間取り新築玄関土間収納は必要か?
暗い狭い対策をご紹介しています。
新築玄関土間収納について、このページをご覧頂きありがとうございます。
新築一戸建て注文住宅の展示場などでも多く見られるようになった玄関土間収納。
玄関土間収納の悩みの中には、こんな話題があります。
- 方位や位置
- 広さ
- 扉の有無
- 使い方
実際に土間収納を使った感想を含めてご紹介していきます。
新築玄関については、以下のような内容もご案内しています。
新築玄関はどのくらい広さ必要?世帯人数や想定不足解消法web内覧会
玄関ドアについて多い悩みや注意点。
玄関周辺のタイルやアプローチなどの選び方。
新築玄関についても、14項目に分けてそれぞれの対策やポイントもご紹介しています。
新築玄関失敗原因14項目の注意点と対策法まとめ|Web内覧会画像付
狭い暗いなどの対策
玄関照明スイッチの配置や高さ
新築玄関土間収納
玄関のおしゃれなインテリアの考え方
私のサイトは、新築一戸建て購入後失敗後悔をしてほしくないという思いから、現場経験,購入体験を活かして情報を公開しています。
サイト管理人2児パパニッキーと申します。
最近、私の後輩から 「今新築の間取り設計しているけど、狭い玄関なんだ。土間収納優先して作るべきかな?」 こんな相談がありました。
私は正直に、以下のような話をしたのです。
新築玄関土間収納を作るべき必要がある人の特徴
新築玄関土間収納を作るべきではない人の特徴
新築玄関土間収納を取り入れる際の理想の位置
新築玄関土間収納の広さ
以上の4つについて順に私の考え方を伝えました。
あなたの新築間取り検討のうえでも、情報収集の1つとしてお役立て下さい。
新築玄関土間玄関必須パターン
最初にご紹介したいのは、積極的に新築玄関に土間収納を検討すべき家の特徴についてです。
私たちは実際、1畳ほどのスペースですが、土間収納を用意しました。
その理由を含めて、ご紹介していきます。
パントリーの代わり
最初のポイントは、予備の収納スペースが広くない家。
私たちの家にはパントリーがありません。
必要な収納スペースとして家の中に欠落したのは、ウォーターサーバーの予備置き場。
玄関先の小さな1畳スペースで確保する事でキッチンやダイニングも影響なく生活できています。
靴収納の不足
新築玄関で靴収納スペースが少ない場合、対面する壁を少し狭めても省スペースに靴置場スペースを確保するのは大切だと思います。
誰かが来た時、玄関の靴が多くて脱ぐ場所もない玄関では恥ずかしいですからね。
来客時はせめて、来客の靴を一番履きやすい位置に置いておけるスペース確保のための靴収納も立派な土間収納の役割だと思います。
倉庫代わりの収納
私の家も外構に倉庫を配置できるスペースがありませんでした。
暮らしに必要でも置く場所がない商品はいろいろあります。
以下の内容が土間収納に移動している例となります。
- ベビーカー
- 自転車の空気入れ
- 夏用のプールなどの子供の遊び道具
- 車の常備には必要がない時期物商品
- 日曜大工道具や家庭菜園の道具
屋外の使用をメインとしたい対象。
家の中で置いてもメリットがない商品。
こうした物の収納スペースとしても土間収納はあった方が便利です。
雨具や濡れ物の退避スペース
家の中で、濡れた物を屋内物干しだけで、スペースが確実に確保されていますか?
