窓が多い家の注意点
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室内の空気を入れ替えたい時の換気の役割。

冬は日中の日差しを取り込む保温効果への期待。

夏は紫外線対策を考慮しながらも外の景色を眺めるための役目。

外観としても住宅のイメージに影響を与えるパーツ。

窓1つにもいろいろな役目がある。

各部屋に配置する方位、サイズ、高さ、幅などを決める間取りの設計。

最近の家は、新築でも二極化が進んでいると私は感じる。

大開口を活かした全面窓という構成を軸に作り上げる設計。

住宅のほぼ8割近い内容を壁にして、窓が少ない家。

確かに窓は、気密や断熱にも大きく影響を与えるパーツの1つ。

冬は外からの冷気の侵入の可能性がある。

夏には、隙間があると、冷気が逃げる可能性も高まる。

自分の住む家を取り囲む気候にも十分配慮が必要になる。

新築の注文住宅によくあるのは、以下のような悩み。

まだその土地に住んだこともないから、窓の大きい小さいとか少ない多いといった課題へのメリットデメリットの判断がつかない。

そういう時にはどうしたらいい?

この悩みを今回の記事では、ご紹介していきたいと思います。

窓が多い家について、このページにご訪問いただきましてありがとうございます。

新築窓の悩みについては、以下のような内容もご案内しております。

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内装でチェックする人もいます。

家具や家電との色の相性が気になるという人が多い。

窓を特殊なデザインで選んだせいで、カーテンやブラインド等の選び方に困っている。

掃除の手間もあります。

中には、防犯上の問題を済んでから視線対策を含めて失敗を感じる人もいる。

だからこそ、サイズ的な点でもただデザイン性で選ぶのは私の経験上からもあまりお勧めできません。

風通しを良くしたいなら、どの方向からの風がどのような角度で侵入してくるのか?

このような相談を兼ねて検討する事が大切。

ただ解放感という文字に憧れて、リビングに大きなサイズの窓を用意しても、結果的にエアコンの設置個所に困る事もある。

私のサイトは、新築物件探しから、購入した後の生活でも失敗後悔をしてほしくないという思いから、住宅購入者であり、業界経験者だからこそ伝えたい内容を各記事でご紹介しています。

今から打ち合わせに入る方もこれから契約をする会社を選ぶ方も少なくとも窓は自分たちで選ぶことになります。

私も当然外壁の色との合わせを含めて、窓のサイズも窓枠の色も自分たちで選びました。

住んだ後にも十分明るいし、テレビも見にくくならない。

収納にも特に困らない。

こうした建築に成功したと思っています。

せっかく住宅ローンを35年かけて返済するのに、窓が多い事が悩みになって、少なくした方が良かったなんて悩みにならないためにどう考えれば良いのか?

今回の記事では、以下のような項目に沿ってご紹介しています。

窓が多い家のメリット

窓が多い家のデメリット

窓が多い家の検討注意点

家づくりは、ハウスメーカーや工務店の設計上の条件も大きく影響します。

窓の配置一つで何が変わるのか?

この点をご紹介している内容を踏まえた上でじっくり検討してみてください。

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窓が多い家のメリット

窓が多い家のメリット

設計上住まいに必要以上に窓を大きくしたらどうなるのか?

実際に全面ガラス張りのようなLDKが合ったらどうなるのか?

こんなイメージからご紹介していきます。

窓の多い家のメリットに影響するポイント

窓の多い家のメリットに影響するポイント

特に私が失敗後悔しないための家を建てる時に注意してほしいのは、以下のポイント。

  • 気密性(C値、Q値の値)
  • 断熱性(断熱材の仕様)
  • 天井高さ(255なのか270なのか?)
  • 窓の種類(樹脂サッシなのかアルミと樹脂の混合タイプなのか?)
  • シングルガラスなのかLow-Eのペアガラスなのか、トリプルサッシなのか?)

これらは、単純に設計する上で熱がどのくらい逃げやすい家になってしまうのかというポイントになります。

今回のメリットを伝えるのは、大きくすることでも十分気密性が維持できる。

このように伝えている会社を想定してご案内していきます。

節電

節電

非常に極端な例ですが、近隣に家がない。

小高い丘の上に建てる家の1階又は2階が全面ガラス張りだったらどうでしょうか?

