住宅ローンは年収の何倍借入が可能なのか?
低金利の時代だからこそ、できるだけ返済額が多少高くても毎月の返済が可能と思える額なら借りておくべき。
こんな感覚を持つ人がとにかく増えている。
一方で住宅購入の夢を実現した人の中には、お金がない、家なんて買うんじゃなかった、マイホーム貧乏なんて言葉がネット上には溢れている時代。
これまでにも住宅ローンと年収については、以下のような内容をご紹介してきました。
住宅ローンは世帯年収目安ではなく夫一人にしておくべき根拠|返済貧乏防止策
私が通した一括申し込みの体験もご紹介しています。
落ちた理由を確認する方法もご紹介しています。
住宅ローン仮審査落ちた理由を簡単に確認できる方法と通すためのコツ体験記
フラット35、変動、固定などの金利の選び方についてもご紹介しています。
住宅ローン3000万がきつい時の対処法|新築マンション,戸建購入体験記
今回の記事では、マンションと一戸建ての違いを含めて、物件を購入する時の住宅ロー年収7倍と言う計画について、以下の項目でご紹介しています。
住宅ローン年収7倍可能な範囲
住宅ローン年収7倍無謀な計画
住宅ローン年収7倍計画の注意
自分の今ではなく、過去数年の平均を考えて借りる。
ただ借りておしまいではないのが不動産。
自分がお金を借りる立場になって生活が苦しい、無理と簡単に口にするような生活にならないための考え方として契約する前にじっくり考えてみてください。
住宅ローン年収7倍可能な範囲
今この記事を書いている時にもまさにどこかからお金を借りたいと考える人もいるのかもしれない。
- 頭金があれば大丈夫。
- 夫婦共働きの今なら何とかなる。
- 転職して生活も収入も落ち着いてきたはず。
- 子供の年齢的にもそろそろ賃貸の利用はかなり厳しい。
- 銀行に相談したら比率としてもOKと言われた。
こんな各家庭の事情や無料住宅ローン相談会のような会場に足を運び、銀行の営業に相談して利用が可能と言われたことで組むことを考える人もいる。
実際に不動産の価格は、徐々に値上げ傾向になっているのも現実。
当然、情報を見ていれば、最近の新築マンションの値段は3年ほど前の価格よりも300万円程度高くなっているエリアが関東、東海でも目立っていると感じている。
でもそうした中で必要な情報として、まずは金利を見ておく中で、返済の比率に影響しないだけでなく、毎月の生活に影響しないように組む目安をご紹介していきます。
変動金利のスタートラインの見極め方
まずはローンを組む際に必要な情報の中では、金利の条件から各情報を比較している人は多い。
現在の金利よりもその後の変動が怖い。
こう思っている人がこぞってフラット35の金利や審査にメリットを感じている傾向もある。
しかし、結局は思っている以上に金利の1%を超えたラインはシビアに月々の生活に密接に関係してくる。
私がもし年収の7倍の借入をするなら?
以下のような条件を確認する。
年収500万なら、3500万の申込金額。
この時の頭金なしでも可能なラインは、以下の条件が最低。
保証料なし、団信無料、8大疾病手数料も金利上乗せも無料。
さらに、事務手数料も繰り上げ返済手数料も無料。
この状況下でも金利は、0.5%以内の場合に限る。
0.7%、0.8%、0.9%の金利では正直月々の返済として余裕がなくなるのは時間の問題と言える。
これがいくら検索をしても出てこないかもしれないが、結果的に家を買った人が夫婦で子育てをしているリアルな現実から見た違いだと私は伝えたい。
住まいに必要な資金目安を見落とすな
住宅関連は、住まいに必要な管理費用だけでなく、一軒家ならその後の土地や家屋の管理に予算を残す必要がある。
いくら住まい給付金や住宅ローン減税などの制度があったとしても多くは10年や13年等が限界。
その頃にはまた火災保険などの値上がりや消費税増税の可能性も多く潜んでいる。
結果、どこまで新築を購入してからの予算目安を考えられるのか?
これが大丈夫と思っている多くの人が返せる自信がなくなっていく現実と言える。
住宅ローン年収7倍無謀な計画
私はマンションと注文住宅の両方を持つからこそ、多くの違いを肌で感じている。
自分が持つ物件として、何を得と考えて、何を注意するべきと考えるのか?
