- 家を買うな!
- マイホームなんて買う価値なんてない!
- 住宅ローンを組むのはバカだ!
住宅を買う人や欲しい、買いたいという人もいれば、まったく反対の人もいます。
「家なんて買う必要はない」という人もいます。
不動産は、あくまでローンで買う人が圧倒的に多いことが関係します。
そして、本当の意味で自分の家になるのは、あくまで住宅ローン完済をした時点。
返済期間中は何を理由にしても、返済に遅延、滞納、延滞となれば家を失うリスクがあります。
- 自己破産
- 競売
- 任意売却
などで自分の家を手放す人もいます。
今の生活を維持していけるなら買ってもいい。
こんな気持ちになって買った人でも、
- 生活に無理がある
- 厳しい
- 限界
- きつい
と嘆く人が増えています。
これまでもにも住宅ローンが払えない悩みについて、以下のような内容を綴ってきました。
住宅ローンに後悔する人のブログに多い共通点。
住宅ローンボーナス払い払えない
住宅ローンボーナス払い払えない時やってはいけない事とすべき事
実際に、ローンを払えなくなった先に出てくる用語も正しく知っておくことが大切。
住宅ローン一週間滞納
人は別に賃貸でも暮らしていけるというのも嘘ではない。
- 住宅を買ってローン返済にお金を使う。
- 賃貸で毎月家賃を払う。
どちらも同じ居住費という考え方もあります。
しかし、問題は、将来。
老後にお金を持っているかどうかわからない。
だからこそ、将来は毎月の家賃の支払いから解放される暮らしを求めて人がいます。
そして、今はちょっと無理をしても家を買うことを意識します。
会社に勤めて、ようやく自分の暮らしも安心できる状態になった。
しかし、この先何があっても大丈夫と確信を持つ根拠はありません。
今回の記事では、マイホーム購入によって、貧乏になってしまう人の特徴について、
マイホーム貧乏になる人の特徴
マイホーム貧乏になる時の行動
マイホーム貧乏になるは回避可能
上記に焦点を当ててご紹介します。
マイホーム貧乏になる人の特徴
賃貸から新築や中古の住宅を購入する。
この結論を出す時に、多くの人が
「なぜ今なのか?」
「どうしてマイホームが必要なのか?」
の答えを見誤っている人がいます。
その特徴をご紹介していきます。
家を手にする時期と誤認
特に多いのが、以下のような動機を前提とした住宅購入。
【建売販売の事例】
- たまたま見たチラシ。
- 掲載内容は、月々○○万円台。
- 今の家賃に似た返済額。
掘り出し物を見つけたと思ってしまう人もいます。
- 立地よし。
- 建物の内装や外観も悪くない。
- 日当たりも良さそう。
こんな条件で、買ってしまう人がいます。
しかし、この時忘れているのが、税金や保険料。
つまり、
- 税金が払えない
- 保険料が払えない
という状態になってしまう人がいます。
【キャンペーンなど期間限定の案内】
- ハウスメーカーなどのキャンペーン応募で当たった新築一棟応募企画。
- 銀行のローン無料相談の会場で支払いで情報として今がお得と聞いて信じてしまった人。
- 家族が増えたことで今の住まいの状況が狭いと感じるようになった。
このような条件に当てはまった時、冷静な判断が難しくなる人がいます。
「お得」というキーワードに弱い人は注意してください。
家は衝動買いで買えるほど返済期間が短くありません。
住宅ローンは、多くの人が35年間返済します。
つまり、生活水準やライフプランが曖昧な状態では、危険です。
この2つは、よくある事例だと思います。
車にも似た状態があります。
車を買ったら以下の経費が掛かります。
- 自動車税
- 法定点検や車検代
- ガソリン代
- 駐車場代
- 洗車などメンテナンス費用
車両本体価格が割引になっているとか、限定何台の安い車があったら?
