ローコスト住宅って評判悪い事が多い気がする。
評価の高い会社って地元の工務店などを探してもなかなか出てこない!
北海道、神奈川、岐阜、新潟、福岡など日本全国いろいろな地域で家を建てたいと願う人が会社を探す。
- ハウスメーカーは高いから却下
- 安い家で間取りもあらかじめ選ぶだけの規格型住宅の方が楽
- モデルハウスをそのままのカタチでほしい
いろいろな考え方がありますよね!
これまでにもローコスト住宅については、以下のような内容をご紹介してきました。
愛知県内の情報をピックアップしながらご紹介もしています。
ローコスト住宅に関わる悩みについてもご紹介しています。
住宅の設備についても触れています。
平均相場という考え方
間取りの設計についての特徴。
私のサイトは、新築一戸建て購入後失敗後悔をしてほしくないという思いから体験や経験を活かし情報を公開しています。
今回の記事では、ネット社会での見抜き方についてご案内していきます。
自分の家づくりはどこに任せるのがいいのか?
やっぱり有名な会社のほうが安心?
こんな気持ちになっている方は、注意しながらご覧ください。
ローコスト住宅評判の良い会社の実態
一昔前【10年程度】なら自分の地元で紹介からお願いするというのが聞こえた時期もあった。
しかし、最近はマイホームセンターや住宅展示場にある会社以外の情報は地方に行けば行くほど情報の数が少ない。
ネット社会による情報取得の差
私も昔お世話になった大工さんとこんな話をさせていただいたことがあります。
- 最近の家づくりは外観重視の思考が強すぎる。
- 高気密、高断熱という言葉だけを知っているだけで中身を何も知らない人が増えた。
- 会社も価格の安さをどう見せるのかの勝負になっているのが悲しい。
- 工期を短縮してどんどん建てるだけの計画に下請けと依頼元の意見が食い違うことが増えた。
単純に、情報を調べるという意識の先に、実際に口コミもよい内容は減っていく。
悪い内容は、一気に拡散されやすい傾向もある。
こうなると、建てた棟数の問題以上に、その購入者が情報を拡散したいかどうかによって評価は大きく変わってしまう現実がある。
昔は良かった会社と今の違い
2018年は過去数年で最高の売り上げになっている。
棟数は着実に増えている。
このように話す工務店もまだまだあるはずなんです。
しかし、実際には年間棟数実績ランキングなどのデータでは人口の多いエリアの会社が当然上位に行きやすい。
こうすると、地方の会社がいくら素晴らしい家づくりを続けていても風評は広がらない。
つまりは、棟数ありきのランキングデータを基にした情報収集が軸になっている動きも気になる部分。
ローコスト住宅会社の課題
ローコストで少しでも良い家づくりを届けようとしている会社にも限界が近づいている部分もあるのです。
会社は維持が大変
いくら受注する棟数が増えたとしても、下請けや依頼をできる大工がいない。
- 基礎工事の依頼先が引退してしまった。
- 内装や電気工事を依頼していた人が亡くなってしまった。
- 下請けの会社が跡取りがいないため会社を閉めた。
人口減少という問題ではなく、私の親戚にもまさに上記条件通りの内容に当てはまる世代の方でした。
祖父母が亡くなるだけでなく、体力的にも肉体的にも限界ライン。
もうそろそろ引退させてもらう。
どんな会社でも安心して依頼をしていた人がいなくなってしまった後の穴埋めを簡単にできる状況ではなくなった。
つまりは、昔は良かった会社が今もずっと声が続かないのは、一種の事業縮小を迫られている。
この考え方もあるのです。
このほかにも資材高騰化に伴う出資金の最初の投資をどの程度まとめて購入するのかも原材料費としてコスト削減の限界を迎えている。
結果的にローコストで家を建ててあげたいと思っても、限界が近い。
トラブル回避という考え方。
ローコスト住宅の寿命という悩み。
このような利益確保の難しい現実に直面している会社もあるのです。
ローコスト住宅会社探し方
自分たちの理想を叶えてくれる会社を探すのは本当に難しくなった。
口コミは悪いものほど簡単に広がり、その価格では到底他の会社では難しいとされている内容をクリアしても当たり前のように受け取られる。
これでは、いくら努力をしても褒められることも認められる機会も得られない負の連鎖のようになってしまっている部分もある。
不平不満だけが広がるネット市場への判断力
よく大工さんたちもこんなことを言っていた。
「質がいいとか腕が良いなんてことをほめてくれる会社はほとんどない」
仕事があればよいと言い続けてもう何十年も経つ。
その間結局は現場にいる人間は、人が足りないし納期を押し付けられるのがどんどん厳しくなっていく。
こんな状況や条件で同じ家づくりができるとは思えない。
資材も届かないことが多いのに、工期が遅れるのはすべて現場の責任。
これじゃ現場監督になりたい人もいなくなっていく。
あなた自身が今勤めている会社にも同じことを感じた事はありませんか?
