新築網戸について、この記事をご覧頂きありがとうございます。
新築間取り打ち合わせの中で窓を選ぶという作業をしてる方も多いと思います。
そんな時、網戸については、以下のような悩みが近年は増えています。
- 新築網戸が無いのが標準は普通ですか?
- 新築網戸の取付っていつですか?
- 新築網戸をオプションで選ぶんですか?
- 新築網戸は自分で取り付けてもいいの?
色々な課題があるように見えますが、実は、ほとんどが会社選びに関係している課題でもあります。
新築窓の失敗後悔原因についてもご紹介しています。
オプション工事の必要、不要の見極め方もご紹介しています。
私のサイトは、新築購入後失敗後悔をしてほしくないという思いから、現場経験,新築購入体験を通じて各記事をご紹介しています。
新築網戸については、まさに私が納品等をした作業経験も活かし、以下のような内容でご紹介していきます。
新築網戸が無い時代になる理由
新築網戸の取付は自分でできるが問題はコレだ!
新築に網戸はオプションでも付けるべきか?
以上の内容について、現場経験を活かしてご紹介してきますので、新築打ち合わせの疑問や悩み解消にお役立て下さい。
新築網戸が無い時代になる理由
「新築なのに、窓に網戸がないなんておかしいのでは?」
想定と違う提案をオプションという言葉で言われると焦りもでやすいのが、新築購入。
そこで、まずは、新築の網戸がオプションになる仕組みをご紹介していきます。
新築の網戸は窓とセットではない
昔の時代20年~30年以上前の時代でも、網戸とは、実は寸法により窓と別で発注されている商品なんです。
窓というのは、以下の内容までを含めて納品されています。
・窓枠
・窓のガラス
・組み立て用のネジ等
以上3点セットで終わりです。
そして、過去には、こんな工事工程で進んでいました。
1.新築に、窓枠を搬入して取付を大工に依頼する。
2.翌日に窓を持っていきはめ込む
3.引き渡し直前に網戸の取付に行く。
そして、時代は進み、1.2を同時に行うようになりました。
しかし、徐々にこんな声を聞くことが増えてきたんです。
「この窓に網戸要らないんですけど!」
網戸は、数量により多少値引きをしてもらえたりします。
しかし、単体で規格通りの窓を使わない家が増えたことにより、どんどん網戸サイズがバラバラになり、コスト増。
こんな事情から、新築網戸はいつしか完全オプション扱いという会社もでてきたのです。
「じゃあ何も工務店や住宅メーカーに頼まないで、自分で頼んでもいいのでは?」
こうした考え方を持つ方へ注意点をご紹介していきます。
新築網戸がない時自分で取り付け?
「網戸の取り付けなんて誰でも出来るだろ!」
この考え方は決して間違いではありません。
ただし、注意点をしっかり知っていないと後で、こんなはずではなかった!ということになります。
では内容をご紹介していきます。
破損リスク
近年の住宅では、リビングや寝室、子供部屋に取り付けた掃き出し窓の網戸はどんどん大きくなっています。
網戸の取り付けなんて簡単!
言葉的には正しいが、サイズの大きなものとなると全て一人というわけではありません。
2名で取り付けるケースもあるのが、網戸。
そのくらい慎重にしないと簡単に破損する場所はいくつもあります。
私が現場時代でも、研修でかなり注意をされたのは、以下のような破損リスク。
・網戸本体の枠が傷つく。
・網戸枠により、床を傷つける。
・網戸枠により壁紙を傷つける。
・網戸枠の一部が曲がるリスク。
正直、嵌っているだけでは気付かない方も多いですが、網戸の枠は、壁紙クロスを簡単に傷付ける程の素材で出来ています。
新築ともなると、一人で搬入して取付まで行う際、養生なしで搬入するため、かなり慎重な対応が必要となります。
発注が厄介
「窓枠がサイズ規格で解っているなら、サイズに+αしたのが網戸サイズ。」
このような基本情報を知らないまま網戸の発注は個人ではカーテンとは違い出来ません。
特に、重大な問題に鳴るのが、「高さが合わない。」
ハマると思ったら、グラグラで機能しない。
こんなことになるリスクを抱えるのが、網戸です。
万が一、子供が下にいる時に突風で外れた網戸で、大怪我。
こんな事になれば、一生悔いる結果になるのは目に見えています。
こうした寸法などは、営業ではさっぱり解りません。
設計士なども寸法等は家全体についてですので、細かな窓枠と網戸という寸法把握はしていません。
つまり、自分で網戸を発注すると言うのは、専門知識を有さない限り、見積もり依頼が必要。
結果的には、以下のようになります。
・サイズ確認の為の出張費用。
・網戸単体の発注を個人用単価で見積もり。
・取付工賃。
以上のような結果になり、決して網戸をオプション工事で払う金額より安く済むとは言い難い見積もりとなります。
十分注意して検討して下さい。
保険も保証も対象外
もちろん、自分で取り付けをする全ては、保証にも保険にも入りません。
あくまでも、新築の保険加入などは、新築引き渡し時の確認申請等に基づき決定されていきます。
ですから、自腹であるのは、被害想定時も影響を及ぼします。
・突風により網戸だけにしていたら、物が当たり壊れた!
