注文住宅で多くの家族が頭を抱えている問題の1つである外壁。
色
素材
メンテナンス
外壁塗装などの問題もある。
汚れに強いのかという不安もある。
雨が降った後や強風や暴風雨の後は?
自分の家が外から見た時、汚いと思われたり、古びたイメージになるのは嫌。
でも塗料の色の種類も想像していたよりも標準で選べる種類が少ない!
こんな悩みを抱えている人も多い。
よくあるのが、アイボリーや白系。
茶(ブラウン)系。
グレーや黒を含めたツートンカラー。
壁の素材としては、サイディングやタイル、陶器などがあります。
こうした外壁の種類を選ぶ方法についての情報もご紹介しています。
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一生に一回の買い物。
確かにメンテナンスも無料ではない。
外壁塗装のリフォーム事例も施工に足場を使うため、数十万円から100万円というおおきな出費がよそうされる部分。
慎重に検討する人も多いはず。
一方で、画像などを紹介しているブログから、同じ会社で建てた他の人の情報を参考にしている人もいる。
でも実際にその色の選択って多くの人がしているって本当?
自分の住むエリアで使って本当に安心できるの?
こんな疑問を持つ人もいると思います。
そこで、今回の記事では、建物の外観イメージにも影響のある外壁の色をアイボリーをベースに以下の項目でご紹介しています。
外壁アイボリーと汚れ
外壁アイボリーと屋根の色
外壁アイボリーと他の選択
デザインよりもカラーでイメージは大きく変わってくる。
希望として「落ち着いた感じが好き」という人に好まれる色。
実際に利用すると何が気になる?
こんな悩みを現場経験者であり、注文住宅購入経験者がご紹介していきます。
外壁アイボリーと汚れ
昔の住宅と言えば、アイボリーが一般的だった。
白という色も珍しい時代があった。
それから、徐々に違う色の依頼も可能になってきた。
でも家って車と同じで雨や風をたくさん受ける中に放置されて汚れない?
この疑問を持つ人に伝えたい内容をご紹介していきます。
アイボリーの汚れは目立つ?
家の中の内装を選ぶ時と同じことが言えます。
白系の色は、黒いものが目立ちます(室内なら髪の毛、外なら飛散した汚れ)
黒系の色は、白いものが目立ちます(室内ならほこり、外ならクモの巣など)
このように考えると、自分の家はどんな条件の中に建てる家?
この答え的にどちらが良いのかを考える必要があります。
汚れの種類と地域の関連性から選ぶ。
これが会社を問わない外壁を選ぶ時のポイントになる。
砂埃や車の排気ガスがひどい!
こんな汚れは、黒に近い色と考えると、ホワイト系のおしゃれは相性が悪い可能性がある。
虫が多いし、雹などもよく降ってくるというエリアなら、白い汚れをどう落とすかで黒と相性が悪い可能性がある。
アイボリーの店を観察する
あなたの住む地域にも昔からある会社というのはいくつもあると思う。
その中でも以下のような分類の店には、アイボリーの外壁を使ったこだわりの演出を見る機会もあるはず。
- 喫茶店
- 美容院や理髪店
- 習いごとの個人教室
- テナント募集をしているビル
このような場所に、アイボリーやホワイトを使う場所は多い。
反対に黒やブラウンを使うのは少ない。
こうして見た時、濃い色は落ち着いて見える一方で夜は探しにくい。
明るい色は、塗りムラなどがチェックしやすいけど外からは幅広い世代に親しみやすいイメージがある。
こうして探していくとどうまとめると何がメリットデメリットになるのかが見えてくると思う。
風が強いエリア
集中豪雨で木の枝などの残骸の処理が多いエリア
全国のそれぞれのエリアで対応するべき課題が異なる。
あなたが今住む場所は何に気を付けるべき?
将来はどんなことをリスクとして考えておく必要があるのか?
