住宅ローン審査に落ちる人は着実に増えている。
マイホーム購入を検討する人も銀行からの融資を受ける事が必須条件となる人も多い。
しかし、家を購入する前に自分の信用情報に記載されている内容に不安を抱える人もいる。
例えば、以下のような対象が近年は上昇傾向になっている。
- クレジットカード保有枚数やキャッシング枠
- 消費者金融借入の過去の経験
- 車のローンやスマホの割賦販売などの購入と借入可能額への影響
- 携帯料金の滞納や遅延に伴う影響
それぞれの項目についてもご紹介しています。
住宅ローン審査が通らない!クレジットカードが理由?銀行説明体験記
住宅ローンと消費者金融履歴|事前や本審査落ちた後でも通すコツ
住宅ローン審査キャッシング枠と歴の違い|銀行担当者からの解説体験記
住宅ローン審査に延滞履歴が与える影響力|クレカやキャッシングは要注意?
支払いや返済が遅れる。
こういう人は年収を問わず存在する。
銀行とローンの契約を済ませて借入を認めてもらう必要がある時、個人はいったい何を注意する必要があるのか?
私自身は、過去に新築分譲マンションと注文住宅のそれぞれで審査に落ちた、通らないという経験をしました。
その後何とか通りやすい方法で通ったという状況。
落ちた時、実際に何が通らない理由かという明確な内容はありません。
しかし、こういう経験が自分の人脈としていろいろなことを審査を受ける前よりも知識として教えてもらう機会が増えた。
今回の記事では、携帯滞納の履歴がある人や延滞という状態になった人が住宅ローン審査に申し込みをしたのに通ったというケースと落ちたという違いを以下の項目でご紹介していきます。
携帯滞納でも住宅ローン通ったケース
携帯滞納でも住宅ローン通ったのは運?
携帯滞納でも住宅ローン通すのは困難?
自分も同じ状況にあったら通らないのか通るのか?
こんな悩みを持つ人に知って欲しい内容をご紹介していきます。
携帯滞納でも住宅ローン通ったケース
携帯滞納していたのに住宅ローンが通ったよ!
こんな口コミをネット上で喜びの声として内容や携帯電話の契約をしていた会社や自らの会社の勤続年数などを含めて掲載している人もいる。
しかし、この情報がすべての金融機関が同じではない。
その理由はあくまでほんの一部。
その典型例となるのは、審査の段階。
住宅ローン審査は、事前審査と本審査という2つの段階があります。
住宅ローン事前審査が通れば本審査は通る?【落ちた体験者が語る真実】
自分の本当の理由はあくまで過去を含めた信用情報が理由である。
この言葉は、本審査でも事前審査でも両方に適用される。
しかし、それでも通った人はなぜ?
この背景を銀行の担当者と話をしてきました。
延滞や遅延という内容の確認は銀行内部ではその額や詳細という内容は見れない。
しかし、以下のような点は注意してチェックする可能性は高い。
頻度
回数
この2つは仮に金額が低くても、過去に何度も履歴があるというのはリスクが高い。
やはり、返済や支払いという対象に遅れることも払わないことも理由は関係ない。
金融機関にしても確かにこの考え方は当たり前ですよね。
もし仮に自分の信用していた人があなたからお金を借りたいと思っている。
この時、その本人的には無害なそぶりを見せているが、過去のデータを確認したら複数回支払いが遅れていた。
この事実を確認してあなたはその相談相手に安い高いを問わずお金を貸しますか?
そんなリスクある行動をするはずがない。
携帯の料金すら払えない人に何も問題がないなんて言えるはずがない。
このように、考える可能性が高いのではないでしょうか?
例え、リストラや急な退職、高い買い物等理由があったとしてもいずれも生活の中での給料と出費の管理ができない人。
つまりは、どんな理由があったとしても、繰り返す。
この条件の対象には、融資を可能とする選択を銀行側としても物件を問わず許可できない。
こう考えられるケースがあるのです。
でも、登録されているはずの内容で影響が少ない人もいる?