こういう声がもう10年以上響き渡った世の中になっている。
ではまともな家を建ててくれてる会社なんて正直わからなくなってしまうのではないか?
今回の内容の結論はまさにこの言葉が正解だと私は思ってしまう。
価値観が違いすぎる現実と評価の違い
家をトタン屋根でもいいから綺麗に見せてほしい。
外壁はタイルで強い外部からの衝突でも簡単に家が壊れないようにしてほしい。
この2つの意見は全く見えている内容も求める条件も別物。
この2人がそれぞれの会社を評判として評価する。
価値観は大きく異なり、その会社の得意とする内容なのかも不明になる。
こうしたミスマッチを重ねてしまうと、結果的に契約した会社が悪いとなっていく。
これでは、報われない会社も増えていく。
やはり、契約前の自分たちの条件をきちんと大枠として決める。
そして、評判と記載するなら、何を目的の前提条件としてその会社に決定したのかを確認する。
この2つが無ければ、本来の会社に対して求める顧客層への情報伝達ができない気がするのです。
あなたはどんなローコスト住宅が欲しいですか?
- 平屋、2階、3階、狭小住宅。
- ガレージのある家、ロフトのある家。
- 総予算は2000万円台?
- 建坪の広さは?
- 建築へのこだわりポイント
- 外壁材の種類
- 利用する住宅ローンとの相性
- 工法
- 耐震等の性能
- 費用
- 保証の問題
- 基礎の種類(ベタ、布等)
比較するべきポイントは複数あります。
タマホームなどの場合は、どんな土地でも地盤補強工事をしたほうが良いという。
アイフルホームは、実際にはそこまで安いわけではない。
レオハウスの坪単価は実際には40万円以上かかる
ユニバーサルホームは、フランチャイズ展開。
アイダ設計は営業マンの回答が曖昧だった。
クレバリーホームは、本部が一括管理体制。
アエラホームは、展示場の仕様の多くがオプション。
低価格と見せかけて実際には数字合わせで値引きをしているだけということもあります。
坪単価は50万円が上限の目安。
この中で良い担当者に巡り合わないとサポートもある程度その場の返事だけで終わってしまう可能性もあります。
このように、私もいくつか実際に確認しながら、いろいろなことを学ばせてもらいました。
安くてこだわりも全て叶う建物を手に入れるのはなかなか難しい問題です。
会社の中でもシリーズ化されている会社はよく見ないと品質や標準が全く違うことも多い。
一般のグレードってどうなっているの?
こんな違いを客観的に業者に直接聞いたほうが分かりやすいということもあります。
お金の問題だけで、あとは完全にプランはお任せなんてことをしたらいくら人気の会社でもメリットデメリットが全くわからないままの状態になってしまうので要注意。
いろいろな事前条件があってこそ、満足のできる会社が見つけられると私は伝えたいのです。
ですから、まずはきちんと全国どこのエリアでも無料で資料請求を複数の会社から取り寄せましょう。
ハウスメーカーも工務店も含めて探すなら、
工務店なら、
まずは家づくりの基本をそれぞれの間接的に紹介している会社から情報を受け取る。
- 何を優先しなければいけないのか?
- 木造と鉄骨とコンクリートの違いは本当に何が必要で何が不要なのか?
- 火災保険で選ぶならどのタイプなのか?
- 住宅を万が一の際に立て直すという将来の子どもたちの為に何が必要なのか?
こうしたいろいろな角度から家づくりを考えてみてください。
コストを抑える方法はいろいろあります。
過去の富士住建のように倒産寸前まで耐久性やメンテナンスの話しまで営業にやらせていた会社も珍しくない世界。
私個人としては、フランチャイズの会社は絶対に金額がいくらであったとしてもお勧めしません。
こういう事例も複数の会社から資料をもらって、各社の現在の特徴を知ることから。
その上で、あなたの今後の展開を考える。
心配な方はお気軽にご相談下さい。
外から見た施工の様子だけでは参考にならない。
建物のデザインが良くても中では暑い寒いという空間では意味がない。
今回の内容は以上となります。
最後まで読んでくれてありがとうございました。