新築間取りにランドリールームは必要なのか?
メリット・デメリット両面をユーティリティルームと比較しながら、新築購入体験からご紹介していきます。
新築間取りのランドリールームの情報について、このページをご覧いただきありがとうございます。
新築間取りの中では、バルコニー、ベランダ、ランドリールーム等の家事室に関係した必要な部屋を配置する悩みが増えています。
洗面所脱衣室の広さを生活動線と収納両方の視点からもご案内しています。
新築洗面所脱衣所広さが狭い,収納不足を感じる要因は何?実例画像付で解説
私のサイトは、新築購入後失敗後悔をしてほしくないという思いから、経験を元に、情報配信を目的に運営しています。
この記事では、新築間取りのランドリールームの必要性やメリット、デメリットについて、以下の項目でご紹介しています。
新築間取りにランドリールームは必要?
新築間取りでランドリールームのメリット
新築間取りでランドリールームのデメリット
まずは、必要性とメリットデメリットを知った上で、配置する場所も考えてみて下さい。
ランドリールームは新築間取りに必要?
新築間取りでランドリールームという部屋の需要。
用語の解説を含めて必要性をご紹介していきます。
ランドリールームとは何の部屋?
間取りの中には、バルコニーとベランダの違いを含めて、さまざまな横文字や表記の違いに戸惑う方も多いです。
ランドリールームとは、洗濯機や乾燥機を配置する部屋のことです。
日本語で使うなら、洗面脱衣場という部屋の事。
ランドリールームではなく、ユーティリティルームとどっち?
近年の新築市場では、間取りの中で、ランドリールームが狭いという悩みを解消するスペースが誕生。
ユーティリティルームという物干し竿掛けや収納を広げた部屋も注目を集めています。
別名では、コンサバトリーという名称を使う会社もあります。
他にも、サンルームなどと言って、洗濯物を干す為のベランダとも違う部屋を使う方も居ます。
こうなると、実際に、ランドリールームが必要なのか、いろいろな活用を考えて、ユーティリティルームにするべきか悩む方も多いのです。
ランドリールームは必要です!
当然、洗面脱衣所が狭いより広い方が良いと思います。
しかし、広い事は全て便利になるかと言えば話は別。
家づくりには、設置する前に見て感動したことも施工後にはこだわりのはずのカウンター等も使い勝手が悪い。
こんなつくることを夢見る内容ととても住んでからは使えないと思う内容が分かれてる。
以下のような生活の中で、ママの家事の手間を取るリスクも考えてあげて下さい。
- ランドリールームがほどよく狭いから、洗濯物も散らかるリスクが少ない。
- ランドリールームがあるおかげで、洗濯を行なうタイミングが早いサイクルになる。
- ➢ユーティリティルームがあるメリットは雨の日の洗濯物対策のみという結果にも繋がる。
生活の中で、あったら便利そうな部屋と言うのは、多数あるのが今の新築間取りには多数あります。
しかし、実際のママの理想の家事動線を考えるなら、変にランドリールームをやめて、ユーティリティルームにしてしまうよりも、作業効率は高くなる事が多い。
この点をこの記事をご覧のあなたにだけは伝えたいと思います。
では続いて、新築間取りでランドリールームを優先した我が家からメリットをご紹介していきます。
ランドリールーム新築間取りメリット
新築間取りに我が家は、ユーティリティルームを配置しない家を考えました。
その結果、生活に役立ったと思える事を子育て視線からご紹介していきます。
家族団らん
子育て世代の方には、子供たちのお風呂やお風呂上がりの歯磨きなどの生活は必須の時間。
家事としても育児としても、部屋の広さが広い方が簡単に見える事も多数ありました。
しかし、我が家のランドリールームは、2.5畳程しかありません。
この間取りの広さはランドリールームでも決して広いとは言えないと思います。
でも、結果的には、この広さだったからこそ、子供たちの中で、以下のような効果がありました。
- 上の子が下の子を優先された時の疎外感の防止になる広さ。
- 振り返るだけで、子供たちの両方に手が届く育児範囲の実感。
- リビングに安易に子供たちがお風呂上がりに行かない間取りの確立。
このように、子育てをしていると、上の子と下の子の差別意識を持ちやすい幼稚園位の世代には、ランドリールームにしたことで、メリットが明確になったのです。
広いから楽なのは、家事。
狭いからこそ、楽なのが、育児。
この言葉が、新築間取りの中でもランドリールームには意識が必要なんだと住んでからわかりました。
手入れ
ユーティリティルームを優先していたら、多分いろいろな収納に便利になったと思います。
しかし、収納が多くなることは、必ず幸せだけではないのです。
露出する収納があったらどうでしょうか?
