- ローコスト住宅で家が欲しい。
- 高いハウスメーカーが欲しいとは思わない。
- 少しでも安いプランで上手に良い買い物をしたいと思う。
- でも実際にローコストの家の寿命は長持ちするのだろうか?
長期優良住宅
高気密、高断熱
夏涼しいし冬は暖かい。
太陽光発電で住宅ローンは毎月返済額5万円台。
こんな言葉が記載されている住宅のチラシや広告はよく見かける。
780万円、880万円、1000万円以下の家づくり。
でも実際に家を建てた後に10年後、20年後の状態は本当に大丈夫なのか?
このような悩みを現場でよく聞こえてきていた内容からご紹介していきます。
これまでにもローコスト住宅については、以下のような内容をご紹介してきました。
愛知県内の情報をピックアップしながらご紹介もしています。
ローコスト住宅に関わる悩みについてもご紹介しています。
住宅の設備についても触れています。
平均相場という考え方
間取りの設計についての特徴。
トラブル回避という考え方。
ローコスト住宅の評判の見極め方。
ローコスト住宅での失敗後悔原因についてもご紹介しています。
私のサイトは、新築一戸建て購入後に失敗後悔を感じてほしくないという思いから経験を活かし情報公開をしています。
今回の記事では、ローコスト住宅の寿命という考え方について、現場で聞こえた声を含めて以下の目次でご紹介しています。
ローコスト住宅寿命の実態
ローコスト住宅寿命と老朽化
ローコスト住宅でも寿命が必ず短いとは言えません。
しかし、考え方の中で購入する前に勘違いをしている人も多い。
この誤解を解く意味でも情報収集の1つとしてご覧ください。
ローコスト住宅寿命の実態
安い家だから欠陥が多いはずとかすぐ壊れるなんて事を考えているなら、それは違います。
家の価格が安いか高いかだけで内容がすべて同じということではあれば、価格差の条件が同じはず。
しかし、実際には同じ坪数に総額予算を同額にしても仕上がる内容が異なります。
いろいろな要件が異なり、当然同じ金額でも建物の中も外観も異なります。
つまりは、家を金額だけで比較するというのはそもそもの間違いです。
では、本題の寿命の話に入ります。
ローコスト住宅寿命はメンテナンス次第
家も木造であれ、鉄骨であれ、コンクリートであれメンテナンスをどう行うのか次第によって異なるのが現実です。
さらに、以下のような環境的要因も大きく異なります。
- 塩害などを常に意識しなければいけないエリアに建てられた住宅。
- 湿気がたまりやすい環境の条件になった土地に建てられた家。
- 日当たりが1日中悪い条件になった環境に置かれた家。
これらすべてが、ただ単にローコスト住宅だったから悪くなるのが早かったと言ってしまうのは間違いです。
それなりに、メンテナンスをしっかりと投資として、購入後にも行っているのか?
メンテナンスだけでも、5年、10年という時間の差になっていくのが現実なのです。
ローコスト住宅寿命と老朽化
家の坪単価が20万円台から40万円台を購入した後、実際に住んでみてどうなっていくのか?
この答えはネットのブログなどで見ても大きくギャップがある。
ローコスト住宅寿命と年代の違い
工務店でもハウスメーカーでも部材や資材の高騰化による値上げが続く不動産市場。
マンションでも戸建でもこの影響は同じ。
結果的に、節水機能が高まれば、水圧が下がり、つまりを起こしやすい原因への注意も必要になる。
たったこれだけでも単に老朽化という言葉を使われてしまうこともあります。
つまりは、正しく老朽化により劣化をしているという事実を購入者はあまりよくわかっていないのも現実。
わかりやすい老朽化や欠陥と言えば、以下のような内容。
- 雨漏り
- 外壁や家の中のひび割れ
- 基礎や駐車場などの外構工事のひび割れなど。
しかし、上記の内容ですら、自然災害の影響や実際に地盤沈下を起こしたエリアなど土地における条件も関与する。
こうなると、実際にどこまでが建てた会社の不具合や寿命という言葉に置き換えるかも難しい問題ではないでしょうか?
反対に、上記のような内容も気付くタイミングが各家庭により異なります。
共働きでほとんど家にいない家庭。
納戸など完全に物置としてしか扱わないため、カビなどの発見が遅れるスペース。
ピアノや大型楽器に隠れていてなかなか見つけられなかった床のゆがみ。
このような1つ1つが劣化として考えてしまうのもトラブルとなるかの違い。
当然、家具や家電の量にもよって違いがありますよね。
あくまでも家は、ただ買ってから放置して良い事ではありません。
1年、3年、5年などの点検以外にも自分たちでこまめに外周を1周回って常に観察をする。
換気の頻度と埃の侵入などを考える。
こまめに掃除を行い生活の中できちんと清潔な状態を保つ。
これらの努力もあって、より長持ちしやすい家をメンテナンスしていくことにつながります。
結論として、何年しかもたない。
このような答えをただ単に価格帯だけで結びつける考え方は危険。
この考え方を今回の記事ではお伝えして終わりたいと思います。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。