つまり、安い=買わないと損!と思ってしまう人がいます。
「買わなかったことを後悔したくない」
こう考える前に、まずは家を買う時には、10年先まで考えてみましょう。
たったこれだけでも、住んでから貧乏になるリスクがかなり下がると思います。
マイホーム貧乏になる時の行動
無理な住宅ローンを組む
マイホーム貧乏の原因として最も多いのが、無理な住宅ローンを組むことです。
住宅ローンの返済額は、年収の3分の1程度が目安とされています。
しかし、その目安でも私は多いと思っています。
というのも、私自身が苦労をした経験があるからです。
私個人がおすすめしているのは、年間返済額の合計額が年収の20%~25%に収まる状態で計画を立てること。
大きく上回る金額の住宅ローンを組んでしまうと、返済に苦しくなります。
生活が立ち行かなくなる可能性があります。
住宅ローンの返済を優先して、生活費を削る
無理な住宅ローンを組んでしまうと、必然的に住宅ローンの返済額が生活費を圧迫することになります。
そのため、食費や光熱費などの生活費を削って、住宅ローンの返済に充てようとするようになります。
しかし、生活費を削りすぎると、健康を損なう人がいます。
つまりは、医療費がかかるようになります。
家族との関係が悪化したりする人もいます。
つまり、ストレスが溜まりやすくなります。
結果的に、体調を崩しやすくなります。
こうしたリスクがあります。
住宅ローンの返済が滞る
住宅ローンの返済を優先して生活費を削りすぎる背景にはいろいろあります。
- 物価高騰。
- 収入の減少。
- 病気やケガなどで収入が途絶えたりする。
などの理由があります。
もし、仕事が困難な状態になれば、住宅ローンの返済が滞る可能性があります。
住宅ローンの返済が滞ると、信用情報に傷がつきます。
新たなローンを組むことができなくなるなど、さまざまなデメリットがあります。
ローンを組めないことで、家電が故障した際にも買い替えなどがスムーズに行えなくなるリスクもあります。
マイホーム貧乏になるは回避可能
マイホーム貧乏を回避するための準備や対策法は、大きく分けて以下の3つが挙げられます。
マイホーム購入の準備をしっかりと行う
マイホーム購入の準備では、以下の点を確認しましょう。
- 現在の収入や貯蓄額で、住宅ローンを無理なく支払えるか
- 住宅ローンの金利や返済期間などを、しっかりと理解しているか
- ライフスタイルの変化や、経済状況の変化などに対応できるか
マイホーム購入の準備をしっかりと行うことで、マイホーム購入後の生活に無理が生じにくくなります。
無理のない住宅ローンを組む
住宅ローンの返済額は、年収の3分の1程度が目安とされています。
しかし、その目安も物価高の影響や増税の影響を考えると、かなり厳しいと思います。
返済に苦しくなり、マイホーム貧乏に陥る可能性があります。
住宅ローンを組む際には、無理のない返済額をしっかりと確認しましょう。
住宅ローンの返済に備えて、貯蓄をする
住宅ローンの返済は、長い年月をかけて行うものです。
そのため、
- 万が一の収入減少。
- 住宅ローンの金利上昇。
などに備えて、貯蓄をしておくことも大切です。
住宅ローンの返済に備えて、毎月一定額を貯蓄しておきましょう。
具体的には、以下の対策が考えられます。
- 返済期間を長くする
- 金利を低く抑える
- 繰り上げ返済を行う
マイホーム貧乏を回避するためには、これらの対策をしっかりと実践することが大切です。
また、マイホーム購入後の生活では、以下の点に注意しましょう。
- 年間の返済額を把握し、無理のない生活費の範囲内でやりくりする
- ライフスタイルの変化や、経済状況の変化などに応じて、返済計画を見直す
マイホームは、一生に一度の大きな買い物です。
返済貧乏にならないために、しっかりと計画を立てましょう。