階段の幅,間取り配置で玄関前に配置するリスクをご紹介しています。
新築階段の幅や面積,間取り位置ついて、このページをご覧頂きありがとうございます。
新築一戸建てを2階建て以上にする方に必須の間取りの1つにあるのが階段。
階段を考える時の悩みには以下のような内容があります。
- 階段の間取りの位置(配置)
- 階段の幅 階段の形状(螺旋階段等)
- 階段の照明やスイッチ配置
- 階段の窓やカーテン
他にもアクセントクロス効果についても書いています。
階段のアクセントクロス効果は期待外れ?画像付他の部屋も同じ?見極め方
このように幅広い課題(悩み)を抱えながら、新築一戸建て打ち合わせに挑む方も多い現代
階段の幅を内覧会としてYOUTUBEでも公開しています。
私のサイトは、新築一戸建て購入後に失敗後悔をしてほしくないという思いから現場経験,新築購入体験を通じて情報を公開しています。
サイト管理人2児パパニッキーと申します。
新築一戸建て間取り決めの中で、階段位置について悩まれている方も多いと思いまして、このページでは、
新築一戸建て階段間取り位置成功法の考え方
新築一戸建て階段間取り位置失敗例1.玄関前
新築一戸建て階段設置成功2.条件は幅・種類・面積
新築一戸建て階段間取り配置|実例画像付で感想紹介
以上3点を中心にご紹介していこうと思います。
階段間取り位置新築注文住宅成功法
まず最初に、新築一戸建てにおける階段位置の選び方を成功に導く考え方をご紹介していきましょう。
階段とは、プライベートスペースに上がるための通路である
階段とは、多くの場合は、2階3階というのは、家人だけが使うプライベートスペース。
よって、玄関やリビングにわざわざ侵入経路を見せる必要はそもそも無いのです。
ですから、玄関そばに配置する階段の意味はほとんどなくなります。
階段の位置1つ目のポイントは、 できるだけ家の住人しか使わないスペースに置くことが重要。
リビング階段の位置次第によっては会話の妨げになる可能性
あなたが「来客者だった場合」を想像して読んでください。
話をしていて、一旦相手が席を立ったシーンです。
- 無意識であったとしても、リビング階段のある空間に残されれば、上の些細な物音も気になる
- 何かなくても、上の様子を見たくなる衝動が働く
よって、「来客者との話に集中しにくい空間になる」。
これは、家族同士であったとしても同じことが考えられます。
よって、リビング階段によるデメリットとして、 来客を階段近くのリビングに案内すると、会話の妨げや目線が気になる。
そのため、できるだけ避けるべきだと個人的には思いました。。
階段の種類にこだわるリスク
階段の形状には、最近は様々な形がありますよね。
例えば、以下のような階段の種類はどこの工務店、ハウスメーカーでも取り扱うケースが増えています。
- らせん階段
- 直階段
- 折り返し階段
- かね折り階段
- カーブ階段
等が挙げられます。
しかし、個性が強い階段にはそれぞれデメリットがある事をしっかり理解しておきましょう。
例えば、以下のような想定も必要になるのです。
- らせん階段では、荷物の搬入は非常に大変になる
- 直線階段では、真下のスペースが有効活用しにくい
- かね折れ階段は余分な間取りスペースを必要とする
これらの内容をよく考えて置くことが重要。
よって、階段は形状よりも使いやすさを優先して考えるべきとなります。
以上を含めて、失敗例や成功法となる幅、種類、面積などを具体的にご紹介していきましょう。
階段間取り位置失敗例玄関前
新築一戸建て階段の位置について、視点の角度をご紹介しながら、ご紹介していこうと思います。
新築一戸建て階段はセキュリティ重視
最初にご紹介していこうと思うのは、セキュリティ面。
玄関から階段が見える場合
セキュリティを考えるなら、この位置は一番リスクが高いと言えます。
リビングをそのまま見られたくない!
そんな考えが多くなり、リビング用ドアが主流になっている現代。
リビングを見せないために曇りガラスまで採用している方までいらっしゃいます。
しかし、この状況、玄関に入った不審者には最高の2階への侵入経路。
誰にも気付かれずに侵入できますよね。
この他にも、以下のような生活の中での気付かないが発生する可能性が高いです。
- 子供の帰りすら解らない
- 上から降りてくる人の音も解らない
- 上からの声が届きにくい
万が一、急病などの場合でも上の人に助けを求めても気付かれない。
事件、事故など不幸があった際、自宅から出た時間は?
こんな質問に答えられないという想定も普通にしておかなければいけなくなるのです。
よって、失敗例として具体的な声にはこんな生活スタイルもあります。
「玄関からの声が解るように、リビングドアは開けっ放しの生活になった」
こんな生活をしたい方は新築設計をする中で誰もいないと思います。
より快適に、生活しやすい環境つくりをすること。
そのためには、玄関前の階段は絶対に避ける。
これは大変重要なポイント。
よく考えて見ると、玄関前の階段は絶対に避けた方がいい間取りの代表作とも言えます。
この他にも、まだまだ失敗談は今後細かく各ページでご紹介していこうと思います。
次に、逆に成功するための幅や種類・面積についてご紹介していこうと思います。
階段設置成功の3条件|新築戸建て
今回のこの画像はあえて、学校の階段のような光景を選択。
皆様に「階段の使いやすさとは?」をイメージしていただきたいと思います。
それでは、幅・種類・面積を順にご紹介していきましょう。
新築一戸建て階段幅
そもそも階段の幅は何のために必要ですか?
