家を買う時ってみんな頭金をいくらくらい用意してるの?
本当に頭金って払わないと家を買うことはできないの?
頭金なしで家を買うのはリスク?
自分たちの預金や生活費を考えると、あまり大きな額を動かすのは怖い。
万が一に備えるとはどういうことか?
そして、今出すべき金額を決める方法はどうやって考えるべきか?
これまでにも家を買う事への悩みについて、以下のような内容をご紹介してきました。
家買うか借りる比較メリットデメリット|業界経験者の購入体験記
家買うと借りるを比較して感じた差!マンション,戸建購入体験記
家を買うならいつ?オリンピック後や2022年等の見極め方注意点
年収と家を買う前の住宅ローン審査の悩みについてもご紹介しています。
住宅購入には以下の流れがある。
契約金(頭金)を支払う。(現金、振込のみ)
住宅ローン審査を受ける
火災保険の加入と支払いを行う(現金のみ)
家具家電の購入資金を支払う(現金またはクレジットカードのみ)
引越し費用を支払う(現金またはクレジットカード決済も可)
他にも諸費用と言われる内容をそれぞれの項目で用意しなければいけない。
物件の価格によって頭金が違うというのは間違い。
住宅購入時にはいったいいくらのお金が必要なのか?
この額についての誤解が多い内容についてもご紹介していきます。
私は、新築分譲マンションと注文住宅両方の物件の購入を経験しました。
家のための資金。
こう考えたら、買う時、つい多く払いたくなる。
でも頭金を多く払ったせいで、怒るリスクやデメリットもある。
今回の記事では、家を買う頭金の準備について、注文住宅について、以下の項目でご紹介しています。
家を買う頭金はいくら?失敗注意点
家を買う頭金はいくら?誤解注意点
家を買う頭金はいくら?成功のコツ
自分たちはいったいいくらの額を用意してローンをどのくらいの返済額で計画するべきか?
この答えに対して、子育ての資金も今後の老後の貯金も考える必要がある。
他にも考えておくことはたくさんある。
実際に新築購入から5年目に入って感じた事を含めてご紹介しています。
家を買う頭金はいくら?失敗注意点
私も最初にマンションの物件を購入する時には、マイホーム購入という言葉に舞い上がっていた。
正直、これで自分が家を買うことが出来ると思うと、テンションが上がる。
出も買う時と買った後の生活は必ずイメージ通りではない。
多くの人が生活に困っている現実。
その相談に多い悩みをご紹介していきます。
家を買う頭金と生活の維持
- 家を買う時の物件の価格も違う。
- 貯金している額も年収も異なる。
- 子どもの数や年齢。
- 周辺の物価の価格。
誰もが当たり前に日常を過ごすために必要な分のお金はエリアによって異なる。
でもそうした条件よりも先にまずはいくら用意できるのかを考えてしまう。
その理由は、その後の制度にも関係している。
家を買う頭金と減税の期待
住宅ローンの借入生活が始まる。
でも自分たちには、住宅ローン減税という強い味方がいる。
どうせ金利で払った分はいくらか還元される。
だったら貯金を無理して残すよりも今帰る物件に頭金で支払うほうが得。
このように考えてしまう人は多い。
これは誤解の注意点でもご紹介したいと思いますが、計算はあくまで初年度の生活だけでもいろいろな可能性がある。
今自分たちが支払う事が可能な額という見方は間違いなのです。
ネット上の噂や嘘を信じる
サイトやブログ等を見ているとマイホーム購入体験者の声が数多く出てくる。
中には、こんな内容も。
「新築を購入する際には、物件の価格の2割を頭金で支払うのが平均的」
本当にそうでしょうか?
2割という金額を考えると購入する前に家族の人数も世帯数も関係なく以下の金額が支払可能な人ばかりということになります。
物件価格 | 頭金相当額 |
1000万円 | 200万円 |
1500万円 | 300万円 |
2000万円 | 400万円 |
2500万円 | 500万円 |
3000万円 | 600万円 |
3500万円 | 700万円 |
4000万円 | 800万円 |
4500万円 | 900万円 |
5000万円 | 1000万円 |
年収1000万円の人でも貯金が1000万円以上ある人ばかりではない。
広告などを見ると、こんな文字がある。
頭金なしで月々返済額は、6万円台。
今の時代は、超低金利の状況が続いている。
この時代にあえて、平均と言わないとその額を払ってくれない。
こんな内容も考慮されていると言われている。
家を買う頭金はいくら?誤解注意点
一戸建て注文住宅を考える人たちにとっては、工務店やハウスメーカーなど契約する会社ごとに違うと思っている人も多い。
でもその考え方も間違いである。
ポイントをご紹介。
家を買う頭金はいくら?営業トークの実態
住宅業界にいる営業マンは、自分が売った物件に対してインセンティブを受け取る。
その中で、着手金の支払額に応じたインセンティブを受け取れる。
こんな仕組みを採用する会社も存在する。
一般的には、ハウスメーカーの頭金は100万円と言われている。
しかし、100万円を払えない人はどうする?
こんなことを言われた時には、こう答えてくる。
「20万でも30万でも50万でも70万でもいっくらでも大丈夫です」
ではなぜ最初の質問の際には、100万円と回答したのか?
