- 一条工務店が気になる
- デザインでは住友林業が気になる
- おすすめのハウスメーカーはどっち?
どちらの会社も大手ハウスメーカー。
しかし、いずれか一方に決めなければいけない。
もちろん、住友林業を選ぶ人もいます。
一条工務店30坪単価や価格例|i-smart購入体験者が値上げが続く実態を調査!間取り実例画像
今回の記事では、一条工務店と住友林業を比較してi-smartを選んだ理由を以下の目次で解説しています。
一条工務店と住友林業比較ポイント
気密性断熱性能
コストパフォーマンス
営業の印象
デザイン性
間取りや設計の自由度
機能性
標準仕様
人気(知名度)
一条工務店と住友林業比較ポイント
- 気密性断熱性能
- コストパフォーマンス
- 営業の印象
- デザイン性
- 間取りや設計の自由度
- 機能性
- 標準仕様
- 人気(知名度)
順にご紹介します。
気密性断熱性能
家は「性能」。
このキャッチコピーのとおり、気密性と断熱性能で比較するなら、一条工務店のほうがおすすめ。
一条工務店と同スペックの住宅の仕様に仕上げるライバル会社は少ない。
スペックの違いは、生活で確かに感じられます。
生活での比較ポイント
- 冬にエアコンを使わない
- 浴室、お風呂、トイレ、キッチン、洗面脱衣所など水回りの床暖房設備
- ハニカムシェード(カーテン不要の生活環境)
数値の違いだけではありません。
私生活において、体の負担が軽くなる要素は多い。
コストパフォーマンス
コスパ重視の人は一条
i-smartシリーズⅡの坪単価は72万円。
この坪単価と標準設備を比較する。
結果的に、以下の点が見えてくる。
- コストが高い分の違いを実感できる。
- オプションの価格設定も良心的。
こうしたポイントから我が家では一条を選びました。
オプション費用の比較ポイント
キッチンだけでも以下の点が比較できます。
- 標準仕様の設備が旧式又は最新ではない
- 食洗器等の別途費用が高いか?
- 標準仕様の設備でカウンターはついているの?
我が家が選んだオプションについては、
一条工務店i-smartで総二階を選んだ理由【吹き抜けなし間取りとの比較】
にて解説しています。
しかし、この予算で同じ設計の家は住友林業では叶わないのです。
注文住宅が高くなるポイントと対策|グレードダウン?オプション節約?
住友林業のコスパの感想
私が実際に話を聞いていて感じたのは、見た目にこだわる家。
結果、贅沢な見た目は実現可能。
しかし、性能を見ると、そのイメージは一変する。
これが注意点ではないでしょうか?
見た目の好みが重要な人は?
一条の家は外観がダサい、みんな同じという声は多い。
確かにその声に私も賛同する。
近所にi-smartがある。
外壁の色や建坪が似ている。
たったこの2つの条件を満たすだけでほぼ同じような見た目になってしまう。
やっぱり、外観や見た目は重要。
この考え方が優先される人には、住友林業のほうがおすすめしやすい。
営業の印象
営業重視では住友が上?
正直、住宅営業は当たり外れが多い。
しかも一条工務店は、フランチャイズも展開している。
つまり、地域密着で対応している店舗の人次第。
これは、住友林業も同じ。
住宅展示場、モデルハウスの数が日本一になっているのは一条。
この状況も営業の質に差が出やすい要因になっている。
どちらかといえば、物腰柔らかい人が多いのは住友林業といえる。
我が家はとてもいい人に巡り合えたと思っています。
デザイン性
デザイン性では、住友林業が一枚も二枚も上手。
特に、軒下をつくる空間設計は非常に魅力があります。
i-smartやi-cubeのような太陽光発電システムを優先する住宅に関しては特に軒の長さが問題になりやすい。
袖壁を使うとしても限界がある。
- 1階なら、バルコニーを使った屋根下の空間。
- 2階なら、屋根を利用した軒下の空間。
ちょっとしたプライベートスペースの空間つくりも住友林業はうまい。
- リブ軒天
- ウッドタイル
- チークの挽板
上記のような施工も一条にはないつくりです。
間取りや設計の自由度
間取り設計の自由度は住友が上
木造住宅の会社全てで同じ間取りが実現できるわけではありません。
その会社ごとにルールがあります。
「一条ルール」なんて表現をネット上で見かける機会も多い。
このルールのせいで、欲しいと思っていた空間が実現不可能になった。
こういう人が間取りの実現のために住友林業に確認。
この結果、「実現できると言われたから契約した。」
こういう声も聞こえてくるのです。
機能性
一条工務店はいろいろ他社にはない設備があります。
- 全館床暖房
- 初期費用0円の太陽光発電+蓄電池
上記の2つは特に他社と比較する人が多い。
24時間換気システムは標準が当たり前
機能としては、どの会社も採用している。