隣の家から丸見えになるなどの防犯やセキュリティも不安がない。

室内を見る人なんてなかなか通らない。

こんな土地に建てるなら、電気を使わなくても大丈夫と思えるような家が建つ可能性もある。

つまりは、場所次第によっては、採光による室内の照明設備費用の節約効果につながるのです。

デザイン性

デザイン性

室内が丸見えになることをあまり気にしない。

雨戸等のシャッターサッシを使うから関係ない。

外構工事で高い壁を用意するから関係ない。

このような家の場合は、デザイン性として自分の家の外観にこだわる事も可能になります。

例えば、風通しよりも寝室から開放的な庭を眺めるとか。

こんなちょっと贅沢な大きい土地の中にポツンと存在する家みたいな空間では贅沢を感じることが出来ると思います。

メンテナンスコスト

メンテナンスコスト

外壁が多いということはその分外壁のメンテナンスが必要になります。

ガラスが多いということは、当然外壁のメンテナンスコストも下がります。

単純に明るくて、広々していて、維持費も安い。

この3つの点がメリットになると私は感じました。

窓が多い家のデメリット

窓が多い家のデメリット

明るくて風通しも自由に調整できて、景色も楽しめた。

いい事ばかりと感じる人は要注意。

カーテンのコスト

カーテンのコスト

さすがに家をずっと外部から見えるようにしておく家は怖い。

こう考える人は、とにかくカーテンの計算が面倒ですよ。

幅がありますから、カーテンレールの耐重量もそれなりの計算が必要。

さらに、そのカーテンが汚れた場合の予備を検討しなければいけない。

  • 汚れたらクリーニングに出せるのか?
  • 取り外しや持ち運びは誰が行うのか?
  • 代わりのカーテンを取りつけるのは誰が行う?

このような内容を検討しなければいけないのです。

自然災害

自然災害

当然窓が多いということは、窓ガラスがたくさん存在する。

その分建物に何かが飛散してきた時の状況は?

  • ガラスに傷をつけることがあったらどうする?
  • 窓ガラスが運悪く割れてしまったらどうなる?

いくら採光には効果を実感したとしても、被災した際の次の選択は非常に大変。

少しでも傷があったらずっとそのままというわけにもいかないはず。

よって、自分たちの住むエリアの過去の調査結果などをきちんと検索しておく必要がある。

私はこういうことまで考えるのは手間になると思った。

よって、建物の窓を最小化する方を選択しました。

窓が多い家の検討注意点

窓が多い家の注意点

もしあなたが自分の家の外観の見た目だけで検討をしているなら、少し視点を変えて注意してほしいポイントがあります。

管理

管理

家の中では、何度が快適なのか?

この答えも正直各家庭により価値観は全く違うと思います。

私は25度前後が体感として好みですね。

そして、湿度も45%から55%の時が快適な家だと感じる事が多くなってきた気がします。

やはり、生活している人の数によっては、部屋の温度差がかなり違うという事も多いはず。

住宅でこういう事が起こるとどうなるか?

当然外との気温差が生じやすくなれば、結露の心配も必要。

当然、窓ですから、天井の近くから、床の付近まで取り付けた分の手間は大きい。

ちょっと気になる結露っぽい状態というだけでもかなり窓の大きさ的に手入れが面倒に感じる事もある。

これが日常の掃除などの手間を考えた上での私が伝えたい検討の注意点。

開閉操作

開閉操作

窓の大きさに伴い、重さも変わる。

ここでの注意点は、形状選びです。

  • 引き違い。
  • FIX。(はめ込み)
  • 上げ下げタイプ
  • ルーバータイプ
  • スリッドタイプ

形状にもいくつか種類があります。

自分たちの管理しやすい大きさを選ぶ際には、開け閉めのしやすいタイプを選ぶ必要があります。

当然オプションになってしまうこともありますので、費用面も含めて検討が必要になります。

外の掃除

外の掃除

当然汚れが付着する事も想定が必要。

その時に室内ならすぐに対応が可能。

しかし、外では家具や家電のように簡単に拭いて終わりという事も少ない。

水で洗い流したり、最後に仕上げの拭き上げをしたほうが水垢が残らない。

こんなことをどこのスペースで行う?

隣の家との境界線が近いと、脚立すら置くスペースが無いというケースも土地の条件私大によっては発生する。

こうした時の臨時の対応方法もきちんと把握しておく必要があるのです。

以上が私が多い少ないという悩みに対して、考えていただけたらと思うポイントになります。

自分たちの生活リズムや何を求めてその数や高さにこだわりを持つのか?

ぜひ一度設置しない場合はどうなるのかを考えてみてください。

最後まで記事を読んでくれてありがとうございました。

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