新築子供部屋の仕切り失敗後悔について、この記事をご覧頂きありがとうございます。
新築間取りを考える際に、兄弟姉妹が既に2人3人居る状況ではついつい部屋数が足りないと考えるのが、仕切りという発想。
実際に、新築子供部屋の仕切りについては以下のような悩みが増えています。
- 3人兄弟の中で1人だけ男の子,女の子がいる。
- 将来は、1つの部屋として子供部屋を活用したい!
- 子供部屋の1つ1つ作るより効率よくコンパクトに作りたい。
狭い土地,将来設計等実に様々な課題から、仕切りという選択は可能性を広げてくれている様に見えます。
そこで、「新築子供部屋の仕切りはデメリットはないのか?」
この視点から私は、今回この記事でご紹介していきたいことがあります。
子供部屋の悩みについては、以下のような内容もご紹介してきました。
新築子供部屋はエアコン必要?おすすめの取付工事節約術(画像付)
新築注文住宅子供部屋コンセント位置高さ,数失敗後悔原因と成功法
新築子供部屋間取り失敗後悔注意点まとめでもご紹介してますので、興味がある方は、お役立て下さい。
私のサイトは、新築購入後失敗後悔をしてほしくないという思いから、マンション,一戸建て購入体験,現場経験を通じて各記事をご紹介しています。
新築子供部屋仕切りの失敗後悔対策について、この記事では以下の内容を中心にご紹介しています。
新築子供部屋仕切りに潜むデメリットや失敗後悔注意点
新築子供部屋仕切りを活用できる間取りの重要なポイント
新築子供部屋仕切りを将来性で考えるべき失敗後悔注意点
子供部屋の仕切りがあれば、気にならないはずというのは、親のエゴ。
実際に間取りを考える際に、新築子供部屋が子どもたちにとって居心地の良い環境にする為に必要な注意点としてお役立て下さい。
新築子供部屋間仕切りデメリット
「新築子供部屋に仕切りをすれば、兄弟それぞれが個室!」
これだけでは、絶対的に足りないポイントを3つご紹介していきたいと思います。
新築であり、子供部屋を考えた親の心使いが伝わりやすい失敗後悔としてお役立て下さい。
違い
新築子供部屋に間仕切りを用意すれば、解決できるのは、表面的な2分割状況だけ。
実際には、以下のような違いが想定不足になっているのが現実。
- 日当たりの違い。
- 窓の配置の違い。
- 梁や欠けによる左右差。
このように、左右が非対称な部屋を分割しているケースも非常に多いんです。
例えば、こんな間取りも有ります。
上の間取り画像を見ると、明らかに、どちらの部屋の方が良いかは一目瞭然。
片方には、バルコニーに面する掃き出し窓があります。
片方にはありません。
「この間取りを姉妹2人が使いたい部屋となったらどうなりますか?」
当たり前の考え方として、右側の部屋を使いたくなる事は必須。
このように決定的な違いを作る事は、新築子供部屋間仕切りの失敗後悔の典型例であることを知って頂きたいのです。
収納
収納家具による将来の可動式間仕切りを検討する方も新築の場合、少なくありません。
しかし、この考え方も私から見れば、失敗後悔原因となりやすい原因の1つ。
何故か?
男女それぞれが、両方の部屋を使う用になった際に、子供達なりの部屋の片付けがあります。
そして、この部屋の片付けの中心になるのは、収納棚。
高さ的に床から高い位置になるような家具を置かない。
仕切るスペース以外のクローゼットがあったほうがおしゃれに見える。
オススメという文字に踊らされて、何か可能な方法があるかを探す。
床に置かない収納グッズを探す。
こうなると、左右の部屋の広い狭いの差が出たりすることもあるのです。
つまり、収納による間仕切りは兄弟喧嘩の原因に直結するのです。
- 片付けのタイミングも違う。
- 片方が勉強、睡眠をしてる時は騒音の元。
➢扉の開閉音が日常のストレスの原因になる。
こうなってしまうと、子供たちは、子供部屋の使い心地から、多くのケースで、片方が子供部屋に寄り付かなくなるケースも発生してしまうのです。
ですから、新築子供部屋の収納による間仕切りは決して収納対策にも間仕切り対策にもなっていないケースが有る。
このポイントをぜひこの記事をご覧のあなたにだけは知ってほしいのです。
カーテン
簡易的間仕切りを検討している方もいらっしゃいます。
この場合、多くの方が連想するのが、カーテンという選択肢。
単純に見えないという工夫をしたつもりの発想。
しかし、この間仕切りはハッキリ言って無意味に近い存在です。
何故か?
