- 2022年の税制改正で住宅ローン控除の延長が決定
- 住宅ローンを組む場合、13年の減税を受けられる
- しかし、上限1%だったのが、0.7%に縮小。
すべての人が得をするのか?
そうとは言いきれません。
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今回の記事では、令和3年に閣議決定された住宅ローン減税について以下の目次で解説しています。
住宅ローン減税13年はいつから?
2022住宅ローン減税の変化の特徴
2022住宅ローン減税改正の影響
2021住宅ローン減税対象はいつまで?
住宅ローン減税13年はいつから?
令和3年における税制改正。
住宅ローン減税の見直しはなぜ?
新型コロナウイルスによる影響が大きい。
経済の回復のためには、何が必要か?
住宅ローン控除が延長されることで住宅への投資や支出が増える可能性がある。
これが主な目的となる。
2022住宅ローン減税の変化の特徴
では具体的に何が変わるのか?
契約期限はいつからいつまで?
注文住宅 | 令和2年10月から令和3年9月まで |
分譲住宅 | 令和2年12月から令和3年11月 |
居住開始はいつからいつまで?
居住開始日 | 令和3年1月から令和4年12月 |
新型コロナによる居住開始日遅延は問わない。
控除期間13年の延長対象物件
40㎡から50㎡の建物 | 合計所得金額1000万円以下の者に適用 |
住宅ローン減税とは
住宅ローン減税とは、「住宅借入金等特別控除」のこと。
住宅ローン控除の手続き方法
毎年、年末調整の時期になると、借入先の銀行から「住宅ローンの残高証明書」が郵送されてくる。
この書類を会社に提出をする
すると、上限1が所得税から控除される。
住宅ローン控除の適用条件【新築】
新築でも中古でも対象となります。
- 住宅取得日から6ヶ月以内の居住
- 適用を受ける各年の12月31日まで引き続き居住していること
- 控除を受ける年の年間合計所得金額が3000万円以下。
- 新築住居の床面積が50㎡以上。
- 床面積の半分以上が居住用であること
- 住宅ローン返済期間が10年以上ある
- 居住した年を含めて5年の間に居住用財産の譲渡による長期譲渡所得の課税特例の適用を受けていない
住宅ローン控除の適用条件【中古】
中古住宅でも対象になります。
- 住宅が建築された日から取得日までの間が20年以下であること(耐火建築物の場合は25年以下)
- 地震に対する耐震基準や構造方法に関する技術基準に適合する住宅であること
- 耐震等級1以上の住宅性能評価書を取得している物件
住宅ローン控除の適用条件【リフォーム】
- 自己所有の住宅である
- 所有者自信が居住する住宅の増改築工事であること
- 増築、改築、建築基準法に規定する大規模な修繕
- 大規模な建て替え工事
- マンション等は、区分所有部分の階段、床、壁などの修繕や模様替えを目的とする工事である
- 住宅の居室、キッチン、トイレ、浴室、廊下、玄関、納戸、廊下等の修繕や模様替えを行う工事であること
- 地震に対する耐震補強などの工事
- 増改築後の家屋の床面積は50㎡以上(又は40㎡いじょうであること
- 工事費用が100万円状であること
- 一定の省エネ改修工事
- 一定のバリアフリー工事
住宅ローン減税が10年から13年はいつから?
住宅ローン減税が10年間に変わったのは、2019年10月。
そして、2022年からは、0.7%で新築のみ13年に延長。
結果的に、令和4年12月まで延長されている。
2022住宅ローン減税改正の影響
住宅ローン控除の計算方法
住宅ローン控除は、以下の計算式で計上します。
年末時点の住宅ローン残高×控除率1%
住宅取得対価の上限が4000万円でした。
この計算式と金額が変わります。
2022以降
住宅ローン残高×控除率0.7%
上限は40万円。
11~13年には、どうなる?
建物価格×2%÷3又は住宅ローン残高の0.7%。
いずれか低い金額が対象となる。
得をするという考え方の人は特にいません。
あえて、お得と考えるなら、子育て世代にはありがたい。
なぜなら、子どもの塾や習い事、部活動等がはじまってお金がかかりやすい時期になるから。
2021の住宅ローン減税適応はいつまで?
2022年度版の住宅ローン減税ではなく、現在の適用を受けるにはどうすればいいのか?
12月31日までに契約?
2021年の従来型で適用を受けるには、2021年11月30日の契約分までです。
12月1日以降については、12月31日までに入居をしなければいけない。
これは正直、現実的ではない。
なぜなら、住宅ローン審査が間に合わないから。
自分たちの住宅ローン減税の適用はどちらになるのか?
心配なら今一度確認をしておくことをおすすめします。