- 新築の家の窓ってガラスだけ?
- 網戸もないの?
- シャッター式の雨戸はあるらしいけど使うのか?
- 台風や暴風雨には確かにガラスを守る必要性として考えた対策として良いかもしれない。
こんな最近の新築窓について、今の情報を知らない方からすると、打合せの時に情報を聞いて驚きを隠せない方も多い。
実際に必要性が最低限だと思っていた窓と網戸のセットですら、無くなってきた現実についてこれまでにもご紹介してきました。
新築玄関については、セキュリティとドアの選び方もご紹介しています。
新築窓のタイプと部屋ごとの活用法についてもリビングの画像事例付きで選び方をご案内しています。
新築窓にシャッターを付けるより有効な防犯や台風などの自然対策もご紹介しています。
新築窓のシャッターは必要?電動手動含めて住宅関連企業出身者が解説
新築購入後は近隣トラブルにも注意が必要です。
新築隣人,近隣住民トラブル原因リストと具体的な対処法|一戸建て購入注意点
土地選びや住宅探しに夢中になっている人も多い。
そして、内覧会や展示場で見た目でついてる家が多いから?
こんな簡単な理由で何の必要性も悩むことなく実際つける感じの人もいる。
しかし、実際にサッシを使う過程の環境の中で台風対策としてシャッターサッシを積極的に使ってる家は決して多いとは言えない。
その根拠は?
どこのハウスメーカーでも工務店でもオプションだらけの家を展示してるはず。
なのに、全ての会社に共通してシャッターサッシを付けていない!
この視点から考えて頂きたいのです。
購入する人が多いし、ぜひ会社も付けてほしいと思ってる感じがあるからこそ、必要性という言葉を用いた説明を行う。
しかし、シャッターを閉めたらまるで一切の日差しは入らない。
このような現実を考えて、ご紹介していきたいと思います。
私のサイトは、新築購入に関係する情報について、体験を軸にご紹介しています
私はただ単に住宅を見てきた数が多いだけではありません。
あくまで現場でサッシを始め住建に関連した企業で勤務してるからこそやはり実際にお客様の経年劣化の相談も受けています。
だからこそ、購入した人のお客様の声というのが、リアルに届いていた。
そして、自分たちが住宅購入をする立場になって、自分の住まいに雨戸にお金をかけてまで工事を依頼する価値はあるのか?
この答えに、即NOと伝えたのには理由があります。
その理由を含めて、今回は新築雨戸の必要性について、以下の項目でご紹介しています。
新築雨戸の必要は無い理由
新築雨戸より必要な工事費
新築にはあっという間にオプションを付け続ければ費用は初期の工事費と比較していけば膨らんでいく。
住宅ローンが通れば良いという話ではない。
不要なものを言われたまとりつけるのではなく、自分たちで精査できる知識をつける。
こうした状況を想定しながらご紹介していきます。
新築雨戸の必要は無い理由
最近の新築住宅ではこのようなシャッターサッシが主流になっている。
私も昔はよくこのタイプを設置しに行きました。
ただ、正直家族の日常を考えると電動でも手動でも正直何の為にあるのかよくわからないと思う事が多々あったのです。
朝
冬の冷気防止という意味で考えていけば多少の効果が期待できるのかもしれない。
しかし、このシャッターサッシはあくまで防音、防湿効果があるパーツというわけではない。
あくまで、窓ガラスを保護するための考え方。
- 何かものが飛んでくる状態の多い環境に住む方。
- 自分の家の外には業者が廃材などをまき散らすような面もあるという方。
こうしたかなり住んでいる環境的に見ても珍しい条件が整った時、良かったと言われることはあるかもしれない。
しかし、現実的な生活を考えていくと、失敗や後悔のほうが多かったと感じる。
その理由の典型的なのは、朝です。
朝の陽ざしというのは、やはり部屋の空気の清浄効果なども当然あると言われている。
カーテンが進化して、紫外線カットなどの家族の日差しの悪い影響を受けない環境は整いつつある。
この先に、外からの日差しの効果が全く無い朝の空間はどうでしょうか?
我が家も南側のリビング窓が履き出しになっています。
やはり、ないほうが自然な光も入ってくる。
夜もハニカムシェードがあれば視線対策もプライバシー保護も万全。
こうした点からも正直何の為にある?
この思いが業者として従事した事がある分、効果の無いパーツであることに気が付くほうが多かった。
修理
住んでいれば、当然つい何かが挟まってしまってるということも確認せずに開閉をしてしまったなんてこともあるはず。
当然外に設置されているわけですから、いちいち外に行って確認する事も無い。
でもこのせいで、実際に故障などの原因になってしまうと面倒が多い。
本当にこのシャッターサッシは単価も高いと思った。
だからこそ、閉める面倒を増やすというだけで本当に価値が無いと思います。
防犯
外の様子が全く見えない事も面倒。
本来家を建てる時、外の様子がおかしいと思ったらカーテンを避けて外の様子をうかがうということもあるはず。
しかし、当然ながらシャッターを閉めると本当に何も見えない。
逆に言えば、防犯的に考えた時、生活している人が就寝している又は留守にしているから閉めるという生活リズムがまるわかりになるパーツになってしまう。
やはり生活者にとっての不安や悩みの1つに暮らしの生活リズムが周りに気付かれることは決してメリットが多いだけではない。
やはり安心して耳音を立て、外の音を聞き、雨風が強かったり人の足音が分かる方が安心だと思いませんか?
昔と今の影響の違い
昔の家と言えば、こんな感じだった。
しかし、この開け閉めもかなりうるさい!
