新築パントリー間取りについて、このページをご覧いただきありがとうございます。
新築キッチン収納の1つにパントリーという選択を候補に入れたいと考える方も増えてきた現代。
しかし、収納を増やしたはずが、失敗後悔の原因にもなっているのが現実。
「なぜ新築キッチンにパントリーが必要なのか?」
この考え方よりも、理想や見た目のイメージから決めている方も決して少なくないのです。
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今回の記事では、ママの理想の間取りにキッチン収納の中でもパントリーを軸に、以下の内容をご紹介しています。
パントリー間取り新築キッチン成功のコツ
パントリー間取り新築キッチン失敗後悔原因
パントリー間取り新築キッチンに必要?選び方注意点
パントリー間取り新築キッチン成功のコツ
まずは、成功のコツを間取り図付きで解説していきます。
新築失敗例を見抜くためにはキッチンをひも解くことが近道。
注文住宅新築キッチンの失敗後悔事例と成功3大要素を業界経験者が解説
新築キッチンを使いやすくするための重要なポイントの1つに冷蔵庫配置を見落としていませんか?
キッチンの収納間取り設計として、背面収納を考えた時の注意点を生活動線や掃除等を視点に、使いやすいとは何かをご紹介もしています。
背面収納周辺コンセントは足りないと困る悩みの一つ。
色合わせにおけるママの悩みといえば、キッチン。
システムキッチンの種類についても後悔や使いにくいをご紹介しています。
アイランドキッチン後悔|使いにくいデメリット|住宅関連企業引退者が解説
成功のコツは生活動線
位置は、キッチンの傍。
これは誰でもわかると思います。
しかし、以下の考え方を+アルファで考えている人は少ないのです。
キッチンの傍+家事動線を含めての間取りというと失敗例が多くなってしまうのが残念。
成功のコツとは、キッチンからの入口だけでなく、2方向から出入りできる角部屋が理想。
配置こそが成功させる最優先事項。
そもそも食品保存庫を意味する。
という事は、とても気を使うべきポイントがある。
- 湿気がたまりにくい方位
- 換気をしやすい風向と窓の設置。
- 食品をストックし、調理までの移動動線。
この3つを考えなければいけない。
アイランド型や対面式などが増えた新築キッチン。
ダイニングまでストレートに運びやすい経路はどこ?
食器を必要とする時、気をつけなければいけない事は?
このように使い勝手を考えて場所を設ける必要があるのです。
むしろ、広く作るよりも重要になる。
では続いて、成功のコツ2として収納の種類についてご紹介していきましょう。
成功のコツは自在棚
何を入れるべきか?
使ったことがない方に一番多い悩み。
この対策案として、 「固定棚を使わないで、全て自在棚にする」というのが特徴。
メリット 上下の隙間や収納する容器の容量を調整しやすい。
特に下に食材を配置するようなことは以下のようなメリットとデメリットの比較が必要になる。
- 自分が取り出しやすいのか?(腰への負担は?)
- 棚の奥行きはどのくらいのサイズが食材との相性として必要なのか?
- クローゼット内の物の移動はしやすい動線確保は出来ているのか?
このように考えると、 ただ単に人気のデザインや収納棚を眺めてたくさん入るように見えるだけの視点ではなくなってきます。
同じ棚を用意する場合でも、使う人にとっては使い勝手はもちろん実感が異なりますよね。
体型、身長、手足の長さ。
いろいろな個人の特徴が違う。
だからこそ、 同じ台1つにも結局はしまう、取り出すというインとアウトの動線をきちんとイメージできるかどうかが建築のコツとなる。
扉と窓の配置や開閉方向
扉と窓についてご紹介しています。
- なぜ扉や窓が必要なのか?
- ブラインド等でも良いのでは?
この2つの疑問をお持ちの方には、ぜひ読んでほしい記事があります。
それは、新築一戸建て失敗後悔のベスト10にも入っている 「においの悩み」 に注目してほしいから。
記事をお読みになった方は、「確かに」と感じていただけたと思います。
つまり、扉が必要な理由は、「ほかの部屋からの臭いが溜まるのを防ぐ役割を果たす」。
さらに、窓は、換気のため。
貯蔵品でも、換気は必須。
「換気と臭い対策」この2つを満たすことで、成功した間取りは完成します。
リノベーションを検討する際にも限界も出てきてしまいます。
特に典型例は、幅の問題。
奥にあるコーナー部分をどう使うのかを慎重に考えてみてください。
調味料の保存方法の使い方とシステムキッチンについてもご紹介しています。
パントリー間取り新築キッチン失敗後悔原因
次に、一戸建てにパントリーを入れたけど使いにくい空き部屋になってしまった! という例をご紹介していきます。
新築一戸建て間取りパントリー収納失敗例置く物に悩む
特に、この事例が一番多いのですが、こんなパントリーもよくネット上では見かけませんか?
