新築玄関の広さはどのくらい必要なのか?という悩みについてご紹介しています。
新築玄関の広さの悩みについて、このページにご訪問いただきありがとうございます。
サイト管理人2児パパニッキーと申します。
新築一戸建てにおける玄関の広さをどのようにしていくか決めていくのも悩みますよね。
YOUTUBE動画で実際に我が家の玄関を撮影しながら、ご紹介しています。
玄関という空間にアクセントクロス採用後にリフォーム相談を受けた時の悩みをご紹介しています。
玄関関連記事一覧
新築玄関については、セキュリティとドアの選び方もご紹介しています。
新築玄関については、14項目に分けてそれぞれの対策やポイントもご紹介しています。
新築玄関失敗原因14項目の注意点と対策法まとめ|Web内覧会画像付
今回の記事では、玄関の広さを考える時のポイントと注意点を以下の項目でご紹介していきます。
新築玄関広さの想定内容
新築玄関広さの失敗事例
新築玄関広さ成功のコツ
住宅の間取りは、各スペースが必ず必要に応じた調整が大切。
- 何を起点に考えれば広く感じるのか?
- その場所の収納にいったい何が情報として不足しやすいのか?
この2つをまずは見落とさないためにも確認していきましょう。
新築玄関広さの想定内容
新築玄関という空間を想定する時に、以下のスペース確保が重要になります。
- 靴を収納するスペース
- 雨の日や翌日に雨具を干す空間
- 傘などの日常に必要な対象を補完する場所
- 来客があった時でも靴を置けるポーチの空間。
- 子供たちと親を含めて家族の人数分の靴が全て置く事ができるポーチ。
- 框から家の中に入る際、人も荷物もある上での生活動線に必要な奥行きと幅の確保。
これら全てが想定されなければいけない。
リビングから靴を履くという行動の外出までの生活動線。
玄関から靴を脱ぎ、リビングに入るまでに必要な生活動線。
この2つをきちんと考えた幅と奥行きがただ家を広くするのではなく、広いと感じる空間に仕上げる事が重要です。
帰宅時の生活動線
人は多くが家に帰宅時に家に戻った時の方が狭く感じる事が多い。
その理由はなぜか?
単純に手がふさがった時に動きやすいと感じるかどうか?
- 照明スイッチが押しやすいか考える。
- 靴を脱ぎやすいか考える。
- 荷物を一時退避させる場所を考える。
- 雨具などをポーチではなく、土間に退避させられるか?
このように、いきなり階段を利用するという想定より1つ前。
壁に囲まれた空間でどう自分が行動をするのか?
この時に動きやすいと感じればメリットとなる。
動きにくいと感じればデメリットになる。
この設計が非常に大切になるのです。
関連の動作をイメージ
単純に靴を履く、脱ぐ事もシューズクローゼットの扉を開けて靴をしまう動作も全て人間の動作の中で姿勢と個人の動けるスペース確保が重要。
- 1畳ほどのスペースに以下の動作が入ったらどうだろうか?
- 扉が自分の方に向かって開いたらどうなる?
- 靴を持ちながらの腕の動きに余裕はあるのか?
- 手荷物を抱えた状態では圧迫感を感じないのか?
たったこれだけを違和感としてどこまでイメージできるのかによって、工事の前の依頼の悩みはかなり変わってきます。
インテリアへの配慮よりも必要なこと
最近は、リフォームでも新築でも他人のブログや写真を見て検討している人が増えている。
しかし、検討する上で、本当に設ける必要があるのか?をよく考えるようにしよう。
具体的には、以下のような対象があれば、使いやすいとアイデアを取り入れる点がポイントになる。
狭い玄関だけど収納が欲しい ⇒ニッチ台に費用をかけて用意したインテリアにたどり着く
これはあくまで、玄関に印鑑や鍵などを置いておくためのスペースとして取り入れる人が多い。
しかし、そもそも出来あがった後に、そのスペースがあるなら、別の検討を必要とする事も無いのか?
例えば、雨の日の濡れた衣類のハンガー掛けも確保が必要な広さの問題。
部活や季節ごとのスポーツ関連におすすめの収納スポットの広さ。
このような対象に活動をしているシーズンの自分たちなら気付くはずの対象がある。
しかし、間取り設計の打合せの時には考えていなかったという人は多い。
広く感じるために
では、玄関の広さを感じさせる事のできるおしゃれなインテリア配置はどうすればいいのか?について、ご紹介していきましょう。
新築玄関広さと失敗原因
具体的にどんな時に失敗を感じやすいのか?
建売、注文住宅を問わない環境の便利を感じるためのポイントをご紹介していきます。
幅
人がその空間に入ってまず狭いと感じるのは幅。
そもそも入るのが快適ではなかった。
この情報が非常に多いので注意が必要です。
- 玄関ドアは親子ドアになっているのか?
- 自分で見るではない歩いた時の歩数は何歩分幅があるのか?
この2つが玄関のホールでの行動に大きく影響します。
土地や建物の条件もいろいろあると思います。
もちろんそのエリアによって、狭小の土地には違う工夫を求められる点もあると思います。
でもまずは玄関ドアの扉を開けた時をきちんと想像する。
- 現在使用している賃貸物件の玄関のサイズは?