まずは慎重に検討するべきポイントをまとめていきます。
実際に、通った人の口コミや落ちた人の口コミなどもご紹介しています。
2200万住宅ローンは年収でいくらが目安?マンション,一軒家購入体験記
新築マンション購入は諦めるべき
正直中古を購入して自分たちでdiyとか会社に頼んでリフォームを考える。
こんな買い方をしようとするなら、管理費等も頭打ちになって、さらに固定資産税も相場的に見て平均を知るのは探し方で簡単に出てくる。
しかし、新築はそうはいかない。
実際に私も10年所有する物件で何度か地震や毎日の暮らしの劣化により、少しずつ管理費や修繕積立費の支払い額を上げる事に了承するしかないと思えるような状況もあった。
これは、最初に購入する期間では全く見当もしていない内容になる。
年間に考えれば、数万。
1ヶ月数千円の値上がり。
こう考えれば確かに割に合わないという話を言われているわけではありません。
しかし、そのお金があれば、もっとほかの子供の関係に費やせる事があったのではないか?
こういう1つ1つに目を向けていくのが本来の家計の節約の流れに関わる事と言える。
最近は、少子高齢化により取得する資格も習い事の市場も上昇している。
子育て世代がこれからの子供の成長に見合う教育を与え続けることを考える。
こんな話しには、20歳までに1500万円から2500万円が大学卒業までに必要と言われる時代。
こんな金額を参考にしてもまだ10年先の子供の学費などを考えても破綻しないと言えるのか?
これが融資を受けた後の限界ラインと私がマンションを買った後に人生の反省を含めて伝えたい内容。
次は、繰り上げ返済がほぼ不可能と思った方が良いという現実。
最後は、車の買い替えなどの大きな買い物はかなり苦労をする。
この3つは年収の高い低いの問題ではなく、共通してそのステータスの生活をするということから当然ながら影響が出る。
これは、物件を選ぶ場所やエリアとの相乗関係であることを意識しなければいけないのです。
住宅ローン年収7倍計画の注意
最近は、年齢を問わず、住宅ローンの返済と暮らしのシミュレーションを私も知人のファイナンシャルプランナーであり、講師を務める方といろいろな話をしている。
賃貸と家を買うというのは、まったく別の暮らしになる。
これは、買った直後ではない。
あくまで、老後の破綻を防止するという考え方。
そして、夫婦二人暮らしになって、子供の教育の費用を終えた後のポイントを考えたら、注文住宅では、以下のような検討を必要とされる。
- 水回りなどのリフォーム相談時期
- 外壁メンテナンス時期
- 白物家電などの買い替え時期
結果的に子供の大学生の頃をトップとしても、その後の生活には、暮らしの使用頻度はどうであれ、子どもがいなくなった分だけ劣化もしやすい空間も出てくる。
こうしたことを建てる前にどこまで認識して貯金をしておくべきなのか?
こうした話をよくしているのです。
住宅金融支援機構の人気がある意味怖い
まだ最近のニュースにはそこまで大きな取り上げられ方をしていないが、実際に以下のような条件の方は非常に危険だと私たちは常々伝えている。
- 返済負担率を35%まで可能と判断した家族
- 支出がこのままインフレが続くことへの恐怖
- オリンピック以降の税金が近隣に住んでいる人の住民税や市県民税に影響する可能性。
- 仕事がAI化して、転職をできない人が鬱などの精神疾患の病気にかかる可能性。
このように結局は、健康の面にまで目を向けて借入をしないと最後には、住んでからの新築ブルーなどという声が聞こえてくる家に住んでいる状態になってしまう。
あくまで今後の試算は、シビアにしておくことが大切になる。
その先に子供がもう1人欲しいなんてことになったら、本当に住んで暮らしを安定されられるのか?
ここまでの危機感を考えると、先ほどの金利の条件以上ではもう限界と思った方が良いと私は伝えたい。
無理にでも通したいと思う方向けの情報も書いています。
7倍なんて絶対無理という回答は私だけではなく、多くの人が伝えている内容です。
世帯年収に対してのローン返済計画に対する7倍に無謀の声(yahoo知恵袋)
家計の項目をリストにしているが非常に低い設計の相談スレ(発言小町)
最後まで読んでくれてありがとうございました。