- 家の屋根には太陽光発電が搭載されている
- 現在10kw以上の搭載が完了している
- ソーラーカーポートも追加したいけどどうなの?
この場合は、デメリットがあります。
太陽光発電関連記事。
今回の記事では、新築購入後ソーラーカーポート追加を検討する人向けに以下の目次でご紹介しています。
太陽光発電を新築時と後付け設置する違い
太陽光発電を新築で設置するメリットデメリット
太陽光発電を後付け設置するメリットデメリット
太陽光発電を新築時と後付け設置する違い
新築時の特徴
- 実質0円設置が可能(売電価格から設備費用を回収)
- 工事期間中から、売電が可能
- 工事費用を節約できる
- 屋根とパネルの一体型を選択可能。
後付けの特徴
- 屋根とソーラーパネルをそれぞれ管理可能
- 蓄電池などをセットで購入も可能
太陽光発電を新築で設置するメリットデメリット
新築時に施行するメリット
- 売電開始時期が早い
- 引渡し後すぐの電気料金の設定が安い
- 住宅ローンとセットで借入可能
- 新築時の設備保証の対象になる
- 先行して、配線等を決められる
新築時に施行するデメリット
- 施工時期に扱っている商品しか選べない(最新とは限らない)
- 固定資産税がかかる
太陽光発電を後付け設置するメリットデメリット
引渡し後にソーラーパネルを設置するメリット
- 固定資産税がかからない
- 商品の選択の幅が広がる(メーカーや発電効率等)
- 屋根のリフォームとセットで依頼することは可能
引渡し後にソーラーパネルを設置するデメリット
- 新築時と比較すると工事費が割高になる
- 支払いの選択肢が、現金又はクレジットカードということが多い
- フリーローンやリフォームローンを利用すると住宅ローンより金利が高くなる
- 工事業者が限られる(地域に対応していることが前提)
- 売電価格が以前よりも下がってしまう。
10kw以上の人は要注意
10kw以上をすでに家屋の屋根に搭載済み。
このような家庭が、ソーラーカーポートを追加しようとするとどうなるのか?
この場合は、売電価格が下がる可能性があります。
どうして?
【太陽光発電の売電価格の仕組み】
最新の機器を取り付けたタイミングで敷地内すべての売電価格が改定される。
つまり、1kwあたり、38円で初期の設置を行った人が、1kwあたり12円の時期に追加工事を行うと、すべての売電価格が、12円で設定されてしまう。
これは、大きな損失につながります。
10kw未満の場合も同様です。
追加することで、売電価格の基準額が下がる。
この点をきちんと確認した上で設置するべきかを検討するようにしましょう。
ソーラーカーポートへの補助金制度
利用場所の状況:建物の屋根の上又は空き地以外の場所であることが条件。
対象:民間企業、自治体、社団法人など事業者
利用目的:ソーラーカーポートなどを自家消費型太陽光発電設備や蓄電池を導入する
限度額:経費の1/3を上限。
ソーラーカーポートとは、建物に隣接した形で設置した屋根付き駐車場を指す単語。
ソーラー+カーポート。つまりは、太陽光発電一体型ソーラーカーポートや太陽光発電搭載型ソーラーカーポートなどが対象です。
対象の法令:建築基準法と電気事業法。
参考資料