実際、近所迷惑という悩みから苦情が出てくるケースが非常に多い。
この点は最近の方がやはり内容的には安心が増えた。
しかし、昔にはないのが電動という電気を使わない事での結果、配線計画などの大掛かりな修繕も伴うケースがあるという事。
実際、家を建て、カーテンを取り付けた後ですよね?
一度取り付けた電動シャッターの様子がおかしいとなった時、内容は設置場所を含めて外壁にまで影響があるケースもある。
このように、簡単にコンパクトな形状になり収まりがよくなった物だからこそ、やはり他の点での意見も言ってくることが出てきたのです。
新築雨戸より必要な工事費
上記画像がシャッター雨戸の本体カバーです。
このように出っ張りも結構はっきり出てきたりします。
ここまで目立つパーツを用意して外観を昼と夜で大きく変えてしまうほどの影響を持つことに予算をかけますか?
夜の時間だけを考えた設置。
台風や防風など自然災害対策。
このような意見を言ってくることがあるとしたなら、私はもっと別の視点でお金をかけるべ事が毎日の生活の為にはあると思います。
基礎や外壁
家は簡単に言ってしまえば基礎が全て。
その次に外壁がしっかりとしていると物の経年劣化度合いも室内空間の空調管理も高くなる。
こうした外観にもかかわるし、デザインにも大きい影響を与える分類に入る。
雨戸を1階、2階のメインの掃き出し窓全てにつける程度なら予算が十分視野に入ってくると思います。
一番一戸建てにお金をかけるべきはやはり構造に関わること。
子供たちが自信や火災に怯える事が無い生活環境を作るのは、ドアではなく、窓でもない。
目で見えるのは標準施工のようですが、中身はやはり違いが有り。
このような関連の工事は一番最初が確実に安く手に入るようにできている。
軒を伸ばすというのも雨風対策には1つ可能な考え方とも言えます。
窓周辺の必要性より高い安心は保険
例え強風で窓ガラスやドアに破損が見られた際でも、しっかり火災保険と地震保険に加入をしていれば安心も多い。
火災保険については、火災保険一括見積もり|元営業が納得!おすすめ依頼サイト体験記にてご紹介してます。
火災保険新築一戸建て失敗後悔しない選び方|元保険営業の妻が納得した会社
やはり、可能な限り雨漏りなどの防止を含めて外壁に余分な負荷はかけない方がより多くの災害から家を守ってくれると思いませんか?
エアコンの設置やカーテンレールの取り付けなど、窓周辺にはいろいろな商品がどうしても目に入る状態が完成した状態になる。
だとしたら、少しでも不要なものを1つでも多く排除する事。
コレが実際に家の壁の性能を言いする対応としてもエコな活動になるのではないでしょうか?
調べていると、いろいろ多くの期待したくなるパーツがあると思います。
しかし、実際に昼間に人が増える事は徐々に減っていく時代。
本来の生活は基本が夕方から夜にかけて役立つアイテムが欲しい時代。
だとしたら、家の機能にしっかり焦点を当てて、省エネ効率を上げる事のほうが家計としても嬉しい事が増えるのではないでしょうか?
もしオプション価格を比較するような考え方をお持ちであれば、まずは資料請求をすることをお勧めします。
その会社がどういう家を見せているのか?
実際の写真の中に積極的に採用しているのか?
こうした点から人気や需要のあるなしの見極めも大切になります。
ハウスメーカーへの無料の一斉請求なら、ライフルホームズ。
工務店からの一括請求なら、ハウジングバザール
いずれも私が利用したことのある会社となります。
この記事でご紹介したかった内容は以上となります。
坪単価を実際に住宅展示場でチェックしてきました。
もし会社のサイトから商品を見ておきたいと思う人がいたら、以下の2社を使うハウスメーカーや工務店は非常に多いです。
引用:リクシル住宅用シャッター
引用:YKKシャッターサッシ
2019年台風19号体験記
2019年過去最大規模の台風が静岡にも上陸。
- 停電
- 河川の氾濫
- 公共機関の運転見合せ
備えとして何をする?
こんな検索をしながら、備えに必要な一覧を見て準備をしている人も多かったのでは?
養生テープと段ボールで窓ガラスが割れた後の飛散防止をしているお店も数多く存在した。
我が家は?
何も一切気にしないままそのまま放置。
なぜ?
我が家の窓には、標準工事に含まれているハニカムシェードが付いている。
これだけで窓が割れた際の中へのガラスの侵入を防ぐ対策になる。
窓に補強をしなければいけないのでは?
ここもペアガラスやシングルガラスなら必要かもしれない。
トリプルガラスを採用。
この強度が割れるというのは風でかなりの大型の何かが飛散しないと難しい。
雨が強い程度なら心配しない。
ベランダも同様。
フィルムを貼るなんてことはしません。
室内にも防災グッズなんて用意しない。
水を買うよりもウォーターサーバー用のストックを増やす。
たったこれだけで余りを開けるかどうかだけ。
あくまでガラスが割れるとか飛散物を防ぐ。
これ以外の心配が雨戸には防ぐ内容がない。
開け閉めが面倒。
建付けが悪くなって開かないという心配をしなくていい。
雨戸枠の素材も劣化する。
木材なら朽ちてくる。
このような内容のほうが自分の体に大きな被害が出る。
なぜ存在する?
この目的がポイントになる。
地域によっては、まだ多くの家が取り付けているケースもあるかもしれない。
しかし、それって過去の建築物のデータになっていませんか?
近年の日本の住宅はどうなっているのか?
北海道、東北、北陸、関東、中部、関西、中国四国、九州、沖縄。
地域を問わずまずは自分の周りがどのような設備を採用しているのか?
その理由をきちんと把握することが大切。
最後まで読んでくれてありがとうございました。