新築リフォーム比較注意点
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今家がある人にとっての大きな悩みとなる新築とリフォーム比較。

これまでにも以下のような内容をご紹介してきました。

新築リフォーム保証比較

新築とリフォームは保証で比較?現場経験者が解説

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リフォームと新築どっちが得?|住宅企業出身者が解説

リフォームも工務店とハウスメーカーどっちで相談?なんて内容も体験から書いています。

リフォーム工務店とハウスメーカー比較注意点

リフォーム工務店とハウスメーカー比較3つの失敗原因注意点

家を解体して新築を購入するべきだ。

建物があるんだから、リフォームで対応すればいい。

家の新築費用なんて高すぎる!

建物の耐震を考えたら、基礎も上の建物も古いのは解体する必要が有るのではないか?

上のような家族会議は長い間話し合いがされていることも多い。

リフォームと新築どちらを選ぶのかによっても大きく変わるのは何か?

メリットデメリットを現場経験者が解説していきます。

私のサイトは、新築一戸建て購入後失敗後悔をしてほしくないという思いから、経験を活かし運営しています。

今回の記事では、新築ととリフォームメリットデメリット比較について、以下の項目でご紹介しています。

新築とリフォーム比較注意点

新築建て替えメリットデメリット

リフォームメリットデメリット

それぞれに誤解が多いと思えた現場での経験上の話や今購入して感じた事を含めてご紹介しています。

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新築とリフォーム比較注意点

新築リフォーム比較注意点

新築とリフォームはそもそも比較対象になっているのか?

根本的な部分をまずはご紹介していきます。

新築とリフォーム比較に多い誤解

新築とリフォーム比較に多い誤解

新築なんてしなくてもリフォームすれば綺麗な家に住む事は可能。

この言葉があるからこそ、リフォームに着手する人は多い。

しかし、リフォームやリノベーションが多いのは、そもそも戸建よりもマンションです。

マンションは戸建と比較するといかのような不安が少ない物件もある。

  • 住んでいる人の声からも基礎や耐震などの構造上に不安が少ないという時。
  • 戸建に比較して、補強などにかかる予算費用が少ない。
  • 土地がない人の場合は、そもそも注文住宅自体の選択が厳しいエリアの建築予定。

このような点から考えた時、マンションのリフォームが非常に多くなっていく。

ですから、そもそも戸建てにおいて、リフォームと新築を比較する時、売れているとか需要という探し方は非常に危険。

新築とリフォームは設備自体は変わらない

新築とリフォームは設備自体は変わらない

当然ながら、リフォームを行う会社は、リビング、トイレ、キッチン、お風呂などの水回りの相談が多い。

間取りの内容によっては選択可能な設備が異なる事もある。

しかし、間取りプランそのものを変更するという考え方を持つ人にとっては、リフォームと新築で選択可能な設備は変わらない。

よくこんな質問を現場で受けてきました。

  • 今の間取りではリフォームでこの設備は入らないんですか?
  • リフォームの予算で安く済む方法は、どんなプランですか?
  • 多少高くなっても、現状に比べて使いやすい設備を入れたい。
  • 大掛かりに日数が必要になるプランは避けたい。

このような住宅の中でも設備の内容については、使い勝手、予算、期間、間取り自体の変更と大きく分けて4つの悩みが多かったと思っています。

このような判断に悩みを持つ時には、まずはこう考えます。

リフォームでも自由に設備を合わせること自体は可能。

ただし、期間と費用に判断が求められる事がある。

このような現実を少しでも住宅の基礎として知っていただきたいと思います。

新築とリフォームは節約比較?

新築とリフォームは節約比較?

最新設備で水回りの節電や節水までを考える。

この場合は、大掛かりな工事になれば、その分費用も高くなる。

決して安く済むとは限らない。

施工部分が広くなれば、いくら設備の価格で値引き交渉が可能でも仮住まいを必要とする場合もある。

お風呂の場合は、物件によっては、施工期間は、外部のサービスを利用する事例も出てくる可能性がある。

つまりは、リフォーム費用を壁や柱を含めて、規模が大きく成ればそれぞれにおいて住んでいる人が何か生活の条件を変更する必要性が出てくることもある。

このような部分をきちんと予算の計画に盛り込む必要があります。

ただ単に設備のリフォーム費用だけを見て、変更したらこんな素敵な家に住めるかもしれない。

そうすれば、ローンも多額にならない。

こんな視点で考えているなら、ちょっと誤算が生じやすいのではないでしょうか?

