- 飯田産業の建売ってどうなの?
- 注文住宅で相談すると耐震性や耐久性も安心できる家づくりが可能?
- 地元での販売実績や棟数が多いから大丈夫でしょ?
自分の地元にあるハウスメーカーではない工務店や中小の大工さんや建売住宅をたくさん扱う会社なら安心だと思っていませんか?
ローコスト住宅が安いのは理由があります。
静岡県内で注文住宅や建売、分譲地等の情報をチェックしている人は多い。
その中で、少しでも価格がおさえられた物件を探している方の中には、以下のような会社名に興味を持つ方も多いはず。
- 飯田産業
- レオハウス
- アイダ設計
- グッドリビング
- パパまるハウス
- エイ・ワン
上記の会社は、ローコスト住宅と呼ばれる坪単価30万円台から参考価格を提示している会社。
他にも複数会社がありますが、まずは比較するべきポイントをご紹介しています。
今回の記事では、飯田産業の口コミ評判として、以下の目次でご紹介しています。
飯田産業の概要
飯田産業のメリット
飯田産業との比較候補
飯田産業が向いていない人
飯田産業の概要
飯田産業とはどんな会社なのか?
実際にハウスメーカーと何が違うのか?
会社概要
2013年まで東証一部上場企業から上場廃止。
飯田グループHDを設立。
社名 | 飯田グループホールディングス株式会社 |
設立 | 2013年11月 |
代表者 | 代表取締役社長 兼井 雅史 |
本店所在地 | 〒180-0013 東京都武蔵野市西久保一丁目2番11号 |
事業内容 | 戸建分譲事業、マンション分譲事業、請負工事事業及びこれらに関連する事業を行う子会社及び グループ会社の経営管理並びにこれらに付帯する業務 |
登録・免許 | 宅地建物取引業免許東京都知事免許 (2)第096552 |
飯田グループ
上記の会社が、飯田産業のグループとして注文住宅や建売住宅だけでなく、マンションなども手掛けています。
坪単価目安
価格の目安として、34.5万円から51.5万円
正直、この価格だけで見ると、そこまで安いとは思えません。
しかし、建売等の販売をする時には、2000万円前後(1800万円から2400万円)と年収300万円世代でも購入しやすい価格帯で販売している事が特徴と言えます。
飯田産業の建物の特徴
構造上の中で、以下のような数値に関心を示す人が多くなってきました。
- 長期優良住宅
- 耐震等級
- 劣化対策
- ホルムアルデヒド対策等級
- 維持管理対策等級
上記の情報が最高等級であることが良い家だと宣伝している会社もありますが、この基準は非常に低いという声が現場の実態。
結果として、そこまで高性能を求めることは困難だというのも注意点です。
飯田産業は、木造住宅専門となります。
注文住宅では、平屋、バリアフリー、二世帯住宅などのプランも対応しています。
飯田産業のメリット
ツイッターの口コミ等を鵜呑みにしてはいけない。
現場の中でもどのような声が聞こえてきたのか?
こんな内容を含めてご紹介していきます。
価格重視
- 希望の学区で住まいを選びたい
- 安い家が欲しい
- 生活スタイルはシンプルであればいい。
特に人気の学区の周辺になればなるほど土地の価格は高騰になりやすい。
しかし、少し離れた場所でもよければ、安い価格で購入できる可能性も出てくる。
こうした時、中も住宅では、2500万円以上かけて外構工事などもできない場所に建売があれば?
こうした購入方法を考えている方にはおすすめしやすい。
とにかく価格重視というのがおすすめポイントになります。
寒い
とにかくローコスト住宅だから、買った後には以下のような声も多い。
- 寒い
- アフターの相談をした際の対応が遅い
- 雨漏り、クロス剥がれ等が多い
- 水漏れやカビが発生した
こんな形で、家を購入してから、数年でメンテナンスというよりも修繕、修理という対応を必要とするケースも出てきている。
なぜこのようなことがあるのか?
