リビング収納。
小さい子どもがいるご家庭が新築一戸建てや注文住宅を購入する時はいろいろな事をリビングで済ませたい。
常に子供に目が届く環境が理想。
中でも絵本や子どもの使うおもちゃ等はできるだけ簡単に取り出せるし片付けも可能な配置が理想。
我が家も実際に子どもたちのおもちゃばかりと絵本の収納を中心に徐々に棚が増えていった。
みんなで過ごす部屋なんて言葉から、どこか子供たち中心のレイアウトになっていくのも心配。
こんな悩みに我が家の実例画像付きでご紹介していきます。
家具の購入だけが全てではない。
diyを含めてどうしたら節約ができる?
実際の部屋の様子を含めてご紹介していきます。
これまでにも新築リビングについては、以下のような内容をご紹介してきました。
新築リビング収納や広さ,インテリアや照明,コンセント選び方注意点まとめ
新築リビング収納クローゼットやカウンター画像付きで選び方を解説
とにかく毎日使う。
子どもたちは自分ですべてを片付けできるまでにはまだまだ時間も必要。
そんな時期にも少しでも生活感の出ないシンプルな空間を目指す。
キッチン、ダイニング、リビング。
この3つがいかに整理されているのかが勝負。
こんな気持ちになった時、カラーを含めて少しでも人気のキーワードは不要。
シンプルな暮らしを目指す考え方をご紹介していきます。
私のサイトは、不動産住宅物件探しから、購入した後の暮らしでも失敗後悔をしないための注意点をご紹介しています。
今回のページでは、おもちゃ用のスペースとしても活用してもらえる考え方として、リビングの子供用本棚の工夫について、以下の項目でご紹介しています。
リビング子供用本棚実例画像
リビング子供用本棚配置注意
リビング子供用本棚節約方法
我が家はすべての部屋を白を中心として3色程度でまとめることをポイントにしています。
この考え方から、どうすれば、わが子も満足してくれて、親も安心して暮らせるスペースができるのか?
考え方としてご覧ください。
リビング子供用本棚実例画像
今はもうおもちゃ入れとなってしまったスペース。
家族で過ごす時間にも別に気にならない。
今では幼稚園に通うようになった下の子もしっかり使ったものを元に戻すという習慣が徐々に身についてきている。
出しっぱなしが気になる!
こうなってくれたら親としても子育てが1つ楽になって次が見えてくる。
それまでの工夫としてご覧ください。
子供たち専用の利用スペース
あくまでサイズはカウンター下にすべてを収めることを前提として考えました。
ラック。
このキーワードをカラーボックスなど高さと幅の合う商品をニトリなどで探すと意外と子ども向けの絵本が入るタイプはありますよ。
リビング子供用本棚配置注意
新築だし、注文住宅ならきちんとした扉付きのマガジンラックの方がいいのかな?
こんな計画をしているなら、私は逆に止めたい。
その理由を注意点としてご紹介していきます。
いずれは子供部屋に行く荷物
家の中で、子供たちがリビング学習をしてくれるのも何歳までだろう?
勉強は自分の部屋でやりたい。
下の子が気になるから、部屋にこもって集中したい。
こんな意見をこどもが自発的に話すようになるのは、10歳前後だろうか?
それまでの時間に必要な絵本などを収納するスペースは何段必要?
ここから考えたら正直、フリーラックの3段程度を必要に応じて増やす。
これで十分間に合うと私は感じてしまう。
子どもの目線で簡単に見える事が重要
子供用の収納スペースが完成した後でも自分たちで取り出せることが子供の安心材料。
雑貨や小物などを飾るスペースは不要。
キズを付けると怒られると心配するようなラックも置かない。
こう考えるのも重要。
収納特集などの表紙や中身として連載されている対象は確かに素敵だ。
でもあくまで素敵でおしゃれなインテリアはたくさんあっても現在子育てをしているパパママにとってはとても手入れや掃除が大変なパーツになる。
見せるインテリアと子供も簡単に利用可能は違う。
何冊かの本を取り出し、照明の明るいところで本を読む。
たったこれだけの流れを実現するためなら、あえて照明の影をつくるような高さのラックは必要ないと私は伝えたい。
おもちゃも同様。
使わない、動かない、壊れた。
こうした物を処分する切り替えを早くするにはどうすればいい?
