37歳の家購入失敗談1.返済計画
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37歳になってようやく家を購入。

自分の力だけで家を買う事ができた。

頭金の用意。

ローンの審査。

思えばいろいろな苦労があった。

でもようやく家族を守るための住まいが手に入った。

本来なら、この後は必要なお金をきちんと用意して返済額も計画通りで幸せな毎日を送る。

はずだったのに!

今の住宅に何にも満足できる事がない!

むしろ、家なんて買うんじゃなかった!という声が多いのはなぜだろう!

せっかく自分の住まいを手に入れたのに、住宅に関して不満だらけという相談が私のもとにも数多く寄せられている。

  • 新築マンションを購入したのに、もう売却したくて仕方がない。
  • 中古の家なんて買うんじゃなかった。
  • ローンの返済額が大丈夫と思っていたら貯金なんて絶対無理!

結論で言えば、

「賃貸に時の生活のほうがマシだった!」

こんな声が注文住宅でもマンションでも物件を問わず聞こえてくる。

これはどういうことなのか?

ローンは超低金利の時代。

賃貸物件の時よりも静かな環境が手に入ったのではなかったのか?

37歳は、もう35年ローンを組むと、計算的に完済時年齢は、72歳。

社会人の仕事を終えて、老後の年金生活に入る年齢まで続く。

老後の住まいの心配をしたくないからローンを組むことを考える。

せっかく貯めてきた貯蓄を使って頭金を用意する。

それなのに、手に入れた不動産は気に入らないどころか失敗と思う結末。

年収なんて関係ありません。

同じように仕事をして住まいに必要な資金を用意した。

これで良いと思って買ったはずの家に失敗を感じる原因をこの記事で体験者の声としてご紹介していきます。

返済計画

周辺環境

貯金計画

自分たちが買って良かったと思える物件選びは簡単ではありません。

知っていた事と知らなかったことがある。

中でも、知らなかったことの中には、調べても出てこない内容も多い。

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返済計画

37歳の家購入失敗談1.返済計画
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頭金の用意ができた。

住宅ローン審査にも無事通過!

事あるごとに購入する前には、喜びの声を聞かせてくれていた会社の元先輩。

自分と同じ年の子供がいたことで転職した後にも何気ない話をしていた。

そして、私が家を買った事で、そろそろ自分の年齢としても買っておきたいと決断。

その矢先に、悲劇は起こった。

金融機関の案内と実際のギャップ

金融機関の案内と実際のギャップ

金利が安い。

繰り上げ返済を検討する時にも手数料を気にしなくてよい。

こんな条件を見て、ローンの審査を受ける人も多い。

しかし、実際に借り入れをして、返済を開始した後には本当にその通りになっているのか?

特に注意してほしいのが今回のケース。

最初に銀行に相談した時は変動金利を希望した。

でもこの借入金額と年収なら、半分を固定で半分を変動にした方が繰り上げ返済をした時に得が多い。

こんな案内から年齢として考えても変動と固定のミックスの方がまとめて払いやすいと思った。

でも借入後の初めての繰り上げ返済希望の時に知ったのは、5000円+税の手数料がかかるという説明。

は?と夫婦で詳細を確認。

自分たちの借入は実際にどうなっているのか分からなくなってしまった。

契約の時には女性の方に何度も確認したはず。

それが、住んでからまさかこんなことになるなんて!

