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- 新築戸建てを注文住宅で検討している
- 失敗しない家づくりにしたい
- 夏暑いのと冬寒いのは無理!
- 断熱性にこだわりたい

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断熱とは

断熱の効果
断熱をすると、以下のメリットがあります。- 熱が遮断される
- 家全体の温度差があまりない(ヒートショック予防につながる)
- 節電につながる
- 地球温暖化対策につながる
断熱材の重要性

断熱化のポイント
躯体全体 開口部 2つに分けてご紹介します。躯体全体
家全体のことを躯体と言います。 熱は躯体を通じて室内に侵入します。 ですから、躯体全体を断熱する必要があります。開口部
家の中の熱を逃がすのも取り込むのも窓が7割といわれています。 つまり、窓、玄関ドアや勝手口ドアでしっかり断熱することが他紙悦です。 具体的には、サッシ(枠)とガラスの2つに分かれます。 サッシの種類は、アルミサッシ、アルミ樹脂複合サッシ、樹脂サッシの3つに分類されます。 ガラスの種類は、シングルガラス、ペアガラス、トリプルガラスの3つが主流です。 ガラスの中には、アルゴンガス入りなどもあります。 ガラスは、シングル以外を複合ガラスと言います。 複層ガラス【ペアガラス】とは?新築窓の選び方基礎用語 寒いのはアルミサッシが原因?diy断熱テープや塗装注意点 窓選びの後悔注意点【樹脂サッシのメリットデメリット】 窓のサイズの選び方についてもご紹介してます。 新築窓の大きさの選び方に必要な3つの優先ポイント|成功実感体験ブログ 快適な住環境にするためには、締めきった窓からの熱の侵入をどれだけ防げるのか? これが非常に重要になります。断熱性能とは

UA値とは
UA値とは、平成25年に改正された消炎基準で初めて登場した言葉です。 「外皮平均熱貫流率」と言います。 単位は、「W/㎡・K」となります。 外皮とは、天井、屋根、窓、床をまとめた総称です。 【UA値の基準】地域 | 推奨数値【W/㎡・K】 |
北海道 | 0.46以下 |
北東北 | 0.56以下 |
南東北 | 0.75以下 |
関東以西沖縄 | 0.87以下 |
沖縄 | 規準なし |
省エネ基準

Q値との違い
Q値とは、熱損失係数と呼ばれています。 平成25年の省エネ基準改正前までハウスメーカーや工務店の間で使用されていた値ですが、現在では、Ua値での表記が主流になっています。気密性とは
断熱とセットで性能の項目で出てくるのが、気密性。 気密性とは、住宅のすき間をなくすこと。 簡単にいえば、密閉されているのか?ということ。 気密性を表す単位もあります。 すき間相当面積のことをC値といいます。 C値とは、家中の隙間を集めた隙間面積(㎠)を延床面積(㎡)で割り算した数値。 単位は、㎠/㎡となります。高断熱住宅のメリット

外の気温の影響が少ない
断熱性が高い家では、熱が逃げにくくなります。 例えば、冬なら暖房で温まった室内の空気が逃げにくいため、寒くなりにくいのです。 夏では、エアコンの涼しさが失われにくくなります。 ですから、エアコンの効きも良くなります。結露が生じにくい
結露とは、室内の空気が窓際で冷やされることで、水分に変わる現象です。 外の温度が室内に伝わりにくいということは、結露が起こりにくいのです。健康に良い
冬は暖かいし、夏は涼しい。 冬は特に、お風呂、トイレ、脱衣所等でのヒートショック予防になります。 ヒートショックが発生しやすい家の間取りには特徴があります。 トイレや浴室が北側にあることが多いです。 仕組みは、以下のようになります。- 入浴で身体を温める
- 暖かい空間から寒い空間に異動する
- 熱を奪われて血管が縮む
- 血圧が上昇します
- 急激な血管の変動が心臓に負担をかけます
- 心筋梗塞や脳卒中につながります
節電になる
家の中に熱が入らないし、逃げない状態では、エアコンの無駄がなくなります。 外の気温に影響されることなく、快適な環境を保つことができるとセーブ運転でも家の中の温度が一定になることもあります。 つまりは、節電になります。換気効率の向上
状態 | どうなる? |
隙間が多い |
|
隙間が少ない | 24時間換気システムが室内の汚れた空気をゆっくり排出しながら新鮮な外気をゆっくりと取り込むことが可能 |
断熱材の種類と特徴

断熱材種類別熱伝導率
断熱材 | 工法 | 特徴 | 熱伝導率【W/㎡・K】 |
グラスウール | 充填 | 安い 燃えにくい 防音効果がある 湿気対策が必要 | 0.033~0.050 |
ロックウール | 充填 | 燃えにくい 撥水性が高い 湿気対策が必要 | 0.035~0.047 |
セルロースファイバー | 充填 | 価格が高い 結露を防ぎやすい 防音効果がある | 0.038~0.004 |
ポリスチレンフォーム | 外張り 充填 | 押出法、ビーズ法の2種類がある 結露を防ぎやすい 施工しやすい 熱に弱い | 0.024~0.043 |
硬質ウレタンフォーム | 外張り 充填 | 価格が高い 断熱性に優れている 燃えると有毒ガスが発生する | 0.023~0.04 |
フェノールフォーム | 外張り 充填 | 価格が非常に高い 燃えにくい 有毒ガスの不安がない 耐久性が優れている 断熱性が優れている | 0.019~0.036 |
断熱材の選び方

会社選びのポイント
ローコスト住宅だから性能が低くても仕方がない。 この考え方はもったいないです。- 坪単価が安いのは素材も安い物を使用しているから?
- 窓もアルミサッシなど昔の商品をそのまま使っている
リフォーム相談
もし万が一、断熱性の低い家を買ってしまったら簡単に直せるの? これは、大きな誤解です。 リフォーム費用は、お風呂やお部屋1つで100万円単位。 これだけでなく、工期期間も15日~21日以上と2週間~3週間を要する。 コロナ禍になって、少しでも人の出入りを減らしたい時です。 建てた後の改善、修繕を少しでも減らすことも大切です。
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