- 注文住宅はめんどくさい
- 間取りが決まらない
- 外観が気に入らない(ダサい)
- こだわりたい
家を建てるまでには流れがあります。
その中で、迷いや不安が出てくると、決断できない。
結果的に、工期も納期も全てが遅れる。
ではどうすればいいのでしょうか?
家を建てる流れ関連記事。
新築注文住宅購入の流れとまずやることは何?よくある誤解と注意点
今回の記事では、注文住宅の完成、引渡しまでの段取りで注意するべきポイントを以下の目次で解説しています。
資金計画のポイントは総予算
建築スケジュールを立てるポイント
引越し希望日がある家庭の注意点
資金計画のポイントは総予算
まず最初に決めるべきポイントは、総予算です。
なぜか?をご紹介していきます。
資金計画の重要性
家を買う時、多くの人が住宅ローンを利用します。
この時、頭金といくらのローンを組むのか?
これが大きな柱になります。
総額を決める重要性
- 月々の返済額
- 返済負担率
- 新しい住まいでの生活環境の変化
- 子どもの誕生、進級、進学のタイミング
将来はお金がかからないということはありません。
住宅ローン返済以外でも、購入後には、以下のような税金や支払いが発生します。
- 固定資産税
- 地震保険、火災保険
建物を購入する際には、カーテン、家具家電などの買い替えも多い。
新築家具家電一覧と費用内訳一戸建て入居前購入リスト体験から学んだ事
予算が決まらないと、結果的にどんどん負担が増えます。
建築会社との請負契約
- 資料請求
- モデルハウスや展示場の見学会
保証内容やメンテナンスなども確認してから、請負契約書を交わす。
この時までに要する時間が短い人ほどやりたいことが決まっています。
契約を済ませてから、解約をするというのも可能です。
しかし、頭金が全額返ってくるとは言えません。
間取り、設備等を決定する
- 規格型住宅か自由設計か?
- 標準仕様かオプション仕様か?
- カーテン
- エアコン、コンセント、照明などの電気工事
等を決めていきます。
建築図面一式と工事工程表が手元にありますが、実際にその着工の時期に合わせられるかどうかはご家族の希望次第。
地鎮祭や上棟式等
家を建てる時には、地鎮祭を執り行う会社が多い。
他にも上棟式等を行う会社もあります。
こうした日程も含めて、あまりタイトなスケジュールにしないことが大切。
竣工検査後の入居
施主と工事責任者による確認。
家の中の仕様や使い方等の説明を受けます。
その後に鍵の引渡しや入居となります。
建築スケジュールを立てるポイント
建築スケジュールを立てる際には、希望の引渡し日から逆算するほうが簡単です。
工期は2ヶ月を用意
ハウスメーカー、工務店など会社によって、工期は異なります。
60日、90日と会社によって違いがあります。
こういう細かい部分も確認をしておきましょう。
状況悪化による猶予期間
- 台風シーズンによる天候悪化
- 卒業、入学シーズンによる引越しの混雑
- コロナ禍による資材や物資調達の遅延
上記のようなことも考えておきましょう。
余分な日数の目安としては、1ヶ月程度は考えておいた方が良いでしょう。
引越し希望日がある家庭の注意点
- 家を建てるのは、子どもが進学するからだ!
- 第二子、第三子の誕生に合わせて引越しをしたい
我が家も全く同じことを考えてマイホーム購入を計画しました。
妊娠期間中の打合せ
上の子が2歳、3歳、4歳という段階で、下の子を妊娠している状態。
こんなご家庭の打ち合わせは非常に多い。
コロナ禍でオミクロン株による第六波が懸念される2021年の年末から2022年の春。
これから家を建てる方は、打ち合わせの場所や時間も検討することが大切。
- オンライン商談で選べる素材は何か?
- 実物を展示場で見なければいけない商品は何か?
事前に、設備関連は、住建のショールームなどで確認しておくことも大切。
- 色
- 雰囲気
- サイズ感
- 高さ
迷いやすい対象は可能な限り早めに確認をしましょう。
別注や海外生産商品の検討
特に海外で生産をしている会社の商品に興味を持つ人は早めに発注をしないと商品が届きません。
土地と建物をローン審査が通過すれば、購入可能。
これは確かに金銭的な問題のみ。
いくら業者が対応している場合でも製造や入荷のめどが立たない状態では完成するのは困難。
引越しを前提とするスケジュールを組みたい人は、可能な限り今の在庫状況や搬入時期の確認などもおこなっておくことをおすすめします。
土地と建物どちらが優先か?
土地なしの方は、とにかく土地が最優先。
土地が決まらないのに、建物をいくら計画しても全くとは言いませんが、無駄な時間も多くなります。
土地はハウスメーカーや工務店に任せてはいけない。
自分たちで足を運び、実際の広さだけでなく、日照条件や騒音、交通量等細かい点を確認しましょう。
何から始めたらいいか全くわからないという人は、まず土地を探すことに専念しましょう。
その上で土地の契約ができそうなら注文住宅の会社を探す。
このくらい土地は大切です。
あなたのマイホーム購入計画がスムーズに進むことを願っています。