トイレの壁紙をアクセントクロスでイメージチェンジ。
新築注文住宅だけでなく、リフォームで部屋の壁を選ぶ需要が高まっている。
インテリアとは違う部屋全体のイメージを一気に変えることが可能。
「おすすめ」や「人気」
こんなキーワードを気にする人も多い。
一方で、他の玄関、リビング、ダイニング、キッチン、寝室などの空間との一体感が気になるという声もある。
ネットの画像で色や柄を参考にする人は多い。
しかし、この探し方からメーカーや柄、色を選ぶのは要注意です。
これまでにもトイレのアクセントクロスについては、以下のような内容をご紹介してきました。
トイレ壁紙・アクセントクロスの選び方に多い失敗の原因と成功ポイント|注意すべき点【実例画像付】
他の部屋のアクセントクロスのまとめ方については、各記事でご紹介しています。
おしゃれな寝室アクセントクロスの選び方と色例|空間を彩るアイデア解説
アクセントクロスグレー選び方のポイントとインテリアとの合わせ方注意点
ブログでアクセントクロス失敗後悔原因チェック|エコカラットやdiyも要注意
注文住宅キッチンのアクセントクロス【シンプルでおしゃれな実例と注意点】
アクセントクロスが飽きる悩みについてもご紹介しています。
新築住宅に対して必ず用意されるキッチン、洗面所、トイレ、寝室、子供部屋などどこの居室にも存在するのが天井。
天井にアクセントクロスは必要?効果あるの?よくある悩みと解消法
アクセントクロスはどこに優先する?部屋選びのポイントと種類選択注意点
海外やモダン、ナチュラルなテイストのホテルに宿泊すると、さまざまなデザインやカラーでトイレや洗面所が飾られている。
我が家も温泉やテーマパークが好きで、家族旅行でホテルや旅館を使う事が多い。
旅行では、客室で初めて見た影響で、「こんな感じも良いね」と話す。
しかし、本当に自分たちの家の中にその色が入って違和感はないのか?
グレーという色だからこそ、雰囲気で選んだ時と実際の住んでからの生活感が異なる注意点がある。
今回の記事では、トイレのアクセントクロスでグレーを選ぶ上での注意点を以下の項目でご紹介しています。
アクセントクロスグレーとトイレの空間
アクセントクロスグレーとトイレの失敗
アクセントクロスグレーとトイレ注意点
トイレ、キッチン、脱衣所、お風呂という場所は家の中では、水廻りというカテゴリー。
当然、空間的に床や壁にタイルを選択したいという声もある。
一方で、収納も欲しい。 だからこそ難しい場所である。
その空間を子どもや二世帯なら、祖父母の世代も使いやすい空間にするにはどうすればいい?
アクセントクロスグレーとトイレの空間
入ってすぐに目に入ってくる光景は、トイレの便器。 実際に使用する時に目にするのが、壁や手摺り等のインテリア。
トイレを使う時の人の目線。
女性も男性も便座を使って用を足す人が増えた。
だから、印象として、便座の正面にアクセントクロスを使うのも良いと思います。
トイレの間取り空間と便器の位置
同じトイレの空間でもどのくらいの広さでどう便器が入っているのか?
これだけでもイメージはかなり違います。
以下のように、トイレの向きもそれぞれ違います。
どこの面に使うのかによって大きく変わるのは印象だけではありません。
明るい、暗い。
窓のある位置と方位などによって明るく感じるのかどうかという問題もあります。
グレーの中でも濃い色を使ってシックな印象を好む方は要注意。
アクセントクロスグレーとトイレの失敗
トイレを1階2階3階という各フロアに用意する時、日常生活の中でいつの時間をイメージしていますか?
私が最初に考えたのが夜間。
この理由と失敗が大きく関係するのです。
視界と子供の影響
多くの人は、日中の明るい時間の写真をサイトやブログで目にしている。
しかし、日常の生活で人がトイレを使うのは日中だけではありません。
幼稚園から小学校低学年くらいの小さなお子さんがいらっしゃる場合は、夜間にトイレを使いたいということも増えてくる。
このような時の子どもの恐怖感はどうでしょうか?
ただでさえこどもの視野は大人よりも狭い。
この空間に、いきなり目に入ってくるのが、暗いイメージの伝わる色。
やっぱり怖いと言って出てくる事も想像できますよね。
子供にも安心してお家のトイレをいつでも使ってほしい。
この考え方から私は、シックよりも明るいイメージを使いアレンジすることを妻に伝えました。
アクセントクロスグレーとトイレ注意点
お客様が日中に訪問。
確かにこの時に目にしたらオシャレと称賛の声が聞こえてくると思う。
でもお家が徐々に古くなってきた。
自分たちも視力が悪くなってきた。
老眼になってきた。
こんな時に、同じ掃除用具を使い、暗い部分を綺麗にする。
あくまでコーディネートを楽しめるのは若い時だけ。
35年以上使うためにマイホームを購入する。
こう考えたら何色を選ぶ?
床も壁紙も選び方の基本は、白(ホワイト)に近い方が手入れしやすい。
ここが注意のポイント。
確かに白は、黒い髪の毛などの汚れが目立つ。
でも反対に黒(ブラック)や灰(グレー)は、白い汚れとなるほこりが目立つのです。
これが色の相性としての資格に入ってくる効果。
建てる前には憧れが先行する。
少しでも全体的に大人の好む内装に仕上げたいと思う。
でも階段、和室、窓のフレームなどを含めて自分たちが実際に使用する上で管理する時のイメージができていますか?
白基調を5年使った感想
汚れが目立つのは悪いことではありません。
我が家では花柄と縦のストライプを使ったクラシック系の壁紙をサイドに採用。
この空間で感じるのは、明るいのと、色ムラや日焼けを注意しなければいけないこと。
しかし、ワントーンの色よりは色ムラが感じにくい。
これが5年という時間をかけて確認できたこと。
窓から日差しが入るのも一定の場所を循環する。
当然、夏前の紫外線が強い時期から真夏にかけて徐々に日焼けをしていると感じるスペースも出てきました。
しかし、トイレはそこまで何か気になるのかというと違いました。
少しでも暮らしの中で明るいし、自分たちが最初に建てた頃と変わらない管理をしやすい空間を目指す。
これがライトなどの照明の品を選ぶことでも大切。
今の暮らしに変化を求める気持ちもわかります。
そして、今の時代はそのニーズが本当に簡単に実現できる。
だからこそ、掲載されている商品やWeb内覧会は楽しい。
でも本当にその色を使わないと好みは実現できないのか?
アクセントクロスの代わりにポスターや額面を飾るだけでは不十分なのか?
こんな発想を含めて検討してみてください。
グレーはメーカーにより差が大きい
10年くらい前には、茶(ブラウン)の濃い薄いが主流でした。
巾木や室内ドアなどの色が一気に広がったのがこの時期。
その次は、黒。 黒のシックなイメージをグレーに近づけることで幅広い場所にアクセントとして使われるようになった。
最近になって、天板などに使うグレーが幅広くなってきた。
確かにオシャレです。
一方で、色の種類が多すぎる。
さらに、ライト1つでその見え方も大きく違う。
必ずショールームなどでも自分たちが実際に使用するワット数の照明を使った場所で確認する事が重要。
他にもその空間の日照条件などを含めてしっかり実物を見て確認をしておくことをおすすめします。
今回の記事でご紹介したかった内容は以上です。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。