家を購入する人の多くが利用をする住宅ローン。
- 頭金はいくら入れる?
- 貯金はいくら残す?
- 年収でいくら借り入れする?
- 年収で借入限度額は?
- 年収と月々の返済額の目安は?
- マンション、一戸建ての違いは?
- 家のランニングコストや諸経費、税金はどうなる?
- 子育ての教育費の準備は大丈夫?
- 自分たちの老後のための貯金は今の収入で何とかなる?
家のローン返済で年収を問わず、住宅ローン貧乏や返済地獄になったという声が増加している。
事務手数料が安い。
団体信用生命保険(団信)や保証料がゼロ。
繰り上げ返済手数料無料
フラット35、変動金利、固定金利などの全体の金利が安い。
賃貸と持ち家を比較しても今の収入ならローンを返済するのも可能なはず。
「本当にそうでしょうか!?」
実際にお金を毎月の家計や生活に必要な情報をいくらかきちんと把握していない状況の人はいないはず。
しかし、実際に将来の予定と今の収入。
この視点ではローン審査を受ける時と5年後、10年、15年、20年、25年、30年、35年後の計画まで何を想定しなければいけないのか?
この問題を考えたとき、世帯収入という計画は非常に危険を伴う。
これまでにも住宅ローン審査については、以下のような内容をご紹介してきました。
年収200万から頭金なしでの借り入れ可能額目安をご案内しています。
年収200万円住宅ローン頭金なし借入可能額や月々は?通るコツ
年収400万に対して2500万(6倍目安)の借入についてもご紹介しています。
年収400万住宅ローン2500頭金なしは無謀?安全?破綻と安全の違い
年収の7倍の借入は無謀であると伝えたい。
住宅ローン年収7倍の借入額は低金利なら無難?無謀?破綻予備軍注意点
年収の8倍の住宅ローンは負担率として考えて無謀であるというのを体験からご紹介しています。
住宅ローン年収8倍が借入可能額はお得?将来の暮らしはどうなる?マイホーム購入体験記
住宅ローン審査が早い必要がある人が取りかかるべき申し込み方法体験記
年収200万でマイホーム購入計画の物件の探し方もご紹介しています。
マイホーム購入|年収200万で家を買う物件探しのポイントや買った後に幸せをつかむための注意点やコツ
まず無理をしない事が将来の安定のためにも家族の幸せのためにも絶対条件としておく必要がある。
不動産は資産と呼ばれる部分と情報の見方を変えれば、負債としかならないという考え方もある。
持ち家と賃貸はどちらが良いのか?
老後が近い年齢では本当に必要なのか?
20代30代40代に多い子育て世代は本当に借り入れをしても大丈夫なのか?
こうした内容から考えた時、世帯という見方と夫の収入という見方がある。
管理費、修繕積立費などを必要とするマンション。
10年から15年後の期間に外壁メンテナンス費用がかかる事が多い注文住宅や戸建て。
実際に生活でも子供の教育の状況も変化する。
自分の購入する物件をどう選び、どんな生活がこれから先待っているのか?
この検討を慎重に考えておくことが何より大切。
私のサイトは、新築一戸建て、マンション購入後に失敗後悔をしてほしくないという思いから経験を活かし、運営しています。
今回の記事では、住宅ローンを世帯年収という視点から申し込みの金額を計算しようとしている方に伝えたい注意点を以下の項目でご紹介しています。
住宅ローン世帯年収の意味と価値
住宅ローン世帯年収基盤の注意点
住宅ローン世帯年収と破綻注意点
35年という社会人生のほぼすべての時間を使いマイホームを手に入れる。
人生で一番大きな買い物とも言えるような計画。
だからこそ、夢のマイホームという言葉があるのかもしれない。
しかし、自分の欲しいを軸に探し、別にローン審査が通ればなんとかなる。
こんな計画をしているなら、大きな誤解と注意をしなければいけないと私は伝えたい。
住宅ローン世帯年収の意味と価値
住宅ローンで借り入れをする金額は、当然ながら年収や頭金などの資金を軸に検討する人が多い。
金利を含めた毎月の返済額や繰り上げ返済などをした際の返済総額という考え方。
これまでに手にしてきた貯金や今後の貯蓄を考えた時、世帯年収という表現の危険性をまずはご紹介していきます。
夫婦収入合算の危険な一歩
最近は夫婦共働きという文字や家計は別なんて表現が主婦の声からも聞こえてくる。
家計の内容は妻から。
夫の収入から旅行や子供の教育に必要な資金の調整。
ある程度、きちんと線引きができているようにも見える。
しかし、以下のような事態が発生した際、かなり誤算が出やすい状況もある。
- 子どもが親が想定していないような未来を検討し習い事などを求める動き。
- 将来の自分たちの体力や体調不良、精神的ストレス増加による転職や仕事を辞めた時の対応。
- 生活の基準となる出費に影響する消費税増税などの動き。
パートの収入は同じ。
でも実際に家計を見たら、出費の額は当然同じ商品をある程度購入していても実際赤字。
このような感じの支払いを続けるようなことになっていく。
単純に、世帯収入500万円があった場合でも決して子どもや将来の税金などを考えると合算しているのが基準というのは生活水準の軸が夫一人の収入で成り立つ500万円と同じとは言えない。
住宅ローン世帯年収基盤の注意点
年収がほぼ同じ250万円ずつの夫婦。
年収300万円と年収200万円の夫婦。
年収400万円の夫と年収100万円の妻。
このように同じ世帯収入500万円でも税金や扶養などの払っている内容は同じではない。
住宅ローンと世帯収入にかかる負担
単純に住宅ローン返済にかかる負担を仮に二人で折半したいと言われたら時私は100%辞めておくべきと伝える。
なぜか?
