- 中古マンションを購入してキッチンをリフォーム。
- L型キッチンならコストも安い!
- リフォームの営業がL型からも変更可能と教えてくれた!
営業トークを信じてI型にしたらどうなったの?
使いにくい、動線が気に入らないという声が多い。
なぜでしょうか?
理由は簡単です。
- 冷蔵庫
- カップボード(収納)
- キッチン家電(レンジやオーブン等)
上記の位置が困るから。
施工現場を実際にみてきたからこそ伝えたいことがあります。
新築システムキッチン予算|価格ランクダウンや安くお得にするコツ
今回の記事では、L型キッチンを選択したことを後悔している人の悩みや対処法を以下の目次で解説します。
L型キッチンとは
L型キッチンの後悔原因
L型キッチンの成功事例
L型キッチンとは
まずは、L型キッチンについて解説します。
特徴
キャビネットをアルファベットのL字型に配置したキッチンこと。
シンクとコンロが90度で向き合う。
メリット
- 壁付けと対面のどちらでも設置が可能
- 作業スペースを広く確保できる
- システムキッチン本体の収納量が多い
- 動線が直線になる
しかし、デメリットもあります。
L型キッチンの後悔原因
対面ではない
現在の主流は、アイランド型と対面型。
その理由はなぜなのか?
大きく分けて2つあります。
- 背面収納スペースの確保
- 子育てやリビングに目を向けやすい
アイランドキッチンメリットデメリット|その他との比較ポイント
リフォームに多い勘違い
以下のような声が多い。
- 海外ではL字キッチンは普通だと聞いた(その通りです)
- 食洗器も配置できるから便利(幅があれば確保できます)
- フラットだから使いやすい(段差は少ないです)
これらは確かに間違いではない。
しかし、見落としている点があります。
使いにくい理由
- シンクからコンロが遠い
- かがむ動作が増えた(腰痛になった)
- キッチン家電の配置に困る(コンセントが少ない)
- 冷蔵庫をどこに配置すればいいのかわからない(凹凸が気になる)
このように、実際に作業をすると、意外と不便だと感じることが多い。
他の形についても、ご紹介しています。
コストがかかる
なぜL字のキッチンは高いの?
主な理由は、幅です。
一般的な規格サイズ通りで収まることが少ない。
たいていL字のどちらかが特注や規格外というケースが多い。
結果的に、
- 既製品で安い商品が見つからない。
- 型落ち等の商品も少ない。
さらに、
- 修理を依頼したら、部品が無いと言われた
- 別注になるから、コストが高くなると言われた
など修理や修繕の際にもお金がかかるのです。
他の形についても、ご紹介しています。
L型キッチンの成功事例
L型キッチンが必ず失敗するとはいいません。
もちろん、成功する事例もあります。
この条件をご紹介します。
キッチンが6畳以上の広さ
どんなに狭い空間でも間取り図でキッチンが6畳以上ある。
このくらいのスペースは確保していただきたい。
なぜか?
- 背面収納
- キッチン家電
- ゴミ箱
- 配膳用のワゴン
これらが必要になることが多いから。
結果的に、広くなければ使いにくいのです。
規格寸法通りで入る家
基本的に、1社でも「規格外のサイズ」となったら諦めましょう。
なぜか?
単純に、故障した後が大変だから。
「今のサイズならメーカーも選べる」
これも大事なポイント。 今回の記事でご紹介したかった内容は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。