- セキスイハイムで新築注文住宅を検討している
- 間取りを考える上で、吹き抜けのあるリビングや玄関を考えている
- 夏が暑い、冬に寒い家は作りたくない
こんな人にお伝えしたい!
セキスイハイムの吹抜けは寒いからやめておくべきです!
そう言える根拠をご紹介していきます。
他のハウスメーカーでの最高グレードモデルの家でも寒いという口コミが多い。
イズロイエは積水ハウスでも寒い?家を建てた人の感想と営業の差
セキスイハイムについては、以下のような記事も書いてきました。
セキスイ ハイム坪単価や評判口コミ|解約した人から住んだ人まで幅広い情報を公開中
セキスイハイムと一条工務店と金額で迷う人に伝えたい比較ポイント体験記
今回の記事では、セキスイハイム吹抜けが寒いという口コミを含めて、以下の目次でご紹介しています。
セキスイハイムの生産とユニット工法の短所
セキスイハイム吹抜け間取り失敗後悔口コミ
まずは、自分たちの家は、どうすれば住みやすい、使いやすい家になるのかを考える上で参考にしてください。
セキスイハイムの生産とユニット工法の長所と短所
セキスイハイムだけでなく、大手ハウスメーカーでも徐々に工場生産という大工の工程を減らす動きが高まっている。
セキスイハイムの工場生産の仕組み
セキスイハイムの提供している軽量鉄骨住宅の壁や天井、床と言ったパーツも躯体となる鉄骨の採寸も基本的に家づくりの工程の大半を工場で生産しています。
工法の特徴
ボックスラーメン工法というのは、基本的に高層ビル等で使われている方式になります。
長所
- 精度が高い
- 計算ミス、設計ミスを減らすことができる
- 人による作業工程を減らすことで工期を短縮可能
- 天候に左右される心配が少なくなる
- 雨風の影響を受けにくい環境で仕上げることが可能
- 設備等の管理、保管が建物内ですから一定の環境を維持しやすい
- 二重、三重で複数の人間による目視の確認も可能
このように長所も複数あります。
短所
- 現場での急な変更に対応不可能
- ユニットとして運ばれてくるため、運搬ルートの確保は絶対に必要になります
- 多少の設計ミスが命取りになります
- 使用するサイズによっては、段差やズレが発生する可能性もあります
セキスイハイム吹抜け間取り失敗後悔口コミ
実際にネット上にも出てくる情報を見ていきましょう。
ユニット接合部についての口コミ
築11年48坪の住宅購入者の地震後の被害
私の自宅は築11年の48坪のセキスイハイムです。 昨年度の地震で建物内に21箇所の亀裂が入りました。 (震度は6強でした) 玄関の吹き抜けの部分が酷く 洗面所の壁面は壁が浮き上がるほどの状態です。 (壁全体を交換となりました。) 現在補修が完了し、特に問題はありませんが、セキスイハイムに お住まいの方で、地震による亀裂などが酷かった方いらっしゃいますか? 近所の方に聞いて最近知ったのですが、私の家より2倍も築年数が経った 木造の家の方は、目立つ被害は無かったそうです。 ちょっと不思議に感じました・・。 ユニット工法の弱点なのでしょうか・・。
C値Q値が低い家?
あったかハイムというTVCMに心躍らせている方も多いのではないでしょうか?
快適エアリー等の機能もあって、内部の空気もキレイにしてくれていつも快適。
その状況は本当なのか?
