家を建てて後悔した時のローンの考え方
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家が欲しいと無性に思ってしまう。

  • マイホームセンター
  • 住宅展示場
  • 完成見学会
  • 建売や分譲地の案内。

とにかく不動産関連の情報を片っ端から集める。

土地を探す時が今思うと一番楽しい思い出。

でも実際に家を買ったら必ず幸せになれるのか?

この答えは大きく二極化している。

家なんて買うんじゃなかったというくらいの後悔をする人。

新築,中古を問わず自分の理想のマイホームが手に入ったと喜ぶ人。

なぜここまでの差が生まれるのか?

同じようなエリアで似たような金額の住宅を購入した家族でも大きく異なる可能性がある。

自分の周りの家を購入した人はどう思っているんだろう?

こんな気持ちになって残りの人生をずっと同じ家で過ごすのは苦痛でしかない。

マイホームはローンも組んでいる。

自分が後悔している対象のために残債を払う。

これほどつらい現実はないかもしれない。

マイホームは絶対に必要な対象ではありません。

しかし、購入する前よりも後のほうが良いことが多いと実感する可能性もある消費。

住宅ローンの金利が安いから買うのではありません。

本当にこれから先自分が老後になっても買って良かった。

こう思うことが理想だと思います。

今回の記事では、家を建てて後悔した後のローン以外の苦痛について以下の項目でご紹介しています。

家を建てて後悔した時のローンの考え方

家を建てて後悔?ローン以外の課題点

家を建てて後悔?ローンや他の見極め方

自分のマイホームは本当に今買うべきなのか?

買った後にどんな理由で後悔をしているのか?

こんな悩みを注文住宅もマンションも購入したからこそ伝えられる視点でご案内しています。

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家を建てて後悔した時のローンの考え方

家を建てて後悔した時のローンの考え方
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もう既に買った後の話。

引渡しが完了したらもう後には戻れない。

ローンの審査も通過したからこそ、建てた家。

もちろん、返済をしなければいけない。

こうなった時、後悔が多い物件に対する考え方をご紹介していきます。

早期売却を検討

早期売却を検討

まずは考えるよりも行動をすることが大切と言えるのが、売却検討。

築年数。

この言葉で物件の価値はどんどん下がることが一般的。

もちろん、土地によっては市場価値が上がる可能性があるエリアも存在する。

しかし、そうなると税金も上がる。

こうなると検討している人も賃貸と比較して思った以上に高いと感じるケースも増える。

何よりどんどん手放すことを考える。

リフォームとか中途半端な事は考えない。

まずは実際に見積もりに出して、査定の価格を見てから検討する。

このくらいの行動をするほうが後々の事を考えた時、選択の幅は広がる。

家を建てて後悔?ローン以外の課題点

家を建てて後悔?ローン以外の課題点

自分たちが想像していたのと違う。

こう思った時、もう別にこの家はどうなっても良いと考える人はいない。

何とかしなければいけない。

こう考える。

何がそこまで気になってしまうのか?

一戸建てだからこそ失敗を感じる問題をご紹介していきます。

自然災害と失敗

自然災害と失敗

2019年は自然災害による保険の利用額がまたさらに増えた。

  • 家の中まで水が押し寄せる浸水被害。
  • 台風,暴風,竜巻などによる屋根や窓ガラスの破損。

自分たちの普段の生活ができなくなるほどの被害が出てくる現実。

このような対象のエリアの土地を購入した人はつらい。

新築を買う。

その後1年も経たない間に、家が浸水被害。

これでは売るに売れない。

さらに、リフォームどころか保険の対象も証券を失って対応が遅れる。

こんな事態になっている家庭が増えている。

大きな地震や洪水、浸水などの被害をどこまで想定していたのか?

確かに全貌を理解してから建築を依頼するのは難しい。

しかし、過去に大きな被害が出たのか?

こうした感じの情報は事前に無料の案内などでも確認が可能。

  • 何も見ていなかった。
  • ただ安いと思って購入した。

このような買い物をした人が大きな被害に遭った時、想像以上の支払いや購入した価値に戸惑う事は多い。

近隣環境の変化

近隣環境の変化
  • 住みやすい土地。
  • 人気のエリア。
  • 都市開発。
  • 新規事業展開。

不動産を見て新しい店がオープンするなどの情報は期待感が高まる。

こうした条件をふまえて、注文住宅を検討するのが分譲地。

郊外でも発展しているなら良いという点が検討する際には魅力になる。

しかし、以下のような内容をあまり意識していない事も多い。

  • 固定資産税の相場
  • そのエリアでの生活費
  • 間取りの設計条件
  • 設備の充実性。

こうした内容よりも土地が良いと言われてしまって決断するケースがある。

この場合は、やはり住んだ後の実際の生活が大きく異なるケースが目立つ。

  • 部屋が狭い。
  • 車がないと何もできない。
  • 近所の声が遅い時間も聞こえてくる事が気になる。
  • 騒音の被害。

このような問題が少し経過した段階で次から次に出てくる。

住んでから初めて知った。

この言葉が仕事帰りの疲れた心身に押し寄せる。

言い様のないストレスを味わう。

結果、こんな家で人生の残りの余生を過ごさなければいけないのか?

こんな流れから、こういう声が響き渡る。

いくらローンが大丈夫でも自宅という環境に対して満足ができない。

その建物を買う場所はしっかり街として安心があるのか?

