鳥取銀行の住宅ローンは、金利や返済期間などの条件が充実しています。
中国地方では、人気ランキングで上位に入る金融機関の一つです。
ハウスメーカー、工務店を問わず、多くの人に選ばれています。
しかし、住宅ローン審査は、審査基準が厳しいのでしょうか?
審査に落ちてしまう人もいらっしゃいます。
今回の記事では、鳥取銀行の住宅ローン審査の流れと注意点を解説します。
鳥取銀行住宅ローンの金利
鳥取銀行の住宅ローンは、
- 変動金利
- 固定金利
の2種類があります。
変動金利
変動金利型は、市場金利に連動して金利が変動する商品です。
金利が低いときは、固定金利型よりもお得に借り入れることができます。
適用金利は、0.85%。
【適用条件】
以下の中で、3項目以上を満たされる方。
- 給与振り込み指定のある方
- 消費者ローンまたはカードローンのご契約がある方
- 銀行発行のJCBカードのご契約がある方
- 住宅ローン返済講座を「Web口座」でご利用の方
- 銀行でNISAのご契約がある方
- とりぎん積立投信のご契約がある方
- 保家のの見直しをご検討いただける方
最長は、40年返済が可能です。
保証人は、原則不要です。
固定金利
固定金利は、一定期間金利が固定される商品です。
金利変動リスクを避けたい方におすすめです。
以下の金利となります。
【3年固定プラン】
年1.05%
【5年固定プラン】
年1.05%
【10年固定プラン】
年1.05%
団信
団信や保証料の特徴
項目 | 詳細 |
---|---|
上乗せ金利 | なし |
保証料 | 0円 |
団体信用生命保険 | 0円 |
鳥取銀行の魅力
以下のような案内があります。
利用目的 | 新居 |
エクステリア費用 インテリア費用 家具・家電費用 | 借入可能 |
鳥取銀行住宅ローンの申し込みの流れ
鳥取銀行の住宅ローンの申し込みは、以下の流れで行われます。
- インターネットや電話で事前審査の申し込み
- 事前審査の結果確認
- 本審査の申し込み
- 本審査の結果確認
- 契約
- 融資実行
事前審査は、
- 申込者の年収
- 勤務先
- 勤続年数
- 年齢
などの情報をもとに、融資可能かどうかを判断するものです。
事前審査に通過すれば、本審査に進むことができます。
本審査は、申込者の収入や勤務先、年齢などの情報に加え、
- 不動産の評価額
- 担保価値
などの情報をもとに、融資可能額を判断するものです。
本審査では、以下の書類が必要となるため、準備をしておきましょう。
- 本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)
- 収入証明書(源泉徴収票、給与明細など)
- 家族構成証明書(戸籍謄本など)
- 勤務先情報(勤続年数が少ない人は、直近3ヶ月分の給与明細など)
- 保有資産証明書(預金通帳、証券残高証明書など)
契約は、申込者と銀行が融資契約を締結するものです。
契約時に、金利や融資額、返済方法などの条件を確定します。
融資実行は、銀行から申込者に融資を行うものです。
融資実行後、住宅の購入やリフォームなどの資金に充てることができます。
鳥取銀行住宅ローンの口コミ・評判
鳥取銀行住宅ローンの口コミ・評判を以下にまとめました。
無担保借り換え住宅ローン取り扱い開始
都内3区を中心に住宅ローンを提供中
都内のマンションでも契約した
審査についての書込みは見つかりませんでした。
しかし、都内の方でも利用者が出ているほど、魅力はある商品です。
審査には、通る人もいますし、落ちる人もいます。
通った人からすれば、甘いと感じるでしょう。
一方で、落ちた人からすれば、厳しいといった口コミが投稿されることもあります。
繰り上げ返済などの手数料
一部繰り上げ返済は、インターネットバンキングで行う場合には、5,500円です。
しかし、商品によっては、手数料が異なる場合があるかっもしれません。
【注意点】
とりぎんインターネットバンキングに住宅ローン返済用口座を登録していない場合には、取扱いができない場合があります。
鳥取銀行住宅ローン審査は厳しい?
審査に落ちるか心配な方は、以下の点を確認しましょう。
CICに異動の文字がある人
信用情報機関の調査で、「異動」の文字がある人は、いわばブラックの人。
こうなると審査には通りません。
異動は、ブラックリスト入りの理解になる。
原因には、
- クレジットカード返済での遅延
- スマホの割賦購入の返済の遅延が3ヶ月以上続く
などがります。
返済負担率上限に注意
住宅ローンは金利とシミュレーションのみで納得してはいけません。
具体的には、年収に対して占める割合を計算しましょう。
返済負担率と言います。
返済負担率には、割賦払いにしているすべてを含めて計算することをおすすめします。
具体的には、
- クレジットカードの分割払いやリボルビング払い
- 車や家電の分割払い
など、とにかく分割にしている金額は全て入れておきましょう。
年間支払額÷年収=返済負担率。
この割合を20%~25%程度に抑えておくと、家を買った後の生活にも少し余裕が出ます。
30%を超えると、正直固定資産税や各種税金、火災保険などの支払いが厳しい状況になる可能性があります。
銀行が審査を通してもらえる可能性があっても、無理をしないようにしましょう。
30%~40%は、正直おすすめしません。
融資条件を満たさない物件
新築の場合には少ないですが、土地選びも慎重に。
基本的には、担保力がないと、住宅ローンの審査は通りません。
他にも、建蔽率オーバーや建物前の道路が要件を満たさない、土地が小さいなどの問題もあります。
勤続年数は1年以上
勤続年数は、1年以上あれば、住宅ローンの申込要件をクリアします。
転職して1年経たない人は厳しいでしょう。
【歩合が多い】
勤続年数が1年以上の人でも歩合による給料の割合が多い人は落ちる可能性があります。
簡単に言えば、安定した固定給が必要です。
源泉徴収票などに、歩合という文字があるのかを確認しましょう。
独身は通りにくい?
独身でも自分のために家を買う人は増えています。
しかし、独身は、既婚者よりも審査が厳しい傾向があります。
夫婦の嫁名義の申込
夫が個人事業主で金融トラブルを抱えたことがある。
こんなご夫婦の場合、奥さん名義で住宅ローンを組めないかという相談をするケースもあります。
しかし、配偶者だけというのは、リスクとなります。
理由は簡単です。
妊娠や出産などにより、働けなくなる可能性があります。
税金滞納の履歴
- 住民税
- 市県民税
- 国民年金
- 所得税
上記のような支払いを滞納や遅延している人も通りにくいです。
あくまで、税金はきちんと納めた状態で審査を受けることをおすすめします。