- 持ち帰った荷物を玄関框に置くのは自然に可能か?
たったこれだけでもかなり設置するサイズはリアルな計画になります。
奥行き
家を建てる時、想像以上に見える感覚と使った時の余裕に差がある。
こう感じやすいのも建築の特徴。
自分の家を建てるなら、出入りする物の分を確保するべきか?
この時に日常の生活で目にするのは家具や家電の搬入。
最初に訪れる時間は、新築でも中古でもマンションでも一戸建てでも引っ越し。
玄関と掃き出し窓のどちらからもきちんと対応できるスペースがあったら非常に楽ですよね。
もちろん、家電や家具が入る想定があったら来客の人が多少大きな体格の人でも困らない。
まず最初は、床を使って人が歩きやすい奥行き確保。
続いて、90㎝程度の幅の荷物(家具、家電)が移動するルートを確保。
この内容がきちんとできているかが非常に大切になります。
収納設置面積
玄関にはもちろん靴をしまう下駄箱が必要。
この下駄箱も同様に奥行きが幅に直結する課題要素です。
- 家の中で一番大きいサイズを履く人の靴は入るのか?
- ブーツやハイカット系は土間と下駄箱どちらに入れる?
- 家族全員分が配置できる棚の高さと数は?
収納はデザインももちろん気になるところ。
シンプルでスマートなデザインなら失敗しないと思っている人も多い。
しかし、一戸建てになった時、賃貸と同じ大きさの玄関収納で住まいが満足できますか?
理想の間取り図を考えるなら、ある程度将来の分も確保することが大切です。
特に以下の点は重要。
- 今だけでなく将来子供が使う部活の道具や靴の収納スペース確保
- 季節ごとのスポーツ(サーフィン、スノーボードやスキー)に参加するアイテム収納スペースを作るのか?
- 自分たちの靴の数は今後は増えるのか?減らすのか?
考えるべきは、将来設計。 すぐに子供は成長するし、今より靴のサイズは大きくなる。
一番大きくなった成人の家族3人、4人、5人の時にも簡単に入るのか?
このチェックをしておく必要がある。
玄関の広さを気にするだけでなく、その玄関集にまつわる一戸建て計画には重要な内容を下のような項目でもご紹介しています。
新築玄関広さ成功のコツ
ブログをいくらチェックしても参考にするべき対象は違う。
この言葉をほかの記事でもかなり多く伝えている。
それは単純に家族構成と使う人の体型、身長など多くの情報が欠落しているから。
毎日の生活からチェック
自分たちの暮らしの中でも数多くの出入りをする機会があるはず。
- 子どもの送り迎えをしているママ。
- 毎日仕事帰りにバッグを持って帰るパパ。
- 習い事の鞄を持って出かける子供。
こうした日常の関係で自然に目にする玄関での行動から広さをチェックする事が大切。
大きくなった時に何を経験したいのかを言われた時、置き場所がないと言われてしまったときは子供はなんていえばいい?
こんなことを心のどこかで思い描くことが出来れば、きっと希望の光が見えてくると思います。
荷物を持って確認
自分が最も大きくスペースを必要とするタイミングは?
日常の生活でいえば、以下のようなタイミングと言われる人が多いでしょう。
- スーパーでまとめ買いをしてきた帰り。
- ゴミ出しを2袋出す時。
- 荷物の中でも長い物を持ち運ぶ時(ボードや弓道の道具、楽器など)
このような時に、自分より大きくなっている部分がいかに照明や壁を傷つけずに通過出来るのはどのくらいのサイズ?
奥行きと幅がどうなっていたら自分は考える事が少なくて簡単に使える?
自分を取り囲む扉、棚、照明スイッチに照明配置。
このような自然の行動の中にあなたが求めるプライベートスペースの確保に必要な条件は必ずあるのです。
その最も荷物が多い時の両手に抱えたままの靴の履き替えや移動。
もしその時、もう一人大人がいたら?
この想定を考えたら、当然家のリビングなどの収納を取り出す自分のスペース確保よりも幅がきちんとしていないといけない。
こうした考え方をしていくと、きちんと新築らしい成功を実感できる家が完成すると思います。
家族みんなが使いやすい。
この言葉的な意味は、きちんと生活環境を考慮した上でいかなる時にも空間を狭く感じないこと。
横にいる人のことを考えない暮らし。
この条件が整ったとき広いと感じるのです。
玄関ホールには子供たちと一緒に帰ってくる時、どのくらいの幅が広いと感じるために必要なのか?
1365㎜ 1820㎜ このような寸法が間取りの幅によく使われている。
しかし、変形型の土地や建坪が少ない時は、広くても4畳がやっとの状況も多い。
ホールと土間をどちらを優先するべきなのか?
建売などにある展示場に何度か足を向けながら、家族が一緒に入ろうとしたときの幅をぜひチェックしてみてください。
広いと感じる空間の共通点
- 手荷物がある状況
- ベビーカーなどを入れる時
- 自転車を入れる時
- 部活の道具や雨具を入れる時
いかなる時にも荷物を動かせるスペースがありますか?
