ノンバンク系の住宅ローン審査に興味を持つ人は多い。
そもそもノンバンクとは、銀行以外での貸金業務をしている金融機関という意味になります。
ノンバンクに含まれない対象としては、信用組合や信用金庫(しんきん)、労働金庫(ろうきん)などがわかりやすい。
代表的な存在としては以下のような名称が目立つ。
- aruhi(フラット35専門会社)
- クレディセゾン(クレジットカード系の会社)
- 日本生命(生命保険の会社)
特に、近年でも注目が集まるのはフラット35のような金利が変わらないサービスが目立つ。
しかし、単純に人気というのは何を意味するのか?
この点を含めて審査が甘いなんてことはあるのかをご紹介してきます。
住宅ローン審査が甘いとか緩いといった内容をこれまでにもご紹介してきました。
住宅ローン審査比較でネット検索には出てこない実態|通過後に知った現実体験記
クレディセゾンフラット35本審査期間は短い?よくある誤解と早い対応に必要な知恵
結局は、住宅ローンを組んだ事も申込みをしたこともない人がいくら何かネット上からの情報を集めただけの内容はかなり価値が低い。
私はこの言葉を自らがメガバンク、地銀、ネットバンク等の申込みを経験したからこそ感じることが出来た。
そして、通過したのは、3度ある。
2度は、新築マンションと注文住宅の借り入れ。
そして、最後の3度目は、借り換えの審査に通過した体験。
こうした時に、ただ単にノンバンク系の情報の中でも、金融系の事故やトラブル、審査に落ちた経験者が通りやすいなんて言葉をうのみにしてしまった事もあった。
しかし、この実態を銀行に聞いたら、まったく逆だった。
2019年は、消費税増税の動きもあり、不動産購入に目を向けたい人も多い時期。
だからこそ、きちんと自分の将来の返済プランを含めて銀行選びや返済予定を立てることは非常に重要。
単に個人が情報を寄せ集めたような情報には十分ご注意ください。
今回の記事では、ノンバンク住宅ローン審査が甘いというのが幻想であることを実際に銀行の営業担当に通過後に聞いた内容を以下の項目でご紹介しています。
ノンバンク住宅ローン審査が甘いはずがない現実
ノンバンク住宅ローン審査が甘いと感じる人の例
自分の状況なら、どこが受け入れ先として通してくれるのか?
自己破産や遅延、延滞、滞納、個人事業主として開業したばかりの自営業。
このような人たちを含めて変な期待をしないように注意していただきたいと思います。
ノンバンク住宅ローン審査が甘いはずがない現実
まず結論から伝えるなら、ノンバンクはかなりハードルが高いというのが銀行の営業からの答えであること。
なぜそうなるのか?
理由をご紹介していきます。
金利の高い安いだけではない運営指針の違い
ノンバンク系はあくまで預金などの預かりなどがありません。
つまりは、ストックなしで貸付を行い、利息から利益を獲得して安定させる必要があります。
この状況でどんどん件数だけを伸ばしていく先に、もし貸し倒れが過剰になるような状況が訪れたらどうなるのか?
住信sbiネット銀行のような母体が明確に存在し、定期預金や外貨預金やカードローンなどの金融機関としての機能を持つ場所でさえ、ネットバンクは厳しいのが現実。
この状況に、一般の企業が運営する金融部門だけが簡単に35年間もの利息を誰dも簡単に貸し出すか?
この答えは、ほぼないと思ったほうが無難なのです。
フラット35がノンバンク住宅ローン代表例
フラット35は、国が機関として有する住宅支援機構が運営するノンバンク住宅ローン。
この審査機関は何を基準にしているのか?
この答えは、金利が高いから通りやすいなんてことを勘違いしている人が多い。
しかし、そうではありません。
保証料や融資手数料を有料としてもさらに低金利で貸し出す現実は、それだけ銀行の基準である審査を受けられる対象者が減少していたから。
- 勤続年数1年から3年が多い新卒や第二新卒の動きの活発化
- 人間関係や労働条件の面接との違いから離職を希望する人の増加
- ブラック企業やパワハラ、賃金未払いなどの社会問題の増加
- リストラ、早期退職などの人件費削減の加速
- うつ病などの精神疾患の増加
こうした状況の中で、不動産市場は、非常に銀行にとっても長期的な資金源であったことも含めて成り立っていた。
それがここ数年の人気に伴う背景ともいえるのです。
そして、さらには、年収の低下に歯止めがきかない二極化の社会構造。
こうした背景からノンバンクであるフラット35も審査を厳しくして、遅延、延滞者の増加防止をしているのが現実。
それがaruhiなどの会社が入れば通りやすいなんて事を比較して考えたら、おかしいと思うのが当たり前ですよね。
ノンバンク住宅ローン審査が甘いと感じる人の例
ではなぜノンバンク系住宅ローン審査が甘いという人がいるのか?
この答えも非常に簡単な考え方があるのです。
古い旧体制に通過していた頃の人の声
住宅ローンを組む人の中には、2010年頃から2015年にかけた金利的には今よりは高めの設定になっている状況で組み始めた人がいる。
太陽光発電でも売電価格基準が40円時代の人たちの住宅購入時期ですよね。
この頃の実態はどうだったのか?
こう考えたら、まだスマホの普及は始まったばかり。
ネットバンクの普及速度や認知も少ない。
いち早く先に手に入れたいと思っていた人たちからしたら、新規申し込みが始まって受け皿としてもまだ緩和されていた頃。
この時期で、15年から20年の金利が1%前後と言う事はありません。
35年固定金利は、2%前後が当たり前だった。
こうした時期の住宅ローンに通過した人の中には、当然以下のような経験を持つ人も多い。
- ufjやみずほなどのメガバンク系で落ちた経験者。
- ろうきん、jaや地銀の中で断られた人。
- パートやシングルマザーで家を欲しいと考えた人。
こうした人ができるだけ審査基準の申込みの条件で勤続年数や年収の条件が緩い銀行を求めた。
この探し方の先に、aruhiのような会社や住宅支援機構のフラット35にたどり着く。
これなら、答えた感想は当然通過した後には甘いと感じる声があっても不思議ではありません。
つまりは、完全に古い時期の出だしの申し込み者の声だけを集めれば、実際に緩いと判断される声が増える。
しかし、2015年以降のフラット35の返済者の中には、徐々に悪質な遅延や延滞などをしている人が増加しているという情報が広がってきた。
結果的に、この影響は、ノンバンクだけでなく、さまざまな銀行や金融機関の融資前における審査の慎重さを生み出した。
これが2019年の今の状況であると伝えたい。
あなたにとって、通りやすいを探すためにはいったい何が必要なのか?
その答えは、あなたがノンバンクとかめばバンクといった分類で先入観を持って探すことが重要なのではありません。
あなたの条件を受け入れてくれる銀行を今の年齢でこそ、複数同時の申込みから審査の回答速度も早める事が重要になった。
これが銀行の営業担当が通過した時に伝えてきた答えなのです。
迅速な対応をしなければいけない事情は何か?
この答えは、ほかの会社に顧客を取られてしまう可能性があるという認識を上司などにも危機感を持たせる事。
1社ずつの申し込み者よりも複数同時はいろいろな意味で、人の緊張状態を高める要因になっていくのです。
詳しい方法は、
住宅ローン審査に落ちた,通らない人へ教えたい方法|不動産購入体験談
にて私の実際に落ちた後の通過した体験にて方法をご紹介しています。
最後まで記事を読んでくれてありがとうございました。