・子供が遊んでいて間違えて穴を開けた!
・網戸の開閉が悪く、修理が必要になった!
全て自腹です。
網戸の隙間が開くというのは、調整が可能です。
しかし、修理ともなると、基本的には網戸専門業者に来てもらわないと出来ません。
できるだけ、自分たちの生活で起こり得る想定範囲を広げて、変な節約意識はやめましょう。
決して、新築時、建築工事にかかるお金には、ムダというのはカーテンや外構と言った工賃の見積もり以外にそんな得に鳴るものはありません。
では最後に、オプションであるからこそ、そもそも網戸は必要なのか?をご紹介していきます。
新築網戸がない時のオプション選び方
「新築に網戸なんて窓開けなければ良いんでしょ?」
ケチで、節約した新築一戸建てを考える夫からこんなことを言われて困ってます!
こんな相談も私は受けたことがあります。
そもそも網戸は新築に必要か?という点について、我が家の新築体験を含めてご紹介していきます。
スズメ蜂
「新築に網戸が無かったら、今頃どうなっていたかわからない!」
まだ0歳の我が子がいる我が家に恐怖が訪れたのは、初夏の時期でした。
なんと、バルコニーに蜂の巣が出来てしまったんです。
「なんで新築になったばっかりの真夏に蜂の巣なの?」
上の子が、下の子の様子を見てくれていた時、ふとエアコンの室外機付近で蜂を発見。
「ママァ、蜂がいる!洗濯物~」
こんなきれいな言葉ではないですが、翻訳するとこんな叫び声!
急いで、地元の駆除対応の業者に連絡して来てもらいました。
網戸は、風通りの良い家に欲しいアイテムという感覚ではなく、人を守るパーツ。
こんな言葉をついつい使いたくなりました。
リビングタイム
リビングでの子供たちが遊んでるひと時。
1才になった下の子が、窓を開ける事を覚えた頃、救われたと思えた出来事がありました。
リビングの窓を基本的には、締め切って生活している我が家。
しかし、下の子が掃き出し窓を開けて網戸のある状態であることに気付かなかった私達。
子供たちが遊んでいる中で、ふとした拍子に、下の子が網戸の方に倒れかかりました。
あの時は、窓が開いていると思わないため、一瞬何が起こったのかわからなくなりました。
跳ね返る形で体勢を直した1歳の子供。
あの時、窓のみであったら、そのまま屋外に頭から落ちていました。
どちらも下の子の悲劇でしたが、大人にも窓が空いていると思わなかった!という想定外が意外と多いのが日常生活。
網戸は、確実に人を助けてくれる。
この認識をして、1階2階の掃き出し窓周辺の遊びを禁止した我が家。
でも、何事も無かったのは、両者とも網戸のおかげです。
子供を守りたい親として、新築を生活しやすい家にしたい夢として、網戸は使う窓ほど必ず付けて下さい。
網戸は、英語では、screen-doorです。
つまり、幕を作ってくれる事で助かる命という究極の選択が関わるものだと言っても極端ではないのです。
害虫駆除も当然ですが、色々な想定外から家族を守りましょう。
この記事でご紹介したかった内容は以上となります。
窓を選ぶというのは、網戸だけではなく、重要な新築一戸建て購入後失敗後悔の原因回避対策。
新築リビング窓のサイズなどの選び方のコツもご紹介してますので、併せてお役立て下さい。
主寝室の窓についても注意点をご紹介しています。
新築主寝室窓選び方配置失敗後悔対策注意点一戸建て注文住宅体験記
確かに網戸が無かったかも!
坪単価レポの記事も書いています。
最後までページをお読み頂きありがとうございました。