この答えとして、高気密、高断熱の科学的データであるC値、Q値をチェック。
ハウスメーカー | C値 Q値 |
スウェーデンハウス | 1.14 0.73 |
一条工務店 | 0.76 0.59 |
セキスイハイム | 2.0 0.99 |
ジブンハウス | 0.155 0.4 |
こうしてみると、かなり数値が高いのがわかります。
やはり高気密、高断熱というなら、やはり数値で証明されている状況がないと安心はできない。
吹き抜けが寒い原因
玄関やリビング階段を採用する間取りに多いですが、吹抜けを作るということは、接合部の影響がかなり大きくなります。
- 鉄は冷えます。
- 冷えた空気は下に降りてくる
この空気の循環の特徴からも吹き抜けを安易に採用すると冬は寒い家になりやすいのです。
これは、ハイムだけでなく、どんな会社でも同じことです。
光熱費が高くなった
吹き抜けを採用するということは、エアコンの出力に求められる面積もその分多くなります。
床面積だけでエアコンを設定しても天井高が2.1m又は2.4m以上に設計された基準で案内をしていません。
つまりは、光熱費がかかりやすい家になっていることに気付かされることも多いのです。
パイプハンガーなど収納設備への過度な期待
ハイムの採用しているパイプハンガーの耐重量は、重たい衣類は6枚程度しかありません。
つまり、大量の重たいアウターをかけるのは不可能。
モデルハウスにあるような軽いシャツやブラウス、スカート、スラックスなどをほどよく掛ける程度の耐久性しかありません。
大量のアウターをハンガーラックに一気にかけようとしたりすれば、その耐重量はそこまで耐えられない。
リビング階段のある間取りと失敗リスク
以下の点をチェックしておくことは大切です。
- 音の伝わり
- 冷暖房の効きが悪い
- ほこりが落ちてくる
順にご紹介していきます。
音の伝わりによる家庭内の喧嘩
1階リビングで大人がテレビを見る
2階で子どもたちは自分の部屋で勉強。
この環境を作っていても音は自然に1階から2階に伝わりやすい。
結果的に、テレビの音量を問わず伝わりやすい構造の問題から「うるさい!」という声が聞こえやすくなる家になる。
結果、コミュニケーションを求めるなら、通信設備や電話の子機を活用したほうが良い作りになってしまうのです。
ドアの干渉と移動動線のデメリット
リビングに出入りする扉の配置はどこにどのように作りますか?
- スライドドア
- 片開きドア
- 両開き
- 折れ戸
このようにいろいろな形がありますが、特に折れ戸を採用しようとするとドアとインテリア家具等が干渉しやすくなるのが懸念要素。
リビングにクローゼットを用意したいとなったら、ソファの配置で扉があけられない等の問題も多く聞こえてきます。
どこの部屋でも基本として折れ戸を採用する周辺には、ベッドやカーテン等開閉に困るものを配置しない計画を立てることも大切です。
廊下が圧迫されることで引越しの手間が増える
リビング階段を採用し、吹抜けを作ると、その分階段は確保できても廊下が減ります。
つまりは、階段周辺には家具が配置できなくなります。
ということは、2階に運び入れる下記の家具はどうする?
- 主寝室や子ども部屋のベッド
- 和服を入れるための箪笥
- 子どもの使用する楽器類
このような大型家具や家電の搬入がかなり困難になる可能性も考慮しておく必要があります。
リビング奥の洗面所脱衣所は合理的
玄関から帰ってきた子供の洗い物をどうする?
この時、リビングを通らないと汚れたままの服でそのまま通過しなければいけない。
こんなことを紹介している人がいますが、それは間違い。
土間を用意してハンガー、バケツ、着替えなどを用意しておけば終わりです。
それよりも子どもたちが小さい間は、リビングからダイニング、キッチン、脱衣所、お風呂、トイレなどの動線で扉の開閉を可能な限り減らす努力をしてあげたほうが移動しやすい。
万が一、子供が高熱で倒れた時も基本的にはすぐに対処しやすい状況を考えるなら、水回りは可能な限り近い方が使いやすいです。
この点も子どもの動線というよりも親が面倒を見る時を想定して用意をすることが重要です。
以上のような内容を考慮しながら、1階部分の吹抜けは本当に必要なのかをじっくり今一度検討しておくことをおすすめします。