私が家族のことを一番考えたのは、将来子供たちが雨に濡れて帰った時でした。
- レインコートを干せるスペース
- 傘などを濡れたままおいておけるスペース
- 濡れた靴をそのまま玄関の土間や靴箱に置いておくのは避けたい
家の中で濡れた物を一時的に置きたい時に使えるスペースがある。
これは、雨の日対策や梅雨の時期の暮らしには大切だと考えたのです。
この他にも、 買い物から帰った時、濡れた袋をそのまま家に上げたくない。
こんな時のためにも土間は便利です。
こうしたお子様の成長に合わせる過程における退避スペースが家の中にない方には、土間収納はぜひ取り入れてほしいと思います。
玄関土間収納不要パターン
次にご紹介するのは、玄関土間収納をあまり検討すべきでない家の特徴についてです。
これは、私の周りで土間収納を作ったのが、かえって事態を悪化させたという体験談を元にご紹介しています。
二世帯住宅
二世帯住宅になぜ土間収納を勧めないのか?
原因は、みんなが使い始めてしまい逆に一番汚れた汚いスペースになるリスクがあるから。
- 年配の方が将来的に押し車などを入れたくなる。
- 第2子などの出産によりベビーカーを入れたくなる。
- 父親がゴルフバッグを置くスペース。
- 傘立てを置く。
- いらなくなった粗大ごみを一時的に置く
- 子供の部活の道具
確かにどれも必要なものですが、玄関近くにあるということでみんなが利用したくなる。
誰のものが優先なのかを考えるのは時間の無駄。
長方形の家
変形型,狭小住宅等の場合は、必要な物をどこに収めるのかを別の方法で検討することをお勧めします。
具体的には、以下の候補。
- ロフト
- 屋上
- 屋根裏
幅や奥行きの確保が難しいなら、上に荷物をまとめるほうが人の出入りに影響が出ない。
こうした対策をお勧めしたいのです。
換気の不安
臭いは家の中を不快にする要因。
- 窓がない
- 消臭は難しい
- のれんなど簡単な仕切りしかできない
これでは玄関の周辺すべてに臭いが充満しやすい。
ぜひ注意してください。
扉のない土間収納
土間収納入口用のドアを付けた方が確実に臭い等のたまりが少なくなります。
オープンスペースの土間はかなり臭いがこもりやすい環境になりやすいので、注意が必要です。
土間収納は欲しい、ドアは要らない。
こんな考え方で作る1畳以上の土間収納には後々、臭いの原因という悩みが出る可能性があります。
24時間空気循環システム等を取り入れた状況で作る
以上の4つはあまり土間収納をお勧めしない条件だと私は体験から実感しています。
では次に、玄関土間収納はどのくらいの広さが理想的なのか?についてご紹介していきます。
玄関土間収納工夫注意点
新築玄関の土間収納はどのくらいの広さが理想的なのか?についてご紹介しています。
私が考えた広さは、以下のようになっています。
- 自転車やゴルフバッグなどもしっかり置けるゆとりあるスペース
- 3畳以上のスペース →折りたたみ式自転車と傘。
- ウォーターサーバー予備等を置く2畳以内でも対応可
- パントリー代わりになる程度の荷物
私の家と同じ1畳程度のスペースで対応可能。
足りないを防止するポイント
結果的に、失敗後悔の足りない、広すぎるを防ぐ最大のコツを体験からご紹介しています。
最大寸法となる収納しなければいけない物に両端50cmの余幅があると動きやすい
自転車を奥にしても、収納棚を設置するにしても、きつきつの寸法では、前後を含め何も置けません。
よって、 +前後50㎝の幅を用意できると荷物の移動も収納もしやすい収納ペーストして活用できる間取りの一部になります。
どうか実際あなたの今の家の中でもいいので、試してみて下さい。
30㎝は体は入りません。
50㎝なら手を伸ばすスペース+物を扱うスペースが確保されると思います。
ぜひ参考にしてください。
扉で失敗後悔しないコツ
玄関土間でも、パントリーでも必ず扉があった方が良いです。
何故か?