- 揺れ動くカーテンが気になりやすい対象になりやすい。
- 夏場は風通しを目的に窓を開けることすらカーテンを揺らす原因。
- 電話などをした際は、会話も筒抜け。
兄弟や姉妹仲が非常に良いならこうした場合は、協力する気持ちも生まれる可能性はあります。
しかし、男女の兄弟の様に、お互いの価値観も思春期時期も異なるケースには、配慮的には足りないのです。
実際、私もこのケースで非常に妹に迷惑を欠けてしまったことを悔やんでいます。
ですから、新築子供部屋の間仕切りはカーテンは不十分の典型例になるリスクが有る。
この事実を体験からも語ることが出来るのです。
では続いて、新築子供部屋の仕切りを使う上での活用すべき工夫のコツをご紹介していきます。
新築子供部屋間仕切り活用のポイント
新築子供部屋の間仕切りを考える上で、間取りに工夫をおすすめしやすい内容をご紹介していきます。
先程ご紹介した違いを防止する内容を含めてご紹介していますので、間取り相談中の方はぜひ工務店やハウスメーカーにも可能性の1つとしてお役立て下さい。
兄妹姉妹の違い
先程、バルコニーの有無による子供部屋の左右差を失敗後悔の原因としてご紹介してきました。
「この悩みを解消する方法は無いのか?」
この答えが、間取りという工夫で解消できる可能性があります。
それは、特徴の違いを作るという方法。
具体的には、以下のような間取りが活用できます。
- ロフト
- 天井窓
この2つは、先程のような決定的な違いを払拭させるような特徴の違いを埋め合わせる意味では非常に有効。
子供達にも、仕切りのある反対側と比較して自分にとっての部屋の価値を認める要因になるのです。
- お姉ちゃんの部屋にはバルコニーが見えるけど、弟の部屋にはロフトがある。
- 角地の新築なら、窓からの景色で、片方が隣の家の壁だったら、天井に窓を用意して景色を見せる。
このように特徴の差を作る事で、新築子供部屋の仕切りの価値を選択させるきっかけを作ることが出来るのです。
もちろん、太陽光発電等の天井全面貼りを搭載検討してる方には天井窓は不可。
しかし、変わりに景色を楽しむための飾り窓を作ってあげる事をしてあげるだけで子供の気持ちもかなり違います。
このように新築の自由設計だからこそ出来ることを少しでも仕切りを生かす間取りの工夫をまずは考えてみて下さい。
音への配慮
新築子供部屋を使う子どもたちの環境も実に様々。
- 男女の違い
- 年齢差が多い兄弟姉妹。
- 3人以上の中で1人になる異性兄弟。
このような中で、実際に、気にするのは、やはりお互いの部屋の音。
この課題を払拭する最も簡単な間取りの工夫は、間仕切り周辺の防音加工を施すこと。
- 楽器をやりたい。
- 音楽をプレイヤーでかけたい。
- スマホではなく、PCで、映像を見たい。
このような状況で全てイヤホンにさせる事は、大音量を好む事から、聴力を損なうリスクもありますよね?
だからこそです。
防音効果を完全でなくてもいいので、壁の工夫でしてあげてほしいです。
少しでも、お互いの生活音や楽しみが、片方の阻害にならない工夫。
防音加工なら、間取りを変えず、今の間取りの中で出来る工夫のポイントなのです。
子どもたちの居室も個室という考え方を尊重してあげてください。
壁紙クロス
間取りを作るのは、もう限界。
この考え方になって、間仕切りに悩む方は、喧嘩にならない為に最も簡単な工夫は壁紙クロスの差別化。
男女兄弟、姉妹という場合にも、多くが好む色を持ちます。
我が家は、この観察を0歳、1歳の下の子においてかなり観察してきました。
そこで、我が家では、このように姉妹の好みが別れることがわかりました。
- 上の子は、ピンク系を好む傾向が強い。
- 下の子は、黄色を好む傾向が強い。
大きく異なった二人の色の好み。
少しでも尊重したいと思い、部屋の違いとして、バルコニー有無の課題を抱えてしまった我が家は、壁紙クロスの色の違いを使って、差別化を図りました。
この効果は、まだ1歳となった下の子の行動でもわかります。
自分の部屋という感覚で、2階に上がると、必ず淡い黄色が解る部屋に直行します。
姉は、ピンクの部屋に行きます。
簡単な間取りへの配慮が、小さい頃からの子供の潜在的な好みから、差別化による好みを作ってくれていると私は信じています。
壁紙クロスをもし悩まれているなら、子供の好む色を選択するのも1つの間仕切り対策として使いやすい左右差のコツといえるのです。
しかし、色の好みなんてわからないという方には、新築子供部屋カーテン,壁紙クロスの失敗後悔注意点もご紹介してますので、お役立て下さい。
間取りという大きな変革は、正直リフォームを要するような大掛かりな変更を要します。
ですから、子供部屋の間仕切りを検討する際は、簡単にできる特徴を生み出す方法を考えてみて下さい。
きっと、子どもたちの楽しみに刺激を与えて、喧嘩の少ない部屋選びにつながると私は体験からも確信しています。
では最後に、新築子供部屋の間仕切りにおける将来性の失敗後悔対策についてご紹介していきます。
新築子供部屋間仕切りと将来性
新築子供部屋間仕切りを将来で心配しなければいけないことがある!
