- 家が欲しい。
- でも住宅にそこまでお金をかけたくない(かけられない)
- 土地と建物を購入することを考えると、安い土地よりも建てる家を節約したい。
いろいろなコストを抑える方法を考える必要がある不動産購入。
特に家を建てるとなると、その価格は、外構やカーテンなどの家の中に必要な家具なども含めて総合コストの計算が必要になる。
間取りの部屋数が多い建て方をすればその分窓が増える可能性もある。
品質を抑えると言われても何を比較すれば良いのかわからない。
注文住宅も人気のハウスメーカーとか工務店の中から購入スレば安心?
大手を一度は見ておくべきなのか?
こんな疑問にとらわれてしまうことが多い。
これまでにもローコスト住宅については以下のような内容をご紹介してきました。
ローコスト住宅に関わる悩みについてもご紹介しています。
住宅の設備についても触れています。
平均相場という考え方
間取りの設計についての特徴。
トラブル回避という考え方。
ローコスト住宅の寿命という悩み。
家を建てる人は購入した後の人生に何でも賃貸の時に比較すると、メリットを感じたいことがある。
しかし、現実の生活をよく見ると、別に建築的にお金をかけても性能に何も影響がないことも多い。
あくまで装飾品。
車で例えるなら、エアロのある車の中から選ぶような感覚が多いとも言える。
そうした事ではなく、住宅ローンというあくまで35年という長い時間をかけての返済をしていくわけですから、依頼する時の見極め方が重要。
私のサイトは、新築一戸建て購入後の失敗後悔をして欲しくないという思いから、経験を活かし、情報を公開しています。
サイト内の情報はあくまで家を建てた的な購入ブログというわけではありません。
現場経験で培った会社から学んだ設備や人件費、注文住宅の仕組み。
購入する側として経験した仕様やコスト削減のための工夫。
この両者の立場からより住みやすい、生活しやすい家づくりのための考え方をご案内しています。
今回の記事では、ローコスト住宅デメリットを自分が現場に携わった時に感じたことを含めて以下のような内容でご紹介していきます。
仕様
購入後
ローコスト住宅デメリットと検討ポイント
いくつかの会社から設備や断熱性能、気密性、施工費といった項目から違いを比較している人も多いと思います。
もちろんこういう情報も大事。
しかし、それだけでは不足しやすい点を着眼点として参考にしてください。
仕様
ローコスト住宅は何が注意点なのか?
どんな特徴があるのか?
検討する時、ただ単にデザインだけで会社を選ぶ人も最近は多い。
しかし、家は壁や外観がすべてではない。
生活を続けるためには安易に今の好みを優先して検討しても結果的に飽きた、住みにくいなどの後悔をする内容も多く眠っている。
まずは、施工の特徴ポイントを実際の現場経験で感じたことを含めてご紹介していきます。
標準規格の仕様は会社により大きく違う
同じ予算の中では、大手と地元の小さな工務店を比較する。
こんな言葉がネット上でも多く出てくる。
しかし、実際に使用する規格は、以下の点が大きく違う。
- 大量仕入れを本部が行うか、受注後発注となるのか?
- 設備を標準仕様以外から選ぶ時に大きく費用が違う点。
- 設備の断熱、気密の点から標準では不安があるポイントがある。
簡単な例をあげるとすれば、実際2019年でも以下のような情報があることが大切。
窓を選ぶのは、1階のみが複層low-Eガラスが標準。
網戸は全てオプションなのか標準なのか?
食洗器付きのシステムキッチンが一般的なのかオプションなのか?
オール電化仕様に変更する時のオプション価格はいくら上乗せ?
販売する時の標準工事で使用されるタイプでももちろん暮らすことは可能。
しかし、それではなぜ注文住宅を選ぶのか理由が減ってしまう。
耐久性、気密性、耐震補強など複数の点が中古のような前の決められた基準で建てられたものとは大きく違う。
それが、賃貸にはない安心という事もある。
それが、標準で選ぶ内容はまさに今賃貸で使っていることとほとんど変わっていないものを使っている。
こんな状況では、結果として、本当に買う意味があるのか?
こう言ってしまいたくなる気持ちもよくわかる。
購入後
建物が大きくなくても結果的に最大の違いが出るのは私は家は購入前より購入後だと良く自分の周りにも伝えている。
大手企業にはそれなりに下請けと呼ばれる会社が多数存在する。
私も現在一条工務店のi-smartを選び、実際に何か困ったと思った時の相談をした時の対応の早さに驚く。
最初だけ?引き渡し後のアフターの差
トイレが詰まった
水が流れない。
一般の賃貸で使っているトイレ、お風呂、キッチンなどでも普通に利用しているつもりでも、どこかで使っている中で困ることが出てくることもある。
こうした時に電話連絡をして困っている事を言ってすぐに確認をしてくれるのか?