この点はきちんと情報を整理しておくことが大切。

絶対に業者の言いなりになってはいけない。

建てる人が増えるエリア

建てる人が増えるエリア

人気のエリア。

たったこれだけで人は無理をしてまでその場所で家を建てることにこだわるケースもある。

当然、周りに家が増えた分、治安はかなり変わってくる。

いくら街として得を感じるエリアでも近所に住む人の暮らしには差が出てくる。

分かりやすいのは、年収の差。

大都市に近いエリアは特にこの差が顕著。

通勤に便利。

これからも大きく発展が期待されている再開発エリア。

こんな場所なら、これから10年経っても値上がりする可能性もある。

こうした今後の展望も見据えた購入も可能になる。

絶対損はない。

しかし、このメリットはあくまでローンに無理がない返済が可能な状態でこそ言える言葉。

これからの生活でもちろん保険も加入していく。

もっと言えば、生活費も見直しが必要になっていく。

無理をしてこんな場所に家を建てて残ったのは何?

この答えが顕著に表れるのがリビングとダイニング。

家の中に入って、自分の手にした内容を改めて目にする。

すると、床や天井等はキレイ。

家の中は確かに快適。

でもその先にある食卓に並ぶご飯はどうだろう?

朝食、夕食、夜食。

日中仕事に行く人の帰ってからの楽しみが一気に消えていく。

以前の家賃と変わらないはずなのになぜ?

家で食べるメニューがどんどん変わっていく。

蓋を開けてみたら、貯金が減っている。

なぜ?

そんなにお金が出る地域なの?

2人で暮らす生活ならそこまで影響はないかもしれない。

しかし、子供がいる家庭となれば話は別。

習いごと1つの平均相場の違い。

売っている価格の差。

住宅ローン以外の点でも新築で住んだ後の生活がここまで節約が必要になると思っていなかった。

住宅購入の前と後では人の感覚が全く違っているケースが目立つ。

この大きな原因は、市場調査をしてこなかったことが大きな理由となります。

  • 自分の家の周りの状況。
  • 生活する中で注意するべき点。
  • 周辺の自然災害に対する影響。
  • 災害時にはどのような保険を用意しておくべきなのか?
  • 子供の安全はどこまで守りやすいのか?

買ってから検討するのでは遅い。

とにかく気になる事は全て片っ端から調べていく。

このくらいの事をしないと、住んでからというのは、問題の内容によっては後悔に変わる。

これが私が特にお伝えしたい内容。

家を建てて後悔?ローンや他の見極め方

家を建てて後悔?ローンや他の見極め方

ローンを払う事は決して気の遠くなるような話ではありません。

我が家も3000万近かったローンがあっという間に1800万。

あともう少しと思えるくらいの金額になってきました。

他にも新しく保険に加入したり、子供の教育費を貯めるなども実践。

FXも徐々に別の貯蓄を増やすために取り組み始めている。

これが新築注文住宅購入後の5年目の暮らし。

別に何か節約しようとか早く完済しようと思っているわけではありません。

過去に比較すると、費用をかけるべき内容が変わった。

価値観の変化と生活の質

価値観の変化と生活の質

家を買ったら次に何をする?

人は欲を持つ。

確かに夢を抱く事は大切。

でも欲に流されてしまうとこれは話が別。

  • 生活に必要なお金が足りない。
  • 支払いが遅れる。

こんな状態になると必然的に売るしか選択肢が無くなっていく。

自分たちの生活はどの程度が理想なのか?

この将来の予定を大きな枠の中で検討することを私はおすすめしたい。

具体的には、以下のような内容を検討する必要がある。

検討年数将来設計
3年後車の車検や買い替え等
5年後子供の教育環境の変化
7年後家具家電の買い替えサイクル検討
10年後火災保険や地震保険の見直し

たったこれだけの期間でもやるべきことは明確。

中でも大きな買い物に近いのが、保険と車。

もちろん所有しないエリアに住む方もいると思います。

この場合は、設備についての故障やメンテナンスの準備を検討する必要があります。

家の中にも今の年数サイクルで以下のような変化を検討する必要がある。

検討年数家の中の変化
3年後子供の成長に合わせた収納箇所の工夫
5年後自分たちの古くなった衣類などの処分検討
7年後子供たちの成長に合わせた部屋のリフォーム検討
10年後設備の中でも故障が多い箇所のリフォーム検討

こうしたことは、必然的に出てくるような悩み。

後になって聞いてなかったとか初めて聞いたなんて事を言っていたらあっという間に事態が急変する。

時代の流れと変化

時代の流れと変化

とても金利が安い。

だからこそ、人は2019年にこぞって契約をしている。

でもその先は数年先ですら、認識がないケースも目立つ。

これは非常に危険。

むしろ、注意するべきことが多い時代と言える。

相続に対する金額が少しずつ上になってきた。

この分不動産投資や家族への財産分与等の考え方に家を買う事も多くなっている。

しかし、これってメリットばかりではありません。

デメリットがゼロの投資はほとんど存在しない。

きちんと内容が精査できない状態で安易に多くの営業からの説明を鵜呑みにしてはいけない。

外壁1つとってもたくさんの種類がある。

これも時代の流れで大きく変わってきている。

家についてもじっくり調べなければいけない事は増えた。

ネットがあると簡単に情報が出てくる。

でもその中には、根拠のない説明をしているケースもある。

住まいは一生の買い物。

売買契約は簡単に破棄できるものではありません。

だからこそ、あなたが本当に心から良かったと言える条件を将来の事を見据えた上で考える必要がある。

まずは最低限、10年くらい先の想定はしておくことをおすすめします。

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