です
- 2階の床を排除するより1階の工事が大変です
- かなりの大掛かりな工事が必要です
- 配管が関係する場合は困難なスペースもあります
このように考えたら、一度建てた家をやり直すというのは考えないことが無難と言えます。
タマホーム吹き抜けの長所
タマホーム吹き抜けのある家にメリットはあるのか?
短所はどこにあるのか?
大安心の家でも採用は見送るべき
長期優良住宅だから大丈夫なはず。
こんなことを言ったら、ハウスメーカーのどこの会社でも冷えるなんて声は出てこないはずです。
- 鉄骨、木造も問いません。
- 坪単価が安い高いも関係ありません
- かなりC値、Q値が高い状態でも、冷気の侵入を完全に防ぐことは困難
その冷気をどこまで伝わりにくくするのかというのは、かなり考え方として言辞的ではないのです。
よって、長所はないというのが私なりの答えです。
どうしてもというなら、採光のために致し方ない土地で家を建てる場合に限る。
これが私なりの答えです。
タマホーム吹き抜けの短所
タマホームで吹き抜けのある家を作るデメリットは色々あります。
- 冷えます
- 床暖房をしないと冷えた床を歩くことになります
- 冷暖房の効きは確実に悪化します
- 上部の窓のカーテンやブラインド等の設置など余分なインテリア費用も掛かります
- 照明交換費用が高くつきます
- シーリングファンが高い位置にあるためほこりが落ちてくるリスクがあります
こんな家を積極的に作りたいと私には思えません。 だったらどうする?
タマルールの一つですが、吹き抜けも施工面積にカウントされる為、吹き抜けでも床でも同じ値段です。吹き抜けは作らずに床にした方がお得です。 半年前にタマホームで建てました。 タマホームの設備、素材等は大手の安いランクのシリーズとは引けを取らないと思います。 但し、広告で宣伝してる坪単価20万円代では絶対に建ちません。 高気密高断熱の家と言うには少し貧相な気がします。
上記の口コミに私も賛成です。
確かに家はコスパが良いと感じる対象は人により異なります。
しかし、やはり多くの人は、狭い、暗い、冷えるという3つの条件を嫌う。
せめて、多少狭いと思っても明るい、暖かい家に住みたいから賃貸からあえて戸建てを購入している。
だったら、家内部の体感温度を下げる設備や内装をあえて取り入れることは避けるべきではないでしょうか?
寒くない家をつくるコツ
結局、外の気温が何度でも家の中の住まいの環境をどう守るのか?
この関連で重要なのは、気密性と断熱性。 関連キーワードを検索したい人向けの情報を掲載しておきます。
【熱損失係数(Q値)】
不動産業界にもさまざまな専門用語があります。
建物の性能評価としても現在用いられる数値には意味があります。
我が家も実際に自分の家の数値を計測しているところを引渡し前に見せてもらいました。
専用の機器を利用して計測。
この数値が表示されている。
だからこそ、今の自分の家がどの程度気密性がしっかりしているのかを確認できる。
【設備との問題点】
オール電化の家は、太陽光発電を使う。
コンクリートや鉄骨系は木造とは違い、熱を伝えやすい。
自分たちでは対策もできない。 結果的に2階の屋根周辺のロフトはかなり暑い。
こういう事も知った上で何を採用するべきかを知っておくことは大切です。