この答えこそ、自分の取り分を考えた上での回答。
こういうやりとりがある人とはあまり深くかかわらない方が良い。
私は過去の自分の経験からも周りにはこう伝えている。
家を買う頭金はいくら?検索の価値
- 不動産の物件情報。
- 保険の金額や設定条件。
- 毎月かかる光熱費や水道代。
- 固定資産税
少なくとも賃貸のアパートやマンション生活をしていた頃とは全く違う土地と建物の管理を必要とする。
当然、購入した後の生活の内容についても情報を先に知っておきたい人は多い。
しかし、この結果については、以下の内容がポイントになる。
- 世帯年収は?
- 共働き?
- 親の支援は?
- 貯蓄は?
年収300万円の人がいきなり400万円、500万円の頭金を出すのは本当に大丈夫?
この感覚で見ていない人が多い。
計算するポイントは、あくまで現在の自分たちの年収と貯蓄額と生活必需額。
この3つを考えて比較しなければいけない。
頭金を多く払うメリットを考える
現在35年のローン返済を検討する人はよく自分の将来を考えてみてほしい。
自分が無理をして頭金を払うのと、がんなどの病気や死んだ時にゼロになるまでに必要な資金として残すのとどちらが価値が高い?
これから先にはインフレになる可能性は高い。
円の価値も最近は非常に不安定。
この状況に無理をして頭金を出すメリットは本当にあるのか?
この点を過去の一般的と今を照らし合わせて考えていない人が多いのです。
プロの目から見たら?
私のお世話になってる既婚者で子供がいるファイナンシャルプランナーもこう言っている。
「今の時代こそ、借り入れの額を年収の20%前後に設定。
その上で少し入れれば、十分」
これ以外の額は万が一のために備えとして保管。
貯蓄がこれからも安定的に増えるとは限らない。
貯めたいのに貯められない。
もっと言えば、家を買ったら貯金がゼロになった。
こんな声がもう既に金融機関で審査を受けて、お金を借りた後で聞こえてくる時代。
自己資金という言葉に踊らされないことが大切です。
家を買う頭金はいくら?成功のコツ
私がマイホームのためにローンを組む人に伝えたい理想のイメージをご紹介。
子どもが欲しい。
マイカーの買い替えや買い足しが必要。
白物家電の買い替えも準備する必要がある。
ある程度の貯金も残したい。
子ども教育費が不安。
こんな声を反映するなら、何をどう用意するべきか?
家を買う頭金の前に貯金額
まずは生活や子供の教育に不安になるのを防ぐ。
実際私も家を買ってすぐに子供が習い事を始めるという事態になった。
こういうケースは幼稚園などに通う年齢に近い場合は普通だと思う。
一定の額を残していないと、あっという間にローン返済額の半額が毎月の月謝に消えていく。
こういう子どもの習い事関連にも対応可能な状態が余裕のある暮らしと思ってください。
家を買う頭金は最小限
お金を借りる上で、フラット35のように、借入希望額が物件価格の何割かによって金利が変わるという時にも焦ってはいけない。
実際に、家を買ってからの税金を支払うのはすぐに始まる。
この時期の負担は、火災保険加入の後に引越しを済ませたそのすぐ後。
それぞれの事に手をつけていっぱいいっぱいになった状況に万が一、奥さんが病気にかかり就労不能になったらどうする?
共働き世帯には、あっという間に天国から地獄の毎日になる。
でもこれって少し視野を広げたら誰でも想像がつく範囲。
それなのに、ただ金利が少ないとか優遇という総額の差で生活費を削る。
手元に残すお金は何のため?
この意味と価値がわかっていない人が多い。
会社の動きと年齢の問題
最近は家を建てた後に転職を希望する人も増えた。
別に転職すること自体が悪いわけではありません。
でもその年収がどうなっているのかが気になるのです。
転職サイトで最初に年収や条件などをしっかり確認している。
借入金や毎月の返済額も把握。
この状況で真剣に人生の返済設定をそのままにできるように新しい職場に移ったはずが、万が一違っていたら?
残り数万円が足りない。
この言葉が結果的に半年、1年と続くと大きくなっていく。
3年、5年にもなれば、50万円程度の差に発展する。
こんな状態になると、家を売るという案についての話し合いが始まる傾向も高まる。
結局は、自分の精神的ストレスをまた増やすことになってしまう。
- 家なんて買うんじゃなかった!
- 返済が厳しい。
- 生活が苦しい。
- 売りたい、売れない。
こういう声は他人事ではありません。
残りの返済期間にあなたも口にする可能性がある内容。
その傾向としては貯蓄がほとんどないというのが問題の本質。
まずはきちんと今の自分の年齢と安定した将来設定。
この2つをきちんと年収や仕事をやめた場合を含めて想定する事が大切。
ここまでの内容ができていないと、正直全額を返済する前にどこかで残りの期間と返済額というところで限界が訪れる可能性があることを知ってください。
我が家は、100万円を入れて100万円から200万円の間を1年以内に残せる前提の計算で計画して安定させることが出来ました。
今回の記事でご紹介したかった内容は以上です。
資料請求一括の方法についてもご案内しています。
最後まで読んでくれてありがとうございました。