人が空間を広いと感じるには条件があります。
それは、自分のプライベートスペース以外にも自由にものを動かせる空間が存在すること。
ベッドサイドでも子ども部屋でもキッチンでも脱衣所でも同じですよね。
自分以外の誰かが来た時に身動きが取れないのは狭いと感じる。
たったこれだけを意識しているかしないかだけで大きく違ってくるのです。
必ず家族全員が横に並んだ時を想像してください。
きっと何か感じるはずです。
では最後に、新築玄関我が家の実際のWEB内覧会をYOUTUBE動画でご紹介していこうと思います。
新築玄関広さWeb内覧会
実際の動画をご覧頂きながら、少しでも体感する時のイメージをお持ちいただけたらと思います。
我が家が意識した事
私達が新築玄関の広さ対策に心がけたのは、土間収納スペースを作ったこと。
小さな子供が居る我が家には、
- 子供用自転車
- ベビーカー
- 掃除用具
- ウォーターサーバー予備
- ダンボール等の回収系
- ゴミの一時退避場所
こうした配慮がどうしても玄関に必要になりました。
ですから、壁を設け、スライドドアを配置して、土間収納を作り上げました。
そして、子供が並んで入った時にも靴を脱ぐという作業を必要とする土間の広さを展示場などで想定をして決めました。
結果的に、子供たちが靴を脱ぐ姿を安心して荷物を持って見守る空間が作れたと思っています。
暗い対策に意識した事
我が家の新築玄関間取り配置方位は南西。
玄関に光が差し込むのは、南と西でした。
よって、
- 少しでも昼間の光を取り入れられる様に玄関ドアに採光窓があるタイプを採用
- スリット窓を玄関収納横に配置
- 玄関収納をスリット窓配置で開けておく事で、荷物の退避場所やコンセント配置に成功
➔クリスマスツリーや門松等の季節需要品を配置するスペース確保。
こうすることで、暗いという空間を少しでも明るく見せる配慮をしました。
最後に、壁紙への配慮は徹底しました。
- ラメ入の白い壁紙を採用。
- 全体を凹凸の少ないフラットな壁紙で汚れ対策。
- 白を貴重とすることでインテリア配置の自由化を目指す。
こうした配慮をする事で、新築玄関の広さや暗い対策を目指しました。
我が家も全体は34坪という標準的なサイズです。
玄関1つの参考資料として動画をご覧いただけたらと思います。
他にも環境的に広い狭いだけでなく、生活しやすい環境を作る為に必要な注意としては、床が大切。
玄関なら、タイルという選択肢も見た目や掃除の為に注意が必要。
新築トイレ床クッションフロアの色選び方|web内覧会画像付【オシャレの楽しみ方】
バルコニータイルは必要?デメリットと後悔原因|マンション戸建て共通点
壁の色とセットで考えていくべき床の色についてもご紹介しています。
新築床の色成功のコツと失敗注意点|実例動画や画像から考えるポイント
このような内容からもそれぞれのスペースの雰囲気だけでなく、ケアや足腰への負担等の想定範囲を広げながら御覧ください。
広さにも影響する壁紙クロスの選び方にアクセントクロスの選択という悩みもあります。
この他にもアクセントクロスの選び方については、以下のような内容をご紹介しています。
階段のアクセントクロス効果は期待外れ?画像付他の部屋も同じ?見極め方
おしゃれな寝室アクセントクロスの選び方と色例|空間を彩るアイデア解説
ブログでアクセントクロス失敗後悔原因チェック|エコカラットやdiyも要注意
このほかにも狭いという悩みについてもご紹介してます。
狭いトイレならどうすればいい? こうした視点からは、以下のような記事も書いています。
狭いトイレインテリアおしゃれ成功の優先順位と3つの失敗後悔原因注意点
実際に玄関の広さに迷っている人の書き込みを見ておくのも勉強になります。
キッチンの成功のコツもご紹介しています。
注文住宅新築キッチンの失敗後悔事例と成功3大要素を業界経験者が解説
洗面所(脱衣室)の広さ確保も収納や子育ての動線、掃除などを含めた視点からご案内しています。
新築洗面所脱衣所広さが狭い,収納不足を感じる要因は何?実例画像付で解説
- 無料の資料請求を繰り返してもなかなかイメージができない。
- 外と中のイメージが違いすぎる
- シューズ入れの高さがあると圧迫感があるという印象が否定できない
マンションから戸建て住宅に引っ越しをしたからこそ悩んだ内容。
賃貸から注文住宅に引越しをするとどうしても幅ばかりに気を取られる人が多い。
しかし、以下のような考え方は各居室のクローゼットを変わらない。
- 靴箱の下にも何か入れるのか?
- 高さのある靴はどこに入れるのか?
- 傘やシーズン限定仕様のモノはどこに入れる?
このような対象を見落としがち。
これらが、大まかに分類されている状況なら、住んでからもそこまで違和感を感じない。
これが一つのポイントになります。
最後まで記事をご覧頂きありがとうございました。