 新築建替えメリットデメリット

新築建て替えメリットデメリット

新築戸建てのメリットデメリットをリフォームと比較した視点でご紹介していきます。

新築戸建てメリット

新築戸建てメリット

新築は、建売、分譲、注文住宅と選択の幅も広い。

それぞれの特徴もご紹介しています。

分譲一戸建てメリット

分譲や建売住宅メリットデメリットまとめ

ローコスト住宅平均価格

ローコスト住宅平均価格総額と坪単価の差|業界経験者が解説

工務店とは値引き可能なのか

工務店とは値引き可能?購入後失敗後悔対策注意点

どこの会社に依頼するとしても、デザインや設備、価格のそれぞれの自分たちの希望に合わせた選択が可能。

そして、全てが築年数や前に住んでいた人の問題などを考えなくて良い安心がある。

ただ単に住みたい場所や間取り、設備、日当たり、学区等の条件が整う人には探す手間も少なくて済む。

既存の建物の補強や修繕、修復、劣化、購入後の中古だからこそのトラブルなどを考えない。

このような点を考えると、結果的には安く購入できたと思えることもある。

当然、耐震の強度も今の条件で問題にならない条件で設計されています。

完全に間取りから考えるなら、建てる時に自分たちにとって住みやすくする家を考えやすい。

建て替えでも購入でも結果的には、自分たちのイメージですべてまとめられるのが最大のメリットですね。

新築戸建てデメリット

新築戸建てデメリット

現在既に住まいとして利用している中で、年数の経年劣化により今の時代にそぐわないと感じる物件の建て替え。

この時には、自由度があるとはいえ、建てる為には、2度の引っ越しを求められる。

そして、大きな問題がこの時の物件探し。

  • 今すぐに自分たちの家にある物を処分する対象が判別できていない時はその荷物量が入る物件を探すことになる。
  • 子どもが学校、幼稚園、保育園となると、学区範囲内で探すことが条件となる。
  • 通勤条件が大幅に変わる場所は避けたいと夫婦の仕事の都合もある。

このように、我が家も実際建て替えを行ったのでよくわかりますが、仮住まい時の物件選びの自由度がかなり低い。

さらに、自分の今の暮らしだけでなく、賃借契約時にも大家が仮住まいは拒否したいとした場合は住んでみたいばしょも限定される。

当然、今と同じ生活はなかなか望めないという悩みを抱える時間があると思います。

リフォームメリットデメリット

リフォームメリットデメリット

リフォームでも家族の理想の家は完成するはず。

何も建物を新しくする必要はない。

このようにある意味、今ある建物の思い入れを含めて愛着があることを優先したリフォーム案。

しかし、この時、実際にリフォームする場所によっては、メリットだけではなく、デメリットが出てくる可能性もある。

リフォームメリット

リフォームメリット

築年数を含めて、そこまで新しくないが、古い老朽化している物件でもない。

この時、以下のような条件に住んでいるなら、かなりコストも下げられるメリットがあります。

  • 大規模な工事を期待はしていない。
  • ちょっと壁紙や室内ドアなどを含めて内装を新しくできれば十分満足。
  • 部屋の数も2つを1つにするなど、壁を壊すことは合っても増設をするような箇所は少ない。

このように、今の現状を上手に活用することが出来る家族にとっては、住んでいる家を建て直すまでの予算は必要ない事例もある。

当然、費用も格段に安くなる可能性もあります。

しかし、あくまでこうした内容は、上辺の条件を変えた内容。

実際に、工事をしてみたら?

これがデメリット。

リフォームデメリット

リフォームデメリット

住んでいるときには、多くは会社員や子供も部活やバイト、塾で帰りが遅い。

自分たちが住んでいて、異変を感じるなんてこともあまり敏感に意識はしていなかった。

このような時、場所によっては、新しく被害にあっている状況を目の当たりにする可能性もある。

その典型例が、以下のような内容。

  • 窓枠のリフォームをしようとしたら、シロアリの被害が発覚。
  • 壁紙のリフォームをしようとしたら、カビが発生していた。
  • 実際に内装だけのつもりで屋根裏を確認したら、ネズミが住み着いていた。

つまりは、設備のリフォーム費用以外に実際には害虫駆除を必要とする長い期間を必要とする大規模な修繕の必要性が発覚。

こんな事例は実際に築10年以上の物件では、日照条件の変更や住む人の家族構成や生活環境によっても起こる可能性はある。

単に住まいに高い金額をかけたくないと思って、窓や外壁、屋根を含めて簡単にお願いしようとしたつもり。

なのに、水回りを含めて点検したら、フルリフォームが必要な家になっていた。

このような一部を変えるだけの予定がある程度大規模な工事をどうしても必要とする状況に至る。

これは、正直、不満とかの問題ではなくなってしまう。

早急に対処しなければいけない環境。

こうなると、改めて建替えをするべきなのだろうか?と検討する家庭も珍しくないのです。

だからこそ、新地とリフォームは慎重に検討する必要があります。

実際に、資料を取り寄せたりしても、ある意味、資料は現場とは違う。

しっかり現場の調査をしてもらった上で、きちんと今の現状を調べてもらった上で新たな人生のステージを考えることが非常に大切です。

完全に傾いているとなってしまっている家。

古くなって傷んでいた基礎の柱。

雨漏りに気付かないだけで、屋根裏には水滴の跡が残っていた。

こんな内容は比較的よくあること。

二世帯で親が生活していた家具や仏具をどけたら、カビが広がっていたため、すぐに撤去依頼。

こんなこともいろいろ想定を作らないといけない。

きちんと、業者を呼ぶ。

その時には、できるだけ新築ではなく、リフォームを軸として、一度すべてを総チェック。

これをしないまま新築とリフォームを迷うのは、正しい判断が出来ているとは言えないのです。

今回の記事はここまで。

それでは。

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