なぜか通っている。
この現実はどんな問題が考えられるのか?
通る理由と料金支払方法の影響
実際に携帯電話の端末代や通信料、通話料の支払には以下のような選択が可能。
- クレジットカード
- 口座引き落とし
- コンビニ払い
いずれも全て一括のはず。
しかし、支払い関連の記録に残った情報から判断している。
つまりは、履歴が残る可能性が高いのは?と考えると以下のような順に影響力の強い弱いが考えられる。
リスクの低い順に並べるなら、以下の順になる。
1.コンビニ払い
2.銀行の口座決済
3.クレジットカード
この順番に、リスクが低いと考える事が可能。
なぜか?
データという記録を見て判断する銀行。
履歴の繁栄はどの方法が早い?
この答えとして多くの情報が一気に流れるリスクがあるのが、クレジットカード。
クレジット会社への情報伝達
携帯でローンを組む会社
実際にローンを組むことになった割賦販売に対応した会社。
このすべての機関に、実際に延滞、遅延といった遅れが生じた場合は即座に情報が伝わる。
これがクレジットカード。
その対象に対して、コンビニ決済の場合は、判断をするまでにも期間に時間が多く必要になる。
つまりは、実際に借金があった場合でも即座にコンビニに行って入れたならトラブルになりにくい場合もある。
口座で落ちないという事でもタンス預金から支払いを行ったら終わり。
このような対応なら、実際に記録に残る時間にも影響も少ないと言っても過言ではない。
このようなケースであれば、2度3度あった場合でもクレジットと違い、記録の遅延が影響。
実際の回数と記録のミスマッチも考えられる。
不動産の住まいの家賃などの遅れという対象とも違い、通ってしまう背景と言われたら?
確かにその理由なら腑に落ちる部分がある。
携帯滞納でも住宅ローン通ったのは運?
実際にローン審査を行っても通らない人は複数申込みをしても全滅でどこでも組むことができないというケースも最近のネット上の口コミには出てくる。
まずは対象をチェック
このような人はもう不動産を手に入れることはできないのか?
確かに投稿している人のすべてをチェックできているわけではありません。
- その対象がマンションなのか戸建なのか?
- 分譲なのか建売なのか?
- 中古なのか新築なのか?
こうした対象の不動産の担保力評価を含めて融資は実行される。
運任せと違うデータ整理術
申込をする者が仮にブラックになるほどの信用情報機関に多数の問題が残っている状態ではない。
あくまで注文住宅で一定の価格の相場に近い対象で申込をした。
このような者が落ちるとか通るというのは、どんなポイントが隠れているのか?
この中身には、かなりいろいろな事を私自身も自分の体験の時に考えさせられた一人。
そして、運という言葉ではいい表すことができない部分が今なら見えてきた。
無事通過してからも私は次の投資を考えている。
だからこそ、この記事を書いている2019年の今これからでもきちんと管理しようと思っているのは以下のような対象です。
- 会社のデータ等はすぐに閲覧できる状態なのかを申し込みをする前に確認しよう
- 会社の資本金や借入等の状況を調べる事が可能な範囲で調べる。
- 自分の会社のメインバンクをまずは対象に検討をする。
- 勤続年数は絶対必要と考えるが、それよりも属性として、担当に質問をすることを忘れないようにする。
- 入力項目や申込の詳細をきちんと事実を開示できるように自分の周りの情報をまとめる癖をつける。
- 信用ができると言われるためには最大3社程度でのカードなどの取引を年会費ありを1つと残りは2つ程度で開示を可能な状態を作っておく。
このように1つ1つ情報をまとめてよりコンパクトな情報の中でのサービス利用ときちんと支払いの能力を疑われない結果を残す。
これが最近も心掛けている行動となります。
これからは年収を問わない問題
いかに収入が年収800万、900万、1000万でもつぎのような状態がデータに残っていることはよいことではない。
きちんと整理されたデータと言えない事情には以下のような対象が含まれる。
- クレジットで購入している額が高額な対象の決済が残っている。
- 口座の残高からは不自然さを感じる額がこれから引き落としが予定されている。
- 分割払いやボーナス払い、リボ払いなどの情報が多い。
こうした内容では、今はまだ決済が終わっていない状態で口座に残っている対象が消える。
ローンに申し込んだ後の生活にも結局は同じように新規に使用する可能性が高い。
このような状況なら、過去の生活を見ても少々リスクが高いと判断出来る。
これでは年収が高いからokではなく、落ちる可能性が高い原因となっていく。
時間と引き落としが毎月いくらになってるのか?