私なら主に、
- 「2階への荷物搬入のしやすさ」
- 「住人同士が階段ですれ違いやすいため」
この2つを最重要項目としたいと思います。
では、上記2つを生活しやすくするには、どのくらいの幅が理想なのか?
答えは、90㎝。
その根拠は?
引っ越しの対応や荷物の運搬への影響
具体的には、 90cmである新築一戸建ての階段は、引っ越しや荷物搬入時経路として、ベッドや机などの大型商品も搬入しやすい一般的な幅だから。
こうはっきりお伝えできる根拠もあります。
それは、 私が過去に住宅建材の現場の搬入担当をしていたから。
私は、過去に新築一戸建ての窓やドアの取付担当もしていました。
その際に、痛感したのは
「大型商品を90cm以内の階段に設定された場合、搬入が非常にしずらい」という事。
これは、新築への引っ越しだけでなく、
- ベッドの買い替え
- 子供の学習机の変更
- 収納家具の搬入
様々な用途にしても考え方が将来性にわたって必要な項目なのです。
ですから、「大型家具が搬入しやすい最低限の幅」を基準に設計されれば、まず失敗する心配はない」 と断言できます。
是非皆様参考にして、90cm幅の階段を実際体験してみて下さい。
お子様と親御様2人で歩くくらいの幅はありますよ。
続いて、面積についてご紹介していきましょう。
新築一戸建て間取り階段の面積
階段の面積は、正直、好みと建物1フロアにおける面積によっても大きく異なると思います。
このHPでは、一般的な狭小に近い人気坪数30~34坪をベースにご紹介していきましょう。
30~34坪位の総面積に対する階段面積の理想は、1坪分。
根拠は、居住スペースの確保を最優先に考えた総合的に譲れる階段面積の取れる大きさ
という考え方。
30~34坪に対する4LDKの間取り。
その場合に、5畳以上の間取りを平均値とした際は、1坪が限界。
私たちが建てた一戸建てもちょうど1坪分の面積を有しています。
それ以上は、勿体ないと思います。 あくまでも、住人がプライベートスペースに行くためのルート。
これを再認識して頂き、面積は極力抑えるようにしましょう。
最後に、種類についてご紹介していきましょう。
新築一戸建て間取り階段の種類
最後に、ご紹介するのは、階段の種類について。
階段の種類は、1坪という理想を考えると、「折り返し階段」がお勧め。
折り返し階段を勧める理由は2つあります。
理由1.採光を目的とした窓を設置しやすいから
直線階段は、間取り的にも採光が取りにくく、照明が必要な場合も多い。
しかし、私たちも採用した折り返し階段は、 「日中照明を全く必要ない環境が整っている」 照明の消し忘れが多い階段。
このスペースが照明なしに明るい時間の多い間取りになるのは非常に節約面に重宝します。
理由2.子供も安心の安全性
特に直線階段を比較すると差は一目瞭然。
子供が転ぶ、落ちる等の万が一の事故も折り返しは、1度止まる場所が生まれます。
直線階段は真下まで一直線。
「怪我のリスク」は、形状により大きく変わっていきます。
こうした万が一の事故の軽減のためにも、折り返し階段を強く推奨しています。
では最後に、実際に我が家の間取り図面をご紹介しながら、住んで感じた感想をご紹介していきます。
新築一戸建て階段間取り配置実例画像
実際に私達の住んでいる家の間取り図をご紹介しながらの使用感想をご紹介していきましょう。
新築階段間取りを1階奥にした理由生活動線
子供たちに対し、私たちはこんな子育てを徹底したかったんです。
- トイレに行くという行動を生活動線で面倒がる配置は嫌だった
- 寝る前、出かける前等すぐトイレに誘導出来る配置にしたかった
このような課題のためには、トイレとお風呂が近くなければいけません。
さらに、階段もトイレや脱衣所周辺に配備する必要がありました。
結果的には、この生活動線にしたおかげで、子供たちは必ずトイレに行くという習慣が形になりました。
新築階段間取りを1階奥にした理由視線対策
2階から降りてくる時、人が居るのを発見するのは非常に嫌だった。
これが、私が実家に住んでいてつくづく感じていた事。
階段を降りている時、急ぐ気持ちの場合は特にそうでした。
結果的に、2階に上がる際にも視線を感じるのも嫌でした。
だからこそ、階段を間取り図配置では、確実に視線を感じにくい間取りにしたかった。
結果的には、住んでみても正解でした。
新築階段間取りを1階奥にした理由いたずら防止効果
現在の視点では、2階からおりてきて最初に見るのは、脱衣所、キッチンをすぐ見渡せます。
結果的に、水で遊ぶ子供のいたずらもキッチンで炊事をする妻もすぐ発見できます。
ですから、子供たちにとってもいたずらをしにくい環境を自然につくる事ができました。
新築階段間取りを1階奥にした理由家族団らんのリビング
小さな子供を育ててるからという環境もあると思います。
しかし、家族が揃い、リビング階段のように階段で遊びたいという衝動がなくなる我が家の環境。
やはり自然にリビング又は和室に家族がかたまる生活が増えました。
見える範囲で子供が遊んでる光景を見られる新築一戸建て。
子供がどこにいるのかすぐ解る事も、一つ階段の間取り配置のおかげだと私は勝手に考えています。
以上が、私が自分の家の階段間取り配置を今の位置にしてよかったこと【成功】の感想。
あなたの家は、どんな階段をどこに付けたいですか?
家族団欒を目指すなら、ぜひ参考にして下さい。
この記事はここまでです。
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新築階段に関わる情報としては、以下のような内容もご紹介しています。
暇つぶしにも活用して下さい。
最後まで、この記事をお読みいただきありがとうございました。