- 土間コンクリートの費用【平米単価】が知りたい
- 見積り金額が高い?自分ではわからない
- どの業者に依頼するべき?
土間コンクリートは駐車場、玄関など家の入口だけでなく、最近はリビング等に利用するケースも出てきた。
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今回の記事では、土間コンクリートの費用や坪単価、節約のコツを以下の目次で解説しています。
土間コンクリートとは
土間コンクリート駐車場費用
駐車場土間コンクリート施工方法
駐車場土間コンクリート依頼|業者の選び方
土間コンクリートとは
土間コンクリートとは、地面をコンクリートで舗装する施工方法のこと。
コンクリートとは、セメントに砂や水を調合し、混ぜて固めたもの。
コンクリートは、曲がりに弱いのも特徴。
よって、ワイヤーメッシュ等の鉄筋を施しながら使用することが多い。(これが鉄筋コンクリート)
一般住宅の駐車場のほとんどがコンクリート舗装です。
土間コンクリートの適用箇所
以下のようなスペースに利用されています。
- 駐車スペース
- アプローチ
- ウッドデッキの床下
- 犬走り
などが代表的。
アスファルトとの違い
アスファルトとは、原油に含まれる最も重い炭化水素類の名称。
原油が変化することでできるのが天然アスファルト。
石油の精製過程でできる石油アスファルト。
上記2つが存在します。
アスファルトのメリットデメリット
【主な用途】
防水材
布や紙に浸透させてアスファルトフェルトを作る
ゴムやプラスチックなどを添加する改質アスファルト
建物の屋根などの防水工事に用いられる。
メリット
- コンクリート舗装よりも単価が安い
- 素材自体が柔らかい
- 静音性が高い
- 工事期間が短い
- 排水性、透水性の調整をしやすい
デメリット
- 耐久性が低い(数年おきの補修工事が必要)
- 耐熱性が低い(直射日光で柔らかくなり、タイヤの跡がつきやすい)
- ヒートアイランド現象を促進させてしまう
コンクリートのメリットデメリット
メリット
- 硬くて丈夫(50年以上使用しているものもある)
- 数年おきのメンテナンスが不要
- タイヤの跡もつきにくい
- 耐熱性がある(ヒートアイランド現象を抑制する効果も期待できる)
デメリット
- 単価が高い
- 追加工事が困難
- コンクリートの継ぎ目で騒音が発生しやすい
土間コンクリート駐車場費用
駐車場を舗装するなら、どっちがオススメなのか?
アスファルトとコンクリートで比較するなら、単価はアスファルトのほうが安い。
耐久麺を考えるなら、コンクリートのほうが安心。
メンテナンスなどトータルコストを考えるとコンクリート舗装を選ぶほうが多い。
費用相場比較
アスファルト | 1平米5000円前後 |
コンクリート | 1平米10000円前後 |
土間コンクリート工事の内訳
すきとり(余分な土の除去作業) | 400円~1000円/平米 |
残土処理(処分費用) | 800円~2000円/平米 |
砕石 | 200円~500円/平米 |
コンクリート舗装 | 6000円~10000円/平米 |
比較ポイント
- ワイヤーメッシュの鉄筋配備
- 打設費用
- 仕上げ費用
- 型枠処分費用
- 重機利用料金
上記のような費用の内訳を確認することが大切。
駐車場土間コンクリート施工方法
スケジュール的にはどんな感じなのか?
- すきとり
- 残土処分
- 砕石
- 型枠
- 鉄筋
- コンクリート打設
- ならし
- 仕上げ
- 型枠外し
順にご紹介します。
すきとり
- 砕石を敷く
- コンクリートを打設する分の暑さの土を乗り除く
※ユンボなどの重機を使う
残土処分
すきとりで発生した土をダンプなどで処理をする
砕石
- 砕石を敷く。
- 砕石の厚みの目安は、10cm程度。
- 転圧を行う。
型枠
対象の範囲を板で囲みます。(抜き板といいます)
鉄筋
温度変化に伴う伸縮でひび割れが発生しないように、ワイヤーメッシュや溶接金網にて鉄筋を設置。
コンクリート打設
コンクリートを流し込む
厚みは、10cm程度。
ならし
流し込んだコンクリートをコテでならす。
2回以上行うのかが仕上がりに影響します。
4回、5回行う業者もあります。
せめて3回以上は行ってくれるのかを確認するのも大事。
仕上げ
かなでこ仕上げ:表面をツルツルにする
はけびき仕上げ:表面をザラザラにする
等仕上げの方法は異なります。
型枠外し
打設後には型枠を外す。
車の乗り入れが可能になるのは、5日後というのが一般的。
駐車場土間コンクリートを依頼する業者の選び方
今回のご紹介内容の中でのポイントはいくつかあります。
- アスファルトの提案はあるのか?
- 残土処分等の諸経費の内訳は?
- 重機の必要性や機械のリース費用
- 担当する職人の数
- 工事日数
- 閑散期と繁忙期
以上のような内容を確認するようにしましょう。
探し方のコツ
まずは地元の会社を検索して探します。
上位にあるページだけでなく、2ページ目、3ページ目くらいまでは確認しましょう。
その上で、良さそうな会社を3社ほど絞り込みます。
さらに、一括見積り系の会社にも相談を入れます。
このくらいのことをすると重複する会社も含めて複数の見積もりを短期間で集めやすいです。
ぜひ自分の理想の家づくりに活用してください。