この答えとして、気にして観察するとまた新しい発見があると思います。
外壁アイボリーと屋根の色
外観に大きく関連するパーツはいくつかある。
- サッシ
- 玄関ドア
- 外構(駐車場やカーポート、物置、植栽など)
- バルコニーの目隠し対応パーツ
マンションと違って、全てが目立つ。
このパーツに合わせて最後に出てくるのが屋根。
形状などによっても見え方は違ってくる。
新築外観のおしゃれと窓や屋根、外構の選び方注意点|現場経験者が解説
トップがお家のイメージに与える影響力は遠くから見える時。
道を挟んで正面から見える光景。
車からお家が見えてきた時の最初の発見ポイント。
このように初めて訪れる方にとって、家探しのポイントになるパーツでもあります。
だからこそ、シミュレーションソフトを使って必ず屋根も組み合わせたイメージ画像が届くはず。
最近は屋根全体を太陽光パネルにするという人は減ってきたようですが、これもまた1つの選択肢。
我が家は実際に屋根全体が太陽光パネルです。
ある意味住まいとしてパネルが目立つのも良しと思っています。
将来自分の家を塗り替える?
- モダン
- 洋風
- 和風
- 南欧風
イメージはいろいろ出てくる。
それぞれに合う内容がある。
最初に塗る色は必ず同じ色で再度塗り替えを行うのか?
この点はきちんと計画を立てる必要があります。
屋根の色を今の施工をベースに決めるべきか?
それとも、他の色で部分的に塗り替えをする可能性も考慮してどんな色にも合わせやすいカラーにするべきか?
この点は、屋根材を選ぶ方法としても重要な部分だと思います。
雨樋などの色も注意
建物で外から見える部分には、いろいろカラーが入っています。
住宅といっても、以下のようなパーツは多くの家庭で見受けられる時代になりました。
- エアコンの室外機や配管
- バルコニー屋根の利用
- カーポートなどを設置する際の色の統一感
上記のバランスが全て整っている空間がデザイン性としてもおしゃれのポイント。
他にも外観には
- 砂利やコンクリートなどの外構工事
- 玄関ドアのこだわり
- カーテンやブラインド等の見え方
- シャッターの有無
それぞれのパーツを選ぶ時に全体をきちんとイメージして選ぶことが重要。
屋根だけ濃い!
こんな状況になってしまうと、まとめるのが難しい事も多いです。
今の好みもあると思います。
でも将来はその価値観も差が出てくるかもしれません。
無難にしておくほうが想像以上に目立つ心配を回避できる。
変に周りと違って目立つなんて考えない方が良いと思います。
初めてのお家づくりで、アクセントを屋根にするのはあまりお勧めできません。
外壁アイボリーと他の選択
私も大きなサイズの家から狭小住宅、純和風とさまざまなタイプの家に関わってきました。
その中で、キッチンや内装の壁の劣化とは大きく違う点をご紹介していきます。
アイボリーと比較する候補
選べると言われてもなかなかイメージが難しい。
実際に、汚れにくいとかタイルなど多数の種類を目にして説明を受けたら多くの人が見積書を希望する。
しかし、詳細はあまりよくわかっていない。
色、形、劣化。
この3つと将来のお金の問題を考えると、私なら以下の色を候補にします。
- 白(ホワイト)
- 灰(グレー)
この2色です。
上記の2色なら面積を問わずまとめやすい。
補修としても、絶えず残っている事が多い。
奇抜な色を選んだ時には、その選択が原因で15年、20年経過したら同じ色がない可能性もある。
特注となれば、価格もそれなりに高い。
どのメーカーでも扱っている。
アパートなども扱う。
まずはこういう色を候補にしておくことがポイント。
その上で、
- 家の形が長方形なのか?
- 凹凸は?
- 防汚は?
- 防水は?
などを比べてみましょう。
アイボリーの合わせ
最近は、上下階でツートンカラーを選べる住宅メーカーも工務店も増えている。
私はこの方法にはリスクがあると思っています。
それは、小さい汚れ1つでも上下と色のタイプが異なる場合、より強調されやすいという点。
やはり、汚れが目立たないことを考えるなら、同色でまとめる方が無難だと思います。
以上の内容を考慮しながら、ぜひ自分のお家として今も将来も満足できる色を選んでみてください。
最後まで読んでくれてありがとうございました。