建売の際、価格を抑えるためには、以下のような条件が求められる。
- 工期を可能な限り短くする
- 建物の間取り等はほぼ同じ作りにする
- 隣近所との距離などは一切気にしない(日当たりが悪くなるケースもある)
- 依頼する大工等の人件費を抑えることも必要不可欠
- 窓も賃貸の標準クラスで対応しているケースも多い
大量販売を行うために、とにかく設備も資材も大量購入して一気に仕上げる。
この工事の流れからどうしても一定の割合で不具合や劣化が早い、欠陥住宅等という声が上がりやすくなる環境になってしまう。
値下げ
とにかく早く売り切ることを中心に考えている。
結果として、売れない期間というよりも次の着工や販売が決まった時点でどんどんその物件を値下げしてでも販売してしまう。
結果として、不自然なほど安いということも中には出てくる。
このような家の価格の変動に対して、初めて見た人はお得と感じてしまうのですが、なぜそんなに落ちるの?という人にとっては、かなり安い家と不安や不信感を抱くきっかけになる。
工法を見て感じる不安
木造軸組み工法と構造用合板パネル工法の組み合わせ。
聞こえは良いが、正直、以下のような不具合が多いのも特徴。
- 窓やドアの鍵がかからない
- すき間風がひどい
- 床がきしむ
このように名称ではなく、実際に建てた人がどのように感じているのかの方が重要なのです。
リノベーションのしやすさ
木造住宅であるからこそ、修理や修繕などはしやすい。
内装(クロスや床)だけではありません。
- コンセント、照明などの配線設備
- 窓、室内ドア、システムキッチンなどの寸法の問題
こうした点にも標準タイプを採用している事が多いため、サイズ的にオーダーが中心となりにくいのも特徴と言えます。
耐震等級3は当たり前の時代
耐震等級とは、最低等級の耐震等級1にして、何倍までの耐久性を持つのかが基準となっています。
実際に以下のようなデータをもとに当てはめられています。
耐震等級 | 強度の目安 |
耐震等級1 | 建築基準法を満たす最低限 |
耐震等級2 | 耐震等級1×1.25倍 |
耐震等級3 | 耐震等級1×1.5倍 |
たったこれだけの事というのが多くのハウスメーカーが口にする言葉。
大震災などの影響をほとんど受けないというまでの期待をするよりもある程度今の工務店やハウスメーカーが標準の坪単価でほとんど満たしているという最低ライン。
価格が高いから良い家とか安いから悪い家ではない。
むしろ、何を売りにしているのかを見極める方が重要になります。
飯田産業との比較候補
飯田産業は、正直価格としては安いです。
他のローコスト住宅であっても建売で土地代込みで考えたら、かなりライバルは少ないと思います。
注文住宅とは比較しない
土地と建物価格を合わせて1980万円、2380万円、2480万円、2680万円。
このラインが非常に多いのです。
外観や外壁
新築の外観はダサいという声も最近は多くなってきた。
でもこれはある意味、シンプルになったから、あまり見栄えの点で意識をする会社が減ったともいえる。
- 窓の数が少ない家は、セキュリティ強化も目的としているケースがある。
- 雨戸が無い家は多い
- 網戸は標準で用意されている
このように考えたら、正直外観としてもあまり変わらない。
さらに、外壁も窯業系サイディングというセメントと木質系成分を混合させる価格の安い素材を使用している。
この素材は、多くが厚みを14㎜で採用している。
断熱性能
断熱性能を比較するのに非常にわかりやすいのが窓サッシ。
- ペアガラス(複層ガラス)
- トリプルガラス(ガス充填)
- アルミサッシ
- 樹脂サッシ
このように、最近はかなり窓の種類も豊富になりました。
その背景には、熱損失であったり、UVカットなどの機能を重視する動きが高まっていることも要因となっています。
一般的という言葉を使用することも多いようですが、この会社の一般的は賃貸と比較した一般と思ったほうが良いくらいの商品が多いようです。
飯田産業が向いていない人
- 建売はダサい!
- 外観はこだわりたい!(タイル、レンガ等の材質から)
- 間取りも自由設計できちんと収納等の種類もサイズも考えたい
上記のような思考を持つ方は、基本的に建売に強い会社はお勧めできません。
むしろ、他の会社で価格よりも高性能を優先させている会社のほうが良いと思います。
さらに、比較するべきは保証の期間や対象、アフターサービスです。
地域密着でも人手不足が深刻
建売ばかりをやっていると当然現場にかかる人手は常に不足しがちになります。
そうなれば、アフターフォローに対応する人は減ってしまう。
結果的に、何かトラブルや困ったことがあった時、いつでもすぐに駆け付けるということが難しい状態になります。
物を購入した後には、アフター相談が当たり前。
この考え方の方にはおすすめできません。