住宅ローンは仮に二人がそれぞれ銀行かr灯り入れをして共同名義として購入した場合、以下のようなケースが多い。
- 夫と妻が離婚という結末を選んだ時の財産分与の問題。
- 夫または妻が死別した際にも負債は残ったほうがそのまま引き継ぐ計算。
- 夫が離婚をした際には、妻に養育費と自分の家賃とさらに住宅ローン返済も行うことになる。
こんな状況があると知りながら、安心だとか万が一のタイミングになったら売却すればよいとは言えない。
まずは、どちらか一方の問題が発生した際に残された者がすべてを背負う覚悟があるのか?
この言葉を買ってからの人生における適正な価格の試算を含めて検討が必要なのではないでしょうか?
遺産相続が負債の塊
自分がひとり身になったら、正直賃貸を利用して家賃を払っていてもいいのかもしれない。
賃貸でも持ち家でもどちらでも良いと思っていたが、夫がどうしても買っておきたいと言う。
年収が足りないということで私の収入をまとめれば通る可能性があるという話。
結果、年収を合わせることになった。
こんな経緯を経た計画なら即中止をするべきです。
この後の自分が背負う税金や負債の割合、さらには、申し込みをした後の売却をしても全額の一括返済ができなかったとき。
このような状況を十分負債と残債という二つのキーワードを中心に申し込みを見送ることを私は強く伝えたい。
住宅ローン世帯年収と破綻注意点
これからも必死に働く事を決めている。
借り入れをしたら、その分やりがいもある。
家を建てる時期としても20代30代で退職前に完済になる計画の方が安心だ。
確かにこのように考えて決めている方向性は間違ってはいないと思う。
老後に住宅ローンを残すという返済方法を選ぶほうが年金がいくらかわからない分返済負担率が大きくなる可能性は高い。
固定資産税などの税金を考えたとしても、当然築年数10年以上の物件が年間10万円以上になるような環境はおそらく都心や都市部でしかない。
おそらく年収を合算で計画している人の多くは、老後の計画を含めて早めに返済にとりかかりたいと思っている人も多いはず。
この判断は間違いではない。
しかし、この視点に子育ての教育費の理解はかなり甘いような気がする。
- 子供の進学が大学になった時の4年制の状況
- おそらく一人暮らしになるであろうという場合は食費や通信費などの負担。
- 子どもが高校、大学の時間に親が原滝ながらの年間の貯金額はいくらが可能?
このように考えたら、今ローンを組んだ時よりも厳しい現実が待っているのではないでしょうか?
単純に3年、5年と言う時間でも進学や進級を含めておそらくは習い事を調べる時間も増える。
最低でも一般の家庭が行っているような家計に対して抑える部分だけ理解しても危険。
問題は抑えることよりもプラスになっていく負担の額。
項目の違いは確実に通信費などの影響も大きくなっていく。
もし今の会社が本当に何も変わらず余裕がある状態でも30年という時間を在籍しておきたいと思えるだろうか?
多くの人が人生の中で一度も転職をしないままという時代ではない。
一般的には3年から5年程度で退職を希望する流れが多いのも現実。
これは新卒向けだけでなく、キャリア採用で見ても同じようなことが言える。
今買うのが本当に得となるのか?
全国各地で人口減少が進み、その後の家の資産価値はどうなっていくのか?
確かに年齢を考えた時、住宅ローン審査基準で優先順位が1位であることからも厳しい状況になっていくのは現実。
しかし、物件の価格が下落する可能性があることを考慮したら、すぐに売買の契約をしなければ損をする物件はマンションの場合は少ないと私は感じている。
当然マイホームとして新築一戸建てを検討している人は建築資材の高騰化による影響を受ける事で先に決定したほうが総額が安くなるという事例はある。
何を一番に求める?
そのためにどんな物件を買いたいと思ってる?
この条件を考慮したとき、あくまでマンションで良いと思う人は待つべきだと思う。
一方で、土地があって、建物の建築のみという方は早めのローコスト住宅を含めた老後前に完済しやすい金額を見つけることが重要。
住宅ローンは世帯収入ではなく夫単体
我が家も自分の家を建てる時には私のみの収入で住宅ローン審査を通過させた。
これは自分が死んだ時、子供たちにもしっかり財産を残せるという考え方を優先したいから。
あくまで保険も全て完済済み。
長生きして夫婦2人になった時にも借入金の返済はない。
査定に出しても利益のみの状態。
このように考えたら、できる限り私一人ですべてを終わらせるほうが無難。
負担が大きくならないような物件を選べば、マイホーム購入はいろいろなメリットがある。
とにかく世帯年収は無視して、夫の年収で月収の手取りとボーナスの割合から考える。
毎月7万円の返済を心配しながら妻が無理をして働きに出なければいけないような計画はその後の人生に本当に幸せなのか?
この答えを一番わかりやすい説得の材料として使ってみてください。
ネット上でのスレなどで誤解をしている人がいないか比較するのも楽しいですよ。