そのためには、おもちゃが入る量を最初から決める。
たったこれだけのほうが簡単な気がします。
リビング子供用本棚節約方法
細かいラックをたくさん購入する事と大きなラックを1つで済ませる。
この2つはどちらが本当の節約になるのだろうか?
将来どのくらいの期間に使うのかも予測が難しい子供用のアイテム。
しかし、将来は親が簡単に仕事に使う物を入れるためでもいいか!
こんな使用目的の変更を考慮して考えるご家庭も多いはず。
本棚として機能を果たした後
我が家が完全にフリーラックに固執したのは、理由がある。
同じ高さの収納を使用することで、物の高さと収納する感覚。
この目視の感覚に慣れてほしいという目的があった。
なぜこんなことを考えたのか?
上の子は小学生になる。
当然、ランドセルを含めてロッカーを使う生活が始まる。
こうした時、奥行きもきちんと目視した上で何をどう入れたら収まるのか?
この感覚が養われていると片付けも早くなる。
たくさん入る感覚
本棚にもいろいろな書籍が入る。
- 厚みのある辞典もある。
- 細長い高さのある絵本。
- A4,B4など奥行きの異なる本。
こうしたサイズの違いがあって厚みもあるなら、どう入れるのかを工夫しなければいけない。
ただ大きいゆとりのある空間に慣れさせることが将来に役立つとは私は考えなかった。
たくさん小分けにするスペースを作ることで、自分が一体どんな仕分けをすればいいのか?
何をどこに入れるとわかりやすいのか?
こうした片付ける上での仕訳をする意識を自然に生み出すこと。
そうすれば、きっと、パソコンのディスプレイでも見える画面全体をブロック分けするという空間認知に役に立つのではないか?
このように考えたのです。
どこの部屋でも共通
ただ単に子供の仕分け用をリビング専用として用意をするだけではもったいない。
より手軽で簡単に購入できるコンパクトなサイズをどこの部屋でも共通のサイズを用意。
- 勉強用のラックも同じ。
- 小物や雑貨も同じ
こうすれば、本だけではない、いろいろなものをきちんと片付ける習慣が身に付くと考えた。
上の子の様子を見れば、きっと下の子もどんどんその光景から何をどうするのかを認識してくれるようになる。
上の子は何を使ってどこにしまっていた?
目で追っていたことにより、次に使う時にも同じ動作を思い出す。
このように同じラックを別の部屋にも用意してあげたことで、スムーズな片付けの連鎖も生まれてきたのです。
ぜひあなたの家にも各スペースに同じサイズを置いて観察してみてください。
きっと、子供たちは慣れてきて、自分できちんと勉強も片付けもできるようになってくれると思います。
5年以上住んだ感想
当時のアイデアであって、子どもがちょっと大きくなったら使えなくなった!
こんな声も結構多い!
実際に以下のような悩みが多い。
- 壁に机コーナーを用意したのにほとんど使わない
- 100均アイテムを取り入れたけど結局長持ちしなかった
- ぴったりな大きさを探すというのはかんり厳しい
自分たちの家を作っている時に家具を置く時のイメージと実際に使って便利と思える感覚は違います。
では実際に我が家が採用した方法はどうだったのか?
