住宅ローン審査を受けたいけど今現在の支払が終わっていない分割払いがあるという人も多いはず。
住宅ローン審査と分割払いの残債がある状況への対処について、このページにご訪問いただきありがとうございます。
分割払いには、以下のような対象があります。
- クレジットカードによるリボ払いや回数分割決済(3回以上)
- キャッシング利用や消費者金融などの借入による返済
- 車のローン
- 家具、家電などのショッピングローンの分割払い
- スマホなどの割賦販売方式での購入による端末代の残債
- 宝石やアクセサリーなどの割賦販売
無金利キャンペーン等を開催している店舗も最近は増えてきた。
指定商品なら分割手数料を店舗が負担してくれるという仕組みがあることでスマホだけではなく多くの買い物に分割払いを選択しやすい環境が広がった。
しかし、この分割払いを使う事が、住宅ローン審査にどんな影響を与えるのか?
この答えを実際に私自身が経験した内容からご紹介しています。
住宅ローン審査と分割払いに関係するような内容については、以下のような内容もご紹介してきました。
クレジットカードが住宅ローン審査が通らない理由?銀行説明体験記
住宅ローン審査で他のローンはどうする?通過条件提示苦労体験記
住宅ローン審査後消費者金融利用は安全?不利になる状況や条件注意点
住宅ローンと消費者金融履歴|事前や本審査落ちた後でも通すコツ
住宅ローン審査キャッシング枠と歴の違い|銀行担当者からの解説体験記
住宅ローン審査における分割払いの意味は?
審査の結果にはどうして影響があるのか?
年収に応じてその許容範囲が違うのか?
こうした審査に入る前の個人に多い悩みについてご紹介していきます。
今回の記事では、住宅ローン審査前分割払いの残債がある人の悩みを以下の項目でご紹介していきます。
住宅ローン審査前分割払い残債影響体験記
住宅ローン審査前分割払い残債対策の理想
住宅ローン審査前分割払い残債と融資条件
自分の体験は、まさにこの問題に対してかなり苦労をしたと感じている。
安易に自分の欲しいと思う物を買っておくのは、正直住宅ローン審査前の3年程度は控える方が身のためであると痛感しました。
住宅ローン審査前分割払い残債影響体験記
私が実際に経験した内容をご紹介していきます。
年収500万の分割払い利用詳細
私が利用していたのは、ショッピングローンでした。
先ほどご案内をした無金利ローンというタイプを使用して少しでもその時の欲しいと思っていたものを手に入れることを先行した私。
実際に24回払いを無金利で対応しているというキャンペーンをセディナというローン会社を利用していました。
もちろん延滞、遅延、滞納などのトラブルや事故の履歴や経験もありません。
しかし、この問題が思わぬ形で審査に対して影響を与えたのです。
分割払いが住宅ローン審査に与える影響力
年収200万、300万、400万などの額は正直あまり関係ないと思った方がいい。
分割払いをしている人は何が審査を通りにくい状態にするのか?
それは、返済負担率という返済額と年収の割合に基づく計算が審査基準内で適用されること。
返済負担率というのは、年収に対して年間の支払額がどのくらいの割合を占めているのか?
500万なら、上限が30%程度が無難というのが、銀行側の審査の対象。
この数字が以下の一覧のような割合で設定されているのです。
年収 | 返済負担率上限設定 |
年収200万円 | 25% |
年収300万円 | 25% |
年収400万円 | 25% |
年収450万円以上 | 30% |
この上限の設定は銀行により異なります。
借入額が多くても通る銀行は、この設定が35%ぎりぎりでも通している。
でもそんなことをしたら、返済期間中の生活が苦しい、きつい、厳しいなどの現実を見るのも当たり前になっていく。
よって、少しでも住宅ローン返済以外の月々返済額のある対象は基本的にゼロ又は一括での完済をしておくことが重要です。
住宅ローン審査前分割払い残債対策の理想
私自身が実際にローンの審査を受けた時に感じたことから、これから申し込みを検討する人には今の自分の状況を照らし合わせる意味でお役立てください。
住宅ローン以外のローン申し込み時期と返済期間
あなたが住宅ローンを組もうと思っている時期まであとどのくらい期間が残されているのか?
この逆算をする時に、スマホを含めて、最近の端末代も5000円前後の支払をしていることがある。
住宅ローンで月々5000円変わると借入可能な金額も年間5万円以上の額が変わる。
そして、あと何ヶ月で終わるからという問題ではありません。
借入の申込みをした時点での返済比率を確認して進むのが家のローンを組む時の確認状況。
だからこそ、一括を求められても最悪その場ですぐに完済を可能とできる終わりのタイミングをきちんと計算しておく。
これが前準備として重要となるのです。
例えば、住宅ローンを2020年の7月に組みたいなら?
残債の一括をするなら、2020年8月から10月には終わるように割賦回数を調整する。
残債の一括払いの心配も不要にしたいなら、最初から不動産ローンの申込み前には終わるように設定をしておく。
この2つがポイントと言えるのです。
このどちらにも対応が出来ていなかった私の苦労体験を最後にご紹介していきます。
住宅ローン審査前分割払い残債と融資条件
私は、注文住宅を購入した時、ショッピングローンで50万円程度の残債がある状態で申し込みをした経験者。
そのくらい急遽家の購入の話しが浮上してしまったのも予定外でした。
でもこの状況に対して、銀行は事情なんてことは全く考えてくれません。
第2子出産直前の我が家に突きつけられた条件
出産直前の妻が妊婦だった時。
入院準備や出産後の新居におけるベビーベッドの配置や新築家具家電の買い替えも予定していた。
その予算を全く無視した銀行側の指示は、以下の通り。
融資実行前に、現在の50万円の残債を一括精算することが絶対条件。
その条件が守られない場合は、本審査通過後でも却下とさせていただきます。
あまりにも過酷な設定条件だった。
余力を残していない状態での申込みだったら即諦めますというしかなかったと思います。
でも当時は、150万円程度は繰り上げ返済の支払用に用意していた資金があったので、その予定をやめて充当するようにしました。
分割払いの対象はキャッシングも消費者金融も同じ
他のサービスに基づく借入があった場合も銀行が依頼してくるのは同じような内容である事が多いそうです。
返済の割合がたとえ0.2%でも多いことは、覆せない。
多めに借りたいと思っても相手は規定通りの回答しかしてくれない。
結果、融通なんて文字を全く期待ができないのが現実です。
消費者金融も延滞をしていない状態で、そのままのペースを守りたいと思っても私と同じような指示が来る可能性も十分にある。
キャッシング利用も同じ。
キャッシングは枠すらゼロにしておくことも指示されるケースがあります。
十分慎重に自分の設定額などの見直しを事前にしておきましょう。
今回の記事でご紹介したかった内容は以上となります。
最後まで読んでくれてありがとうございました。