この視点を持つ方は、新築間取りを検討してる方の多くが考えてもいません。
しかし、将来性で、心配しなければいけない事はあります。
私が現場経験をしていた時代によくあったリフォーム相談からご紹介していきます。
リフォーム不可
将来性より、今の悩みをとにかく払拭しなければいけない。
この考え方にとらわれてしまった方の多くが、上記画像のように、一部に壁を使った構造を考えます。
もちろん、この構造の方が音漏れの効果も高まるのも事実。
しかし、壁を使うという構造は、将来のリフォームの可能性を大きく左右させるケースもあるのです。
「子供たちがそれぞれ一人暮らしになったから、壁を取り払って一つの部屋として使いたい。」
このような依頼が来た際には、どうしても必要なのが、構造計算。
耐震性能を支える重要な壁や柱がどのように配置されているのか?
チェックしないまま希望のリフォームは出来ません。
すると、中には、子供部屋の間仕切りの壁を構造計算上壊せない住宅も存在するのです。
もちろん、現代の設計では、将来を考えて作ってくれていると信じたいです。
しかし、安易に間仕切りを壁という選択で安心を持つと、将来の可能性を大きく変えてしまうリスクもあります。
これを1つ目の失敗後悔原因としてお伝えしたいのです。
形状
新築子供部屋の間仕切りを使った部屋を作ることに必死だった!
実に様々な間取りが生み出されている現代だからこそ、今の理想に届いた時は安心もあります。
しかし、土地の構造等からどうしても間取りの中で、縦長、横長の住宅も多いのが現代の実態。
そして、子供部屋も縦長、横長を2つに仕切ったという先程ご紹介した間取り図のような方も多いです。
ですから、1つの部屋にした際には、縦長の距離のある部屋が出来上がります。
縦長、横長の間取り2部屋は、1部屋にしても実は非常に使いにくい。
何故か?
幅がないというのは、非常に圧迫感を覚えます。
しかし、奥行きも無いので、距離感が狭く感じやすい長さが長い方向に何かを使いたいと思います。
そうなると、例えば以下のような商品を置いても景色は圧迫感が強いまま。
- マッサージチェア
- トレーニングマシーン。
- 書斎
このようなスペースにしても、圧迫感の開放に繋がりにくいのです。
ですから、縦長、横長の子供部屋間仕切りを用意した部屋は、安易に1部屋にしないことも失敗後悔対策と言えます。
このような例はあくまでも一例。
少しでも、子どもたちが将来出ていってもそのまま使っても、自分の使いやすい広さで上手にシンプルに使える構造を大切にしてあげて下さい。
せめて広い部屋を2つにするなら、素直に床にパーテーションのほうが無難。
空間デザインを2つのタイプに分けたり、ベッドの配置を完全に対象になるように置くことを考えてもやっぱり方位で日当たりに差が出ます。
結局は、無料で公開されている写真や素材を対象に探してもその場所の暗くなった時の子どもの印象は違う。
分けることだけを考えていくなら、モダンでも使えるのは、ブラインド。
プライバシー確保や寝る時間にどちらかのいびきがうるさくて寝れない。
このような事態を確認した時にこそ、完全分離で、互いのプライベートスペース確保は必要かもしれない。
しかし、サイズを考えた時、部屋の関連収納はどうしても要望ばかりを聞いて使わなくてもできるだけ壁面を多く残す方が広く感じます。
少しでも子どもの成長に合わせて早く固定した形を取り入れようとしないことも大切。
twitterでもいろいろな間仕切りについて考え方が出てきます。
自由に変更しやすい空間の理由は?
この、パインのパネルです!
撤去が比較的かんたんで、隣のお部屋の気配も感じられるので、子供部屋の間仕切りにはピッタリなのです。
▼ #ライフスタイル の変化に合わせた自由な空間https://t.co/wOwAp1mcCZ pic.twitter.com/AJa2qoYmpi— エコリフォーム (@ecoreform) 2018年6月7日
長く使える部屋のポイントは、窓、収納、コンセント配置、この3つが非常に重要。
こうした内容については、新築子供部屋間取り失敗後悔注意点まとめにて、それぞれにおけるポイントをご紹介してますので、興味がある方はお役立て下さい。
この記事を最後までご覧いただきありがとうございました。