自分たちはこれからいくらを使ってどれだけ引き落としになるのか?
いくら過去の不安とその後の先の状況が営業などに就職して状態に大きな変化がある場合でもきちんとその先に管理がなされているのか?
この答えを聞いた内容とデータがもし合わないとなったら?
これは運ではない。
かなり警戒されやすくなる行動をあなたの管理から銀行は見ているだけなのです。
携帯滞納でも住宅ローン通すのは困難?
もしこれからの申込みをあなたの過去の情報として少し迷いがあると感じているなら?
私から伝えておきたいことは審査基準に基づく情報の整理です。
時間の猶予は少ない
基本として、通過するかしないかという考え方の中で重要なのは、審査基準の優先順位です。
いかに今あなたが過去のデータを整理しようとしても結果的に申込時の年齢が借入期間を減らす。
これは、月単位で変わるのが住宅ローン。
だからこそ、あまり猶予は残されていないのです。
そして、自分自身が今の仕事についてからの流れも今後の子供の成長や誕生を含めてどう計画を立てるのかも重要。
40歳以上に立ちはだかる壁
保険などの新規申し込みもやはり40歳を超えると自己申告のみでは通用しない時代になった。
こういう対象は、住宅ローンの市場にも同様の動きがみられる。
例えば、
- 団信加入の審査に落ちる
- 満年齢の申込み年数が少ない。
- 頭金を入れた事で貯金が減りすぎる家計への問題。
- リストラや退職による再雇用先の少ない現実
このような時代をこれから生きていく必要がある。
だからこそ、きちんとまずは自分のデータを確認することが重要になる。
その方法は、別にcicなどの個人情報を取り寄せるなんてことは必要ない。
むしろそういう事はしてはいけないと言われました。
そうではない。
まずはあなたの普段給料などが振り込まれている口座があるメインバンクでデータを確認しましょう。
きちんと自分の今のデータでわかる範囲から確実にチェックしていく事が重要。
そして、過去という時間の中で残るデータを今最近には一切問題がなくなっている。
さらに、これからの支払の予定にも一括以外の継続的な支払が残っていない。
この2つが整っている事が銀行がまずチェックをしてくる内容であることを知っていただきたいのです。
相談する相手選びも重要な時代
ただ単にファイナンシャルプランナーに相談したら返済率が大丈夫だから借入可能。
こんな言葉ばかりを無料相談などで言われる事も最近は多い。
むしろ、このデータの内容をどこまで見て伝えているのかが重要。
掲示板などの書き込みもまあ適当な情報が多い。
本来の計算軸に基づき、その人が購入した後にも苦労をしない返済計画や借入可能額の計算を私のサイトでは常に紹介しています。
将来に困らない返済計画
子供がいて、これからの生活があって、さらに自分たちの老後も準備をしなければいけない。
- 退職金がない。
- ボーナスカット
- 早期退職やリストラ。
- 会社が従業員をやめさせたいという声の増加。
こんな時代に生きているからこそ、借りすぎにも注意してください。
データは残ることが最大の注意点
データ化やキャッシュレス化が進む時代。
便利になった分、いろいろなデータは簡単に閲覧可能になりました。
自信がない数字の項目や管理ができていなくてもデータが残っているだろうから安心。
どこか他人の保存内容があれば、自分が記憶していなくても大丈夫と思っていませんか?
この過信が足元をすくわれる原因になります。
十分注意してください。
今回の記事でご紹介したかった内容は以上となります。
最後まで読んでくれてありがとうございました。