しかし、違いがあるとすると、その設計。
会社 | 特徴 |
一条工務店(ロスガード) | 第一種換気システム
|
住友林業 | 第三種換気システム
|
- 窓に依存する生活はいやだ。
- 交通量の多い道路に面している。
- 飲食店が近いため、臭いが気になる
このような家庭の場合は、窓があればいいと思うのは危険です。
標準仕様
標準仕様で違いがあるとすると、窓に付属するはずの網戸。
一条はオプション
住友は標準です。
この点もちょっとした料金の違いですが、窓が多い家庭には大きな差額につながる要素。
2世帯住宅やバルコニーが多く、掃き出し窓も多いご家庭には比較しておくことをおすすめします。
標準仕様のレベルの高さ
標準仕様で大事なのは、取り扱っている会社の数ではありません。
例えば、キッチンなら、
- クリナップ
- トクラス
- リクシル
- パナソニック
- エイダイ
- キッチンハウス
等があります。
しかし、会社の数ではなく、大切なのは、標準のクラスです。
新築システムキッチン予算|価格ランクダウンや安くお得にするコツ
お風呂は標準の広さが重要
我が家では、第2子誕生に合わせて新築を計画。
つまり、子ども2人と大人一人が同時にお風呂に入ることを想定。
将来的には、車いすや松葉杖を利用するシーンもあるかもしれません。
こんな時のために、1.25坪の広さを選択。
この選択はオプションですか?
さらに、浴室タイプも重要。
- 窓の有無でオプションになる。
- システムバスのメーカーや規格に合わせたオプションの選択
このようなこだわり方ではどんどん費用が高くなります。
ある程度は、その会社のオリジナル商品で選択が可能。
このほうが、将来的にリフォームや故障などを相談しやすい。
一条オリジナルのキッチンやお風呂で快適
実際に7年住んでみて感じたことは、快適の一言。
特に、室内の温度、湿度について満足の声が多い。
- 冬暖かい
- 夏は涼しい(1階はRayエアコン1台で十分)
こんな生活になったからこそ、正直オプションありきの家は不要といえる。
人気(知名度)
どっちが人気なの?
この答えでは、今は一条工務店だろう。
知名度は重要か?
家づくりで「人気度」は関係ありません。
なぜか?
地域の実績と一致しないから。
「地元で有名な会社」は、住まいのエリアによって大きく異なります。
- 土地の広さ
- 建物のサイズ
- 住む人の年齢層
- 家族構成
- 車の保有台数
- 駐輪場の必要性
- 物置などの使用頻度
多くの点が異なります。
つまり、知名度というのは、あまり考える必要がない。
これが私の考え方になります。
それよりも、自分の家を建てるエリアでの評判、口コミをしっておくほうが大切。
アフターフォロー
アフターフォローについては、住友よりも一条のほうが安い。
なぜそう言えるのか?
全面タイル仕様の敷居の高さ
一条工務店i-smartシリーズでは、ハイドロテクトタイルを標準仕様にしている。
住友林業は、総タイル仕様にすると、100万円から200万円の費用がかかる。
これは、単純に後のメンテナンスコストにも関係する。
一条工務店の10年目の有償点検の費用の概算も確認できました。
結果的に建てた後に安く済むのはどっち?
この答えは、一条だと私は感じました。
24時間アフターサポート体制
施主(オーナー)からの相談、お問合せ窓口が24時間体制になっているのが当たり前の時代になってきた。
しかし、問題は体制ではない。
初動と実際の修復、修理までの期間。
この点では、私は一条で本当に良かったと思っています。
実際に、アフターでお金を取られたことは一度もありません。
さらに、1週間以上担当が足を運ばなかったこともありません。
このような体制になっていることがハウスメーカーで家を建ててよかったと思える点。
ヘーベルハウス、トヨタホーム、三井ホーム、セキスイハイム、ダイワハウスなどいろいろな会社があります。
しかし、各社それぞれでアフターフォローについて検索すると、以下のような声も多い。
おはようございます。
今日も窓の外側も網戸も凍っていますが、いつもの結露の所も一部凍ってたから放置します…。この部屋は6度56%。
クロスの繋ぎ目とか目立ってきているから、アフターさんに給気口閉じるように言われたけど…どの部屋よりも十分潤っているような pic.twitter.com/2C7UY2qLrJ— ユコ@住友林業のシンプルな2階建て️ (@yucco_home) December 28, 2021
こういう「言った言わない」になりかねないギャップがないことが大切。
もちろん、一条でも地域によって担当の対応が悪いということがあるかもしれません。
必ず地域を絞り込みながら、検索しておくことをおすすめします。
以上が一条と住友の比較となります。
あなたの家づくりがよりよい方向に進むことを願っています。