ダイニングキッチンテーブルはリビングに干渉させたくない。
家の間取りを考える時キッチンには他の部屋に必要な要素がほぼ詰まっている。
- カウンター
- 収納
- テーブル
- 椅子
- おしゃれのためのインテリア雑貨
- 家事や育児、炊事がしやすい設計
家電1つでも横並べに配置1つで動線は大きく変わってくる。
掃除や手入れを含めて考えたらどうすることが家族を支える立場としても楽ができるのか?
この点を我が家も広い間取りを目指しながらも模索した時期がありました。
これまでにも新築キッチンについては、以下のような内容をご紹介してきました。
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新築間取り全体に関わるキッチンを見て感じてほしいこともご紹介しています。
注文住宅新築キッチンの失敗後悔事例と成功3大要素を業界経験者が解説
ダイニングからリビングにかけての窓配置の注意点もご紹介しています。
今回の記事では、新築キッチンのダイニングテーブル横並びの間取りの特徴や選び方において注意しておくべきポイントを以下の項目でご紹介しています。
キッチンダイニングテーブル横並び間取り実例と特徴
キッチンダイニングテーブル横並び間取り採用注意点
キッチンダイニングテーブル横並び間取り見送り理由
自分たちの生活の中で収納や動線を含めて少しでもテーブルの位置が対面なのかの迷いを含めて家づくりに役立つことを願っています。
キッチンダイニングテーブル横並び間取り実例と特徴
私も住宅展示場などに何度も足を運びながら気になった時もありました。
でも実際に位置を見て、自分で使う感じで何度か歩いてみると、かなり特徴があると感じた事がある。
LDKの広さ的に30坪台には難しい
新築のイメージ的にサイズが30坪台が最近は多い傾向がある。
平屋、2階、3階建てを含めて、40坪でもまだ足りない感じ。
せめて50坪60坪という広さがないとこの横並びでの位置での配置は実現できない気がしました。
テーブルだけでなく椅子を含めた生活動線確保
ダイニングテーブルの位置をどこに配置したとしても結論としてテーブルの幅と奥行きだけでは足りない。
多くの人が、LDKを狭いとか狭かったと感じる声が新築購入体験ブログなどを見ていても多い。
なぜそう思ってしまうのか?
この答えには、暗いとか縦長,横長などのカタチの特徴など多くの要因がある。
しかし、その中に今回の内容と共通する点で注目するべき点がある。
それは、自分のプライベートスペースの確保が厳しいと感じた点だ。
椅子を引く。
人が旋回して立つ、座る、運ぶなどの動作を行う必要がある。
リビングソファでもテレビからの距離だけでなく、人が立ってテレビの方向と違う方向を向く時の動線が楽になっているのかを確認する必要がある。
このような点から、せめてldkとして、20畳以上のスペース空間を持つ人の間取りなのではないか?
この対象に当てはまる人なら、窓やいろいろな設計を含めて参考になる対象だと思っています。
キッチンダイニングテーブル横並び間取り採用注意点
上記画像は、実際にテーブルが対面式ではなく、システムキッチンの横に配置されたモデルハウスのキッチンから撮影した一枚。
このように見える時、何が不自然とか不便と感じるのか?
注意点としてご紹介していきます。
間取りと窓の配置が要注意
リビングに掃き出し窓を用意したり、LDKに日差しを取り込み、少しでも明るい空間を作りたい人も多い。
しかし、庭がある家でもどうしてもこの間取りは、キッチンと言う場所に日差しを入れる為には、専用の窓が欲しくなる。
この窓は、家事や炊事をする前に必ずリビングと別でカーテンを閉めたり、生活の中での動線を必要とする。
これが私が最初に伝えたい注意点。
実際に外からの視線対策としてリビングもダイニングもそれぞれに窓を配置してるとその他の和室などを含めて視線が気になる場所ばかりになってる。
こんな家は本当に使いやすいのだろうか?
トイレや片付けの動線はどうする?
キッチンからの急いで子供のフォローに向かいたい時、もしキッチンのシンク側に座っている人がフォローに向かう時にはどうなる?
子供が対面したら、実際に子どもの動くタイミングもある。
こうなると、それぞれが動きだすタイミングを常に気にしてる空間にならないだろうか?
人の後ろを通る時の状況を確認しながらの行動。
これが今回の重要なポイントとして伝えたい設計の注意点となります。
それぞれの人が自分のペースで移動をしたいと思う時の次の相手の行動を観察しあう。
これがどうしても煩わしいと思えてくる時が来る気がするのです。
キッチンダイニングテーブル横並び間取り見送り理由
我が家では、住み心地を考えた時、いつも誰でも簡単に自分のペースでみんなそれぞれが動きやすい空間を意識した。
l字でもアイランドでもi型でもキッチンはいろいろな提案を出してもらう事が可能になった時代。
でもどのアイデアを取り入れるとしても全てが使いやすいということは新しいほどたくさん満たせるという事ではない。
近くに座る人にとっては、かえって自分の動きを制限されてしまったと感じるような家に暮らすのは生活しにくいと感じてしまう。
たくさんのクローゼットの方がこだわった
トイレやお風呂、脱衣所などの広さの方が私が考える生活しやすい家で暮らすことを考えたら重要だった。
他の部分に力を入れた分は、みんなにとってすごく広く感じてもらうことができる。
特にトイレとお風呂の広さはこだわって得が多いと思う。
- 体調が悪い時に行っても苦痛を感じない。
- 子供と一緒にお風呂に入った後に介助しやすい脱衣所。
このような点を意識するとすごくスッキリと生活することができる。
片付けに便利なのはカウンタータイプだった!
結局は、テーブルに置いた食器などを片付けする時の事をイメージしてください。
シンクから遠い人は一人で座って食べたら一番移動する歩数が多いんです。
例えば、ママが洗濯物の片づけをしたい時、子供におやつを出した。
リビングにいる子供を呼ぶ。
リビングに近い方の席に座る子供
すぐに出したら食べた物を片付けるのを頼んでママは洗濯物。
こんな一見スッキリしたように感じる動線計画。
しかし、この後少しでも果汁や汁物を扱った時には、子供が運ぶ途中で落とす、こぼすというリスクも考える必要がある。
結局は、食事をしてからの片付けに便利と思っていても、窓を開ける習慣がある人なら風の影響まで構造上の計算が必要。
こんなことになるなら結局は片付けはカウンターに置いてくれた方が無難だった。
一度子供が座ってからの片付けまでの動線を一番シンクから遠い席で考える。
これがもっとも重要なポイントになるのではないでしょうか?
この座席配置を子供の好み的に採用した我が家は、どうしたのか?
この答えは、カウンタータイプにさらにテーブルを置いてコの字に座る配置を採用しました。
この形で今椅子が見えている位置に私が座っている。
長い部分に子供たち。
一番キッチンに近いのが妻。
これで、子供たちが2人で座るというスタイルに慣れてくれたことで、外食なども座席選びが簡単になりました。
あなたの家にも広さの問題があれば、参考にしてください。
今回の記事でご紹介したかった内容は以上となります。
最後まで読んでくれてありがとうございました。