単純に視線対策が必要なプライベートスペースであるから。
オープンタイプの土間収納を配置している展示場等もあります。
しかし、これは、扉を開けて良いのかわからない方の場合は、存在すら認識しないリスクが有るから。
このような遠慮しがちなユーザーへの配慮を込めて土間収納をそのまま見せているケースも含まれます。
でも実際に使うのは、荷物置き場。
ですから、必ず扉は付けておくことをおすすめします。
そして、玄関土間収納に取り付ける扉で、オススメは、以下の条件。
- 全てを塞がないタイプ(上下に空気の通りぬけが可能なスペースを用意)
- 開閉は、スライドドアを採用(物が倒れても開閉出来るスペース確保。
- スライドドアにすることで、ドアの開閉スペースに物を置かない配慮を考えやすいから。
- 荷物の出し入れにもスライドの方が最適である。
このような視点から、扉は必ずスライド式を採用しましょう。
使い方で失敗後悔しないコツ
多くの方は、「将来」という言葉を口にしています。
- 子供の部活の道具。
- 将来の荷物増加。
間取りの使い方で土間収納に依存する考え方は危険。
詰め込みすぎの要因である事を先ほど伝えました。
正しい使い方として、以下の考慮をしてください。
- 最も奥行きを必要とする入れたい荷物のスペース確保を最優先。
- パズルのように当てはまらない物は、収納ケース等に収めるとして其の外形寸法を確認。
入れる物の寸法(奥行きや幅)、ケースの大きさ等を事前確認。
たったこの2つをしておくだけでもかなり違います。
引っ越しでも同じですよね?
物件見学の際には、必ず寸法を図っていませんか?
目視で入るか入らないかを憶測しても失敗しますよね?
確実に寸法を入れるものをベースで考える。
この使い方をしていれば最低限の荷物は確保されます。
そのイメージを打合せでCADに起こしてもらえば想定外はありません。
最初の使い方は的を絞ることが重要。
安易に自分たちでDIYをしなくていい準備もしておくことが重要。
特に、壁紙を傷つけるようなハンガー用パーツ等は要注意。
重さの加減がわからないまま使って、破損させるリスクが高まるからです。
必ず打ち合わせ段階で、取付をしてもらうことをオススメします。
以上が、使い方における注意点となります。
空間のおしゃれより暮らしの実用性
正直使い勝手の良い快適さを感じる場所はインテリアとしてはシンプルです。
- 余分な棚がない。
- 凹凸の原因となるマットもない
- 費用をかけないような選び方をしている。
この方が住まいで実際に使おうと思った時に気兼ねなく置きやすい。
つい棚やラックなどの関連アイテムの中から種類を選択しようとする人も多い。
こだわりを持っても簡単に出し入れが可能なスペースをつくることに成功しないと使いにくい。
量やサイズも制限されてしまう。
家を建てる時には、夜間の作業も想定が必要。
照明をどこにつける?という課題1つで生活の効率は変わる。
- 探し物をする際
- 上下に荷物を移動させる時
- 誰かに何かを手渡す時。
子育てをしている世代には事例としてよくあること。
以下の項目をチェック!
- 床が何坪あれば広いと感じられるのか?
- 外と中、上と下にそれぞれどんな物を置くのか?
- 掃除はどうする?
- 靴は履く前提?脱いだまま?
- 大きなブーツなどはシューズクローゼット?
毎日の生活に当たり前に出てくる課題をクリアする。 →快適な家を建てたと感じる事が可能。
重視すべきは、使いやすくすること。
この流れのほうが意外と簡単に収納分スペースが確保しやすいのです。
では最後に、私のサイト内にある失敗後悔対策のまとめをご紹介していきます。
新築間取り全体での注意点
玄関周辺の収納方法には以下のような選択肢もあります。
- 屋外の物置設置(タイヤやアウトドア用品収納)
- 傘立てやポストなどの外構周辺の設備
平屋でも2階,3階建てでも家の中にいらないものを入れるのは考えないことが最優先です。
自分の家の間取り図を出しながら相談している方のスレも見るといろいろな考え方を知ることが出来ます。
最後まで記事をご覧頂きありがとうございました。