この点が、私も実際に現場点検等をしていてローコスト住宅を購入した利用者からはこんな声も聞こえてきた。
「あの時の必死の営業の結果がこれ?」
「いったいいつまで待たせる気?」
こんな言葉が少なくない。
それも、そのはず。
結果として1ヶ月以上経過しても何も次の訪問の予定が来なかったという点に憤りを感じている方が非常に多かった。
こんな状況では家の各パーツを安心して利用ができない。
こうした事は、正直購入前には言った言わない程度の内容で、現実は理解しにくい点が多い。
しかし、最初だけ!
この言葉を一般のサービスでもいろいろな時に営業だけが必死という事があると思う。
これは、ぜひそれぞれの会社の購入や契約した後の話を体験ブログなどできちんと地域も絞って確認をするべきだと私は伝えたい。
ローコスト住宅デメリットと検討ポイント
ローコストは一般的に坪単価で言えば、50万円以下となったら対象という紹介をされていることが多い。
基準は坪単価の金額。
こんなイメージがシンプルに浸透している。
しかし、そレぞれの会社には、グレードという対象も存在することがある。
最低グレードと関連設備と暮らし
今の最新の設備を契約しても所詮住む時間の流れの中で徐々に新しいものが出てくる。
自分たちも暮らしを続ける中で消耗品を壊してしまったり、どこかで不具合を感じる使い方をする可能性もある。
たくさんの設備が集合しているからこそ、やはり最初から掃除やメンテナンスなどを全く知らないような設備を導入してもある意味得は感じない。
「ある程度の設備」
この対象は、あくまでも自分たちの今の暮らしの中で手にしている内容の中から参考にすることが大切。
もちろん、暑い寒いの原因に直結する以下のような内容は全てが得というわけではない。
- 吹き抜け
- ロフト
- 床下収納
- パントリー
- 土間
- 螺旋階段
- アクセントクロス
- 小上がり収納
このような内容は、あくまで選択肢がなかったとしても一生の生活の中で室内の環境としても目を向けなくてもよい部分でもある。
知らなかったらある意味、どうでもよかったなと思う名前でもある。
やはり目新しい名前に興味関心を惹かれることは注意して欲しい。
材料費。
この内容に対してこだわるなら、見えない断熱材などの標準とオプションの違いをきちんと内容と違いを含めて相談することが大切。
大工や人材確保と着工時期の具体的工程
自分たちが妥協することを探す中で絶対に妥協しない方が良い点がある。
それが、工期の目安。
この目安は、あくまで複数を同時に着工して、それぞれの項目検査を含めて店が受注した後の仕事が最後まで一定の人間を確保できるのか?
この答えが、あくまで少し困った時の対応の速度にも影響するはず。
設備や内容は妥協が出来た。
なのに、結局は建築計画になったら、仕事が遅い。
いつまでたっても完成が少しも見えてこない。
これでは仮住まいに使う資金ばかりが増えていく。
こんな光景はいつの時代にも全国どこかのエリアで単純に引渡し待ちの状況で契約したことそのものを後悔する人の声が聞こえる。
主にお客様の求める内容というのは、非常にシンプル。
モデルハウスは装飾されたオプション変更だらけで提供された家なのか?
単純に標準がないなんて安易な説明を行う営業が考える家づくりは簡単に信用してはいけない。
担当次第で住宅の棟数の違いがある分、構造計算や収納の割合だけでなく、配置や奥行きまで考えることが優れている魅力ある打ち合わせは少ない。
こうした現場不足の営業が大工に叱られて、設計を見直し、再度修正を入れるなんてことを繰り返すのが簡単に起こる現実。
工期がスムーズに終わらないというのは発注の遅れや納期の遅れも含めて大工が知っている知識で現場から対応を求められる提案の数にもよって異なる。
そのため、現在のプランの問題点がしっかり対応できていない営業は知識がないとはっきり言える部でもある。
これは、ローンについても同じ。
ファイナンシャルプランナーを持っていても資格を活かすだけの現場の実態を知っているわけではない。
子育てもわからない。
世帯年収の知識もない。
平均的な貯蓄計画も対応できない。
このような人の提案で人生設計の相談は出来ない。
こうした細かい点が知識がない者同士のその場のごまかしで答え探しをした結末とも言えるのです。
家は人の知恵と知識が集結した集合体。
一人の力ではできない。
知っている事をそれぞれの現場の人がプロとして一軒を完成させる。
この相談がきちんと人生設計にまで目を向けて幅広い内容を原因から解決法も目に見える状況に置き換えることが出来るか?
素の選択肢の数が知識のないお客様の失敗後悔を未然に防ぐポイントになるのです。
そうした意味では私たちの担当営業と設計士には本当に室内から屋外まで感謝している。
あなたは今名前にとらわれて得を選んでいませんか?