- キッチン収納を節約したい!
- オシャレなカップボードがあるキッチンが夢!
- 使い勝手の良いキッチンにしたい!
今回はカップボードで後悔する人の悩みの特徴や失敗しないためのポイントを解説しています。
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今回の記事では、キッチンカップボードの後悔原因と注意点を以下の目次でご紹介しています。
カップボードの後悔|キッチン収納によくある失敗談
カップボードはオーダーなら安心?誤解注意点
カップボード後悔を回避する成功のポイント
カップボードの後悔|キッチン収納失敗談
見た目重視で機能しない
見た目はスッキリしていて気に入っていたのですが、いざ食器を入れていたら、これを普段使いにするの辛くない…?と気付いてしまいました。今更変えられないので、使いやすい感じにするにはどうしたらいいですか?
これもよくある典型例。
「普段使いするのは想定外。」
- おしゃれが大事。
- デザイン優先
- こだわりたい
確かにインテリアとしてセンスがあると思われたい。
リフォームでも新築でも同じです。
使いやすいを軸に選ばないと何も使えない。
単純に以下の3つのほうが重要なのです。
- 奥行き
- 高さ
- 今ある食器が入る
たくさんでなくてもいいのです。
今使っているものがとにかくすべて納まることを最優先にする。
そうすれば、散らかった空間にはならないのです。
家事動線や生活動線
- 自分だけが使うスペースだと思っていた。
- 2人の子どもが大きくなったら3人でも狭い。
- 冷蔵庫の開け閉めでさえ、苦労する。
キッチンにはいろいろなスペースがあります。
- シンク
- コンロ
- 食洗器
- 食器棚
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
- 炊飯器
さまざまなアイテムを同時に使いたい。
柔軟性が求められるからこそ、扉の開閉向きも重要。
スライド式を選んだら。左右の開閉が毎回面倒だった。
たったこれだけでも動線として手間と労力が必要になります。
自分の手元や後ろに何が必要なのか?
じっくり考えておくことが重要です。
圧迫感がある空間
存在感のあるオシャレな背面収納。
全面ガラス張りやオシャレなカラーデザイン。
これは、キレイだ。
でも実際に使うとなると奥行きも必要。
ここまで考えたら、今度は自分の移動スペース確保が大切。
30cm、45cmでは動きが取れない。
せめて90cmはないと無理。
実際に引き出しを開けて、今自分がかがめるサイズを確認しよう。
同じ幅1800でも付けた後の使いやすさは雲泥の差。
「パーソナルスペースの確保。」
これが一つのポイントになります。
素材の合わせと色
カップボードの色は何に影響を与えるのか?
この答えは、いろいろあります。
例えば、
- システムキッチンの調理台の天板カラー
- シンク内の色
- 壁紙や窓枠等のサッシの色
- 床材や素材の色
いろいろなパーツがそろっているのです。
何か1つでも相性が真逆になっているとどうなる?
キッチンに居て落ち着かない空間になってしまう。
たったこれだけのことで居心地の悪い落ち着かない状態になるのはもったいない。
カップボードはオーダーなら安心?誤解注意点
- 自分で家具屋に行って選ぶのはめんどくさい
- かといって、通販でお願いするとしても自分たちで設置は難しい。
だったら、オーダー家具で依頼して作ってもらえばいいのでは?
こんな考え方の人も多くなった。
しかし、これも実際には大きな誤解があります。
オーダー家具の限界ライン
全てのカップボードをゼロから自分たちのオリジナルで作り上げる。
確かに以下の点は解消できる。
- カスタマイズも自由にできる。
- 予算に合わせて選べる
- 自在棚の数や配置も切り替え型を選べば調整可能
でもこの中に含まれていない工事があります。
それは、電源関連。
「コンセントの数が足りない」
アイランドキッチンコンセントの数や配置で使いやすいを目指すポイント
全てが満足するというのは難しいのです。
凹凸は避けられない?
いくらオーダーと言っても今の素材を仕入れるのも一定のサイズはあります。
- 特注
- 既製品
この大きな違いは、自由なサイズ展開。
しかし、決してすべての色を1からオリジナルで仕上げているわけではありません。
一部の近い商品を少し加工する。
結果的に、凹凸が出てしまった。
こういう声もあるのが現実です。
今の自分の家の寸法とカスタムの限界を必ず確認しておきましょう。
カップボード後悔を回避する成功のポイント
後悔しない方法はないの?
この答えは、シンプルです。
自分の家のサイズを持参する
まず自分の家のサイズを明確にすることが近道。
既製品でも奥行きが違う。
- 45cm
- 50cm
- 55cm
等それぞれメーカーによって異なります。
使う人の体型や身長等のデータ
- どんなものを置く?
- 高さはどこまで許せる?
使う人の身長、手の届くの高さや範囲まで実測する。
さらに、鍋や季節限定の家電は重さと配置も考える。
こうすれば、自分がいざ来年まで持ち越しするような荷物があった時にも取り出しやすい。
スムーズに炊事が行える。
この条件は、使う人の体型に合わせることが最も重要だと私は伝えています。
見た目に惑わされない
全体を見渡すことが大切。
- カウンターまでの動線
- ゴミ箱の処理方法
- 背の高い位置の上の位置にある自在棚タイプの使いやすさ
日本全国どこに住んでも暮らしは基本的に同じ事に悩みます。
ショールームで見る前には知らなかったアイテムが置いてあると、ついその後にはずっと気になってしまう。
こんな人は要注意。
基本は、収納する場所が上でも下でも取り出す人が作業しやすい環境を選ぶことが最優先。
洗面も浴室も脱衣所も水周りと収納がセットの場所は同じです。
あったほうが便利?
本当にそう言い切れるかをじっくり考えることが大切です。
今回の記事の参考データ