- 高気密高断熱の注文住宅で家を建てたい
- 樹脂サッシを選んで失敗後悔している記事を見たことがある
- 一条工務店の樹脂サッシも劣化するの?
結論、7年経過しましたが、いまだに劣化したとは感じていません。
樹脂サッシ関連記事。
そもそも樹脂サッシの寿命【耐久性】は50年程度です。
建ててから、10年、15年、20年という時期に急激に劣化を感じることは少ないと考えます。
今回の記事では、一条工務店の樹脂サッシは劣化するのか?という不安に以下の目次でお答えします。
一条工務店の「樹脂サッシ」は劣化するの?
「経年劣化」によるメンテナンス
一条工務店のアフターサポート
一条工務店の「樹脂サッシ」は劣化するの?
樹脂サッシでも、経年劣化は避けられません。
アルミサッシでもアルミ樹脂複合サッシでも同様です。
家の設備は全て劣化します。
しかし、「劣化」が自分たちの生活にどんな影響を与えるのか?
この点が重要になります。
7年経過しましたが、実際に住んでみて大きな違いは感じられません。
樹脂サッシの耐久性(寿命)
寿命は約50年
塩化ビニル樹脂の耐久年数は、50年以上です。
実際には、使用されている環境によって異なります。
各メーカーの主力商品と比較
現在、YKK AP、LIXILのシリーズを工務店、ハウスメーカーが扱っています。
YKKAP:APW330シリーズ又は、430や430シリーズが主流。
リクシル:エルスターX(熱貫流率0.79W/㎡・K)
一条工務店の樹脂枠は?
メンテナンス時期目安
メンテナンスを行うとしても、30年以上は問題なく仕様できることが多いです。
30年程度経過する時期に、日当たりの良い窓をチェックするようにしましょう。
我が家の劣化度合いの根拠
一条工務店の樹脂サッシの劣化をどう確認するのか?
サッシの劣化には以下のような見方があります。
- ガタツキや閉まりが悪い(建付けの不具合)
- 防音効果の低下
- 冬の窓際の冷気の侵入
以上の点を確認しやすいのが、室内温度の変化。
午前の時間に撮影した私の使っている居室の温度。
環境的には、以下のような条件で設置した状態
- 換気のために窓を少し開けています。
- 室内ドアはフルオープン
- 廊下で加湿器が稼働中
- 窓際の机上で測定
- 床暖房はセーブ運転中
この設定で、20度を少し下回る状態です。
ちなみにこの日のこの時間の外気温は、8度です。
新築当時から冬至の時期には外の気温が8度~13度くらいであれば、室内は20度のプラスマイナス1度程度でコントロールできています。
「経年劣化」によるメンテナンス
もし仮に、新築当時とは大きく状況が異なると思ったら、確認しておくべきポイントをご紹介します。
開閉時の隙間
以下のような症状があれば要注意。
- 窓のカギが閉まらない
- 窓を完全に締めたはずなのに隙間がある
こんな症状があれば、アフターサポートに電話しましょう。
取っ手の劣化
使用する上では心配がない症状です。
「チョーキング現象」といいます。
チョーキング現象とは、「外壁」に起こる白亜化による症状です。
【外見的特徴】
塗装表面にある表面樹脂が紫外線や熱、雨風などによって劣化してしまう症状。
気になる箇所を手で触れると、手に粉が付着するのが特徴です。
発生しやすい箇所は、以下のような位置。
方位 | チョーキングの原因 |
南側 | 紫外線による影響 |
西側 | 西日が当たる影響 |
他にも軒天井による日影ができないバルコニーの壁などにも起こることがあります。
10年目以上の点検で確認してもらうようにしましょう。
一条工務店のアフターサポート
もしも、取っ手のチョーキング現象が気になる場合は、チョーキングを発注して交換することも可能です。
取っ手の交換方法
- 既存の取っ手部分を取り外します。
- 新しく自宅に郵送されてきた新しい取っ手を取り付けます
たったこれだけで終わります。
部材は安いです
標準設備として、トリプルガラスの樹脂サッシを採用してくれる会社は少ないです。
その他にもオリジナル商品が多いのが一条工務店の特徴です。
中でもハニカムシェードは、我が家でも何度か破損しましたが、すべて無償交換でした。
他のハウスメーカーと比較する時にもトータルコストだけでなく、ランニングコストも比較するとかなり安いと思います。
参考資料
http://www.p-sash.jp/effect/shouene