吹き抜けに窓を用意する予定だ!
玄関、リビングなどの間取り設計を検討する家の中に存在する吹き抜け。
2016年頃からさまざまな家を建てたというブログが公開されるようになってきた不動産市場。
しかし、見た目の憧れから実際にカーテンやロールスクリーンの操作や掃除、管理などの対策が不十分と感じた時には失敗後悔の原因としている人も多い。
これまでにも吹き抜けについては、以下のような内容を書いてきました。
吹き抜け窓にカーテンは必要?近隣条件と設計注意点|現場経験者が解説
玄関の吹き抜けの悩みをまとめてご紹介する記事もご用意しております。
電動、手動など操作が一見簡単になったと思う対策もあります。
ニチベイなどのカーテンメーカーの記事を読むと家用でもオシャレだと感じる生地や色の商品も多い。
でも実際に生活をしていく中では、暮らしやすい家づくりの事を考えたらどうなんでしょうか?
リビングの窓の配置についてもご紹介しています。
新築リビング窓配置やテレビ上サイズ等選び方成功のコツと注意点
私のサイトは、新築一戸建て購入後の失敗後悔をしてほしくないという思いから経験を活かし運営しています。
今回の記事では、吹き抜け窓のロールスクリーン選びについて、以下の項目でご紹介しています。
吹き抜け窓ロールスクリーンメリット
吹き抜け窓ロールスクリーンの注意点
吹き抜け窓ロールスクリーン比較候補
私の家はすべて、最初から標準仕様のハニカムシェードという商品が配置されています。
シェードに遮光機能があることで、カーテンレールや本体費用もかなり節約が出来ました。
今の自分たちの検索の中での候補の心配要素をもう一度考えるためにも検討材料してご覧ください。
吹き抜け窓ロールスクリーンメリット
ロールスクリーンの取付は我が家でも一度は憧れの中で検討をした商品の一つ。
やはりメリットはいくつかあると思います。
インテリア
ほぼすべてがオーダーであることを前提とする注文住宅。
サイズ、生地、色、柄など制作を依頼していくわけですから、やはり他の家と同じでも壁紙や内装の雰囲気でオリジナルを楽しめる。
これが最も魅力になると思います。
ロールスクリーンとカーテンを比較していくと、インテリアの見え方は以下のような違いがあります。
汚れの心配 | シワや型崩れのリスク | |
ロールスクリーン | 下に落ちやすい構造 | シワの心配がない |
カーテン | 室内空気の循環によるヒダの数だけ埃を受け止める箇所がある | 通風などの循環による影響考慮も必要 |
当然カーテンは、自然の風の向きや玄関ドアに通風機能を有する場合の影響も考えられる。
リビングの吹き抜けでも結果的に、掃き出し窓を開閉する習慣がある場合は、埃の受け口となる可能性もある。
やはりカーテンを設置するという事は数年で汚れによる洗濯や交換などを考慮する必要があるのが悩みの原因でもある。
カーテンに比べるとロールスクリーンは、面で受け止めるし、適用範囲も自分たちでコントロールが可能。
そして、面で受け止めるため、埃はカーテンよりは影響を受けにくいと言えます。
一体感
当然商品の採寸をきちんと業者にオーダーすることが前提ですが、ロールスクリーンは窓枠に対してきれいなサイズ感を感じる事が可能。
カーテンレールがない分スッキリ見せることも可能になります。
位置が吹き抜けということもあり、やはり上を見たら、壁紙、天井、窓枠など色々なパーツが目に入ってくる。
何かアンバランスだと感じる可能性はカーテンとは違い、レールだけ気に入らないというような心配は少ない完成を期待できます。
では反対にデメリットは無いのでしょうか?
吹き抜け窓ロールスクリーンの注意点
操作も垂れ下がる紐一つでコントロール可能。
電動であれば、リモコンのスイッチ1つで簡単操作。
一見すると、気になることは特にないように感じる人も多い。
しかし、実際に取り付けた人の中には、ロールスクリーンを取付後1年以内でもう飽きた、イメージと違ったという声もある。
その原因をご紹介していきます。
電動
家にリモコンやコンセントを使わない生活というのはほとんどのご家庭が考えていない。
家具家電において、生活を便利にするには、今では家の外でもコンセントを付ける過程が増えている。
冬のイルミネーションなどの光を楽しむための電源。
家の中でも照明、スマホなどの充電、冷蔵庫、洗濯機などの家電に必要な電源確保。
しかし、リビングや玄関の吹き抜け窓に電動ロールスクリーンを設置するためのコンセントはどこに?
電動の取付設定の際に求められるコンセントの型は実際に窓枠と合わせてどこに配置するが便利?
つまり、コンセントの付ける位置による制限や設置工事の費用などが悩みの種になるのが最初の課題。
狭いリビングや玄関の中に設置を検討しているなら、エアコンのコンセントなどを含めて内装の位置にも影響する可能性があるのです。
打合せ
吹き抜け窓にロールスクリーンという事例を営業担当や打合せのスタッフは話をした経験があるのか?という問題もある。
- 住宅営業で何件を手掛けてきたのかという経験スキル。
- インテリアコーディネーターが壁の色など内装のカラーやデザインとは異なる配線工事が増える流れへの理解。
- 壁と窓のコンセントから電源の長さがどこまでなら届くのかという設置における条件の問題。
同じタイプを提案する時の説得力も大きく異なる。
当然、購入する側はデザインや操作も部屋の中で簡単にできるという話を聞けば、その様に受け止めます。
しかし、話の流れと大きく異なるような新築引き渡し後の生活があれば?
このように、実際に手に届く範囲の金額で簡単に見えることも実際に使ったことがない設備を新築に採用する時の注意がある。
つまりは、簡単に言えば、「相手の経験値による提案力の差が生じやすい設備」
ですから、気軽に付けられるかもしれないが、相手によっては具体的な生活の様子もわからないまま施工の依頼をすることになりかねない。
きちんと、この点は実際にどの程度メーカーも実際の建築事例も携わったのかを確認しておく必要があります。
交換
自分たちの手間が増える事の代表例として、設備の交換や掃除なども考慮する必要がある。
この場合は、以下のような内容を事前に確認して頂いたほうが良いと思います。
- 掃除や交換の時の取り外しはどうなるのか?
- コンセントからの配線工事による不具合発生時の対応はどこに依頼ができるのか?
- 火災保険の対象範囲の確認
このような自分たちが実際に利用していく5年、10年、15年、20年、25年、30年という長い時間の中で設備点検対象なのかを含めた確認が必要です。
まずはこうした内容をできるだけ多くのブログなどを見ながらも、2015年、2016年、2017年、2018年と新築当時と今がどのように変わったのか?
実際に苦労した内容は無いのか?
こうしたポイントを紹介している記事を今一度確認をしておくことを私はオススメしたいです。
今回の内容は以上となります。
最後まで記事を読み進めていただきましてありがとうございました。