妻は借りる前からその女性の説明が曖昧だと怒っていたのもあって、夫婦間でも不信感しかない。

彼らの怒りは他にもたくさん契約までの流れにおいて違和感があったそうです。

でも金利や自分の勤める会社のメインバンクと言われて安心していた。

そんな情報の上で大丈夫だと思ったらこんな問題が浮上。

それは確かに怒りもこみ上げると思います。

まずはきちんと契約の前後にはギャップがない様に書面で明確化。

気になる部分はそれぞれマーカーなどをつけて送ってもらう事が大切です。

周辺環境

37歳の家購入失敗談2.周辺環境

結婚してから子供と住んでも安心のエリア。

不動産屋にもこう言われて購入したはずの土地。

なのに、住んでみたら何も安心はなかった。

何がそんなに不満だったのかを聞いてみた。

単世帯が探す条件の違い

単世帯が探す条件の違い

少しでも津波の心配がないエリアを希望している。

予算は、年収400万円くらいでも払える額が希望。

建物の予算は1500万円から2000万円を予定。

詳細な部分をきちんと説明して結果を待った。

その話を聞いて、準備のための時間も用意。

その結果として出てきた比較的大きな土地。

話を聞いていて、決して自分たちの希望するマイホームを用意するのも難しい話ではないと確信。

その土地で計画を立てること決めた。

しかし、実際に住んだら何が違ったのか?

購入したあとの子どもの通学路の安全性の低さに驚いた。

最短ルートをネットで調べてあったのに、そのルートは学校の指定ルートではないと却下。

実際に出てきた道は、夜間は暗いし人通りも少ないような場所。

そんなところを昼間だからと使って無駄な通学時間を要するのはどうなのか?

本当に大丈夫なのかとひやひやしている。

もうじき40歳を迎える夫婦にとって、子供に何かあるかどうかは若い時よりも過剰反応になってしまうと二人は言っていた。

30歳の頃からコツコツと貯めてきたお金。

それが学校近くに安く買えると思って購入したのに大誤算。

妻は引っ越しした後に心配で、子供の帰ってくる時間には家にいた方が良いかも!と過剰に心配する状態に!

ライフスタイルにも影響が出始めるかもしれないと非常に心配しているとのことです。

確かにこの気持ちはよくわかります。

この体験に基づくアドバイスは次の通り。

  • 子どもの通う学区や通学路はある程度にしないことが大切。
  • 心配なら、一度将来のために親が自分の足で歩いてみる事も大切。

子育て世代が家を買う事が多い時代だからこそ、将来の予定をきちんと把握しておく事も大切です。

貯金計画

37歳の家購入失敗談3.貯金計画

30歳以降から徐々に将来のための貯蓄を準備する人は増えている。

専門家なども子育ての時期に、多額のローンを組む際には、家計の支出や生命保険等の見直しで得があるという内容を書いている。

最近は、子供のいない家庭を前提としてペットを飼うという人生を考えるご家庭も増えてきた。

それぞれの家庭の事情において、家を買うことが老後にメリットを生み出すように設計する必要がある。

それができれば苦労がない!という声が多いのも現実。

賃貸の時よりも大変になった買い物

賃貸の時よりも大変になった買い物

土地を価格で選んだ。

この内容がどう影響したのか?

それは、本当に近いスーパーや薬局を選ぶことが出来るのかどうか?

不動産屋は、特に生活におけるメリットを紹介する時、ただ単に店と距離だけを伝えるケースが多い。

こうすると、以下のような情報はほとんど知らない事が多い。

  • 実際にその店は価格として安いのか?
  • 閉店時間
  • 駐車場の混雑
  • ベビーカーなどの利用におけるメリット
  • おむつなどのベビー用品の品ぞろえ

こうした内容は全く初心者に近い状態になっているケースもある。

ひどい場合は、もう潰れる予定となっている店舗も近い店のリストに含まれている事もある。

上記の内容の1つである潰れる店を入れていたのが今回のケース。

せっかく安く済むと思っていた食費や日用品の買い物ができなくなった。

同じ店の別の店舗を探すと、長距離の運転を要する。

こんなことを頻繁に必要としない暮らしを求めていたのに、結局家計は高くなっていく一方。

家を買うのは簡単。

でもその後の暮らしに満足するのはとても難しい。

これが彼の最後に口にした言葉でした。

今回の内容は以上です。

あなたの土地と建物を探す計画の中で注意するべき点としてお役立てください。

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