- セキスイハイムと積水ハウスって同じ会社?
- 評判、口コミが良いのはどっち?
- 坪単価はどっちのほうが高いの?
名前は似ていても全く違う会社ということは不動産業界には多い。
セキスイハイムと積水ハウスも母体は大きく異なります。
積水ハウス | 積水化学工業株式会社のハウス事業部がはじまり。 現在は独立して一つの企業。 |
セキスイハイム | 積水化学工業が、積水ハウス独立後に新たに設立した住宅部門。 |
つまり、積水ハウスが独立したことから、裏切り者などと表現している人もいます。
しかし、コンセプトはそれぞれが違う商品。
今回の記事では、積水ハウスとセキスイハイムの違いについて、以下の目次で解説しています。
セキスイハイムの概要
積水ハウスの概要
ハウスメーカーの絞り込み方
セキスイハイムの概要
セキスイハイムの特徴をご紹介していきます。
歴史
設立は、昭和22年(1947年)3月3日。
1970年5月 | 坂井工場開設(2007年閉鎖) |
1970年10月 | ユニット住宅「セキスイハイム」を出品 |
1971年10月 | 奈良工業株式会社(現:セキスイハイム工業株式会社)設立 |
1974年 | 合成木材FFUの本格製造開始 |
1970年代当時で、坪当たりは、13.4万円でした。
現在のパルフェの基礎となる商品は、「ハイムM3」は、1975年に登場しています。
その後、1982年には、木質の2×4ユニット工法で「セキスイツーユーホーム」を発売しています。
太陽光発電システム搭載住宅の発売開始時期も1997年と歴史があります。
2017年3月3日で創立70周年を迎える老舗。
セキスイハイムの特徴
- 「高機能プラスチック」
- 「工場生産」
- 「プレハブ住宅」
この3つのイメージが強い。
売上高では、住宅メーカー中では国内4位。
セキスイハイムの坪単価
坪単価は、70万円から80万円程度が引渡しの時の目安。
計算方法は、合計金額÷建坪で考えました。
セキスイハイム坪単価や評判口コミ|解約した人から住んだ人まで幅広い情報を公開中
評判・口コミ
口コミで注意すべきは「寒い」という声。
セキスイハイムの吹き抜けは寒い!価格以上のメリットなし?失敗後悔注意点
積水ハウスの概要
積水ハウスについてご紹介していきます。
歴史
1960年3月 | 積水化学工業株式会社にハウス事業部設置 |
1961年1月 | 宅地建物取引業者登録(大阪府知事登録(1)第6714号 |
1962年6月 | 住宅金融公庫融資対象住宅に認定 |
1972年3月 | ナゴヤ証券取引所市場第1部へ上場 |
ハウスメーカーにおいて、販売戸数第1位。
積水ハウスの特徴
- 主力は鉄骨住宅
- 鉄骨プレハブ
- 工場生産
積水ハウスの坪単価
坪単価目安は、80万円から90万円とかなり高い価格帯。
ハイステージなブランドというイメージが強い。
積水ハウスの評判、口コミ
坪単価が高い会社は高気密、高断熱、高品質と言い切れるのか?
決してそうとは言いきれない。
その証拠に、友人がイズロイエを購入したのに、寒いと言っている。
イズロイエは積水ハウスでも寒い?家を建てた人の感想と営業の差
ハウスメーカーの絞り込み方
ハウスメーカーとしては、どの会社も大差がないのか?
この見極め方についてご紹介していきます。
坪単価よりも大事な情報
注文住宅で家を建てる。
新築なのに暑い、寒いのはなぜ?
気密性が高い家とは何が根拠になるのか?
それが、C値。
C値とは、住宅の気密性脳を表す数値のこと。
住宅における相当隙間面積のこと。
建物全体にある隙間面積(単位:㎠)÷延べ床面積(㎡)で割った数値。
C値が高い家は、夏になると熱気が入ってくる。
反対に家の中のエアコンの冷気は逃げていく。
簡単にいえば、エアコンが効かない(効きにくい)家。
他にも、Q値、UA値は重要です。
それぞれの意味を解説します。
Q値 | 熱が逃げにくい家かどうかを示す 数値が小さいほど熱が逃げにくい つまり、冷暖房効率が良い省エネ性能が高い家 |
UA値 | どのくらいの熱量が家の外に逃げやすいのか? 現在の断熱基準 |
この2つを各シリーズで確認することが大切。
有名なのかどうか重要なのではない。
アフターフォローで比較
必ず会社の口コミではなく、その地域の展示場の対応を確認しましょう。
- 営業マン
- 設計担当
- インテリアコーディネーター
- 外構担当
- メンテナンスや点検
- 修理依頼
こうした一連の流れがしっかり整っている会社に依頼をするべきです。
有名だから安心だと思っている人は多い。
実際に我が家は、今回ご紹介したメーカーと契約をして解約をしました。
その経緯は「人」が原因です。
- 打合せの約束を守らない
- 前回の課題の答えが間違っている
- 見積もり金額も全く違う
こうしたミスを積み重ねていくうちに信じられなくなっていったのです。
どちらが高いかとか耐震性で比較することも大切かもしれません。
しかし、もっとも重要なのは、その地域で担当する営業マン。
結局は、会社名よりも人個人の問題なのです。
参考サイト