この形は置くものに悩むパントリーの典型的パターン。
出入り自由の固定棚さらに、ドアもなく、家の四隅に作られたパントリー。
この場合、以下の点でパントリーとしての機能をかなり半減させてしまいます。
- 周りに人がいるかわかりにくい。
- キッチンに立つ人から丸見え。
- コンロがパントリー近くなので、使う順番に迷う。
- 全て固定棚になっているため、高さの制限が気になる。
- コンセントがないから、家電系商品は使えない。
- コンロ横にあるため、焼き物などのにおいがこもる。
こうした使いにくさを住んでからまざまざと実感させられる結果になってしまうのです。
実際に新築購入時に購入した家具家電のリストや価格目安もご紹介しています。
新築家具家電一覧と費用内訳一戸建て入居前購入リスト体験から学んだ事
では、以上の点を踏まえて、間取りを決める順位をご紹介して今回は終了しましょう。
パントリー間取りは新築キッチンに必要?
理想の優先順位をご紹介していきましょう。
1階間取り配置を決める優先順位
優先してほしい間取りをご紹介しています。
こうした順位で決めていくと、何が見えてくるかわかりますか?
それぞれのリンク先で、それぞれの部屋の失敗例や対策もご紹介していますので、参考にして下さい。
家事動線を考えるコツは、壁一面を水廻りが占めていくように決める事。
これが最優先事項になるのです。
さらに、水回りがすべて決定したうえで、残りを和室、リビングとしていくのが、理想。
その上で、2方向から入る部屋として確保可能なら、付ける価値は格段に上がります。
これが出来ない間取りの状態に、無理に用意しても実質使用しにくいと言っても過言ではありません。
家事がしにくい状態は避けたい。
奥様の生活が優先、という事ではなく、家族全員が、キッチン、トイレ、お風呂、洗面脱衣所を使いやすい間取りつくり。
これが、最後には、きれいな家を保つ秘訣にもつながるのです。
家事動線がスムーズという事は、掃除や手入れがしやすい家づくり。
こうすることで結果、きれいな家を維持管理しやすい家と繋がっていきます。
我が家がパントリーを不採用にした理由
再度お聞きします。
あなたにとって夢は譲れない物ですか?
私たちは、なくても十分家電収納含め、理想のキッチンが成立しました。
妻も一時は、欲しいと言っていました。
しかし、私が、「今の土地面積ではダメ。絶対却下。」とはっきり伝えました。
その根拠を納得させる間取りを提案。
家事動線を上記の根拠に基づく家づくりをした結果、
「非常に満足、使いやすい」という感想をもらえています。
決して無ければ不便という生活はありません。
問題は、いかに自分の目線や作業しやすい高さに必要な物を上手に収納できるキッチンであるか?
よく考えて、あなたの家の使いやすい家づくりを楽しんでみて下さい。
きっと、違う角度からの家づくりもよく見えてくると思いますよ。
書斎や家事室など使い方は広がる。
当然素敵な引き戸を使ったり、壁面のアレンジをしたりする家具を置いたりということもあるかもしれない。
家庭の家族構成によっては、実際に家事の効率があがったと思えるのがベスト。
でも、そのほかにも土間があった方が、ウォーターサーバーなどのストックが配置できたなんてライフスタイルの違いもある。
あくまで調理するための器具まで入れるような可動式を設けることまでは考えて欲しくない。
もっと、取り出しに困らないし、大きさとしてもちょっと食器棚には足りないと思うような内容を検討する必要がある。
中には、以下のようなケースがある。
- 漬物が好きで、野菜などを自家製で漬けているからその収納箇所を設けるために必要。
- ワインが好きでワインセラーではないもっと違うカタチを探している人。
- ウォークスルーという表現を基本で考える人。
- 防災グッズを保存するためだけの楽に取り出しが出来る場所が欲しかった。
このように、あくまでテラスなどの代わりのちょっとした余ったスペースの活用。
結局は、何を取るにしても、取りに行く手間と取り出すのは年齢を重ねていくことで難しい事が出てくることは誰でも分かる事。
小さな窓1つの操作だけでなく、掃除や結露防止などの考え方もきちんとすべて情報を整理しておくことが大切です。
関連する外部の相談内容も参考にしてください。
最後まで記事を読み進めていただきましてありがとうございました。