30坪,32坪,35坪等土地に見合う建物の建蔽率や方位等から玄関、鬼門、裏鬼門を調べる人は多い。
マイホーム購入で戸建を検討する時、駐車場や玄関などを方位から考える。
これまでにも坪数ごとの間取りの悩みについて以下のような記事を書いてきました。
新築40坪家事動線や騒音防止対策における注意点間取り実例画像付
新築失敗例4つの注意点と成功に繋げる思考|元業界勤務勤務者ブログ
平屋間取りの30坪想定の場合のポイントや注意点もご紹介しています。
平屋の家事動線についてもご紹介しています。
4人家族の間取りについてもご紹介しています。
我が家の間取りをL字の水回りと名付けて、新築ママの理想の家事動線|4人家族4LDK間取り図画像付にて、ご紹介しています。
40坪を少し欠けそうだ!という方には、30坪台のコンテンツもご用意しています。
新築30坪間取り総二階家事動線成功と失敗例に多い誤解や注意点
注文住宅だからこそ、自分の家でやりたいことはたくさんある。
でも南玄関プランを見て、収納、キッチン等すべてが自分たちの理想通りだと思えるプランが見つからないという人は多い。
長方形(縦長、横長)、正方形など形によっても同じ建築の面積であっても家の各スペースの考え方は異なる。
4ldk、3ldkなどリビングのほかに何人の家族でどのような年齢構成で暮らすのか?
家事や育児のスペースや動線を考える。
東西南北の向きと周辺の建物や隣近所の窓の高さや配置も気になる。
デザインや大きさも重要なのに何をどう相談すればよいのかもわからなくなってしまっている人も多いのです。
私のサイトは、新築注文住宅購入後に失敗後悔をしてほしくないという思いから経験を活かし各記事で情報を配信しています。
まずは自分達のイメージを広げる。
しかし、その中で今の生活の特徴をどこまであてはめられるか?
この点から南玄関で長方形だという我が家と同じ想定の方にお伝えしたい内容を以下の項目で解説しています。
35坪間取り南玄関長方形の失敗後悔
35坪間取り南玄関長方形の優先順位
35坪間取り南玄関長方形の住み心地
実際に自分たちの家のサイズ的にも実際に生活してみてどう感じたのか?
資料請求などを何社からも取り寄せたのになかなか決まらないなら参考にしてください。
35坪間取り南玄関長方形の失敗後悔
- リビングは20帖欲しい
- 脱衣所だけでなくランドリールームのある家が理想
- バルコニーは狭くても仕方がない
- 子ども部屋は狭くしても主寝室は広くしておきたい
- キッチンは対面でアイランドキッチンが理想
色々考えることはありますが、正直これらすべてを叶えられるデザインの3LDKや4LDKの家は決して見つかりません。
特に2階3階が存在するような構成であれば、ほぼ不可能。
その答えにたどり着けないまま一部の理想を叶えるとどうなるのか?
犠牲が多い住みにくい家
工務店とかハウスメーカーという会社を問わずまず考えなければいけないのが生活動線。
キッチン、トイレ、脱衣所、お風呂。
この4つの水回りがどのように配置されているのか?
たったこれだけのことで家族の生活のストレスは大きく変わります。
具体的には、体調がすぐれない家族のためのケアや介護を考えてみるとわかりやすい。
家族の中で誰かが体調を壊した。
その人の手に触れた場所を必ず消毒しなければいけない。
新型コロナウイルスだからではありません。
インフルエンザや流行病になりえるウイルス感染を経験したら、家の中でどんな生活が管理しやすいのか?
こうした視点で考えると、コンパクトであり、掃除やメンテナンスを考えることが非常に重要なのです。
どこかが広い分何かが犠牲になった。
この考え方で、収納や動線などを犠牲にした家は本当に住みにくい。
これが家のサイズを問わない大原則だと私は伝えています。
サンプルプランの情報収集
複数の会社からサンプルを取り寄せる。
しかし、その家のプランは決して自分たちの家には適さないとなることも多い。
その背景には、以下のような考え方がある。
- 奥行と幅のバランスが合わない
- 日の光が入らない
- 隣近所の建物の高さや向きの問題
このように、何もない土地に建てる家と密集地等で建てる家では大きく特徴が異なります。
外観がかっこいいとかかわいいというだけでなく、家全体とその周辺環境をすべて考慮した上で情報を集めているのか?
この答えによっては、同じ間取りでも使う土地により大きく効果が変わってきてしまうのが注意点。
35坪間取り南玄関長方形の優先順位
まず何を優先しなければいけないのか?
もちろん家族がみんな満足できるのが理想でしょう。
しかし、それはかなり厳しい。
モデルルームを見ても以下のようなことを感じる人は多いはず。
- 廊下は狭い
- 収納スペースの奥行きがない
- 思っていた以上に家具が少ない
こうして考えると、実際賃貸で住む家族でも2階3階建ての家が狭く感じてしまうのです。
まずは南向きのバルコニーや駐車場等が最低限自分たちの生活エリアから見渡せるようにしなければ賃貸の物件と同じ感覚にはなりません。
東西南北へのこだわり
自分の家は、どんなプランが対応可能なのか?
間取り図を眺めながらコンパクトタイプを探す。
そして、図面を作成して、価格を調整する。
この時の費用のまとめ方として、まずはコンパクトタイプの中でも玄関と水回りを優先する。
トイレもお風呂もとても狭いとなると利用すると気に不便なのか?