- 収納棚の掃除も必要。
- 使っていない棚はホコリの影響を受けやすい。
- コンセント配置も注意が必要。
このような心配が増えます。
ですから、ランドリールームにしたことにより、家事における清掃の手間を最小化。
この点も、部屋の広さ的イメージからもメリットといえると思います。
子供目線
子供たちが遊ぶスペースにもなりかねないのが、ユーティリティルーム。
こんなことも私は考えました。
下の子の誕生に合わせて新築購入を決めた我が家。
この状況では、上の子と下の子が遊びやすい部屋と家事スペースは、ママの悩みでした。
子育て世代からしたら、ユーティリティルームは、子供にとっても格好の遊び場。
しかし、ランドリールームくらいにして、狭くする事でこのような事態を防止することも可能。
ランドリールームとユーティリティルームでは、育児への目線で比較することも大切になります。
では最後に、ランドリールームのデメリットをご紹介していきます。
ランドリールーム新築間取りデメリット
ランドリールームとユーティリティルームの比較を兼ねた今回のメリットデメリット。
やはりランドリールームにした事で感じてしまったデメリットも些細ではありますがありました。
生活に密着した視点でご紹介していきます。
ランドリールームとユーティリティールームに迷わせる実態
想定する事が失敗後悔の対策になる。
この言葉を、私の新築間取りのこのサイト内では数多く伝えています。
そして、この想定において、ランドリールームではデメリットだと感じたこともあります。
それが、以下のような生活内の出来事。
- 急な洗濯物で、乾きを確認しながら、家事をしたい時。
- 敷きパット等を湿気を気にしてる季節に、室内干しを要する時期。
主に、季節的に梅雨のシーズンになると、どうしても洗濯物の室内干しスペースが欲しくなります。
もちろん、その対応のためのホシヒメなどという物干し竿をかける為のアイテムを配置はしてあります。
しかし、このような配置があっても、湿気とカビ等を心配する。
こうした時、ユーティリティルームがあれば楽だったかも!
こんなことを感じる瞬間はあります。
しかし、この考えは、一過性なんだと思います。
子供たちが、小学生くらいになれば、自分でできることも増える。
その時までの時期的な悩み。
この程度だと思えば、正直、あまり大きなデメリットにはなっていないと思っています。
このページでご紹介したかった内容は以上となります。
他にも、ランドリールームこと、脱衣所については、
新築洗面脱衣所失敗後悔注意点まとめにて、広さや窓、州、床材などについてもご紹介しています。
ポイントはいくつも存在します。
- 位置の問題(玄関、キッチン、トイレからの動線確保)
- 窓の配置と視線対策
- 浴室や出入り口の扉の形状
設計する時にはやはり自分たちの理想の見た目にとらわれやすくなる人が多いです。
しかし、実際に使い始めると?
「どうしてこんな家作ってしまったのだろう?」
「家事が面倒でどこに行くにも何かが邪魔」
こんな小言を口にしながら生活する空間になるのは失敗後悔のほうが多い空間になってしまいます。
子どもが小さい時に建てて良かった。
こう思える家には、機能させることを優先するほうが大切。
みんなで使う時期は短いかもしれません。
しかし、年齢を重ねていけばみんな自分たちである程度工夫してモノを置いてくれるようになる。
変に数年の見た目のために重要でもない壁の装飾や無駄な棚を設置したほうが後で撤去してくれとなった時に面倒です。
5年以上経過した感想
家の中で、2階建てなら階段から降りてきてすぐに洗面所があったほうが朝の無駄な動線が少ない。
我が家では、洗面脱衣所が子どもたちとの談笑スペースにもなっている。
アイロンなどに妻が利用することはありません。こういう内容はすべて寝室または2階で行っています。
快適に使うことを考えるなら、テレビがある空間でちょっと息抜きしながらの作業のほうが気が楽です。
家づくりの段階では、毎日洗濯を畳むとか小さな家事の積み重ねについて忘れてしまうことも多い。
理想のマイホームを考えるなら、住まいに夫婦二人きりになった時にもしっかりお互いが来客にも対応できるような住まいにしておきたい。
下着などちょっとした洗濯ものを結局放置してしまうようなことになったら想像とは全く違う生活になってしまうわけです。
ちょっとした片づけをスムーズにできるのが結局は一番の理想的な家だと私はつくづく感じています。
それぞれの空間に住み始めてからやっぱりすっきり使えると思える空間には、高い、低いなどを意識しなくてよい簡単に使える収納が確保されている。
隣に手を伸ばせば次に必要なものが手に入る。
このような空間を作り出すのに、そこまで大きな家も空間も本来は必要ないと思います。
コンパクトにシンプルに作ることをイメージしてください。
そのためには、何をどこに入れるのかを徹底的にリスト化。
タオルの厚みまで考えてつくっておくと失敗しないと思います。
広さの需要で全国的に最も平均と言われている30坪の新築間取り注意点もご紹介しています。
ママの家事動線、子育てと育児動線を考えた理想とは何か?
一戸建て分譲住宅のメリットデメリットについてもご紹介しています。
実際に今建てる計画中の人の悩みを見るのも参考になります。
最後まで記事ををお読み頂きましてありがとうございました。