- 住宅ローン事前審査の期間はどのくらい?
- 1週間、2週間待っても連絡が来ないのはなぜ?
- 落ちる人はすぐ連絡が来るって本当?
住宅ローンを組めるかどうかによって、家が買えない可能性もあります。
住宅ローン事前審査関連記事。
今回の記事では、住宅ローン事前審査の期間が長い原因と対処法について以下の目次で解説します。
審査期間が長くなる理由
審査期間に影響する書類
限度額オーバーで否決されたら?
審査期間が長くなる理由
事前審査にかかる日数は、一般的に3日~1週間程度。
本審査であれば、2週間から4週間程度といわれてます。
これより長い場合は、何かしらの理由があると考えられる。
ではなぜ長くなるのか?について、ご紹介します。
審査対応者が不慣れ
私自身が実際に体験した内容です。
金融機関の担当者を申込者が選ぶことは難しいです。
- 新人や不慣れな人が対応することもあります。
- 金融機関内の担当者が複数の案件を同時に処理していることもあります。
つまり、後回しにされたり、上司などに教わりながらゆっくりやっているケースもあります。
担当者との連絡が密に取れる人でも以下のようなことがあります。
- 同じことを何度も質問される
- 提出したはずの書類の内容について確認の連絡が来る
こうしたことを2日後、4日後などで受けている時は、担当者次第だったという可能性があります。
担当者が交渉している
- 年収は400万円以上。
- 返済負担率も30%以内。
- 勤続年数も3年、5年以上。
- 転勤の可能性もない。
こんな条件の人でも以下のようなケースは時間がかかります。
- 転職回数が多い
- 1つの会社に勤務している期間が短い
- 多重債務
- キャッシングやリボ払いの返済期間中である
- 書類上の不備がある
- 提出された書類と記入している情報が一致しない
- 過去に延滞、遅延の履歴が見つかった
これらは、審査に確実に影響しますといわれました。
さらに、
- 希望額がギリギリである
このような場合は、担当者が必死に内部で説明をしているケースがあります。
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審査期間に影響する書類
審査を依頼する際には、金融機関にいくつか書類を提出します。
この書類の中身は記載モレやミスがあると余分な時間がかかるので要注意。
住宅ローン審査時に勤続年数の間違いは落ちる原因?銀行の説明体験ブログ
個人信用情報の確認
クレジットカードやローン事業の診療情報を確認する際、CICなどから資料を取り寄せることになります。
勤続年数1年未満の場合は、給与証明や年収見込み額を会社から出してもらうことを依頼されることもあります。
つまり、こうした書類上の不足や確認に時間がかかります。
- 追加書類の申請、提出
- 確認事項の返事待ち
これらは、思っていたよりも多くの時間を浪費します。
書類の提出がどれだけ不備なく、正確に行えたのか?
ちょっと怪しいと思ったら、書類を提出する前に全て担当者に事前に確認することが大切です。
限度額オーバーで否決されたら?
審査の結果は、「否決」でした。
しかし、年収、健康状態、完済時年齢、勤続年数は問題ありません。
「ただ、今回の年収に対する借入希望額がちょっと」
このくらいのことなら、担当者が直接連絡してくれることもあります。
つまり、頭金の増額ができないか?という問題です。
この場合は、ある意味幸せだったと思ったほうがいいかもしれません。
通った後の生活が苦しくなる
- 返済がきつい
- 家なんて買わなければよかった
- 生活が苦しい
- 貯金ができない
コロナ前からコロナ禍にかけて「返済がきつい」という声は急増。
住宅ローンで破綻する人も多いのです。
家の購入は、無理をしてまで検討するものではありません。
無理矢理通すという考え方もあります。
限度額オーバーなら他で通る可能性がある
1社、2社ダメだったからといって諦めるのはまだ早い。
私自身がその体験者だからこそ、伝えたいことがあります。
それは、金融機関によって、厳しくなる項目は大きく異なるという事実。
返事が遅いと不安になります。
毎日眠れない日々を過ごす人もいると思います。
もしあなたがどうしても通したいと思ったら、次の審査に出す金融機関も検討しておいてください。
そして、書類上の不備が少しでも少ない状態になるように準備をしましょう。
借入限度額については、どの銀行も不可能という答えではありません。
諦めずに頑張ってください。