この答は扉の開閉が不自由なのかが重要。
ゆとりのある住まいというのは、それぞれのスペースでの視覚的に入る情報と自分たちの生活に必要なスペースへの移動がスムーズなのかどうか?
たったこれだけを考えて、まず玄関からきちんと決める。
そうすれば、暮らしの始まりが誕生します。
あとは何畳ならそれぞれのスペースが狭いと感じないかを削除法で考えていく。
住宅性能へのこだわり
予算を考える時には、建物の本体価格だけを見てはいけない。
もっとそれよりも冷暖房の効率や夏の暑さ、冬の寒さ等を考慮して子供部屋でも書斎でも同じ室温で管理しやすいか?
このような考え方から、自分たちの予算に合わせた会社を検討することも大切。
もし性能が低いけど予算の範囲という時には、そのほかの予算(家具家電、管理、メンテナンス)等を合計したらどうなるのかを合わせて考えてみてください。
正直、すべてが安く済む施工は難しいと思います。
延床面積のバランス
平屋の建物なら、正直35坪でもかなり大きな家と感じると思います。
一方で2階3階となれば標準的なサイズと思えると思います。
この1階と2階のバランスも重要です。
各スペースに配置する家具や家電もこれからすべてサイズを考えて購入する必要があります。
せめて安くなるサイズを配置しやすい家を目指す。
この考え方を1階2階と重ねていくと全体のコストは抑えやすいのです。
まず自分たちの家をどのように歩いたら楽なのか?
このように考えて動線を線でなぞりながら考えてみてください。
新築35坪間取り成功法はある
実際にちょうどこのサイズになった我が家。
どう考えたのかをご紹介していきます。
最初に図面を見ない!
考える時、いきなり全体は見ていません。
なぜか?
広くするべき部屋と狭くてもいいスペースの配置をしっかり選ぶことが重要。
この考え方をしっかり実行できるように目を鍛えるには、小さいプランをまずは確認する事が大切。
少し小さいサイズから見ていく事が大切。
ポイントは、比較する視点。
この視点が単に、以下の項目に注目してるのでは失敗後悔の可能性も出ます。
- LDKは何畳か?
- 主寝室は何畳か?
このようなパーツ的な視点で確認してはいけないのです。まず確認すべきは、廊下の無駄を見つけ出す。
1フロアに対して廊下があるなら、排除する方法はなにかあるはず。
そして、室内ドアの干渉も避けられないパーツが必ずあるのです。
このような見え方が出来てから、どこの部屋を広くするかではなく全体の広さを縦横どちらに広げる方が効果的か?
こうした視点で考えると多少小さいサイズのプランを効率よく少しサイズアップするイメージができるようになります。
どこかの部屋ではなく、家そのものの1つの壁を伸ばす。
まずは、全体を引き伸ばすイメージから始める事が大切です。
新築をマンションと一戸建てで考えた時やはり奥行が広いマンションから正方形に近い一戸建てに最初に戸惑った我が家。
最後にはこの家以上の設計は無いという言葉を妻から貰った家づくりになりました。
これからの生活に何を確保?
家づくりの基盤をどこに依頼するべきか?
その内容には、以下の要素も会社選びをする上でのポイントにする必要がある。
- 契約の前にきちんと情報収集を求めなくても開示をしてくれる。
- アフターサービスも早く対応してくれる。
- 長期優良住宅やZEHなど高気密、高断熱の性能で家は過ごしやすさが決まる。
- 性能を求めた際にも長所短所が必ずある。
大手ハウスメーカーでも工務店でも自由設計となっているが本当に制限やできないこともある。
親族の介護を含めた今これからスタートする先に欲しい安心は何かを把握する。
ただ情報を集め、ピックアップから話を進めても具体的に断熱材や木造、鉄骨などの特性も知らなければいけない。
アフターメンテナンスも上手に一括ですぐに進められるような家づくりを目指す。
きちんと打ち合わせで内容が決まる中で、きちんと把握しなければいけない要素はあります。
新築で最初にチェックするべき図面
こんな思いから以下の内容に注意していただきたいのです。
家のプランは、基本的には、必ず建てたい会社を優先して確認する。
この行動が確実に、最後の会社選びを含めた成功に繋がります。
何故か?
会社のパンフレット等に掲載される図面というのは、以下のような特徴も含まれます。
- その会社が、公開して気に入ったという方が居ても得意とする。
- その会社の色や特色を伝わりやすい。
- 他社と同じだった場合は、より新築一戸建て市場における王道のパターンである。
独特なプランを好まれる方ほど、建築設計における構造計算などは抜きに考えています。
だからこそ、おさえておくべきポイントとは、あなたの気になるプランがある会社が最初の候補なのです。
パンフレット等の実例集に気になるプランがない場合は、他の会社を見ていきましょう。
このように探した方が、確実に自分たちの理想を見つけ出すことだけでなくいい会社とのめぐりあいを可能とします。
最近はとりあえずメーカーとか工務店というよりも価格帯と具体的なやりたい事からピックアップして資料請求をしたいという人も増えてきた。
そんな場合には、lifulhomes(読み:ライフルホームズ)が私はおすすめ。
タウンライフという会社よりも信頼が出来たのは、この会社の用意しているはじめての家づくりというタイトルの無料サッシが非常に役に立ったこと。
まずは、木造の特徴と自分の地域を対応している会社から情報を集めてみてください。
広さを考えるのではなく、何をこだわりとしてるのかをご覧ください。