0歳から5歳への成長過程
下の子の誕生と同時に新築購入をした。
片付けというないようはあくまで上の子だけの状態でスタートしたのが我が家。
しかし、2歳3歳の頃から自分たちでケースを使い、箱の高さ、幅、奥行きなどから少しでも入るように工夫をしていました。
実際に何年も使い続けている2020年の写真がこちら↓
最初の画像と中身が少しずつ変わってきているのがお分かりになると思います。
LDKの一角として、カウンターの下を活用した方法。
- 3段と2段のフリーラック
- 小型のケース
大きさもぴったりになるよりも少し余裕があるほうが出し入れをしやすい。
下手に引き出しを作ると手を挟む等のリスクがあり、けがをするケースもあります。
ですから、自然にお部屋の一角に箱がある。
こんな感覚でテーブルの下に潜り込んで移動させる。
これが我が家の上手な片付け術。
キャスターは不要
最初は、上手に片付けができないかもしれないから、移動をしやすいキャスター付きが便利?
夫婦でこんなことを考えたことがありました。
しかし、以下のような点も意識もって行動してほしいと私は考えたのです。
- 自分の持てる重さを考えた収納
- 詰め込むのではなく、出し入れできる許容量
- 飾りとしてではなく、荷物を置き、自分の手で取捨選択ができる環境
やはり子供も成長すればモノが増える。
そして、自然と大好きな対象も変わる。
使わなくなったモノは邪魔な対象。
こんな時、畳1畳分にスッキリと収納させるためにはどうすればいい?
こう考えさせたかったのです。
キャスター付きは移動には簡単。
でも結局、他の部屋にある押入れやクローゼットにカゴを運ぶようになりがち。
結果、自分たちが遊ぶグッズがどんどん広がってしまう可能性があります。
だったら、最初から遊ぶ時間が少ないことも考慮して、床に近い場所に一定の型に収まる範囲内の荷物量を考えさせる。
こうすれば、あちこちにモノが散乱しにくと考えたのです。
結果として、今の生活環境でも自分たちで遊んで元の所定の位置に戻すという習慣はできていると思います。
色や季節感
ダイソー、セリア等の100均でちょっとしたその時期のイベントものを意識したレイアウトを用意してあげようかな?
ハロウィン、クリスマス、お正月、夏休み等子どもの行事ごとに何かをしてあげたいと考えるかもしれません。
しかし、そういう事を楽しめる場所は、玄関がおすすめ。
壁紙も収納家具も特に何もする必要はありません。
変に最新の柄やデザインのシールを採用すると、かえって汚れが目立つようになってしまう。
イメージを変えるよりも使い慣れることに徹底する。
このほうが子どもたちにとっても基本的には簡単になるのではないでしょうか?
常にオープンな場所
かごなのかボードなのか?
ぬいぐるみや人形が取り出しにくい。
たったこれだけで小さな子どもにとってはストレス。
インテリアのコーディネートを意識するなら、特に保管する場所は子どもにとって見やすい、大人にとって見つけにくい。
この組み合わせのほうが印象を壊す可能性は低い。
どこか子供たちの中では秘密の空間。
大の大人たちがどんどん手を伸ばすような場所にモノを置かない。
このほうが子どもたちなりに綺麗にしようと思って工夫するようになっていく。
お子さんの成長に合わせるよりも早くから統一して上段と下段をどうすれば分類できるのか?
このように考えさせるほうがきっと成長を感じられると思います。
この方法を使って、最初は散らかって怒られていた空間が徐々にキッズスペースとなりました。
ある意味大人にとってはデッドスペース。
しかし、子どもにとっては、遊べる空間。
快適かどうかは別です。
でも今回の趣旨は片付けという意識。
だとしたら、大人の個人的な憧れよりも現実的にモノを片付けられる空間を考えるほうが最優先。
大型のアイテムは別
我が家にもプラレールや大きめのぬいぐるみ等があります。
しかし、これらは和室の押し入れの一角に入れてあります。
せめてパズルや簡単なトミカなどサイズが細かいものを中心に入れる場所と大型の場所は分ける。
これはどうすることもできないので、ある意味大人が意地悪しないで子どもたちが取れる高さに場所を確保することが大切です。
今回の記事でご紹介したかった内容は以上となります。
最後まで読んでくれてありがとうございました。